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呪術廻戦の作者(芥見下々) さんの収入は億超え?印税や原稿料など年収内訳

呪術廻戦の収入まとめ

一年間の原稿料 推定1840万円
これまでの印税総額 総額22億円
アニメ原作使用料 推定520万円
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アイミ

最近は呪術廻戦って漫画が大ヒットしてるわね。この前読んでみたけどかなり面白かったわ。
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ミナミ

ああ、芥見下々先生の少年ジャンプ連載作品ね。最初から細かい伏線が張られていてその回収が絶妙に上手いよね。
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マリン

しかし、我々が気になるのはやっぱり呪術廻戦の収入よね、今回は呪術廻戦がどれだけ稼いでいるか調査してみたわ。

成功した漫画家についての画像

呪術廻戦の原稿料

最近人気爆発の漫画、呪術廻戦の収入についていろんな角度から考察してみようと思います。
呪術廻戦の作者は芥見下々(あくたみ げげ)さんと言い生年月日は1992年2月26日と非常に若く、呪術廻戦が連載されている少年ジャンプで長期にわたってエースとなれる逸材と言えます。

芥見先生のデビュー作は神代捜査という読み切りで、警察官が怪事件を解決する話で呪術廻戦の原点が垣間見える作品となっています。
その後、No.9や二界梵骸バラバルジュラと言った読み切り作品を発表し、これらの作品が評価されて正式に少年ジャンプの2018年14号から呪術廻戦が連載されるに至りました。

これまでいくつかの賞も受賞しており、全国書店員が選んだおススメ漫画2019では1位、みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞2019では大賞、漫道コバヤシ漫画大賞2020ではグランプリとここ数年非常に勢いが見られます。
そんな芥見先生が書く呪術廻戦の原稿料とは一体いくらでしょうか?

正確な金額はもちろん表には出ませんが大体相場が決まっており、少年ジャンプでは1ページ10万円以下で漫画の人気や漫画家先生の格などで決まっていきます。
少年ジャンプで恐らく最も高額な原稿料はワンピースの尾田先生だと思われますが、それでも10万円には届いていないと推測されます。
原稿料はなかなか上がらないことでも有名ですが、逆に一度上がると下がることはないと言われています。
なぜなら漫画家と出版社の間にエージェントがいないこともあり、原稿料アップの交渉は漫画家が直接行わなければならないので下手すると連載打ち切りなどという事態にもなりかねません。

芥見先生の場合は凄まじいヒットを飛ばしていますので原稿料も高いかと思われますがまだ駆け出しの若手ですので原稿料のアップがどれだけ行われているか疑問ですし、単行本が売れまくっているので原稿料は気にも留めていないのが実情と思われます。
従って、1ページ2万円程度であると推測します。
簡単にジャンプに連載される1話分のページを20ページとすると、一週間で40万円稼げることになります。
少年ジャンプは1年間で46冊発売していますので、1年間の原稿料は1840万円が原稿料となります。
意外に少ないかと思われますが、実際に少ないです。

なぜならば、作品を描く際にはアトリエが必要でさらにアシスタントも必要となります。 そうすると、この金額ではアトリエの維持管理費、さらにはアシスタントの人件費、画材やパソコン、ソフトなどの購入費を差し引くと一般的なサラリーマンとあまり変わらない金額となってしまいます。

一方で、ジャンプに連載できる作品を描く漫画家は1ページ数万円の原稿料で稼ぐのではなく、単行本の出版やアニメ化の版権などで稼ぐものです。
こちらの方が原稿料よりもはるかに稼げるので単行本出版までこぎつけられると収入も安定してきます。

呪術廻戦の単行本の印税

原稿料だけではあまりいい稼ぎとはならないことを説明しましたが、連載を持っている漫画家は作品の切りのいい話数をまとめて単行本を出版します。
単行本は連載が続く限り数か月に一度のペースで出版することができ、購入する人は1巻のみではなく出た巻を全て買うことも多いので巻数が増えるほど購入される単行本の数が直線的に増加して印税収入も直線的に増加します。

呪術廻戦の単行本の値段は440円で2021年の5月31日の時点で累計発行部数は5000万部を超えています。
つまり、単行本の売り上げだけで220億円となります。
ここから印税が入ってきますが、印税の相場は5%から10%ほどだと言われています。
駆け出しのころは印税は低いものですが、これだけ大ヒットしている作品ですので印税も高くなっていると考えられます。
この場合は印税を10%と推測しますと、これまでの印税収入は22億円となります。

印税以外にも呪術廻戦の収入源はあるの?

原稿料と出版物の印税について考察してみましたが、その他にも収入源があり代表的なものはおもちゃやグッズの売り上げです。
これは呪術廻戦のキャラクターを使用した小物やTシャツ、フィギアなどの販売ですが、著作権があるので芥見先生の許可が必要です。
芥見先生、もしくは所属プロダクションはロイヤリティとして売り上げの数パーセントを得ることと引き換えにキャラクターの使用許可を出します。

このロイヤリティの相場は商品の小売価格の5%前後で有名キャラクターになればロイヤリティは高くなり10%程度になることもあります。
ロイヤリティとして支払われる金額は商品の小売価格×ロイヤリティ料率×生産個数で計算されます。
例えば、小売価格が1000円でロイヤリティ料率が10%、生産個数が100個とすると、1000×0.1×100=1000円ということになります。
もちろん、ある程度の生産数が見込めないと許可が出ることはないと思われますので、それなりの売り上げが期待できる際にキャラクターの使用許可が下りることになります。

現在大量に出回っている呪術廻戦のキャラクターグッズの総額が分かれば大体のロイヤリティ収入が分かりますが、こればかりは版権を管理しているプロダクションにしかわかりません。
一方で、これまで最も稼いだキャラクターはポケモンで10兆円ほど売り上げています。
ワンピースが2兆3000億円程度ですのでさすがに別格です。
呪術廻戦はキャラクター的にはポケモンのように可愛らしいイメージは無いので、飽くまで青年向けの商品になりますのでグッズにしても爆発的に売れるということはないと思われます。
従って、現在ではロイヤリティ収入はまだ数億円規模であると推測されます。

アニメになった場合ネットフリックスからはどのくらいの収入が見込めるの?

最近ではネットフリックスがオリジナルのドラマやアニメを配信しており、大人気を博しています。
呪術廻戦もネットフリックスでアニメ化されており、こちらも非常に話題になっています。

ネットフリックスはドラマやアニメを作る、という立場ではなく完成したドラマやアニメの配信ライセンスを買い取るというスタイルです。
つまり、ネットフリックスに買い取ってもらうためにまずはアニメを作らなければならないのです。
しかし、現在は非常に高額で配信ライセンスを買い取ってもらえるのでアニメ制作会社にとっても美味しい取引先になっています。

アニメの制作費は実写に比べて安くでき、1シーズンで1億5000万円程度かかりますがかなり作りこんだ作品ですと3億円ほどかかります。
呪術廻戦はそれなりに作りこまれた作品ですので全26話の制作費を2億円とします。
この出来上がったアニメの配信ライセンスをネットフリックスが購入するわけですが、4億6000億円で配信権を買い取ったとすると差額は2億6000万円、制作者側はアニメ1話に付き1000万円の収益になります。
作者に支払われる原作の使用料はそれほど高くなく1話当たり10万円から20万円だと推測され、全26話で520万円の収入となります。

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マリン

漫画家は一回当てると一生分稼げるので魅力的な仕事ですが、プロやセミプロの漫画家合わせて1万人以上いるその中から勝ち上がって連載にこぎつけた人たちは本当に才能がある漫画家たちです。
執筆・監修者 平均年収.jp 編集チーム
平均年収.jp編集部

外資系出身者・職業紹介本原作者、FP資格保有者・専門ライター、キャリアコンサルタント・大手出版編集者などのメンバーが参画
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