zoomの平均年収、日本アメリカの年収比較
zoomの詳細な情報について詳しく解説いたします。
zoomの年収まとめ
平均年収 | 966万円 |
---|---|
最高年収 | 推定1825万円 |
30歳の時の年収 | 1165万円前後 ※年功序列ではないため実力主義になります。(推測) |
アイミ
2011年に設立されたスタートアップ企業であり、ビデオ会議サービスのZoomで有名です。
近年成長著しい会社であり、着実に売り上げを伸ばしつつあります。世界進出も行っており、2018年には日本支社も出来ています。
ヨシコ
zoomの平均年収
zoomの平均年収は、966万円前後と推測されます。(海外年収サイト統計)
平均給料は約81万円。という結果になりました。
Zoomは情報・通信業ですので、日本の情報・通信関連企業の年収ランキングと比べると17位(三菱総合研究所、年収976万円)~18位(ジャストシステム、年収952万円)くらいの範囲に収まる年収と言えます。
zoomの年収レンジを解説
年収レンジは、
505万円(最低)~1,825万円(最高)
中間地点は1,165万円
Zoomの給料の情報を集めてみた結果、Zoomで最も低い年収はビリングスペシャリストの505万円で、最も高い年収はビジネスディベロップメントディレクターの1,825万円でした。
ソフトウェアエンジニアやサーティファイドパブリックアカウンタントなど、一般的な職種の年収はそれぞれ、885万円、705万円でした。
Zoomの代表的な職種別年収を解説
Zoomの各職種の給料を全体的に見ても、他の大企業と比較してとりわけ高い給料が貰える訳ではありませんが、安いという訳でもありません。
以下に各職種の年収を示しながらZoomの給料について解説いたします。
エンジニア職種の年収
職種 | 年収(万円) |
テクニカルサポートエンジニア | 625 |
ソフトウェアエンジニア | 885 |
テクニカルサポートマネージャー | 900 |
セキュリティアナリスト | 1,030 |
ミナミ
ソフトウェアエンジニアの年収は885万円で1,000万円は超えていません。
テクニカルサポートマネージャーは900万円で、こちらもマネージャーですが1,000万円以下でした。セキュリティアナリストは情報セキュリティの専門家ですが、年収は1,030万円でした。
スペシャリストの職種の年収
職種 | 年収(万円) |
ビリングスペシャリスト | 505 |
アドミニストレーティブスペシャリスト | 575 |
ヒューマンリソーススペシャリスト | 625 |
サーティファイドパブリックアカウンタント(CPA) | 705 |
プロポーザルマネージャー | 1,075 |
マーケティングオペレーションズマネージャー | 1,175 |
セールスオペレーションズマネージャー | 1,325 |
オーガニゼーショナルディベロップメントコンサルタント | 1,330 |
ビジネスディベロップメントディレクター | 1,825 |
ミナミ
ビリングスペシャリストとは顧客に請求書を作成し送付する仕事です。
こちらの年収は505万円と最も低かったです。
サーティファイドパブリックアカウンタント(CPA)は公認会計士のことですが、年収は705万円でした。
プロポーザルマネージャーとは、顧客等に提案を行う専門家です。このプロポーザルマネージャーが年収1,075万円でした。オーガニゼーショナルディベロップメントコンサルタントとは組織開発を行う専門家ですが、年収は1,330万円でした。最も高かったのが顧客に対してマーケティングや新規事業のコンサルティングを行うビジネスディベロップメントディレクターで、年収は1,825万円でした。
アカウント系(営業)職業の年収
職種 | 年収(万円) |
アカウントエグゼクティブ | 660 |
シニアアカウントエグゼクティブ | 1,465 |
ミナミ
職種別年収の所感
Zoomの年収ですが、全体的に見ると高い印象は持ちませんでした。
公認会計士の年収が705万円と平均年収と比較しても安くなっていました。
ソフトウェアエンジニアはZoomにとって生命線ともいえる職種で、ソフトウェアエンジニアの職種自体アメリカの大手企業では年収1,000万円を超えることも珍しくありません。
しかし、Zoomでは年収885万円と低くなっており、他社と比較して優秀な人材が集まっているのか少々疑問となる結果でした。
年収が1,000万円を超えていたのがセキュリティアナリストの1,030万円でした。Zoomのセキュリティに脆弱性が指摘されていたこともありますので、非常に大事な職種であると言えます。
気になるZoomの求人内容を解説
Zoomは近年成長著しい企業でありますので、将来性を考えてZoomで働いてみたい方は多いと思います。
その様な方々のために、アメリカで出されている実際の求人内容を見ながらZoomではどの様な人材が求められているのか、またZoomでの仕事内容はどのようなものかジュニアビデオソフトウェアエンジニアを例に挙げて解説していきます。
ジュニアビデオソフトウェアエンジニア
ジュニアビデオソフトウェアエンジニアはZoomモジュールのビデオの開発、テストを行うと共にハードウェアのパフォーマンス及び品質のテストを行います。
ジュニアビデオソフトウェアエンジニアの職務の概要はZoomのビデオサービスの機能、品質、パフォーマンスをテストすること、顧客向けのビデオシステムのデバッグ及びを行うこと、ハードウェアをテストしてビデオの品質を最適化し、ハードウェアメーカーの担当者とコミュニケーションをとること、テスト計画を作成し、スクリプトを書き実行すること、バクを見つけ追跡し、記録すること、ソフトウェアの品質テストを通してZoomのビデオサービスを改良すること、などとなっています。
さらに必要とされる具体的な職務に関しては、デスクトップとモバイルの両方のシステムにおいてアプリケーションを開発すること、Zoomビデオのプロセッシング、キャプチャーモジュールの開発及びデザインを行うこと、x86_x64とARM NEONのアセンブリーコードを用いてアルゴリズムを最適化させること、Mac、Windows、iOS及びAndroidをまたぐプラットフォームにディープラーニングモジュールを搭載させること、テスト環境を整えテストツールを開発すること、などとなっています。
要求されるスキル及び学歴
・電気工学やコンピューターサイエンス、応用数学と言った工学領域の学士または修士号取得者。
・プログラミングの経験者で、特にC/C++もしくはObjective-Cに習熟している者。
・優れたコミュニケーション及びカスタマーサービススキル。
・分析力及び問題解決能力に優れている者。
・画像やビデオのプロセッシングの知識を持っている者。
持っていると好ましいスキル
・JavaもしくはPythonに詳しいこと。
・マルチスレッドのプログラミングに詳しいこと。
・マルチメディアのストリーミングデータプロセスフローに詳しいこと。
・TensorFlowのようなディープラーニングのフレームワークに詳しいこと。
・UVC (USB video class)やHID (Human interface device)に詳しいこと。
となっています。Zoomのジュニアビデオソフトウェアエンジニアの求人内容を概観してみると、ジュニアといえどもかなりのスキルと経験が求められていることがわかります。
Zoomの日本では海外と比べてどのくらいの年収になるの?
Zoomの日本支社は2018年9月18日に設立された新しい会社です。正式名称はZVC JAPAN 株式会社で、本社所在地は東京都千代田区になります。
ZVC JAPAN 株式会社はまだ出来て新しいので収入の情報や口コミはほとんどありません。
2020年の段階では従業員は100人未満ですが、2021年には160人に増員する予定とのことです。新型コロナウイルスの流行によりウェブ会議の需要が高まっており、ZVAの主力商品であるZoomの利用者が増えていてこの傾向は今後も続くと見られているために、2022年の1月期には100億円以上の売り上げを見込んでいます。
zoomに採用された人の口コミ
元社員の年収の口コミを取り上げています。
マーケティング カンザス州
素晴らしい仕事環境です。柔軟性は上下のみではなく左右にもあり仕事がやりやすいです。
Zoomはこのジャンルでベストといえますので、この商品に誇りが持てます。仕事に関しても高い目標を掲げますが、チーム一丸となって取り組んでいます。
無料の昼食があり、福利厚生もしっかりしていますので、満足しています。不満な点は自分のポジションや役割によってワークバランスが崩れることです。
アカウントエグゼクティブ コロラド州
私はZoomで仕事をすることが好きです。
管理はしっかりとなされており、週に一度はキャリア形成のためのミーティングがあります。
Zoomで働くことでよい経験が出来ています。社内では昼食は無料で食べられますので、無料の昼食は非常に嬉しいです。
カスタマーサービス
Zoomはスタートアップ企業ですので、全てが成熟しているわけではありません。
ですので、全てがシステマティックに作られているような会社で働きたいならZoomはお勧めしません。
私の経験ではZoomでは透明性に欠ける部分があったり、同調圧力により従業員たちを盲信させようとしたりしているところがあると感じました。
これは、スタートアップ企業ですのでマネージャーたちが若くマネージメント能力に欠けた人材がいることや、従業員たちの能力を十分に引き出す職場環境が発展途上であることに起因していると思いました。
もちろん、改善しようという努力は感じていましたので、時間が経つごとに徐々に改善していくと思っています。
マネージャー カンザス州
私が面接を受けてから採用されて働き始めるまで大体2週間ちょっとかかりました。
面接はまずは電話で行われましたが、これは大勢の応募者から対人面接を受けて欲しい人を選別するためのものでした。
そして、この電話での面接に合格すると、次は実際の職場へと招待されて面接を受けると共にチームメンバーに会いました。
口コミまとめ
Zoomの口コミは良い内容と悪い内容の両方がみられました。
悪い内容に関しては、まだ組織がしっかりしておらずに働くことに不安を感じたり、マネージメントが上手く機能していなかったり、能力の低い従業員がいたりと、スタートアップ企業にありがちな内容が多かったです。
zoomの福利厚生がすごい!ランチが無料だった!
Zoomの福利厚生には401k(確定拠出年金)や有給休暇、ストックオプションなどがあります。カジュアルな服装で出勤してもよく、これは評判が良かったです。ランチも無料で食べることができます。
Zoomの日本支社であるZVCJAPAN株式会社の採用を徹底解説!
Zoomの日本支社は2018年に設立されており、急成長している注目の企業です。
正式名称はZVC JAPAN株式会社です。ZVCでは従業員を増やしていますので、求人サイトにも求人が現れています。
ZVCでは、論理的な思考力を持つ人材が好まれ、自らの頭で考えて自発的に行動することが大切とされています。
また、協調性を持ってチームワークを高めることのできるコミュニケーション能力の高い人材や、国際企業ですのでビジネスレベル以上の高い英語力が必要とされます。他にも即戦力が求められていますので、経験豊富な人材は歓迎されます。
ZVCで求人のある職種を例にとってみますと、例えばチャネルアカウントエグゼクティブですが、このチャネルアカウントエグゼクティブの業務は、パートナー企業の管理やマーケティングサポートなどを行うことです。このチャネルアカウントエグゼクティブの職に応募するためには、5年以上のソフトウェア経験、大きなプロジェクトを行う際のリスク分散経験、エグゼクティブ並の仕事の経験、オフィス系のツールの豊富な経験とスキル、最後に英語力が必要になっています。
Zoomは注目企業であり最新のテクノロジーを持つ企業ですので、豊富な経験と高い能力を持つ人材を求めていることもあって入社には高い壁があると思われます。
何よりも日本支社は設立してまだ新しいので本国であるアメリカとの頻繁なやり取りが必要となってきます。このため、高い英語力が求められており現地の従業員と仕事のやり取りができる程度の英語力が必要になります。
ZVC従業員の口コミがありましたので以下にご紹介いたします。
●事業開発部
人々が自宅でより頻繁に働きたいと思っているにもかかわらず、誰もがオフィスに来ることを本当に楽しんでいます。
plinkoボード、金曜日のマッサージ、社内のイベントなど、従業員が楽しんで働ける制度が用意されており、月曜日の出社が憂鬱になりません。
●営業部
非常にオープンな社風で各チーム楽しみながら業務を進めています。成長スピードの速いベンチャー企業でありながら、社員全員リラックスした雰囲でストレスなく働けています。
●営業部
ストックオプションと購入プログラムは比類のないですが、シリコンバレーのハイテク企業と比べると基本給は平均をはるかに下回っていると感じます。
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