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IBMの平均年収、日本アメリカの年収比較

ibmの詳細な情報について詳しく解説いたします。

IBMの年収まとめ

平均年収 1040万円前後
最高年収 推定1605万円
30歳の時の年収 1000万円前後 ※年功序列ではないため
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アイミ

IBMは1911年の創業以来、アメリカの技術開発の中心を担う企業であり、マンハッタン計画を始め、様々な国家プロジェクトに参加しています。IBMは一貫して利益率の高い分野で最先端技術の研究開発を行い、ビジネスを展開してきました。
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ヨシコ

IBMの研究所からは多くのノーベル賞受賞者が輩出されており、このことからもIBMが研究開発に注力していることがわかります。このため、研究開発系には細分化された様々な職種があると共に、年収給料も高く設定されていますよ!ではIBMの平均年収からみていきましょう!

IBMの平均年収

IBMの平均年収は、1,040万円前後と推測されます。(海外年収サイト統計)
平均給料は約87万円。という結果になりました。

日本企業の年収ランキングと比べると50位ぐらいの範囲に収まる年収と言えます。
日本の企業では、m&aキャピタルパートナーズ、キーエンスの年収が1,608万円と圧倒的に高いです。IBMの給料は1,000万をこえていて日本企業の平均年収と比較するとIBMの給料は非常に高い水準であると言えます。

IBMの年収レンジを解説

年収レンジは、 331万円(最低)~1605万円(最高)
中間地点は965万円
IBMは最先端企業らしく、リサーチサイエンティスト(研究員)やソフトウェアアーキテクト(ハイレベルなソフトウェアのデザインを行うスペシャリスト)の年収が最も高く設定されていて、1,500万円を超えています。

様々なコンサルタントの仕事があるのもIBMの特徴ですが、各種コンサルタントの給料には一般的な技術系の職に比べて低い傾向がみられています。そして最も安い給料は管理部門の補助を行うアドミニストレーティブアシスタントとなっています。IBMには様々な職種がありますが、これらの年収について詳しく解説いたします。

IT関係職種の年収

IBMのIT関係の職種の年収は1,000万円前後となっています。職位がマネージャーになると1,000万円を超えてきます。

職種名 年収(万円)
ITスペシャリスト 852
ITプロジェクトマネージャー 1,076
ITプログラムマネージャー 1,188
ITシニアプロジェクトマネージャー 1,230

外資系企業の転職画像

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ミナミ

シニアプロジェクトマネージャーになると1,230万でプロジェクトマネージャーよりも150万円ほど年収がアップしています。
ソフトウェア関係の職種の年収

IBMでは、ソフトウェア開発のエンジニアと言ってもプログラマーのみではなく様々な職種があることがわかります。

職種名 年収(万円)
アプリケーションディベロッパー 716
プログラマー 918
ソフトウェアエンジニア 1,040
ソフトウェアプロダクトマネージャー 1,188
シニアソフトウェアエンジニア 1,447
ソフトウェアディベロップメントマネージャー 1,492
ソフトウェアアーキテクト 1,599
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ミナミ

仕事が細分化されており、それぞれの分野の専門家たちが共同してソフトウェアを作っています。
プログラマーの年収は918万円と平均よりも低く、ソフトウェアエンジニアの年収が1,040万円とぴったり平均年収でした。最も高いのがソフトウェアアーキテクトで年収が何と1,599万円でした。
コンサルタント関係の年収

IBMにはSAP、テクニカル、ビジネス、ITなど様々なコンサルタントがおり、各専門分野のコンサルティングを行っています。
コンサルタントの給料ですが、全体的に見て年収は技術系よりも低くなっています。

職種名 年収(万円)
SAPコンサルタント 716
テクニカルコンサルタント 758
ビジネスコンサルタント 844
ITコンサルタント 883
シニアテクニカルコンサルタント 1,116
戦略コンサルタント 1,126
経営コンサルタント 1,244
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ミナミ

戦略コンサルタントや経営コンサルタントなど経営に関するコンサルタントの年収は1,100万円を超えていました。
管理部門等の職種の年収

IBMの様々な職種の年収を記載してみました。最も低いのがアドミニストレーティブアシスタント、つまり管理部門のアシスタントとなっています。この年収は331万円ですので、IBMの平均給料である1,040万円に比べると三分の一以下となっています。ここからファイナンシャルアナリスト、ビジュアルデザイナーとだんだんと年収が上がっていき、マネージャー職になると年収は1,000万円を超えだします。シニアプロダクトマネージャーの年収は1,458万円でした。

職種名 年収(万円)
アドミニストレーティブアシスタント 331
ファイナンシャルアナリスト 598
ビジュアルデザイナー 847
ユーザーエクスペリエンスマネージャー 904
シニアビジネスアナリスト 910
マーケティングマネージャー 1,025
サービスデリバリーマネージャー 1,056
セールスエンジニア 1,072
プロダクトマーケティングマネージャー 1,203
シニアプロダクトマネージャー 1,458
ハードウェアエンジニア系の職種の年収

ハードウェアエンジニアはモノつくりの根幹を成す技術者たちです。この職種がないとモノは作れないので製造関係の会社ではどこでも重要視されています。IBMではハードウェアエンジニア、つまり装置を作るエンジニアの年収は993万円、電気設計は1,009万円でした。肩書のない職、すなわちプログラマーなど、マネージャーやシニアなどが付かない職位の中では平均よりも少し高い給料となっています。

職種名 年収(万円)
ハードウェアエンジニア 993
電気設計 1,009
データサイエンティスト系の職種の年収

IBMにはサイエンティストと名前が付く職種は大きく分けて2種類あります。データサイエンティストは昨今のビッグデータの膨大なデータを処理できるようになり、ニーズが生まれた職種で、データから傾向や情報を読み取り処理する専門家のことです。こちらの年収は1,164万円と比較的高く設定されています。

職種名 年収(万円)
データサイエンティスト 1,164
リサーチサイエンティスト 1,605
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ミナミ

リサーチサイエンティストは研究職であり、研究を行います。こちらの年収は1,605万円と最も高いです。

職種別年収の所感

IBMでは全体的に、マネージャーとなることで200万円増え、シニアが付くと200万円ほど上乗せされるようです。
技術系では肩書無しで年収900万円、マネージャーとなり年収1,100万円、シニアマネージャーで1,300万円という具合に上がって行っています。

プログラマーの平均年収は918万円とこの中では低めですが、ソフトウェアエンジニアですとプログラマーよりも給料は高くなります。
最も給料が高いのがソフトウェアアーキテクトですが、こちらはソフトウェアの開発で最も重要な役割を果たします。このため、年収1,599万円と非常に高額な給料が貰えています。

コンサルタントの肩書を持つ職種の給料は1,000万円以下であり、全体平均よりも低くなっていますが、一方で戦略や経営コンサルタントになれば給料は跳ね上がり、年収1,100万円を超えています。
この高い給料から、企業経営の基幹となる経営や戦略をコンサルティングするには高い専門性と能力が必要であることが推測できます。

意外に低いと感じたのはファイナンシャルアナリストで年収598万円です。アナリストですので分析を行うことが業務となります。
そしてファイナンシャル、つまり財務状況を分析して健全な財務状況へと導くことが仕事と思われますが、600万円に満たない給料でした。ビジュアルデザイナーの年収は847万円でした。デザイナーは商品の外見を決める非常に大切な職種ですが、才能がデザインとして目に見えることが特徴としてあります。
有名なデザイナーは世界的にも名が通っていて、給料も破格ですがこのような人たちはごく少数で、実は一般的に給料は安い傾向があります。厚生労働省が発表した賃金構造基本統計調査では、平成29年度の調査でデザイナーの平均年収は439.7万円で、全職種の平均年収である454.5万円よりも低くなっています。

他にもユーザーエクスペリエンスマネージャーやサービスデリバリーマネージャー、セールスエンジニアなど、名前から業務内容がイメージしにくい職種などもありますが、これらの職種の給料は1,000万円前後でした。
最も高額だったのがシニアプロダクトマネージャーの年収1,458万円で、シニアとマネージャーという職位が付くことで大幅に年収が上がることがわかります。

IBMの研究所は大学のような基礎研究も行っていますので、リサーチサイエンティストが非常に重要な役割を果たします。
リサーチサイエンティストは研究者のことで、研究者として研究を行い、論文を執筆します。
この研究から得られた成果が最新の技術としてブラッシュアップされた後に世に送り出されますので、研究分野に関しては最先端分野のビジネスで勝つための必須の投資分野でもあります。この研究を行うリサーチサイエンティストの年収は1,605万円とIBMで最も高い給料となっています。

IBMの日本では海外と比べてどのくらいの年収になるの?

日本IBMの平均年収は838万円で、本社であるアメリカのIBMの1040万円と比べると200万円ほど低い給料水準となります。日本IBMでは正社員が500人程おり、営業やコンサルタント、SEなどの求人が多いです。IBMでは課長などの役職は使用しておらずに、代わりにバンドと呼ばれる職位を設けていて、バンドが上がるとそれに従って給料も大幅に上昇します。

職能階級「バンド(BAND)」を徹底解説

バンドについてはトレーニーからBAND6~10まであり職務等級と呼ばれています。
下記テーブルを参照いただくと役職だけでなくいろいろなジャンルによってバンドが決まっています。特徴をみてみましょう。
バンドは組織の大きさ、責任の大きさによって BANDがことなるようです。IBMでは、BANDは全世界共通である。
日本IBMでは入社1年目はトレイニーで、そのあとBAND6に昇進。早ければ5年でBAND7に昇進するし、BAND7から専門職や係長級。小グループのリーダーなども務めるということである。
課長級はBAND8から。
バンドはビジネスの範囲や職責によって決定されており、生え抜き尊重型のため年齢や経験年数にかかわらず成果に応じて処遇し、飛び級的な昇進もあるようです。

BAND(職務等級) 役職 業種 専門系
トレーニー 入社1年目 一般職 見習い
バンド6 一般職 副主任
バンド7 係長または主任 スタッフ専門職(主席など) 主任
バンド8 課長職 ライン専門職
プロフェッショナル専門職
プログラム専門職など
バンド9 部長職
バンド10 部長職

IBMに採用された人の口コミ

元社員の年収の口コミを取り上げています。

コンピューターオペレーションスペシャリスト アリゾナ州 

私のIBMインタビューですが、最初は三人のスーパーバイザーと電話で行いました。
次の日に部署のマネージャーから電話があり、面接したいと言われました。
そしてアリゾナのフェニックスまで行き、インタビューを受けました。数日後に人事課から電話があり、正式な採用オファーを貰いました。

マネージャー ニューヨーク州

これまで得たスキルを詳細に評価されると共にIBMの文化に合っているかどうか調べられました。

プロジェクトマネージャー フロリダ州

前職のプロジェクトの詳細について聞かれました。そして、その経験がIBMの新しい職場で行かせるかどうか確認されました。

ITプロジェクトマネージャー カンザス州

まず、リモートワークが好きかどうか聞かれました。次にどのようにコミュニケーションをとるのが好きかを聞かれ、最後に旅行に行くのは好きかを聞かれました。

プロジェクトマネージャー ノースカロライナ州

IBMでは30年働きましたが、大半は楽しい思い出です。IBMは女性に関しの福祉が先進的で、他の企業に比べて産休を長くしてくれました。
また、積極的に女性に昇進の機会を与えてくれて様々なポジションへの移動が行われていました。

口コミまとめ

IBMの職場環境、給料面、福利厚生など全般的に好意的な口コミが目立ちました。
IBMはグローバル企業ですので、採用されると給料面、福祉面で手厚いサポートが得られます。
年収が得られることを魅力に感じている方も多かったです。働く環境も世界的なプロジェクトに参加出来たり、新しいことに挑戦出来たりと入社して高めた自分の能力を活かせる環境も整っているようです。

IBMの福利厚生がすごい!手厚い歯科医療保険がついていた!

アメリカでは一般的に歯科医療には保険が無い場合が多いです。
歯科医療に関しては日本が特殊で手厚い保険が適用されますが、諸外国では歯科医療には保険はなく治療は実費で高額になりがちです。
IBMの福利厚生には手厚い歯科医療保険が付いているために、歯科医院に行っても保険が適用されて安く治療を受けられるという口コミが多く見られました。さらに、家族にも適用されるので、ご家族の歯の健康までしっかりと守ることができます。他にも障害保険や眼科保険も付いていますので、IBMの手厚い福利厚生が伺えます。

IBMなどの外資系企業へ就職転職するためのおすすめエージェント

IBMなどの外資系企業で働きたい、また年収が高い企業で働くのであれば転職によるキャリアアップしかありません。
ただ実際にどこを利用したらいいのかわからないと悩んでしまうこともあるでしょう。
ここでは、外資系企業の転職におすすめのエージェントを4つ紹介します

転職エージェント 運営会社 リンク 対応地域 登録料 ポイント
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IBMの先輩OBがいっていた実際の話

新入社員として日本IBMに入社して30年以上勤務してきた齋藤氏のインタビューをご紹介します。

齋藤氏は新入社員としてIBMに入社後に入社後、半導体開発等を行った後にIBMの本社のあるアメリカの開発部門へと移り、経験を積みました。そして、帰国後には開発からコンサルティング部門へと移り、現在もセキュリティー担当をされているとのことです。

IBMに入社してよかったことは、何といっても世界規模のプロジェクトに携われるということと共に新しいビジネスにチャレンジできるという、最先端企業であるIBMならではの仕事環境があったということでした。また、部門間もダイナミックに移動してしますが、以前の部署の経験が全く役に立たないわけではなく、その経験を土台にして次の部署で仕事をすることができたので、他の人にはない独自性を引き出すことができました。

最後にご自身の経験を踏まえて、IBMは国家間に囚われずに新しい分野にチャレンジしたいと思う方にお勧めできる会社とのことでした。
参照:日本IBM インタビュー

執筆・監修者 平均年収.jp 編集チーム
平均年収.jp編集部

外資系出身者・職業紹介本原作者、FP資格保有者・専門ライター、キャリアコンサルタント・大手出版編集者などのメンバーが参画
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