年収300万円での結婚はあり?なし?ライフプランをシミュレーション

年収300万円で結婚について徹底解説します

年収300万円で結婚の画像

年収が300万円の人との結婚に不安を感じる?

カップルが最終的に結婚を意識するとき、収入が原因で破局するということは有り得ます。
相手が好きだとしても、それと結婚は別だと考えてしまいますが結婚相手がなんとも思っていない相手だったら生活していけるでしょうか?

収入的に不安があるという現実はありますが、気持ちがあれば何事も乗り越えていけます。では年収300万円の結婚についてローンや生活スタイル色々とみていきましょう。

年収300万円は住宅ローン組める

住宅ローンを例に出しますが、以前は最低年収400万円までの人が住宅ローンを組むことができました。
では2018年現在ではどうなっているのか?年収300万円の人まで住宅ローンを組むことができます。時代背景に合わせて、住宅ローンも一段階下がっているのです。
それほど年収300万円以下の人は多くなっています。年収300万円以下の人は今後も増えると考えられるので、戦中ではありませんが贅沢は難しいでしょう。
借入ができる住宅ローンの額は1353~2200万円程度となっています。
年収300万円の住宅ローンの平均借入額

相手に全依存すると失敗する可能性が高い

年収300万円代の人との結婚は難しいと考える人は、なぜ難しいと考えてしまうのでしょうか?確かに年収が増えれば、それだけ生活も豊かになると考えます。
しかしそれは大きな間違いです。年収は増えれば増えるほど税金が大きくなります。

累進課税という税制ですが、所得の多い人から税金を取って公平に分配という建前の元で高収入になればなるほど税金として持って行かれてしまうのです。
収入面のことを相手に押し付けることは、相手のストレスになります。
筆者は離婚歴がありますが、ストレスの原因の1つが収入について言われることでした。
収入は急には増えません。相手に頼るのは大きな間違いです。

年収300万円だと共働き夫婦が多い

年収300万円の人が増えているということは、女性も男性も収入面で結婚を躊躇してしまう人たちも増えているということです。
だからこそこの記事を読まれて、結婚していけると考えてほしいと願っています。
年収によって割合が異なりますが、共働きをしている人たちが多いのは事実です。
共働きをすることによって年収300万円にプラスしていけます。
個人の年収ということではなく、世帯年収を増やしていくことを考えましょう。

出産・幼児期には育児休暇を取ることから収入は下がってしまうかもしれませんが、計画的にライフプランを考えて行くと上手くやりくりしていけます。
また結婚適齢期の20代後半~30代前半の男性の平均年収は、300万円~400万円のレンジといわれています。そのため40代になったとき50代になったとき将来年収が上がるので年収300万でもやっていけるのが普通です。 https://heikinnenshu.jp/bunpu/30nenshubunpu.html

年収300万円代の割合がが一番多い

全体の4割を占めているということは、多数派を占めてきているということです。
今後も増えてくることが予想されますので、不安を感じていたとしてももらえる収入は決まっていますので決まっている収入の範囲内で生活しなければなりません。

これから考えていかなければならないことは、会社に頼るのはやめようということです。
会社は従業員を働かせることによって利益を出します。従業員は会社に所属することによって、社会的に守られています。

ここで考えて欲しいのは、自分を守る・家族を守ることを会社に頼ることはそれだけ依存度が高いということです。
例えば会社が払う給料が安い、だから生活も苦しい。給料が上がれば生活していける、この考えでは一生会社に頼った人生をたどることになります。

生活を切り詰めてでも、資産を作りましょう。会社に頼ることは、宗教にすがっていることと同じです。

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年収300万円の結婚生活

年収300万円で生活していくということを考えていきます。
限られた年収、収入の中からやりくりして生活していくと考えると、息が詰まりそうになりますが生活していくことは楽なことではありません。
結婚生活に女性は夢を見ます。
不自由のない、幸せな生活ができると考えている女性は多いのです。夢を壊す真似はしたくありませんが、結婚していくということは実際に二人で生活して家庭を持つとになります。

楽しいことも苦しいこともありますが、それを乗り越えて夫婦の絆は深まると筆者は信じていますが信じることと現実は違うのです。
だからこそ、現実に結婚した場合どのような生活になるかシュミレーションする必要があります。

手取り

初めに手取りから見ていきます。
手取りは、年収300万円だと250万円~くらいです。
この金額は税金や社会保険料などが引かれたものですから、当然総支給より低くなります。月に換算するとボーナスなしで20万円前後です。ボーナス有りだった場合は、当然月の手取りは低くなります。

ここで考えて欲しいのは、共働きをしていなかった場合はこの給料で生活することになりますので当然生活は苦しいでしょう。
共働きなら、生活もゆとりが生まれます。共働きをおすすめしている理由はここにあるということを考えてください。
年収別手取り

家賃

年収が300万円で、上記のように手取りも限られている中家賃は当然抑えなければならない項目です。
衣食住は人が生活していく上で最低限必要ですが、バランスがとても重要となってきます。
例えば家賃を抑えて、服や食費にお金を使っていてはアンバランスな生活と言えます。

仕事では尖った才能は光りますが、生活で尖った項目は有害以外何者でもありません。
家賃を考える上で、手取りの1/3以下に抑えると収入とのバランスが取れます。

生活費

得られる収入と住む場所があり、後は生活していく上での生活費を考えていく必要があるでしょう。
ここで必須となるのが、家計簿です。お金をどのように使ったのか把握することで、無用な支出を抑えることができます。

収入が限られているのに支出を考えなければ、いつまで経っても苦しい生活をしていかなければなりません。
子どもが生まれれば養育費・教育費がかかります。
何か病気になったなら入院費がかかってくる、どのタイミングで支出があるかわかりませんので普段からこまめに節約しましょう。

節約することで結婚はできる

そもそもですが、収入を目安に結婚相手を選んでその後結婚生活を送っていくと考えると、何か虚しさがあります。
自由恋愛であり、誰とでも結婚はできるのです。好きな相手と結婚するのが一番自然であって、年収を理由に結婚しないというのは結婚の目的をわかっていません。

人はなぜ結婚するのか?それは相手と一生を共にしたいと考えるからです。
育ってきた環境も違いますから、一緒に住むとなるとストレスが溜まります。
でも相手が好きだからこそ一緒にいられるのであって、対して好きでもない相手ならすぐに離婚することになるでしょう。

理想と現実が結婚にはコインのように表裏一体となっていますが、年収で選ぶと不幸な結果になる可能性が高いということを覚えておきましょう。

削れる部分は削る

限られた年収で生活していくとなると、繰り返しになりますが削れる部分は削っていかなければ生活を維持していくことは困難です。
例えば、固定でかかってくる支出は住宅費・水道光熱費・食費などですが、食費は節約していけます。

贅沢を控えれば削れるのでシュミレーションしていきましょう。
夫婦共働きで世帯収入が500万円と考えると、手取りは大体400万円前後になります。月の収入は30万円と考えると、以下のような生活をシュミレーションできます。

 住宅費10万円
 水道光熱費2万円
 食費6万円

ここまでで18万円の支出となっているので、残りは12万円です。
ここからどのようにやりくりしていくかで、十分に生活していけることが分かります。

相手をお金で選ぶことの虚しさ

結婚は他人との生活になりますので、当然相手の嫌な部分を見ることになります。
好きな相手ならば、妥協もできますがお金で選んでいた場合妥協できないでしょう。むしろ嫌な部分だけが目についてきます。

結婚するということは、相手とその後も一緒に過ごしていくことですからそこも考えなければなりません。お金で人生は買えないのです。

好きになった相手との結婚

好きになった相手と一緒にいたいと思えば、当然維持する方法を考えていきます。
年収が300万円であったとしても、一緒にいたいと思えば結婚することは間違っていません。確かにお金はとても大切な要因です。

しかし人生のパートナーを収入だけで決めては、その後の生活は満ち足りたものではないでしょう。人生を共にしたい相手だからこそ結婚する、これは人だけが持っているものです。他の動物は強弱で相手を選びます。

人には恋愛という感情があり、相手が好きなら一緒にいることができるのです。
好きだからこそ一緒にいたいと思えるので、結婚相手選びとは考えずに恋愛の結果から結婚という自然な流れに身を任せましょう。

年収300万円の人との結婚まとめ

結婚を年収で考えても失敗する可能性が高いと分かってもらえたでしょうか?年収が低いなら、低いなりに生活はできます。会社に頼らずに資産を増やせば、収入は増やすことが可能です。
相手とどれだけ一緒にいたいかが、結婚というものでしょう。お金は増やすことができますが、相手を買うことはできません。選択肢を間違えないで欲しいです。

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執筆・監修者 平均年収.jp 編集チーム
平均年収.jp編集部

外資系出身者・職業紹介本原作者、FP資格保有者・専門ライター、キャリアコンサルタント・大手出版編集者などのメンバーが参画
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