年収を上げる方法と年収が上がる人の特徴

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アイミ

日々一所懸命働いていれば「給料が上がったら嬉しいな」と思いますよね。テレビで、高年収の人の年収を聞いて「羨ましい!」と心の叫びを上げる人も少なくないはず。今回は簡単に年収を上げる方法と、年収が上がる人の特徴を紹介いたします。
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ヨシコ

また、業種によっても昇給率が変わってきます。どんな仕事が年収が上がりやすいのか職業ランキングも紹介しちゃいます
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ミナミ

ではさっそく年収が上がる期間って一般的にどのくらいなのかをまず知ってみましょう!

年収が上がる【昇給】期間は?大手、中小の場合だとどのくらい違うのかを比較

年収が上がるには「昇給」する必要があります。昇給は文字通り給料が上がることです。
ボーナスがあがることではありません。月々の基本的にもらえる月給が上がることです。
だいたいどの企業も一年に一回、4月に昇給を行うことが多いです。新入社員で入った一年目はかなり低く、二年目や三年目にぐんっと昇給することもよくあります。

ベンチャー企業などの不安定な企業では、一年に一回と言わず、毎月昇給することもありますが、経営が不安定な故減給もありえます。
昇給率は企業の規模によっても違います。

日本経済団体連合会(2018)の調査によると、従業員500人以上の大企業では昇給率が2.53%でしたが、従業員500人未満の中小企業では昇給率が1.89%でした。
※30万円の給与であれば大企業だとおよそ8670円の定期昇給

さらに、中小企業の中でも従業員100人未満の規模の企業では昇給率が1.86%でした。
企業の昇給率は企業経営と直結しているため、やはり基盤のしっかりしている大企業はしっかり昇給していることがわかりました。

企業規模 昇給率
大企業 2.53%
中小企業(500人未満) 1.89%
中小企業(100人未満) 1.86%

年収が上がる人の特徴

同期にも年収がどんどん上がる人が一人ぐらいはいますよね。どのような特徴があるのでしょうか。

努力している

不器用な人でもすぐ取りかかることができます。年収が上がる人は見えないところで努力していることが多いです。
スキルアップのために退勤後学校に通ったり、人より早めに来て集中して仕事をしたり、体調を整えることで急な欠勤で会社に迷惑をかけないように陰ながら努力していると仕事ぶりにも影響が出るものです。

コミュニケーション能力が高い

取引先だけでなく、上司や同僚と上手くコミュニケーションをとっている人は会社からの評価も高くなります。飲みに誘われても全部断るのではなく、ここぞという時に参加して場を盛り上げると印象も残ります。

よく仕事をしている

言われた仕事だけをこなすのではなく、気づいたら人より先に行動を起こしたり、誰も気づかなかった仕事を片付けたり、自分の与えられた仕事にプラスアルファの仕事をしている人は収入が上がっていく可能性が高いです。
会社への貢献度が高いと評価されるでしょう。

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年収が上がる人の特徴はどこでも言われてるようなことですね。
仕事ができなくてもコミュ力があると高くなるとも言われていたり…。

簡単に年収を上げる方法ってあるの?

では、簡単に年収を上げる方法を見ていきましょう。
出世や昇進すればもちろん年収はあがりますが、ポストに空きがなかったりとなかなか昇進しない場合もありますよ。
ここでは、昇進しないままで年収を上げる方法を解説いたします。

年収を上げる交渉

上司に直接話をしてみましょう。
自身の成績や貢献度と年収が見合っていないと思うのなら交渉の余地ありです。
冗談っぽく「上げてくださいよー」ではなく話し合いの場を持ってもらい「これほど会社の利益に貢献しているんだから上げてくれますよね?」と、言葉に出さないまでもそのぐらいの気持ちで交渉します。
覚悟としては「年収が上がらないなら退職する覚悟」を持ちましょう。
困らないために転職活動をあらかじめしておいた方が強気に出ることができます。

交渉術に関しては本などを参考にしてみてもいいですね。
毎朝1分読むだけ最強の交渉術

年収を上げる副業

今の職場の年収が上がる見込みがなさそうなら、副業を始めると単純計算で年収があがります。
副業を禁止している会社もありますが、近年は副業を推進する動きが進んでいますので会社の規約を確認してみましょう。
休みの日や早く帰った日など時間を見つければ意外と副業する時間は見つかります。
昔と違うのは今はパソコンがあれば自宅で副業ができてしまうという手軽さです。
FXや株など知識があればかなりの額を稼ぐことができます。
ブログで広告収入を得ることもできますし、受注して自分の強みをいかして収入を得ることもできます。副業が自分の収入を上回る、なんてことも無きにしもあらずです。

フットワークの軽い人ならウーバーイーツもおすすめです。
退勤後の3時間✕週5をウーバーイーツに使うとします。
1ヶ月だと15✕4.3(週)=64.5時間ほど働くことができます。
初心者なら時給500円ほどですが、慣れてくると時給1300円くらいは簡単に稼げるよう。
1300(円)✕64.5(時間)=83.850円です。

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ウーバーイーツで月収100万円稼いだ人もいるそうですよ。ウーバーイーツのねらい目は都内や富裕層が多い地域がより仕事がたくさん入るようです。
年収を上げるスキル

資格手当がある会社も多いのではないでしょうか。
毎月資格手当があるかないかだけでも年収は変わります。
仕事にいかせるスキルや資格を持っていれば、例え資格手当がなくとも、任される仕事のバリエーションも増えて会社への貢献度が増し、結果的に年収アップに繋がるでしょう。
転職も視野に入れている人は転職先で役立つ資格やスキルを手に入れるのもいいですね。
営業力や、問題解決能力、管理能力などはどの分野の仕事でも役に立つスキルです。本や講座などを活用してスキルを手に入れれば自信にも繋がります。

年収が上がりやすくなる、おすすめポータブルスキル
・営業力
・問題解決能力
・管理能力
・分析力
・行動力
・コミュニケーション能力
・傾聴力

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職業によって年収があがるスキルは変わります。専門的なスキルをつけているだけだとどうしても年収をあげるには限界がきてしまいます。 全般的に通用するのが上記の汎用スキル。専門的な知識をつけながら上記のスキルを身に着けるのは大事なことですね。

年収が上がりやすい業種トップ5

では個人ではなく業種ごとに年収の上がり具合に違いはあるのでしょうか?厚生労働省調べの賃金構造基本統計調査を元にして、2009年から2019年までの給与の上がり方が大きい順に見ていきます。

1位 建設業

建設業とは建築工事の完成を請け負う仕事ですが、ここ10年バブル期以来の好景気が建設業には訪れています。
オリンピック・パラリンピック関連や、2011年の東日本大震災の復興関連で仕事量が増加し、給料も右肩あがりです。
平均して10年前と比べて平均年収は約78万8000円も上がっています。

2位 学術研究、専門・技術サービス業

学術研究、専門・技術サービス業とは、研究を行う業種や、税理士・弁護士など専門のサービス業のことです。
測量士や獣医もここに含まれます。
平均給与はこの10年で約78万4000円上がっています。

3位 不動産業,物品賃貸業

土地の開発、売買、または不動産の売買、賃貸などを行う業種です。不動産業は個人の営業成績で給料に開きがあることも多いです。
この10年で約72万円平均給与は上がっています。

4位 情報通信業

情報通信業とは通信業、放送業、情報サービス業、インターネット附随サービス業、映像・音声・文字情報制作作業などです。
いわゆるIT企業もここに含まれます。メディア、ゲーム会社、ソフトウェア開発などこれからも市場は広がりそうな業種です。
平均給与はこの10年で、約65万4000円上がりました。

5位 製造業

製造業とは工場などで様々なものを製造する業務です。
自動車メーカー、化粧品メーカー、食品メーカーなど暮らしになくてはならない存在です。
また年功序列や資格取得で順調に給料が上がっていく会社も多いです。
10年間で平均給与は約63万4000円あがりました。

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ミナミ

建設業は昇給もさながら全体の平均年収の底上げも高いんですね!オリンピック後どうなるのか・・

昇給しやすい企業ランキング

昇給しやすい会社規模、人、方法、業種などを紹介しました。
これを機会に年収を上げるべく、行動を起こしてみてもいいかもしれませんね。
最後に就活生のバイブル「就活四季報」調べによる、30代の昇給率が高い企業ランキングです。

順位 企業 昇給率 30歳時の平均月収
1 メタルワン 233% 49万円
2 商船三井 220% 46万円
3 ヤマト運輸 210% 44万円
4 旭硝子 195% 40万円
5 日本郵船 194% 40万円
6 LEOC 192% 39万円
7 三越伊勢丹 191% 39万円
8 岡谷鋼機 191% 39万円
9 セブン-イレブン・ジャパン 187% 38万円
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マリン

1位のメタルワンの初任給は21万円だそうです。
30歳の時は初任給からは2倍ほど昇給していることになります。
初任給だけでは年収の高さはわからないですよね。昇給率も含めて見ると今後の年収も見えてくるかもしれません。
執筆・監修者 平均年収.jp 編集チーム
平均年収.jp編集部

外資系出身者・職業紹介本原作者、FP資格保有者・専門ライター、キャリアコンサルタント・大手出版編集者などのメンバーが参画
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