mr(医薬情報担当者)の年収を詳しく解説

mr(医薬情報担当者)の年収に興味がある方のための役立つ情報を紹介

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mr(医薬情報担当者)の年収は684万円が平均です!(口コミ調べ)

MR(医薬情報担当者)の年収の平均は、684万円でした。
平均年収範囲:660万円~708万円 お給料(月収):平均約45万円
この調査では100職種中、第4位に位置しています。前年の同調査では、661万円で59職種のなかで第6位でしたので、少し減少しているようです。
MRに限らず、製薬業界の給与は高めです。

一部、外資系は年俸制を採用していますが、国内の製薬会社の場合は、月給制です。外資の場合は、月100万円以上になる人もいます。

mr(医薬情報担当者)の男性女性別での平均年収

mr(医薬情報担当者)の年収の平均を男女それぞれの40代の平均年収基準と統計を掛け合わせて予測算出しました。

性別 平均年収 給与
男性の平均年収 793万円 50万円
女性の平均年収 568万円 35万円

mr(医薬情報担当者)の年齢別年収予想推移と給与ボーナス予想推移

各年齢を5歳刻みで年齢による年収や月額給与・ボーナスを厚労省の統計と照らし合わせてみたところ
最大年収を迎える50代の年収が820.8万円となりました。
またmr(医薬情報担当者)で働き盛りの30代の年収はおよそ608.76万円あたりと推測されます。
それでは全体の年齢別年収推移をみてみましょう。

年齢 年収 月額給与
20~24歳 390万円 24万円
25~29歳 436万円~486万円 30万円
30~34歳 434万円~534万円 33万円
35~39歳 505万円~609万円 38万円
40~44歳 563万円~684万円 43万円
45~49歳 644万円~766万円 48万円
50~54歳 711万円~821万円 51万円
55~59歳 704万円~814万円 51万円
60~65歳 454万円~814万円 35万円

平均年収と国税庁の年齢別階層年収との比率で独自で算出した結果になっております。
※ボーナスは夏冬合わせた4か月分で算出してます。
※年俸制は対応していないため年収を12で割った数値が予測数値となります。

mr(医薬情報担当者)の大卒・短大卒・高卒の年収予測

厚労省が出している賃金統計の学歴差年収を基準として、平均年収や業種の規模間などから一番年収差がつく50歳の時の年収で、大卒 高卒までの年収を予測してみました。※予測値となるため実際のデータとは違う可能性があります。

最終学歴 年収(50~54歳)
大卒 1,026万円
短大卒 772万円
高卒 657万円

※厚労省が算出した賃金統計調査から平均的な賃金比率を税理士が割り出し、それを元に計算した予測結果となっております。

mr(医薬情報担当者)の都道府県別(東京大阪名古屋福岡等)平均年収

年収は地域により変動します。mr(医薬情報担当者)の平均年収を各都道府県の平均年収と照らし合わせた地域別の年収を算出しました。 上から北海道下は沖縄県までとなっています。ご覧ください。

都道府県 平均年収
北海道 616万円
青森 547万円
岩手 616万円
宮城 684万円
秋田 547万円
山形 616万円
福島 616万円
茨城 684万円
栃木 684万円
群馬 684万円
埼玉 616万円
千葉 684万円
東京 958万円
神奈川 752万円
新潟 616万円
富山 616万円
石川 684万円
福井 684万円
山梨 616万円
長野 684万円
岐阜 616万円
静岡 684万円
愛知 752万円
三重 684万円
滋賀 684万円
京都 684万円
大阪 821万円
兵庫 684万円
奈良 684万円
和歌山 616万円
鳥取 616万円
島根 616万円
岡山 684万円
広島 684万円
山口 684万円
徳島 684万円
香川 616万円
愛媛 616万円
高知 616万円
福岡 684万円
佐賀 547万円
長崎 616万円
熊本 616万円
大分 616万円
宮崎 547万円
鹿児島 616万円
沖縄 547万円

比較してみると、一番年収が高い東京都のmr(医薬情報担当者)の年収が、およそ958万円。
一番低い沖縄県の年収が547万円 となり0万円の年収差ができています。

mr(医薬情報担当者)の大企業・中企業・小企業それぞれの年収・給与・ボーナス推移

大企業・中企業・小企業で働くmr(医薬情報担当者)の年収の差を厚生労働省の企業規模比率と掛け合わせ独自の予想を算出してみました。

規模 年収
大企業のmr(医薬情報担当者) 793万円
中企業のmr(医薬情報担当者) 657万円
小企業のmr(医薬情報担当者) 595万円

厚生労働省の企業規模比率から独自で予測算出をした結果が上記となります。

mr(医薬情報担当者)の仕事内容や従業員数

【MR(医薬情報担当者)の仕事内容とは?】
MRとは、製薬会社、販売会社の営業職です。単なる営業ではなく、医療についての専門的な知識が求められ、公益法人MR認定センターによるMR認定試験に合格すると、待遇が良くなります。
仕事の内容は、ドクターや薬局に対して自社薬品・製品の導入を推進する役割を担っています。
具体的には、担当地域の病院や薬局をまわりドクターからの状況をヒアリングしながら、他社の薬品か自社製品への乗り換えを提案したり、新薬の案内をしたりということを行います。
ほとんどのドクターは大変忙しいので、新規でアポイントメントをとるのはとても難しいといいます。
ドクターとの人間関係、信頼関係を築くことが重要で、そのために、ドクターの学会発表の手伝いや、プライベートな用事なども手伝うことがあるそうです。
ドクターとのアポイントメントがないときには、自社の商品についての勉強や他社の動向を調べることに時間を使っています。
病院の開いている時間が仕事の時間になりますので、他業種の営業に比べて時間が自由になります。
また、自社が開発研究で得た最新の臨床研究データなどの情報を、いかにドクターに提供できるかも、ドクターとの信頼関係を築く上で重要になります。

【総MR(医薬情報担当者)数は】
6万1246人(2011年現在「「11年版MR白書」)
増大傾向です。背景には、女性MRが増えていることと、ベテランのMRを再雇用する動きが出ていることなどがあります。
大手製薬会社などでは、45歳を過ぎたMRを管理職から下ろして、年下の部課長の下につける「役職定年」という精度を導入しているところもあります。
これにより、実際には、現場に出ないMRもこの数字には含まれています。
平均勤続年数:15~17年程度

mr(医薬情報担当者)の主任・係長・課長・部長の役職者年収

年収は役職につくだけでも年収の差がついてきます。部長クラスの年収はどのくらいなのでしょうか。一般の部長課長クラスの役職の基準年収に沿って予測値を算出してみました。

役職 平均年収
主任 587万円
係長 731万円
課長 965万円
部長 1,067万円

※平均年収jp独自に取得しているデータとmr(医薬情報担当者)の平均年収と掛け合わせて算出しました。

国内MR(医薬情報担当者)と外資MR(医薬情報担当者)の年収の違いは?

MRの待遇は、まず、国内大手とそれ以外で全く変わります。
エーザイや武田薬品工業、三共など大手製薬会社勤務の場合、40代で年収1,000万円を越えます。アステラス製薬、第一製薬、中外製薬などで880万円台です。
対して、中小の製薬会社や販売会社の場合は、平均年収が500万円台のところもあります。
外資は、単年度の年収契約の場合がほとんどのようです。
成績の良いMRで、支店長クラスになりますと、年収3,000万円に到達する人もいます。
完全実力主義ですので、成績によっては年収が下がることも、もちろんあります。
また、外資の場合、急に解雇を言い渡されることもあります。

MR(医薬情報担当者)の生涯推定年収は?

MR(医薬情報担当者)の推定生涯賃金は、
3億228万円だそうです。

mr(医薬情報担当者)の年収UP方法

MRは、多くの会社で、成績によって課長クラス、支店長クラスと出世していきます。課長クラスのMRは、チームリーダーとして10名程度の部下を持ち、部下の営業同伴をしたり売り上げ向上のためのアドバイスをしたりしています。
課長職になるようなMRは、新規の大きなプロジェクトを決めていることが、絶対必要条件です。運などもありますが、今まで入れなかった病院を戦略的に攻略するなどにより新規参入を決めてきたMRは大変評価されます。
新規でドクターが会ってくれるようになるまでは、本当に大変です。
ルーティンの営業先をまわりながら、新規攻略を進められるようなキャパシティが必要です。
また、ドクターに気に入られることが最低条件ですので、コミュニケーションの能力や、つきあいの能力も求められます。
優秀なMRは、学会に同行したときにゴルフ接待をしたり、宴席をセッティングしたり、ご家族のイベントに挨拶にいったり、さまざまな努力をしています。
社交性とともに、ドクターの空気を読む能力も必要です。ドクターによっては、自社を打ち出していくだけの押しの営業が嫌われてしまい、出入り禁止になるような事例もあります。
通常の営業のセンスにあわせて、医療に対する専門知識、自社製品のプレゼンテーション能力などが求められ、それを楽しんでクリアできる人間像がMRでの成功の秘訣です。

mr(医薬情報担当者)になるには?

必須資格:認定MR。MR認定試験への合格が条件で5年ごとに更新です。
資格がなくても就職できますが、認定を受けることが条件になります。認定は、導入教育という教育プログラムが必須で基礎教育で300時間、実務教育で150時間と企業が必要とする製品情報の教育を受講しなければなりません。
医師、歯科医、薬剤師の国家資格を持っている人は、基礎教育のうち150時間の「医薬品情報」と70時間の「疾病と治療」を免除されます。

求人情報の見つけ方:
MRは一般企業の営業からの転職も多く、転職サイトで特集されています。医療系の転職サイトなども参考になります。新卒の場合は、理系、文系を問わず製薬会社が新卒採用として枠を持っています。
理系大学院修了の方などは大学の就職科に求人情報があります。

必要スキル・人物像:

ドクターは、知的な職業ですので、その知的好奇心を刺激する教養と社交性が求められます。ゴルフ、ワイン、自動車、オペラなどさまざまなドクターの趣味に遭わせた雑談ができる資質が必要です。
入社試験では、ロジカルシンキングができることやリーダーシップの資質、意欲や心構えなどが問われます。比較的自由な環境で仕事をしていくので、自主性や計画性も問われます。

また、自動車免許の取得を条件にしている会社も多数あります。

初任給:(口コミを参考に)
一般企業の平均が205,000円のときに、225,000円程度の初任給になっています。手当やインセンティブがありますので、年収としては500万円台になる場合もあります。

■新卒でMRを募集する主な国内企業年収ランキング

国内で有名なMRをとっている製薬会社の年収ランキングをまとめてみました。ここ数年の平均年収から中央値をとり、算出した結果になります。

1位:エーザイの年収
2位:アステラス製薬
3位:杏林製薬
4位:中外製薬
5位:大日本住友製薬の年収
6位:持田製薬の年収
7位:塩野義製薬の年収
8位:科研製薬の年収
9位:大塚製薬
10位:大正製薬
11位:あすか製薬の年収
12位:沢井製薬
13位:参天製薬
14位:久光製薬
15位:ロート製薬の年収

■新卒でMRを募集する主な外資企業

ファイザー(米)
ノバルティスファーマ(スイス)
メルク(米)
サノフィ(仏)
グラクソ・スミスクライン(英)
ロシュ(スイス)
アストラゼネカ(英)
ジョンソン&ジョンソン(米)
イーライリリー(米)
アボット(米)
ブリストル・マイヤーズスクイブ(米)
テバ(イスラエル)

mr(医薬情報担当者)の年収の本音

mr(医薬情報担当者)の口コミ年収を紹介します

20代後半 職種 内資大手MR

年収680万円
仕事は自主性に任せられていて、自己裁量で動けるので比較的自由な時間を持てます。ドクターとの関係性が重要です。

40代 職種 内資MR チームリーダー

年収1,150万円
自身を持って営業に行ける部下を育てることが大切。良い成績を上げるプレイヤーの行動を分析してマニュアル化するなど、具体的に人が育つ指導を心掛けている。

執筆・監修者 平均年収.jp 編集チーム
平均年収.jp編集部

外資系出身者・職業紹介本原作者、FP資格保有者・専門ライター、キャリアコンサルタント・大手出版編集者などのメンバーが参画
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