北海道の平均年収【年齢別20代30代40代】や年収中央値や産業別年収推移

北海道の平均年収・年収中央値

北海道の平均年収や中央値はどのくらいなのかを徹底解説します

北海道の平均年収

厚生労働省や総務省のサイトを参考に北海道について色々調査しました。
参照：総務省の統計


北海道は、
平均年収：425万円
年収中央値：407万円
月収：26.5万円

全国の平均年収は「486万円」で、月収は「30.4万円」となる。
参照：日本の年収分布図【男性女性別】を年代別【30代～40代】、都道府県別役職別年収
全国平均から、年収で約60万円、月収で4万円少ないのが、北海道で働く人たちの稼ぎである。
なんだか地域格差を感じますね。
ではなぜ、北海道の人たちの年収は全国平均がら比べても低いのでしょうか。
収入につい て、東京と比べると北海道は約4分の3になってきます。
様々な観点から、考察してみたいと思います。
まず物価を見ていきましょう。

消費者物価は、社会生活統計指数によると、北海道は東京の約9割程度になっており、東京と比べて全てが安く、断然住みやすいことがあげられます。
次に住居を見てみると、北海道の土地代は東京のわずか10分の1しかありません。家賃も半分以下になります。
つまり、同じ広さの場所に住むとすると、東京では家賃10万円で、北海道では家賃5万円という事になり、残るお金の金額は一緒になります。
むしろ税金を考えると、手取りの金 額は北海道の方が多く豊かに暮らせることになるのです。
しかも、物価も安いほうが相対的に何でも安いので、より豊かな暮らしができます。
この手取りという面で考えてみますと、東京の年収600万円とちょうど4分の3にした北海道の年収450万円、どちらが豊かに暮らせると思いますか？
年収にして15O万円も差があるよね?当然東京でしょう!思う方が多いと思いますが、実は違います。
家賃もそうですし、全体多的な物価もそうですし、北海道に住むと全てが安く、衣食住を 除いた自由に使えるお金と考えると、実は北海道の方が多いくらいなんです。
駐車場も東京に比べて当然格安ですし、住まいにかかるお金は勿論安い、ただ生活するだけで、都会暮らしに比べて何倍もの余裕が出てくるんです。
そういう理由もあるため、北海道には年収が低めの犬人がほかの東京た比べて比較的多くなっていますが、それでも十分なんです。
北海道はご飯はとても美味しいですし、広い土地を活用した東京以上に遊べるところが多く、生活していくには十分すぎるほど充実しています。

しかも、東京までのアクセスも飛行機で時間半程度です。
北海道新幹線も開通を予定していますし、ますます便利になりますよね。
そうなると、物価は安いのに年収も高くて、東京を逆転してくる日がくるかもしれませんね。

参照：年収400万円の生活を詳しく解説！手取り、貯金額、住宅ローン等を紹介！

北海道の都道府県年収ランキング

北海道の平均は425万円と判明しましたが全国47都道府県ではランキングは何位なのでしょうか。

47都道府県中30位が北海道の年収ランキングでした。
前後には山口県や福島県があります。
ランキング1位の東京都との平均年収の差は、およそ190万円ほどでした。

北海道の市町村平均年収ランキング

北海道にある179市町村。それぞれ平均所得額を算出しており、そこからランキングにしてみました。
1位は札幌ではなく、猿払村でした。ホタテで有名な村です。
2位の安平町は橋本聖子議員の出身地、早来富岡の吉田牧場、早来源武のノーザンファームなど競走馬生産やメロンなど様々な特産品や有名なものがあります。
上位を見てみると酪農や農業に携わっている人が多く、札幌は31位となっていました。
それではランキングを見てください。

北海道の20代の平均年収

北海道の20代の平均年収をそれぞれ年齢と、男女・産業に分けて算出してみました。

20代の平均年収：295万円

【年齢】
20～24歳：256万円
25～29歳：324万円

【男女別】
男性平均：310万円
女性平均：278万円

【産業別】
鉱業，採石業，砂利採取業：357万円
建設業：305万円
製造：303万円
飲料・タバコ・飼料製造業：284万円

20代全体の平均年収は346万円なので、北海道の平均は全体より低いです。
参考：20代の平均年収を詳しく解説します。

北海道の30代の平均年収

北海道の30代の平均年収をそれぞれ年齢と、男女・産業に分けて算出してみました。

30代の平均年収：392万円

【年齢】
30～34歳：369万円
35～39歳：416万円

【男女別】
男性：423万円
女性：334万円

【産業別】
鉱業，採石業，砂利採取業：477万円
建設業：397万円
製造：385万円
飲料・タバコ・飼料製造業：340万円

30代全体の平均年収は491万円なので、北海道の平均は全体の平均より低いです。
参考：30代の平均年収を詳しく解説します。

北海道の40代の平均年収

北海道の40代の平均年収をそれぞれ年齢と、男女・産業に分けて算出してみました。

40代の平均年収：467万円

【年齢】
40～44歳：455万円
45～49歳：480万円

【男女別】
男性：534万円
女性：350万円

【産業別】
鉱業，採石業，砂利採取業：520万円
建設業：473万円
製造：423万円
飲料・タバコ・飼料製造業：335万円

40代全体の平均年収は583万円なので、北海道の平均は全体平均より低いです。
参考：40代の平均年収を詳しく解説します。

北海道の50代の平均年収

北海道の50代の平均年収をそれぞれ年齢と、男女・産業に分けて算出してみました。

50代の平均年収：486万円

【年齢】
50～54歳：575万円
55～59歳：327万円

【男女別】
男性：706万円
女性：452万円

【産業別】
鉱業，採石業，砂利採取業：450万円
建設業：503万円
製造：456万円
飲料・タバコ・飼料製造業：336万円

50代全体の平均年収は642万円なので、北海道の平均は全体の平均より100万円以上低いです。
参考：50代の平均年収を詳しく解説します。

北海道のアルバイト時給ってだいたいどのくらいなの？

北海道のアルバイトの平均は、847円を超えています。
最低時給は764円になっており、どこの地域でも大体同じ傾向ですが、最低時給に+100円したくらいが平均になっているようです。
職種別にみてみますと、
全職種:847円
飲食系:801円
営業・オフィス系:900円
IT・デジタル系:850円
販売系:896円
配送・物流系:800円
となっているようです。

最低賃金：764円
【産業別最低賃金】
813円：処理牛乳・乳飲料、乳製品、糖類製造業
810円：艦船製造・修理業、船体ブロック製造業
804円：電子部品・デバイス・電子回路、電気機械器具、情報通信機械、器具製造業
876円：鉄鋼業