野原ひろしの年収は現代サラリーマンと比べるとどのくらい高いのでしょうか

野原ひろしの年収まとめ

野原ひろしの年収 640万円
クレヨンしんちゃん刊行時代の平均年収 486万円
野原ひろしの職業 商社マン
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アイミ

アニメ「クレヨンしんちゃん」はすでに放送開始から30年の国民的アニメ。魅力的なキャラクターがいるのも人気の理由のうちの一つでしょう。
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ミナミ

主人公野原しんのすけの父親である野原ひろしもそのうちの一人です。なんと「たまひよ理想のパパランキング2021」では堂々の第一位を獲得しました。普段は「足が臭い」など家族にもないがしろにされがちな野原ひろしですが、実はいざという時に家族のために体を張れるイケてる父親なのです。
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マリン

今から子育てする世代からも大人気の野原ひろしは、大黒柱として高収入を得ているのでしょうか。それとも低収入ゆえに家族にないがしろにされているのでしょうか。今回は野原ひろしの収入を徹底解説しますのでぜひ参考にしてくださいね。

野原ひろしの年収はいくら?

野原ひろしの年収は一体いくらぐらいなのでしょうか。少し給与について触れられている部分から紐解いていきましょう。

アニメ94話「ひさんな給料日だゾ」では野原ひろしの妻であるみさえが給料を全額引き出したうえで落としてしまいます。そこで描かれていた通帳には30万円という数字が!
このことにより野原ひろしの1か月の給料は30万円であることが判明します。手取りが30万円だということは月収としては40万円ほど。さらに年2回ボーナスが月収の2か月分出るとすると、40×(12+2+2)=640万円が野原ひろしの年収と予想されます。

厚生労働省調べでは令和2年の平均年収は433万円ですので、640万円はかなりの高収入といえるのではないでしょうか?

野原ひろしとは?職業やローンやマイホームなど

野原ひろしとは、野原しんのすけの父親で、妻のみさえと娘のひまわり、犬のシロの4人と1匹の家族の大黒柱です。みさえは専業主婦で野原家の家計は野原ひろし一人の収入により成り立っています。
双葉商事営業二課の係長で会社でも頼りにされる存在です。双葉商事は東京都霞が関に自社ビルを構えているのでまあまあ大手の会社なのでしょう。

埼玉県春日部に新築庭付き一戸建てのマイホームを持っています。春日部駅から徒歩10分という好条件の家をもっており、推定3500万円以上のローンを組んでいることになります。
さらにセダンタイプのマイカーも所有しており、約10年で買い替えており、不自由なく暮らしているようです。

野原ひろしの年収は大企業でいうとどのくらいのクラスの年収なのか

野原ひろしが資本金10憶円以上の大企業に勤めていた場合、平均年収は700万円ほどなので、あまり稼いでいない平社員クラスになります。ところが中小企業の平均年収は395万円ですので、逆に640万円ももらえることは難しくなります。

このことより、野原ひろしはそこそこの大手企業で、係長としてそこそこの成績を収めているそこそこ優秀なサラリーマンだと言えるでしょう。

項目 野原ひろし 一般サラリーマン
年収 640万円 436万円
ローン 3500万円以上 2,600~4,500万円
春日部の一戸建ての価格 3500万円以上 4,280〜5,080万円

なぜ貧乏サラリーマンみたいな扱いをされているのか?

年収640万円ももらっていて野原ひろしはそこそこ優秀なサラリーマンのはずなのに「お金がない」だの「安月給」だの罵られるシーンがありますが、なぜなのでしょうか?

先述した「ひさんな給料日だゾ」は1994年放送ですが、1994年の平均年収は486万円と今より平均が高いもののやはり640万円は高収入の部類でしょう。
これでは納得できませんよね。しかも野原ひろしが「稼いでいるだろうが!」と反論するシーンもありません。野原ひろしは貧乏サラリーマンということは野原家の中では定着しているのです。

これは原作「クレヨンしんちゃん」連載当初の時代背景が影響しているようです。
原作連載開始は1990年とバブル期。真面目に働くサラリーマンより楽して稼いでいる人たちが多くいた時代です。
「そこそこ」が褒められない時代背景から野原ひろしは貧乏サラリーマンというキャラ設定にされたのではないでしょうか。

そういえば最近のアニメ「クレヨンしんちゃん」では「足が臭い」以外には野原ひろしをないがしろにしていない印象ですね。

野原ひろしの年収は勝ち組?負け組?

原作連載当初は貧乏サラリーマンの設定だった野原ひろし。時代は変わって今は令和。30代でもニートやフリーター、非正規雇用の人が多く存在しています。約半数の人が平均年収433万円未満という厳しい状況です。

現代、収入面では野原ひろしは勝ち組と言えるでしょう。
しかも働き方にも注目です。身を粉にして働く肉体労働はなく、営業ゆえの外回りはあるもののほとんどが室内での仕事です。
さらに幼稚園児や乳児と一緒に夕食を取ることができる時間に帰宅しています。定時に仕事を終えられているということでしょう。そのうえ週末は休みであることがほとんどです。

デスクワークの仕事でも残業が当たり前、ひどいところはサービス残業をせざるを得ないこともあります。
休日出勤ばかりの会社も少なくはありませんよね。働き方改革も進められていますが、実行できるのは余裕のある大手企業ぐらいです。
双葉商事という超ホワイト企業に勤めている野原ひろしは、生活面からも勝ち組といえるでしょう。

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マリン

640万円という年収、あなたはどう感じましたか?野原ひろしは、条件や性格など、知れば知るほど素敵なパパです。足が臭いぐらいは我慢しようと思ってしまいます。これからも理想の父親ランキングにランクインしていくでしょう。
執筆・監修者 平均年収.jp 編集チーム
平均年収.jp編集部

外資系出身者・職業紹介本原作者、FP資格保有者・専門ライター、キャリアコンサルタント・大手出版編集者などのメンバーが参画
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