新卒の平均年収を詳しく解説します。日本最大級の年収ポータルサイト「平均年収.jp」

新卒の平均年収

平均の月収が19万からが多いです。
地方によっては新卒はだいたい13～15万円ぐらいが相場です。
では具体的に新卒で初任給が高い企業や年収ランキング常連企業について年収を分解してみましょう。

新卒初任給が高い企業ってどんな企業？

日本の雇用制度でもある年功序列は崩壊しつつあるとも言われていますが、新卒の一括採用と初任給を見る限りは新卒の初任給はどこの企業も低めに抑えられいるようです。
そこで新卒初任給が高い企業はどんな企業かを上場企業の有価証券報告書や会社四季報など新卒の就職支援サービスサイトを基に調べてみました。

新卒の初任給が最も高い企業は日本商業開発で初任給は50万円と破格で、数名が日本商業開発に入社しているようです。
日本商業開発は大阪市中央区に本社がありテナントの商業施設の開発や、底地取得や売却益ビジネスを展開している企業です。

募集職種は営業職で応募条件は大学卒や大学院。
月に30時間分の超過勤務手当として10万2000円ですがもし30時間を越えた時間外労働については追加で手当が支給されます。
「地主プライベートリート投資法人」の運用を行っており、日本商業開発では5年間で1000億円以上の運用を目指しています。

ソーシャルゲームの開発や運営や受託開発などを行っている会社の新卒の初任給も32万円と高めで、近年ではゲーム業界は有能なエンジニアの争奪戦が激しくなっているようです。
もしエンジニア希望で新卒の初任給が高い企業を探しているのであれば、KLabやGREEやDeNAのようなゲーム開発会社はどこも新卒の初任給が高いので狙い目かもしれません。
ただ初任給が高いからといってその企業の平均年収や収益性や、将来性も考慮して就職しないと後で後悔することにもなりかねません。

新卒で年収ランキング上場企業に就職するには？

新卒で年収ランキング上場企業や初任給が高い企業へ就職するのであれば、「上場企業案件数が豊富」「面接面談対策がしっかりしている」「支援が手厚い」の3点を満たしている就職サイトに登録することが必須です。
とくに、面接トレーニングや就業支援サービス、ブラック企業を除外し、ちゃんと就活をサポートしてくれるエージェントがおすすめです。
そこで、上記をサポートしてくれる就職サイトの特徴をまとめてみたのでぜひご活用ください。

就活生が登録すべきおすすめ就活サイト

学歴別の新卒の平均年収

日本の独自の雇用制度であった終身雇用や年功序列は崩壊しつつありますが、それでも日本の賃金は学歴の影響が大きく、大卒と中卒とでは、生涯年収に1億円以上の格差があると言われています。
会社に就職し転職する際には学歴よりも本人の経験や能力が問われますが、新卒の場合は学歴によって平均年収もだいたい決まってきます。
そこで今回は学歴別の新卒の平均年収がどのくらいなのか調べてみました。（賃金構造基本統計調査結果）

上記の新卒の平均年収は男女の合計の平均年収ですが、平成28年度の学歴別の新卒の平均年収は前年の平成27年の全ての学歴の新卒の平均年収を上回っています。

男女別の新卒の平均年収

安倍政権は女性の活躍を成長戦略の柱に据えていてすべての女性が輝く社会を目指していて、2017年2月22日に厚生労働省が発表した2016年度の調査によると正社員で働く女性の平均賃金は月給24万4600円と3年連続で最高を記録しています。

それでも正社員の男性の平均賃金と比較すると、女性の平均賃金は男性の73％しかありません。
そこで今回は平成28年賃金構造基本統計調査結果を基に、男性と女性だと新卒の平均年収にどのくらいの年収格差があるの調べてみました。

業種別の新卒平均年収

初任給の高さで比較すると、
石油・石炭製品が1位。
出版印刷業が2位。
下位は金融・保険、インフラ業となっていました。

インフラ系の職業は新卒時は低いですが年功序列のため30代後半、40代あたりになれな一気に収入は上がるという傾向があります。
大まかな業種で新卒年収をまとめてみました。

高卒と新卒（大卒）だと初年度でどのくらいの年収格差がでてくるの？

平成28年賃金構造基本統計調査結果を基に算出した初年度の平均年収は男女の合計だと、
高校卒の初年度の平均年収は258.08万円で大学卒の初年度の平均年収が325.44万円でした。
高校卒の大学卒の初年度の年収格差は、325.44万円－258.08万円＝67.36万円という結果になります。

高卒と新卒（大卒）の生涯賃金の差は1億以上

サラリーマンの生涯賃金はよく2億円とか3億円とも言われていますが高校卒の場合と、大学卒の場合の生涯賃金の年収格差はどのくらいなのでしょうか？
生涯賃金も上場企業のような大手企業に就職するのと、中小企業に就職するとでは大きな差が出ます。
さらに民間企業に就職するのと公務員になる場合でも生涯賃金は違ってきます。
仮に同じ企業に就職した高校卒と大学卒が、初年度の年収で定年退職まで働いたと仮定すれば
生涯賃金は高校卒1億0839万円
大学卒は1億2366万円となります。

比較すると1527万円の差しかありません。
しかし実際には生涯賃金の年収格差は1億円以上あるとも言われています。
日本の企業では、上場企業のような大手企業の場合だと昇給や昇進・退職金の差に大きな差があるから実態としてはわからない部分があります。

新卒で年収1000万円を狙えそうな業種

ソーシャルゲームの開発を行っているGREE（グリー）の新卒採用の募集で、総合職で大学卒と大学院卒の年収が1500万円と記載されていて話題になりました。
GREEの募集要項には実績と能力に応じてと但し書きがありましたが、ライバル企業のDeNA（ディー・エヌ・エー）も新卒で年収1000万円と発表するなど、エンジニアの新卒の平均年収は上昇傾向にあるようです。

他にも新卒で年収1000万円を狙えそうな業種としては、高額なインセンティブがある営業職があります。
例えば社員の平均年収が926万円の大東建託なども営業職は高額なインセンティブがある企業で、契約さえ取れれば新卒でも年収1000万円を狙えそうです。

大東建託の場合は企画営業給与と呼ばれる固定給があるようですが、外資系の教材販売会社などは完全コミッション制のところも多く、新卒でも契約さえ取れれば十分に年収1000万円を狙えそうです。
ただ当然なことですがもし契約が取れなければ会社にいられなくなるので、もし新卒で年収1000万円を狙うのであればリスクもあることを忘れないようにした方が良いようです。

新卒で高年収を狙うのであれば
・エンジニア
・インセンティブがある営業 がもっともいいでしょう。

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【余談】外資系企業は初年度から高収入のねらい目？

外資系企業は新卒や中途など関係なく完全能力主義で採用しているところが多いようです。
そのため新卒から成果を挙げていれば、収入も一気に増えるという事もあります。
特に営業やコンサルティング系の職種であれば成績がよければ相当のインセンティブがつくため初年度だけで年収が500万～700万という新卒もいるようです。
外資系の企業を狙って見るのも一つの手かもしれません。

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