NETFLIX(ネットフリックス)の平均年収、日本アメリカの年収比較

NETFLIX(ネットフリックス)の詳細な情報について詳しく解説いたします。

NETFLIX(ネットフリックス)の年収まとめ

平均年収 1099万円~1153万円
最高年収 推定2037万円
30歳の時の年収 1000万円前後
※年功序列ではないため実力主義になります。
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アイミ

ネットフリックスは情報・通信業に分類されます。ネットフリックスは1997年に創業され、急成長を遂げた企業ですので、自社で教育を行う余裕はなかったと思われ、新興企業に見られるように外部から経験豊富なプロフェッショナルを高額な報酬で引き抜いてきたと推測されます。
職歴もスキルも乏しい新人の給料は低くなっており、ネットフリックスの幅広い給料のレンジを形作っていると考えられます。
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ヨシコ

NETFLIX(ネットフリックス)は日本での有料会員数が500万人を突破!全世界で1億8,300万人突破という脅威の数字を持ちます。

NETFLIX(ネットフリックス)の平均年収

NETFLIX(ネットフリックス)の平均年収は、1099万円~1153万円前後と推測されます。(海外年収サイト統計)
平均給料は約94万円。という結果になりました。

ネットフリックスは情報・通信業に分類されますので、日本の情報・通信業の企業の年収ランキングに照らし合わせると13位(中部日本放送1,166万円)~14位(WOWOW1052万円)くらいの範囲に収まる年収と言えます。

NETFLIX(ネットフリックス)の年収レンジを解説

年収レンジは、 593万円(最低)~2,037万円(最高)
中間地点は1,315万円
ネットフリックスで最も高額な年収はシニアソフトウェアエンジニアの2,037万円で、最も低い年収はローカライゼーションスペシャリストの593万円でした。
ただし、ローカライゼーションスペシャリスト全体の平均年収は958万円で、なおかつ最高で1,701万円と同じ職種でも給料には幅広いレンジが見られています。
これはローカライゼーションスペシャリストに限ったことではなく、ソフトウェアエンジニアやクリエイティブディレクターなどの他の専門職でも広い給料レンジがみられることもネットフリックスの給料の特徴です。

ネットフリックス(Netflix)の代表的な職種別年収を解説

以下に年収のデータを示しながらネットフリックスの給料の解説を行います。フルタイムの職では全般的に給料は高く、情報・通信業でも高額の部類に入ります。
一方で、フルタイムではなくパートタイムとしてカウントされますが、時給で雇われている職も多く、給料は最低額に近い職種が多いです。このことから、ソフトウェア関係などネットフリックスの中核となる業務と、現場で作業を行う業務とでは給料に大きな格差が出ていることがわかります。
ネットフリックスは成長著しい勢いのある有名企業ですが、時間給に関しては全米平均と比べても低く設定されている職が多いです。

エンジニア職種の年収
職種名 年収(万円)
ローカリゼーションスペシャリスト 958
ソフトウェアエンジニア 1,262
シニアデータサイエンティスト 1,326
シニアソフトウェアエンジニア 2,037

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ミナミ

ローカリゼーションスペシャリストはソフトウェアの販売やソフトウェアに付随したサービスを販売するスペシャリストのことです。
お客様に近いので商品の知識に詳しくないと務まりません。このローカリゼーションスペシャリストの平均年収が958万円でした。
ソフトウェアエンジニアはソフトウェアのデザインと開発を行うスペシャリストです。
このソフトウェアエンジニアの給料は高く年収は1200万円をこえ、シニアソフトウェアエンジニアになると年収は2,000万円を超えました。
同じシニアでもシニアデータサイエンティストの1,326万円と比べても700万円以上高い給料となっています。
管理部門の職種の年収
職種名 年収(万円)
ヒューマンリソース 630
ファイナンシャルコーディネーター 704
トレーニングマネージャー 992
ファイナンシャルアナリスト 998
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ミナミ

ヒューマンリソース、すなわち人事課の社員の年収は630万円ほどでした。
そして、ファイナンシャルコーディネーターの年収704万円、トレーニングマネージャーの年収992万円、ファイナンシャルアナリストの年収998万円と続きます。取り立てて高い給料や低い給料は見られず、全体的に技術系の給料よりも低くなっています。
ネットフリックス(Netflix)ならではの職種の年収
職種名 年収(万円)
オーディオエンジニア 693
フォトエディター 966
シネマトグラファー(撮影監督) 1,381
エグゼクティブディレクター 1,685
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ミナミ

ネットフリックスでは自社でドラマなどを制作して配信しています。
この制作のために専用のスタッフを雇っており、その給料をご紹介します。
オーディオエンジニアは録音や音の調整などを行いますが、こちらの年収は693万円でした。そして、フォトエディターの年収966万円、シネマトグラファー、すなわち撮影監督の年収1,381万円、エグゼクティブディレクターの年収1,685万円と続きます。

職種別年収の所感

ネットフリックスで最も年収が高かったシニアソフトウェアエンジニアですが、調べてみたところ、アップルのシニアソフトウェアエンジニアの給料は1,649万円、マイクロソフトでは1,523万円でした。
もともと高所得なソフトウェアエンジニアですが、ネットフリックスではさらに高額な年収となっています。この高い給料から、ネットフリックスのサービスの核心を担う大事な仕事を請け負うのがこのソフトエンジニアという職であると推測できます。

管理部門では、人事課の社員の年収が630万円となっています。その他の職種も1,000万円以下の年収であり高所得という印象はなく、管理部門に関しては突出した高給を得ている役職はありませんでした。

ネットフリックスは様々な映像コンテンツを制作しているために、テレビ局と同様の職種があります。
ディレクターは番組制作の際に細部に渡って指示を出してより良い番組に仕上げることが仕事です。
エグゼクティブが付くと上位という意味になり、エグゼクティブディレクターは複数のディレクターを統括する立場です。
年収は1,685万円で、その重要な役割に見合う高額な年収になっています。撮影監督は映画カメラマンとも言われており、照明の調整と映像の撮影を行います。
映像の出来はこの撮影監督の手腕にかかっていますので、映画などでもキーとなる役職の一つです。
ネットフリックスではこの撮影監督の年収は1,381万円で、平均よりも高くなっています。
撮影監督の役割に対してこの給料が高いのか安いのかは判断が難しいですが、フルタイム、すなわち正社員として勤務し、福利厚生もしっかりしているならば地位も安定していてなおかつ十分な収入だと言えます。

NETFLIX(ネットフリックス)の日本では海外と比べてどのくらいの年収になるの?

ネットフリックスは日本にも支社を持っていて、日本でも採用がなされています。
日本支社は2015年に設立されましたので比較的新しく、給料の口コミなどはまだ少ないです。
ネットフリックスは情報・通信業界で最も高い給料を支払うことを理念としており、日本支社でも高級が支払われているようですが、一方で新しく入社した方々の給料は安く設定されているようです。
カスタマーサポートで年収約600万円、420万円、360万円、テクニカルスタッフで年収450万円、マネージャークラスだと1,000万円を超えるという口コミがありました。
しかし、500万円前後の給料だと一般的に高いとは言えませんが、残業がないという口コミも多くありましたので、これは残業無しのために安く見えていると推測されます。

NETFLIX(ネットフリックス)に採用された人の口コミ

元社員の年収の口コミを取り上げています。

エグゼクティブアシスタント カリフォルニア州 

職場環境は素晴らしいの一言に尽き、今後採用される人たちにとっては人生の好機だと思います。
ただ、唯一の問題はネットフリックスでの仕事はあなたを甘やかしてダメにしてしまい、もう他の会社では働けなくなってしまうかもしれないので気を付けてください。

プロダクトマネージャー カリフォルニア州

食べ物は無料で食べ放題ですし、様々な日用品なども無料で使えます。
ネットフリックスは他の会社よりも社内の環境は断然いいです。
ただ、プライベートと仕事のバランスを取るのは難しいかもしれません。会社は有給休暇を取れるようにサポートしてはくれるのですが、仕事の状況を考えると自分の思い通りに有給休暇を取ることはそんなに簡単ではありませんでした。

2017 採用 テキサス州

二次面接を行った時、タイピングテストがありました。タイピングテストはそれほど難しくはなかったのですが、最低ラインに到達しなければなりません。
このタイピングテストの目的は、周囲の環境が変わってもタイピングにしっかりと集中できるかどうかを計るものです。ネットフリックスのオフィスで行いますので何十もの従業員が働いており、館内放送や呼び声、話し声がそこかしこから聞こえてきます。もしかしたらそれらが集中力の妨げになるかもしれませんが、オフィスでの仕事に慣れていれば問題なくこなせると思います。
その後に二次面接を行ったわけですが、そこではプロフェッショナルとして自分をアピール行います。ここでアピールが出来なければ最終面接へは進めませんので、面接を受ける人はしっかりと準備しておいてください。
最終面接に合格すれば晴れてネットフリックスで採用となります。

口コミまとめ

ネットフリックスは映像コンテンツを作っている会社ですので、口コミで面白い質問がなされていました。
それは、ネットフリックスで働いているとネットフリックスが制作するショーや映画に出演しているキャストに会えるか?という質問です。返答してくれた社員さんの答えは残念ながらNOでした。もちろん映像監督などになれば当然会えますので、会えるかどうかは部署次第と言ったところでしょうか。

好意的な口コミが多かったですが、一方で働きにくかったという口コミも見られました。これ率直なフィードバックを求めるネットフリックスの企業文化から来ていると推測されます。

NETFLIX(ネットフリックス)の福利厚生がすごい!昼食が無料!

ネットフリックス(Netflix)では昼食が無料で提供されています。それだけではなく、飲み物や食べ物も無料であり、日用品も無料で使用できます。
このため、社内でお金を使うことはほとんどありません。以下にネットフリックスの福利厚生についてより詳しく書かれている口コミをご紹介します。

カスタマーサービス ユタ州

ネットフリックの福利厚生には401K(確定拠出年金)や手厚い健康保険が含まれています。
さらに、育児休暇は男女共に取得できますが、こちらは無期限で取得できます。仕事の予定もフレキシブルで組み立てることができますので、若い人にとっては働きやすい環境です。

NETFLIX(ネットフリックス)の社長(CEO)がいっていたネットフリックスの企業文化などの話

ネットフリックスのCEOのインタビューがありましたのでお伝えいたします。

ネットフリックスのCEOはリード・ヘイスティングス氏であり、ネットフリックスの創業者でもありますので、ネットフリックスを一代で有名企業に育て上げた伝説中の人物です。
ヘイスティング氏はマーク・ランドルフ氏と共に1997年にネットフリックスを創業し、新しいアイデアを取り入れたDVDレンタル会社として急成長を成し遂げました。

ネットフリックスではヘイスティング氏の元で独自の企業文化を育んでおり、それは雇用にも結び付いています。
ネットフリックスで働いたことのある人の多くはコミュニケーション能力が高い人が多かったと言います。
ヘイスティング氏は率直なフィードバックを求めており、ネットフリックスで働いていると同僚からこの率直なフィードバックが得られます。
しかし、コミュニケーション能力が低かったり人間関係の形成に失敗したりするととこのフィードバックが大量に来てしまい浮いた存在になりやすく、これがネット上で両極端な評価の口コミとなっている一因であると思われます。採用に関しても普通の選手を4人揃えるよりも最高の選手を3人揃えた方が良いために、それが報酬に現れており、この考えがネットフリックスの高い給料に反映されています。

このヘイスティング氏はコロナウィルスの蔓延に伴う在宅勤務について以下のように語っています。在宅勤務では、アイデアを出す議論がしにくくなったと言います。
つまり、国を超えてでも対面することに価値があり、それが出来なくなった今はマイナス面しかないとのことです。
また、意思決定についても独自の考えを持っており、忙しくないCEOが本当に仕事をしていると言います。
つまり、全てを把握しようと四苦八苦していて忙しすぎると意思決定を誤る可能性があるので、意思決定は出来るだけしないでおいた方が良いと言います。
つまり、役員など専門に仕事をしている人たちに意思決定をやらせるべきであると述べました。 参照:リード・ヘイスティングス氏 インタビュー

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