マイクロソフト(micro soft)の平均年収を日本とアメリカでは違うのかを解説！｜平均年収.jp

マイクロソフト(micro soft)の平均年収

アイミ

マイクロソフトはビッグ・ファイブなどと呼ばれている世界でも有数の企業であり、創業者のビルゲイツは伝説となっている存在です。
マイクロソフトがパソコンのオペレーティングシステムであるWindowsを販売している会社で有名であり、同様に給料が高い会社ということでも有名ですが、マイクロソフトの給料の中身は一体どのようなものなのでしょうか。
今回は気になるマイクロソフトの給料の実態についてご説明します。

ヨシコ

GAFAMのMがマイクロソフトですよ！今後GAFAMNZになるかもといわれていますが、NZは何かな？ではマイクロソフトの年収を詳しくみていきましょう。

マイクロソフト（MICROSOFT）の平均年収

マイクロソフト（MICROSOFT）の年収の平均は、1,259万円～1,267万円と推測されます。（海外年収サイト調べ）
平均給料；約105万円（年俸制が多いので12で割りました）

マイクロソフトは情報・通信業ですので、日本の同業企業の年収ランキングと比べると、6位(ＲＫＢ毎日ホールディングス1,310万円)～7位(ソフトバンクグループ1,253万円)の間と言え、持ち株会社並に高額な平均年収となっています。

マイクロソフト（MICROSOFT）の年収レンジを解説

マイクロソフト（MICROSOFT）の年収レンジは
575万円（最低）～1,972万円（最高）
中間地点は1,274万円
マイクロソフトで最も給料の高い職種はシニアアトーニー、つまり弁護士で年収1,972万円でした。給料が最も低かった職がデータセンターテクニシャンで年収575万円でした。

マイクロソフト（MICROSOFT）の代表的な職種別年収を解説

マイクロソフトで働くと高収入が得られると言われていますが、実際にどうでしょうか？以下に代表的な職種や珍しい職種などをリストアップしてみましたので年収と合わせて解説していきたいと思います。

ソフトウェアエンジニア関係の年収

ミナミ

ソフトウェアディベロッパーとはソフトウェア全般の開発を行う人を言います。このソフトウェアディベロッパーの年収は1,091万円でした。
ソフトウェアディベロッパーと似た名前にソフトウェアエンジニアがありますが、このソフトウェアエンジニアとはソフトウェアのデザインや開発を行います。
ソフトにどのような機能を持たせるのか、操作画面をどうするかなどを検討しソフトウェアを制作します。
このソフトウェアエンジニアの年収は1,220万円でした。
このソフトウェアエンジニアの上位にシニアソフトウェアエンジニアという職がありますが、こちらの年収が1,525万円と高く、このシニアソフトウェアエンジニアのさらに上位にプリンシパルソフトウェアエンジニアという職があり、こちらの年収は1,803万円でした。

他エンジニアやコンサルタント等の年収

ミナミ

マイクロソフトには様々な名称のエンジニアやコンサルタントがいます。
これらの職種の給料は比較的に高く、テクニカルコンサルタントでも781万円の年収がありました。
エスカレーションエンジニアとは、エスカレーション、つまり現場では手に負えない出来事などが起こった際に対処する職種です。エスカレーションを放置しておくと大変なことになりかねないので、専門のスタッフがしっかりと管理しています。
データサイエンティストはビッグデータを機械学習やAIと親和性が高いPythonを用いて処理や分析を行う職種です。近年需要が高まっていますが、年収は1,284万円と高額でした。

様々な職種の年収

ミナミ

名前から仕事内容を推測するのが難しそうな職種などを集めてみました。
市場調査を行うマーケティングマネージャーでは年収は964万円でした。
シニアマーケティングマネージャーになると年収は大幅に上がり1,466万円で、マーケティングディレクターになると年収は1,750万円になります。
カスタマーサクセスマネージャーとは現在の顧客満足度を上げて引き続きマイクロソフトの顧客となり続けるように繋ぎとめる役割を果たしますが、このカスタマーサクセスマネージャーの年収が1,056万円でした。
ソリューションアーキテクトとはビジネスの下準備を行う職です。例えば、新しいシステムが必要であれば、現状の問題点を洗い出し将来的なゴールを設定します。そして、他の部署とコミュニケーションを行いゴールに向かってそのシステムを作り上げます。
このソリューションアーキテクトの年収が1,496万円と他の職種の年収と比較して高額でした。

管理部門の職種の年収

ミナミ

管理部門には幅広い職種がありますので、給料の幅も広くなっています。
最も給料が低かったのがビジネスアドミニストレーターで年収は575万円でした。
続いてファイナンシャルアナリスト、ヒューマンリソースマネージャー、すなわち人事課の管理職、シニアファイナンシャルアナリストが続きます。最も高額な給料が得られる職種がアトーニー、すなわち弁護士で年収は1,676万円となります。さらに、上級弁護士となれば年収は1,972万円となり、調査できる範囲では最も高額な給料となっています。

職種別年収の所感

マイクロソフトは企業全体的に見ても年収は高く、高収益を上げることのできるビジネスモデルを作り上げています。
もともとマイクロソフトはソフトウェアを販売する会社でしたので本業のソフトウェア関係やマーケティング関係の職種が多く見られます。
ビジネスアドミニストレーターは各種サポートを行う職種で一般的に給料は低いのですが、それでも600万円近くありますので高い給料が得られています。
ソリューションアーキテクトのように名前からどんな仕事か推測できない職種があり、加えて高額な年収が得られています。
これは比較的新しくできた職種であり、企業内で潤滑油となるような存在である場合が多いです。それと対極をなす存在がソフトウェアエンジニアなど、名前から仕事内容が推測できる存在で、このような職種は古くから存在していて専門的な分野の仕事を行っています。
マイクロソフトではこれら両者の職種が有機的に機能していることも高収益を挙げられている要因の一つだと考えられます。

マイクロソフトの日本では海外と比べてどのくらいの年収になるの？

マイクロソフトは世界的企業ですので、日本にも支社があります。日本支社の平均給与を調べてみると906万円でかなり高く、回答者の平均年齢は39.7歳でした。近年の日本は長期にわたるデフレの影響で海外と比較して相対的に給料が低くなっていますが、それでも所得の高いアメリカなどと比較しても高額であると言えます。

マイクロソフトに採用された人の口コミ

面接で聞かれることやマイクロソフトの採用者の口コミなどをご紹介します。

プロジェクトマネージャー

元社員

前職の経験があったので、希望の職の仕事内容は比較的簡単に感じました。
面接は15分ほどで終わり、家に帰る前に仕事のオファーを貰い採用が決定しました。
ただ、面接では希望の職についての仕事内容や責務など詳細に聞かれましたので、この返答をすることが少々難しいと感じました。

チームリーダー　テキサス州

元社員

全般的に面接は簡潔でした。10人ほどの面接者と一緒に部屋に入り椅子に座ると、それぞれに数問程度の質問がなされました。
面接者たちはなぜ私たちが選ばれたかについて説明してくれました。
一時間後に面接は終わりましたが、帰り際に採用された場合は電話すると伝えられました。
そして程なくして人事課の社員から電話があり、自分が採用されたと伝えられました。

ディレクター　(2017採用) 　メキシコシティー

元社員

面接でこれまでの経験について質問されました。かなり詳細に質問され、マイクロソフトで希望している職の業務内容にフィットしているかどうか確かめられました。
そして、どのようにチームを作り出すかについて質問されました。
ポジションがディレクターなので部下の管理からモティベーションを保ち高いアウトプットを出させる必要があります。このために必要なことをこれまでの実践を踏まえて説明しました。さらに、対立が起こった時にどのように対処するかについて質問されました。全体的に管理能力をチェックする質問が多かったです。

マイクロソフトの面接でよく聞かれる質問

以下がマイクロソフトの面接でよく聞かれる代表的な質問を集めてみました。
面接のための身だしなみはどうすべきでしょうか？
もしマイクロソフトを離れるとしたら、それはどのような理由でしょうか？
マイクロソフトでの初めての面接にどのようにしてたどり着きましたか？ など、独特の質問が多いです。
口コミは全体的にマイクロソフトに好意的でした。
給料面や福利厚生面に関しては非常に高評価です。面接に関しては一般的で奇抜な内容は見られず、面接者のバックグラウンドをしっかりと確認して、面接者が望んでいる職種にマッチしているかが確認されます。

マイクロソフトの福利厚生がすごい！授業料返済サポートがあった！

マイクロソフトには大きな休憩室があり、一通りの飲み物が冷蔵庫いっぱいに入っていて無料で飲み放題です。
飲み物だけではなく、食べ物も無料で用意されており好きなだけ食べることができます。
福利厚生もしっかりとしており、何と授業料返済のサポートが付いています。以下に実際にマイクロソフトで働いたことのある方々の口コミをご紹介しますので興味のある方は是非お読みください。

プロダクトアドバイザー　ワシントン州

多くの小売の仕事と比べて、マイクロソフトでの仕事はベストです。
パートタイムの販売補助（プロダクトアドバイザー）でもストックオプション、すなわちマイクロソフトの株を一定の価格で購入する権利、健康保険、眼科保険、歯科保健を得ることができます。
これらの福利厚生を得ていると実際にマイクロソフトのために働こうという気持ちが芽生えてきました。

プロダクトマネージャー　カリフォルニア州

リラックスできる職場環境です。給料も良くて休憩室は非常に快適でした。
このような職場環境もあり、同僚たちもストレスが少なくて非常に打ち解けやすかったです。
福利厚生もしっかりとしていて、社員割引や授業料返済サポート、ストックオプション、各種医療保険などあってそれぞれが全て最上級の内容でした。

日本マイクロソフト（MICROSOFT）の社長が言っていたマイクロソフトの話

「地球上のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるようにする」、これがマイクロソフトの掲げるミッションです。
このミッションを達成するために、マイクロソフトは多様な能力やバックグラウンドを持った人材を採用しています。
この多様な人材の評価を行わなければなりませんが、評価する際にはマイクロソフトで大切にしている三つの評価軸がある、と日本マイクロソフト代表取締役社長の平野拓也氏は語りました。

三つの評価軸とは、「自らのビジネスインパクト」、「他人の成功に貢献できたか」、「他の人に助けを請うことができたか」、です。
IT業界に関して言えることですが、IT 業界は変化ありき、という大前提があります。常に変化する環境の中、特に、テクノロジの変化により変革されスピーディーになっていく仕事環境で、常に高いアウトプットを出し続けるためにこれらの条件は必要であると言います。

実際にここ数年でマイクロソフトのカルチャーは大きく変わったと語ります。
これまでの一番になる、という価値観が崩れていき代わりに他者を巻き込んで連合のような集団を作っていく、という会社になりつつあります。
このことについて、マイクロソフトの企業文化が成熟しつつあり、より深くなったこだわりが表面に現れつつあると感じているようです。

最後に、マイクロソフトに会った人物像を語っていました。こちらも三つあり、決して諦めない前向きな姿勢、学習を行える能力、そして誠実さ、この三つを持ち合わせた人材こそマイクロソフトが採用したい人物とのことでした。

参照：日本マイクロソフト代表取締役社長の平野拓也氏 インタビュー

外資系企業一覧

外資系の年収をまとめています。

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