年収500万円の手取りや給料、貯金額、職業、生涯年収、生活スタイルなどを詳しく解説!

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年収500万円だとぜいたくな暮らしができる?年収500万円の割合は?より年収を上げる方法はある?このような疑問をお持ちではないでしょうか?
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年収500万円の場合は、余裕のある暮らしや子育てなどを行うことができます。しかし、より贅沢な暮らしをしたり、将来に向けて貯金をしたい場合は転職や副業、投資を行うことで収入を上げることも視野に入れましょう。
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この記事では、以下について紹介します。
・年収500万円の割合
・年収500万円の手取り額
・年収500万円の生活の実態
・年収を上げる方法3選

自分の現状の生活と理想を比較して、今後のライフプランをしっかり立てていきましょう。
執筆監修者 しおりんな(ライターネーム)
FP2級、宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士

2022年より京都府の不動産会社のシステム部門にて勤務開始。CRMやMAツールなどに携わりながら、社員の業務効率化を目指す。近時は、記事執筆のWeb上での活動も行っている。
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年収500万円がすごい理由

年収500万円がすごいといわれる理由を2つ紹介します。
・年収500万円の割合
・年収500万円を超える世代

年収500万円の割合

「民間給与実態統計調査結果」によると、年収が500万円の割合は全体で10.2%です。
男性の場合は13.4%で、女性の場合は5.7%となっているので決して割合が多いとは言えないでしょう。
また、「賃金構造基本統計調査の概況」によると、年収中央値は373万円です。
そのため全体の割合や中央値と比べてみても、年収が500万円はすごいと言えるでしょう。

年収500万円を超える世代

勤続年数が長いほど、役職についたり昇給したりすることで年収も高くなる可能性があります。そのため、定年退職となる50代の年収中央値は高くなり、年収中央値が500万円を超えるのも50代以降です。
会社に長く勤めなければ年収500万円を達成することは難しいといえます。

年収500万円の手取り額と税金額

年収は、社会保険料や所得税、住民税が引かれる前の年間総支給額です。ボーナスの有無によって実際の手取り額が異なるので、以下の2つに分けて手取り額と税金額を紹介します。
・ボーナスなしの場合
・ボーナスありの場合

ボーナスなしの場合

扶養人数や年齢、住んでいるエリアによって多少の誤差はありますが、年収が500万円の場合は下記の金額が引かれます。

・社会保険料:約72万円
・所得税:約14万円
・住民税:約24円

これらを差し引いた手取り額は約389万円です。月収は約32万円です。

ボーナスありの場合

ボーナスは基本的に年に2回、基本給の2〜4ヵ月分が支給される場合が多いです。例えば、基本給2ヶ月分を年2回ボーナスとして支給されるとすると年間の賞与額は約125万円となります。
給与は残りの375万円から、下記の金額を差し引いた金額になります。

・社会保険料:約56万円
・所得税:約7万円
・住民税:約24万円

そのため、月収は約24万円です。
ボーナスの有無で、月収に大きな差が生じています。引かれる税金額にも差があるので、手取り額や税額を計算する場合は、ボーナスも考慮してください。

年収500万円~590万円の手取り額早見表

年収 手取り
500万円 395万円
510万円 402万円
520万円 409万円
530万円 417万円
540万円 424万円
550万円 432万円
560万円 439万円
570万円 446万円
580万円 454万円
590万円 461万円

年収500万円~590万円の税金(所得税・住民税)早見表

年収 所得税 住民税
500万円 21.1万円 31.6万円
510万円 21.9万円 32.4万円
520万円 22.7万円 33.2万円
530万円 23.7万円 34.0万円
540万円 25.3万円 34.8万円
550万円 26.9万円 35.6万円
560万円 28.5万円 36.4万円
570万円 30.1万円 37.2万円
580万円 31.7万円 38.0万円
590万円 33.3万円 38.8万円

年収500万円の介護保険料はいくら?40歳以上で負担増!

40歳以上になると「介護保険料」を支払わなければなりません。年収500万円台の介護保険料負担額と手取り金額について、20万円刻みで早見表を作成しましたのでご参考にしてください。

年収 手取り 介護保険料
500万円 378.1万円 3.9万円
520万円 389.9万円 4.1万円
540万円 406.6万円 4.1万円
560万円 418.4万円 4.4万円
580万円 435.1万円 4.4万円

年収500万円の生活レベル

年収500万円の生活レベルは、安定しているといえます。平均貯蓄額は1世帯あたり約1049万円。
借りられるローンは3,500万円が相場となっており、毎月安定した貯金を行うことや、結婚をした際の結婚式代などの費用も準備することができます。夫婦2人分の生活費や子育てに必要な資金などの費用も十分用意することができます。
より贅沢に暮らしたい場合は共働きの検討や収入を上げる必要があります。自分の理想と生活を比較し、将来のライフプランを検討しましょう。そこで一か月にかかる生活費を算出してみました。

1か月にかかる生活費

同じ年収500万円でも家族構成によって、それぞれの生活費にかけられる金額が異なります。ここでは、下記の2つのパターンに分けて、生活費の例を紹介します。
・1人暮らしの場合
・夫婦と子ども1人の場合

1人暮らしの場合

年収500万円の場合の、1人暮らしの月の生活費の目安をご紹介します。

家賃:10万円

家賃の理想額は、手取りの20〜25%といわれています。そのため、年収500万円の場合は10万円が目安になります。
エリアにもよりますが、10万円であれば比較的広い家に住むことができます。

食費:5万円

食費の理想額は、手取りの10〜15%といわれています。そのため、食費は5万円が理想です。
外食を頻繁に楽しむことができる余裕があります。

光熱費と通信費:2万円

電気やガス、水道やインターネットの通信費は、手取りの8%が理想なので2万円ほどを目指しましょう。
最近では格安SIMなどで通信費を比較的安く抑えることができます。抑えられる部分は節約することで、貯金や娯楽などに使うことができます。

生活費・雑費:3万円

突然、お金が必要になる場合に備えて、ある程度余裕をもって準備しておくようにしましょう。

年収500万円であれば、十分な貯金を行うことができます。将来に向けての貯金や突然働けなくなった場合などに備えて計画的に貯金をしておくようにしましょう。

夫婦と子ども1人の場合

年収500万円の場合は、家族を養うことも十分可能です。ただし、1人暮らしと比べると、余裕は無くなってしまいます。
家のローンや養育費、突然の出費等が発生することを視野に入れて、ライフプランを立てる必要があります。
不測の事態に向けて支出をできるだけ減らしたり、受けられる支援や給付金なども確認しておくようにしましょう。

年収500万円以上の企業は何社?

年収500万円の企業が全部で何社であるかの詳しい数はわかりません。
しかし、職種によって年収500万円を目指せるものがあります。

・社労士
・自衛隊
・教師
・中小企業の管理職
・不動産営業
・ITエンジニア
・WEBクリエイター

男性の場合は、営業職や技術職がおすすめです。営業職は、未経験でもチャレンジしやすく、短期間での昇給を期待できます。
女性は内勤営業職がおすすめです。事務職と比べて給料が高く、営業成績が良ければ昇給や昇進が期待できます。
また、子育てをしている場合は比較的融通が利くのもポイントです。

年収500万円の貯蓄額はどのくらい?

年収500万円の人の毎月の貯金額はいくらだと思いますか?
ここで、平均値を見てみましょう。
総務省の統計によると、貯蓄保有世帯の中央値は761万円・平均値1805万円です。
ちなみに、年収500万円の人が属しているのは、第Ⅱ階級(年収426万円から年収564万延までの勤労者世帯)となり、平均貯金額は845万円です。
この数字から、年収500万円はしっかりと貯金ができているということになります。
平均年収が500万円以上となってくるのは、50~59歳の大卒者が多い傾向にあります。
50代の平均貯金額は、1世帯あたり約1049万円となっているので、年収500万円の人が1000万円を貯金するのも無理な話ではないのです。
年収が多いと言って、安心すべきではありません。
独身時代は十分な年収だと思っても、結婚をして子供が生まれれば、教育費にお金がかかって年収500万円では足りないと感じてしまうことも少なくありません。 年収500万円の平均貯金額と1000万円の貯金額の道のり

年収500万の最適な家賃額&住宅ローン

年収500万円の場合、最適な家賃額はいくらなのでしょうか?
住宅ローンの借入可能額は、「年収の約7倍」が相場とされています。年収500万円の人の場合、3,500万円が相場です。
無理なく貯金もできるのは、家賃は9万円以内と言われています。
でも、結婚をすると自宅を建てる人もいるでしょう。
年収500万円の場合は、一般的に3,000万円~3,800万円くらいまで借りることができますので、毎月12万程度の支払いなら問題ないでしょう。
ただ子供がいる家庭の場合、住宅費が生活費を圧迫してしまうので、注意が必要です。教育費も年々かさんでくるので、計画的に住宅ローンを組むようにしましょう。ワンランク低い住宅の購入したり、中古物件を購入し、リノベーションすることで住宅費を抑える事も可能です。
年収500万円の方が借りられるローンについての詳しくは下記を参照してください。
年収500万円の住宅ローンを年齢別・種類別(フラット35、変動金利制)で徹底解説

年収500万円以上になるためには?

年収500万円から、より高い年収を目指すための3つの方法についてご紹介します。
・転職
・副業
・投資

転職

年収500万円からより高い年収を目指す1つ目の方法は、転職をすることです。最も、効率的に年収を上げる方法は、年収の高い金融業や保険業、不動産業などを目指すと良いでしょう。
また、大手企業は福利厚生や手当が手厚い場合があるので、年収が多くなる可能性も高いです。気になる職種や会社を見つけたら募集をしていないか、こまめなチェックを行いましょう。

副業

2つ目の方法は、今の仕事をしながら副業をはじめることです。
空き時間を利用して行える副業を見つければ、年収500万円以上を目指すことができます。

副業では稼ぎたい分だけ稼ぐことができるので、目指している年収に合わせてスキルや副業時間を決めると良いでしょう。
ただし、副業を禁止している企業もあります。副業を始める場合は確認を必ず行いましょう。

投資

投資でお金をふやすことで、年収を上げることもできます。年収500万円だと、比較的貯金をすることができます。
その一部のお金を使って、投資信託や株式を購入し運用して増やすことで、年収アップが期待できます。
ただし、運用が上手くいかず投資額より減ってしまう可能性もあります。必ず増やすことができるというわけではないことを理解しておく必要があります。

年収500万円の生活についてのアンケート結果!

千葉県在住の男性システムエンジニア(33歳)

年収は550万円、給料は35万円です。
家賃:6万円
一カ月の食費:4万円
外食回数:5回
趣味:DIY
自由に使えるお金(一カ月):1万円~3万円
月々のローン返済額:月々6万円

勤続歴は11年です。もっと年収が上がるところへ転職を考えています。

岡山県在住の男性営業(30歳)

年収は500万円、給料は26万円です。
家賃:6万円
一カ月の食費:6万円
外食回数:15回
趣味:ゴルフ 1万円 コース代 ボール代
自由に使えるお金(一カ月):1万円~3万円
月々のローン返済額:なし
勤続歴は3年です。独身のためローンは組んでません。

東京都在住の女性個人事業主(28歳)

年収は500万円、給料は30万円です。
家賃:21万円
一カ月の食費:2万
外食回数:1回
趣味:
フットサル 1500円
料理 1500円
旅行 30万
自由に使えるお金(一カ月):5万円~10万円
月々のローン返済額:月々5万円 返済3年

北海道在住の女性営業(28歳)

年収は500万円、給料は32万円です。
家賃:7万円
一カ月の食費:3万円
外食回数:2回
趣味:海外旅行 10万円 
自由に使えるお金(一カ月):5万円~10万円
月々のローン返済額:0

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アイミ

年収500万円の生活の現状と年収を上げる方法を紹介しました。
年収500万円は、余裕のある生活をすることができ、子育てにかかる費用なども十分に用意することができます。
しかし、より余裕のある生活を目指したい場合は、転職や副業、投資等を行うことで収入を上げることを検討しましょう。
収入源を増やすことで、理想の生活が叶えられるきっかけとなりますと幸いです。

年収別基礎知識

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