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現場仕事【土木建築業界】の給料ランキング、稼げる現場仕事はこれだ!

現場年収まとめ

第1位:クレーン運転工 平均年収510万円
第2位:電気工 平均年収472万円
第3位:測量技術者 平均年収469万円
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アイミ

突然の質問だけど、工事現場で働いている職人さんの中でどの職種の給料が最もいいの?
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ミナミ

やっぱりとび職じゃないかな?昔からとび職はいい給料がもらえるっていうし。
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マリン

最近はそうでもないわよ。とび職って言っても幅広い仕事をしているし、とび職全体の平均給料はそれほど高くないわ。どの職人が一番儲かるのか、ランキングで説明するわね。

現場にはどんな職業や職人がいるの?

建築、土木業界はガテン系の代表ともいえる職場で、比較的給料が高いとも言われています。
現場では建物が完成するまでには様々なステップがあり、そのステップに応じて様々な職人さんが働いています。

現場仕事の職種についての画像

建築、土木において最初に行われる工程は測量です。
測量とは建物を建てたい土地の距離や角度を測定します。
この仕事を行うのが測量士ですが、測量結果に基づいて建築士により図面が引かれます。

測量が済み、図面が完成すると次はいよいよ実際に土地を平らにして地盤を固める基礎工事が始まります。
この基礎工事を疎かにすると建物に変な力がかかりねじれたり傾いたりするとともにコンクリートにひびが入りやすくなってしまいます。
基礎工事とは地盤を固めることで、穴を掘りコンクリートを流し込んだり杭を打ち込んだりして地盤を固めていきます。
この時活躍するのが土工で重機で土を掘るとともに余分な土を運び出します。
土を運ぶとともに建築資材を搬入するのがトラックの運転手です。
また、ショベルカーやブルドーザーなどの重機を運転するのが建設機械運転工で、大きくてパワフルな機会を運転するのでこの仕事に憧れる男の子は多いです。

地盤を固め終わると柱を立てて骨格を作り、床を敷いていきます。
鉄筋造りの建物の場合は鉄筋とコンクリートを組み合わせることで非常に高い強度が得られますので世界的に大きな建物は鉄筋コンクリート製となっています。
鉄筋を使う場合は鉄筋工が活躍し、木材の場合は大工が組み上げていきます。
また、コンクリートはコンクリートの粉末に水を加えて攪拌させた生コンクリートの状態でミキサー車でかき回しながら現場に搬入されます。
つまり、コンクリートは泥のような液状をしていますので、コンクリートに形を持たせるための枠を作る必要があります。
この職人を型枠大工と言い、鉄筋の周りに枠が作られていきます。
枠ができるとこの枠の中に生コンクリートが流し込まれますが、生コンクリートは時間が経つと固まります。
この時型枠が曲がっているとコンクリートも曲がったまま固まりますので、型枠大工の腕の良しあしで見た目が変わってきますので職人の腕の見せ所となります。

鉄筋は非常に重たいのですが、これを上空に持ち上げるにはクレーンを使います。
持ち上げる際にはクレーンに鉄筋などの資材を取り付けますが、このクレーンに資材をワイヤーで取り付ける職人を玉掛け作業員と呼びます。
取り付けに失敗すると、吊り上げている状態で鉄筋が落下する恐れがあり鉄筋の雨が降り注ぐことになり非常に危険ですので、正しい知識と豊富な経験を持った玉掛け職人が活躍します。
クレーンを操作する人はクレーン運転工と呼ばれており、クレーンで資材を手際よく持ち上げて高所で作業するとび職に資材を供給します。
クレーンですが大きく2種類あり、トラックにアームが取り付けられていて自走するタイプとビルの上階に設置されるタイプがあります。
建物が数階程度ですと自走タイプで十分に持ち上がりますが、それ以上だとアームの長さが足りないのでビルの骨格が出来た後に骨格にクレーンが設置されます。
とび職は高給取りの代名詞ともなっていますが、かなり危険な仕事でもあります。
高所に登った上で安全帯という命綱を付けて足場などを組みますが、東京タワーが出来た時代はなんと命綱なしで作業をしていました。
実際に東京タワーを作ったとび職たちの話は今でも伝説として語り継がれています。
高所恐怖症の人にとっては時給1万円出すと言われても無理な仕事ですが、熟練のとび職はまるで地上を歩くように高所の鉄筋の上を歩いています。
そんなとび職は今でも建設現場の花形となっています。

建物の骨格が完成すると次に外壁工事及び内壁工事が始まります。
この時活躍するのが左官と言われる職人さんで、こてやへらなどを駆使して壁に綺麗にペンキを塗ったり、コンクリートを平らに仕上げたりと左官の腕次第で仕上げの印象が大きく変わります。
少しでも凹凸やムラがあるとついつい気になってしまいますが、まっ平で少しのムラもなければ見ていて気持ちのいいものです。

また、電気、ガス、水道、下水道などの設備も必要ですのでそれぞれの職人さんたちが投入されていきます。
配線接続などの電気工事は電気工の仕事で、建物内にくまなく電線を這わせます。
またガスや上下水道などの配管は配管工により設置されていきます。
これら配線や配管などすべて図面がありますので、図面通りに施工を行わないと水が出ないトイレやコンセントのない部屋など悪夢のような建物が出来上がってしまいます。

建築現場でもう一つ、はつりという大切な仕事があります。
このはつりはコンクリートを壊したりコンクリートの表面を削ったりする仕事ですが、大きな音や振動を伴うかなりの重労働です。
主に建物のリフォームや解体の際に活躍します。

大雑把な説明でしたが、以上が建築、土木工事の流れとなります。
今回はこれらの現場仕事の職人さんたちの給料ランキングを行います。
年収データは2019年の厚生労働省の賃金構造基本統計調査結果に基づいています。

厚生労働省賃金構造基本統計調査

現場仕事職業別給料ランキング

以下の表に現場仕事の年収を職業別にまとめました。
早速14位から見てみましょう。

第14位:はつり工

最も年収が低かったのははつり工で平均年収は361万円でした。
かなりの重労働ですが、作業自体はコンクリートなどを壊す仕事ですので、それほどの技能は必要としないためだと推測されます。

第13位:左官

年収ランキング第13位は左官で平均年収は387万円でした。
左官は独立も可能な職種であり、国家資格である左官技能士の一級を取得して独立する人は多いです。
現場仕事では左官以外にも独立できる職種は多いですが、独立した多くは従業員を雇うのではなく一人親方として仕事をしています。
一人親方の場合は現場の担当者との繋がりを持っていないとなかなか仕事が回ってこずに独立するメリットの一つである収入を伸ばすことはできません。
ですので、様々な人脈やつてを作った後に独立しないと仕事が無く収入もない日々が続く恐れも出てきます。

第12位:型枠大工

第12位は型枠大工で平均年収は388万円でした。
まだまだ400万円の大台まで遠いですが、徐々に年収が安定しだしています。

第11位:土工

第11位は土工の393万円でした。
土工は道路の舗装工事なども手掛けていますので、幅広い工事現場で活躍しています。
土工は鳶とともに古くからある仕事の呼び名でもあり、土方(どかた)とも呼ばれていて土木建築仕事の代名詞のようにもなっています。

第10位:とび工

以外にも第10位にとび職がランクインしており、年収は393万円と大台の400万円に届いていません。
とび職は高給取りのイメージがありますが、現在ではそれほど高い年収とはなっていません。
とび職は土工とともに古くから神社や仏閣、お城など大きな建物を建てていた伝統ある職業です。

第9位:大工

第9位は大工で年収は415万円でした。大工と言えば木材を切り、鉋をかけて仕上げてそれを組み立てて家を作ります。
ただ、昨今では木材の使用が昔に比べて少なくなっていてその代わりに耐火性素材など交代急な素材が使用されるようになっています。
このような素材で作る家は出来合いのパーツを組み上げていきますので短期間で完成するようになっています。
一方で、昔ながらの信州産の檜で建てた家に住みたい、など木材を使用した家を好み人もいますので、このような家を建てることが受け継がれてきた大工の技術の見せ所です。
棟上げを済ませると伝統的な餅まきが行われる場合がありますので、近所に住む子供たちはちょっとしたお祭り騒ぎになります。

第8位:建設機械運転工

第8位は建設機械運転工の421万円でした。この辺りになると年収は安定しますので生活に次第にゆとりができます。
建設機械運転工は特殊技能ですのでもう少し年収がいいかと思われましたが、それほど高くないですね。
しかし、お金を貰って重機を運転できるので運転が好きな人にとっては天職でしょう。

第7位:玉掛け作業員

第7位は玉掛け作業員で年収は438万円でした。
玉掛けには資格があり玉掛け技能講習を受けるだけで取得できます。
講習は2日で費用は24000円弱ですので、多くの人は本業は土工だけど玉掛けの資格も持っている程度です。
玉掛け作業員は資格の難易度の割には年収が高いので、玉掛け作業員の年収というよりも玉掛けの資格を持っている人の年収を集計した結果であると推測されます。
つまり、年収の高い人は玉掛けの資格を持っている場合が多いということに加えて取得はそれほど難しくありませんので人気の資格となっています。

第6位:鉄筋工

第6位は鉄筋工で445万円です。
しなやかな鉄筋は硬くてもろいコンクリートとの相性が良く、両者の欠点を上手く補い合って高耐久の建物が作られます。
鉄筋工になると平均年収は445万円とかなりよくなりますが、イメージ通りかなりきつい仕事です。

第5位:トラック運転手

第5位はトラックの運転手で456万円です。
トラックの運転手は大きく分けて短距離と長距離があります。
資材を現場に運んだり、現場から土砂を搬出したりと現場の近くを行き来するのが短距離で、長距離になると県をまたいで日本全国飛び回ります。
長距離の方が移動時間がかかりますので短距離に比べて給料は高いです。
また、トラックのサイズ、大型や中型でも給料差が出てきて大型トラックの方が給料はよくなります。

第4位:配管工

第4位が配管工で年収は467万円でした。
配管工は配管をつなげるだけなのでそんなに年収は高くないのでは?と思われるかも入れませんがかなり複雑な仕事になります。
小さな建物ならともかく大きな建物には複雑に配管が這っていますが、図面に従って適切な位置に配管を配置させなければならないのでかなり頭を使う仕事でもあるのです。
会社によっては配管の設計から加工まで行っており、寸法を間違うと配管がつかずに現場は大混乱に陥ります。
腕のいい配管工は現場で再加工するなり臨機応変に対応します。
また、配管を接続させる際に絶対にやってはいけないことは漏れを起こすことです。
ガスや下水が漏れると非常に厄介なトラブルとなります。
このため、配管技能士などの国家資格があります。

第3位:測量技術者

第3位は測量技術者の469万円でした。
測量士ですが、測量士の資格取得の難易度が他の現場資格に比べて一気に上がります。
このため、専門性が高く誰でもなれるわけではないので年収も高くなります。
測量士は独立できる資格でもありますが、測量一本で食べていくのは難しく、他の資格と組み合わせてより臨機応変に仕事が出来るようにしている方が多いです。

第2位:電気工

第2位は電気工で年収は472万円でした。
電気工も電気工事士の国家資格があります。
受験資格はなく誰でも受験できますが、筆記に加えて技能試験がありますので技能経験を積まないと合格は難しいです。
年収は現場仕事の中でも高く、安定しています。

第1位:クレーン運転工

最も年収が高かったのがクレーン運転工で510万円でした。
500万円の大台を超えていた唯一の現場職です。
クレーン運転工は地上でクレーンを操作する場合もありますが、高層ビルの建設ですとビルの頂上に設置されたクレーンを操作することになります。
高層ビルの最上階のクレーンまでたどり着くのも大変な上に、上空には強い風が吹いていて持ち上げている途中で資材が大きく揺れますので丁寧に操作しなければ危険です。
また、丁寧にやっても現場は待ってくれないのでゆっくりはできずに一定のペース以上で資材を搬入し続けなければならず、緊急事態以外では途中で操作を止めてクレーンから降りることもできません。
このため、腕の良しあしで搬入できる資材の量は変わってしまいます。
かなり制限された環境で操作をし続けますので、精神面で向き不向きが出てくる仕事でもあります。

現場仕事の年収についての画像

順位 職種 平均年収(万円)
1 クレーン運転工 510
2 電気工 472
3 測量技術者 469
4 配管工 467
5 トラック運転手 456
6 鉄筋工 445
7 玉掛け作業員 438
8 建設機械運転工 421
9 大工 415
10 とび工 393
11 土工 393
12 型枠大工 388
13 左官 387
14 はつり工 361

建設土木会社の年収ランキング

現場で働く人たちの職種の年収を調べてみましたが、そもそもビルなどを施工する会社の年収はどうなのでしょうか?
建築業界の企業で年収の高い企業を調査しました。

第1位:鹿島建設

最も平均年収が高い会社は鹿島建設でした。
その額は何と980万円で平均年収が1000万円近く非常に高年収となっています。
現場仕事の年収の倍くらいありますので、年収を上げたければ大手の建設会社に入社することが大切になります。
このような大手建設会社はゼネコン、日本名では総合工事業者とも呼ばれ工事の受注から施工まで全体を統括します。
現場仕事はこのようなゼネコンが仕切っている現場に下請けなどで雇われている場合がほとんどで、ゼネコンは現場の職人たちを直接雇用せず、その職人たちを取りまとめるための現場監督に現場を取り仕切らせています。

第2位:大林組

大林組は歴史が長く、日本の建築業界を牽引し続けている存在です。
もともと大阪に本社がありましたが、現在は東京に移転しており東京を拠点にして世界中で幅広く活躍しています。
この大林組の平均年収が971万円と、鹿島建設に肉薄しています。

第3位:竹中工務店

第3位は長い歴史を誇る竹中工務店で平均年収は960万円でした。 創業は1610年、元号でいうと慶長15年で、関ヶ原の戦いがあったのが1600年ですのでその10年後に誕生したことになります。 400年以上の歴史と伝統を持つ由緒ある会社です。

第4位:大成建設

大林組や鹿島建設などと同様に大成建設も大手ゼネコンであり、巨大な建築物の建設を手掛けています。
有名な東京都庁を施工したのがこの大成建設で、他にもたくさんの有名な建物を建てています。
ゼネコンが施工する建築物はビルだけではなく、橋やドーム球場、空港なども含まれますので建築物の総合商社となっています。
この大成建設の平均年収が952万円です。

第5位:清水建設

第5位は清水建設で平均年収は946万円でした。 1位から5位までは5大ゼネコンやスーパーゼネコンと呼ばれており、とりわけ強い存在感を放っている大手ゼネコンです。
さすがにライバル同士、給料で負けるわけにはいかないのか、どこも同じような平均年収です。

第6位:東急建設

東急建設はその名の通り東急グループの建設事業会社です。
東急グループは鉄道から百貨店、不動産にホテル事業などなど幅広いビジネスを展開しています。
東急建設はその関連で鉄道工事も手掛けています。
この東急建設の平均年収が892万円となっています。

第7位:奥村組

第7位は大阪の雄、奥村組で平均年収は869万円でした。
建設会社は以前は東京と大阪で勢力を2分していましたが、大阪の建設会社は次第に東京へ本社を移しています。
奥村組も東京に軸足を移している建設会社で、大阪のみならず東京にも本社を持っています。

第8位:戸田建設

第8位は戸田建設で、平均年収は821万円でした。
戸田建設は経営が安定していることでも有名な企業で、社員の平均勤続年数が20年を超えていることも特徴としてあります。
一級建築士も多数在籍しており、人気の就職先となっています。

第9位:鉄建建設

鉄建建設はもともとの名前を鉄道建設興業株式会社と言い、その略語である鉄建建設は現在の社名になっています。
名前の通り創業以来鉄道などの土木工事に強みを持っており、土木工事が同社の主力事業となっています。
この鉄建建設の平均年収が807万円と、ギリギリ800万円の大台を保っています。

第10位:五洋建設

ランキングの最後は五洋建設でした。
五洋建設は海洋関係の工事に強く、スエズ運河の拡張工事なども手掛けています。
この五洋建設の平均年収が796万円と、800万円を下回る結果でした。

順位 会社名 平均年収
第1位 鹿島建設 980万円
第2位 大林組 971万円
第3位 竹中工務店 960万円
第4位 大成建設 952万円
第5位 清水建設 946万円
第6位 東急建設 892万円
第7位 奥村組 869万円
第8位 戸田建設 821万円
第9位 鉄建建設 807万円
第10位 五洋建設 796万円

平均年収.JP

サブコン各社の平均年収ランキング

建設会社は建築物を作りますが、人が住んだり仕事をしたり物を生産するためには使用用途に応じた設備が必要です。
電気、ガス、水道、下水道と言った一般的なインフラから大きな建物になると複雑な空調システム、薬品を流す配管、機器類の据え付け、防火、防災、警備など様々な設備があります。
これらの設備の施工は建設会社とは切り離されていて、専門の会社が請け負っています。
現場仕事でも、これらの会社をゼネコンに対してサブコンと言います。
このサブコン各社の年収ランキングをやってみたいと思います。

第1位:株式会社大気社

大気社は空調設備の会社でその他にも塗装システムも手掛けている大手サブコンです。
海外向けのビジネスを盛んに行っており、世界的にも有名な企業です。
年収は969万円でした。

第2位:ダイダン株式会社

第2位はダイダン株式会社で平均年収は931万円でした。
ダイダン株式会社はもともとの名を大阪電気暖房と言い、この社名を短縮して大暖になりました。
名前の通り大阪の会社で管工事や電気設備工事を手掛けています。

第3位:日比谷総合設備株式会社

日比谷総合設備は電気工事から管工事、とび、水道施設、消防施設と言った設備を総合的に提供しています。
このため、建築土木関係の資格取得者も多岐に割ったっています。
年収も高く、平均年収は917万円でした。

第4位:コムシスホールディングス株式会社

コムシスホールディングスはグループの持ち株会社です。
もともとNTT認定の電気通信設備の会社として成長してきました。
海底ケーブルの施設など大規模事業も手掛けており、通信設備の主要なサブコンとなっています。
このコムシスホールディングス株式会社の平均年収は911万円でした。

第5位:株式会社朝日工業社

朝日工業社は空調設備、給排水などに加えて配管やクリーンルームなど工場設備の施工も手掛けています。
このバックボーンから半導体の製造装置なども手掛けており、幅広いビジネスを展開しています。
この朝日工業社の平均年収は855万円でした。

第6位:新日本空調株式会社

新日本空調はその名の通り空調設備を手掛けるサブコンですが、それだけではなく消防設備や電気設備などビル設備全般の施工を手掛けています。
三井物産と関係が深く、設立には三井物産が関わっていてる上に、現在でも主要株主に三井物産が名を連ねており関係は今でも続いています。
この新日本空調の平均年収は846万円でした。

第7位:東芝プラントシステム株式会社

東芝プラントシステム株式会社は東芝グループの一員でプラントの設備施工を行っています。
その内容も原子力システムなど大規模かつ安全面でも難しい施工を専門的に行っています。 平均年収は831万円でした。

第8位:株式会社きんでん

サブコンは大手製造会社や電力会社が重要顧客となりますので、そのような背景から製造会社や電力会社から離れて子会社化した会社が多く、このきんでんは関西電力グループの一員となっています。
きんでんは関西電力グループの一員ですが、発電所などの電気関連の施設の施工だけを行うわけではなくその関連の土木工事なども行っており総合的なサブコンです。
このきんでんの平均年収は824万円でした。

第9位:東光電気工事株式会社

東光電気工事はサブコンの老舗であり、大手のグループ企業に属さない独立系の会社です。
2020年の東京オリンピック関連の施設の施工を幾つか受注したことでも知られています。
東光電気工事の平均年収は824万円でした。

第10位:高砂熱学工業株式会社

高砂熱学工業は空調設備のリーディングカンパニーで高い技術力を誇っています。
高砂熱学工業は1923年に設立されもともとは暖房を施工する会社であり、設立当時の社名は高砂煖房工事株式会社でした。
創業後に次第に冷房が普及しましたので、冷暖房、すなわち空調設備を手掛けるようになっていきます。
平均年収は821万円とサブコン大手の中では決して高い方ではないですが、それでも大台の800万円を超えています。

順位 会社名 平均年収
第1位 株式会社大気社 969万円
第2位 ダイダン株式会社 931万円
第3位 日比谷総合設備株式会社 917万円
第4位 コムシスホールディングス株式会社 911万円
第5位 株式会社朝日工業社 855万円
第6位 新日本空調株式会社 846万円
第7位 東芝プラントシステム株式会社 831万円
第8位 株式会社きんでん 824万円
第9位 東光電気工事株式会社 824万円
第10位 高砂熱学工業株式会社 821万円
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マリン

現場では肉体的にハードな仕事、資格取得場難しい仕事など難易度に従って年収が上がっていきますが、現場の年収は低く、現場から離れて施工の上流に行くほど年収は上がります。また、ゼネコンやサブコンは規模が大きくなるにつれて年収が上がる傾向があります。

平均年収.JP

執筆・監修者 平均年収.jp 編集チーム
平均年収.jp編集部

外資系出身者・職業紹介本原作者、FP資格保有者・専門ライター、キャリアコンサルタント・大手出版編集者などのメンバーが参画
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