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年収300万円で一人暮らしをしながら貯金をする理想の生活費など徹底解説

年収300万円で一人暮らしについて徹底解説します

年収300万円で一人暮らしの画像

年収300万円の一人暮らし

年収300万円といえば、初任給として設定されることもある金額でもあり、20代の平均年収に近い金額でもあります。
24歳の平均年収は280万円~340万円。22歳の平均年収は200万円~240万円となっています。
社会人になって1年目~2年目はこのくらいの年収だったという方も多いのではないでしょうか。

一人暮らしなら突発的な出費は家庭を持っているよりも少なくて済みますが、年収300万円であれば家賃や食費など生活費への配慮は欠かせません。
今回はそんな年収300万円の一人暮らしをするための理想の生活費や貯金について紹介していきます。

年収300万円の毎月の手取り金額

年収300万円から理想の生活費のバランスを考えるためには、まず毎月どれだけのお金が手元に入るのかを理解しなければいけません。
300万円を単純に12か月で割って計算すれば、総支給額は25万円になりますが、手取りの金額が25万円になるわけではありません。
控除として様々な項目で給料から天引きが実施されます。
その内容は健康保険、厚生年金、雇用保険、所得税、住民税。
40歳を超えていれば介護保険も控除され、さらに労働組合の費用が天引きされるケースもあります。

これだけの天引きがあるため、残業代などを考慮しなければ、実際の手取りは20万円程度となります。
そのため年収300万円の場合、手取り月収は20万円程度として生活費を考えなければいけません。
参考年収300万円の手取り

年収300万円の理想の生活費のバランスとは

では次に、手取り20万円世帯の理想の生活費のバランスを一覧で見ていきましょう。

・家賃(6万7,000円)手取り月収の30%
・食費/仕事の打ち合わせのお茶、食事等含む(4万円)手取り月収の20%
・通信費(1万円)手取り月収の5%
・貯金額(2万円)手取り金額の10%
・水道、ガス、日用品などの雑費(2万円)手取り金額の10%
・自動車維持費(2万円)手取り金額の10%
・その他交際費など(3万円)手取り金額の15%

上記の予算で生活費を収めることができれば、コンスタントに貯金もつくることができます。
また節約して苦しくなるような目標金額でもありません。
その他交際費などが節約できれば、そのお金は貯金に回すこともできるため、目標としては無理のない理想の生活費のバランスだといえるでしょう。

年収300万円で一人暮らしの画像2

年収300万円一人暮らしの家賃の考え方

理想の生活費のバランスは前述の通りですが、年収300万円の一人暮らしでこの理想を実現するためには家賃が重要なポイントになります。
なぜなら家賃は更新料や管理費、その他火災保険など定期的に発生する費用も考慮することが欠かせないからです。
実際に家賃が6万5,000円だったとしても、管理費といて毎月数千円、高いところでは1万円以上の費用がかかることも珍しくありません。
そのため賃貸住宅を借りる際は、管理費を含めた毎月のコストを考える必要があります。

また東京など都心部の賃貸物件はそのほとんどに更新料が発生します。2年ごとの更新で一ヶ月分の賃料の支払いを求められることがあります。
そうなった場合、仮に毎月8万円の費用がかかる賃貸住宅に住んでいれば、その月は家賃だけで16万円の支払いを求められることになります。

そして家賃は毎月支払うことが前提の固定費となるため、家賃は一万円高くなるだけで年間12万円の出費が増えることになります。
これは逆に今よりも1万円安い賃貸住宅に住めば12万円年間の支出を減らすことにもなります。一人暮らしであれば荷物の量も少なく、広い生活スペースも必須ではありません。
一人暮らしであれば家賃を下げることは難しい話ではないのです。
賃貸を選ぶ際は、毎月の家賃だけではなく、このように年間もしくは2年間の支払いのトータルコストで考えることが大切です。

参考:年収と家賃の相場

通信費や自動車など固定費を見直すべき理由

年収300万円で、理想的な生活費の実現を目指すなら通信費や自動車など、固定費の見直しが欠かせません。その理由はこの二つは今すぐにでも見直すことができる固定費だからです。
例えば通信費は格安SIMを利用することも一つですが、外出時は公共のWi-Fiや飲食チェーン店のWi-Fiを使えば通信コストを削減することができます。
最近のスマートフォンは通信費用の方が、通話料金よりも高くなっていることが珍しくないためこのようにスマートフォンの使い方を工夫するだけで通信費は下げることができます。

また自動車を所有している場合、普段の通勤に使っていないならカーシェアやレンタカーなどのサービスを使った方が安く使える可能性があります。
その理由は、自動車は所有しているだけで車検や自動車税、駐車場代など一定のコストが発生し続けるからです。
普段あまり自動車に乗らず、休日しか利用しないのであれば思い切って手放すことで、貯金は貯まりやすくなる可能性があります。

年収300万円一人暮らしの理想の生活費はズバリこれ!

年収300万円一人暮らしの場合、理想の生活費はズバリ毎月13.7万円です。家賃と食費、
水道代、ガス、電気、日用品、これらを含めてこの金額以内にすることができたら、理想的な生活費で暮らすことができます。

年収300万円の一人暮らしであれば、将来の結婚も気になるところですが、その資金もコツコツと貯蓄することができます。
詳細の内訳は先に述べた通りですが、これ以上の金額が毎月支出として出ているなら、生活費を一度見直すことをおすすめします。

年収300万円で理想の生活費を目指すならまずは固定費から見直そう

年収300万円の独身の一人暮らしで生活費をコントロールすることは、そこまで難しいことではありません。
その理由は、独身なら様々な意思決定を自分だけですることができるからです。
これが結婚して子供がいれば、奥様の意思を尊重することはもちろん、子供の教育についても考えなければいけません。
このように比較して考えると、独身であれば毎月の生活費を理想的な金額にすることは、そこまで難しくないことが分かります。
年収300万円の一人暮らしで中々貯金が貯まらない。
または生活費について改善したいと思った場合は、まずは家賃など固定費の見直しからはじめてみてはいかがでしょうか。

執筆・監修者 平均年収.jp 編集チーム
平均年収.jp編集部

外資系出身者・職業紹介本原作者、FP資格保有者・専門ライター、キャリアコンサルタント・大手出版編集者などのメンバーが参画
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