マンションを購入する際に一番と指標となるのが年収

FPの統計調査によると、マンションの購入価格は、年収の約5倍が相当だと一般的に言われてます。年収の2割~3割ぐらいをマンションのローンに当てるのが人生設計としてある程度いいといわれてます。
それではそれぞれの年収ではどのくらいの価格のマンションを購入すべきなのか調べてみました。

年収200万円~2000万円までのマンションを購入する際のおすすめ購入額、住宅ローンの月々返済額の画像

マンション購入するときに決める要件ってどんな要件?

幸せな結婚。子供も生まれて家族としての生活も板についてきました。
ただ、そろそろ家 も手狭になってきたかな。と思う時期に差し掛かってくる人たちも多いと思います。
そうすると、だんだんと気になってくるのがマイホーム購入。
お酒落なマンションを買おうかな?いやいや庭付きの一戸建てでも買って休日はガーデニングにいそしんで...
夢はどんどんとふくらんでいきますね。

今回はマンションにフォーカスを当てていきたいと思います。
では、マンション購入するときに狭める要伴ってどんな要件なのでしょうか?

調べていきたいと思います。

マンション購入するときに決める3つのポイント

結構よくありがちなのが、最初に自分たちが理想とする条件。というのを考えることなく、いきなり物件選びから始めてしまう人が多いです。
何となくこういうのが良いかなぁ程度で探してしまうととても大変。
それもそのはず、 日本全国にはとんでもない数のマンションが販売されていますので、探すだけで膨大な時間だけを費やすことになってしまいます。

そうなると、面倒くささから、変なところで妥協したり、この物件で良いやとちゃんと細部まで確認せずに決めてしまって後で大荒て...では、すみませんよね
それがよくあるマンション購入における失敗パターンです。
また別の失敗パターンとして、細かいところまであれこれ決めてしまうことです。

そうなると、その条件にあった物件を見つける事がどんどんと大変になっていくのは勿論ですが、
そもそもその前に、条件を決める事に膨大な時間を費やしてしまい、そこで疲弊してまた 適当な物件で妥協してしまう...という失敗パターンに陥ってしまします。

そこでここでは、マンションを購入する際に、最低限これだけは!と決めておきたい項目を3点に絞って挙げておきますので、まずはこの3点の条件を決めておいて下さい。

1点目は、購入対象とする地域の範囲を決めておく。
周りはどんな環境が良いのか、子供の学区はどうかしら、スーパーやコンビニなどの生活 環境は?お父さんの通勤に掛かる時間は...
とこれだけでも色々と考える事が多いと思いますが、一番大事なことがこれになります。

2点目は、予算を明確に決めておいてください。
いくらどんなに、こういうところに住みたい。と決めたとしても、予算が無ければ水の泡。
お金ってとっても大事なんです。
一体いくら貯蓄があって、住宅ローンで毎月いくら返して、そうするといくらくらいの住宅なら購入できる。
というイメージは必ず明確にしておいてください。

最後の3点目は、理想の住宅イメージを決めておくことです。
場所と予算さえ決まれば、あとはその中で築ける生活のイメージを想像しましょう。
こういうものが欲しい、こういう形にしたい。
など、 自分たちの理想をイメージして、最終的な購入するマンションのイメージに近づけていきましょう。
この3点を決めておくだけで対象となる物件はグンっ!と絞られてくるはずです。

ここで要注意!
これら条件は、夫婦だけで決めるのではなく、おじいちゃんおばあちゃんや子供も含めた家族全員で話し合って決めることをお薦めします。!
出来れば周りにいる購入経験者にアドバイスをもらえば、より良いものとなると思います。

年収別マンション購入価格と月々ローンまとめ

年収2000万円~300万円までの年収別マンション購入額をまとめてみました。!
※固定金利を3%、頭金を購入価格の2割として計算してます。

年収2000万円の場合マンション購入おすすめ価格

マンション購入価格:1億円~1億2千万円!
ローン月々返済:35年ローン 月々32万円~36万円

年収1800万円の場合マンション購入おすすめ価格

マンション購入価格:9千万円~1億1千万円
ローン月々返済:35年ローン 月々28万円~32万円

年収1500万円の場合マンション購入おすすめ価格

マンション購入価格:7千5百万円~9千5百万円
ローン月々返済:35年ローン 月々24万円~28万円

年収1300万円の場合マンション購入おすすめ価格

マンション購入価格:7千5百万円~9千5百万円
ローン月々返済:35年ローン 月々24万円~28万円

年収1000万円の場合マンション購入おすすめ価格

マンション購入価格:4千5百万円~5千5百万円
ローン月々返済:35年ローン 月々14万円~18万円

年収900万円の場合マンション購入おすすめ価格

マンション購入価格:7千5百万円~9千5百万円
ローン月々返済:35年ローン 月々24万円~28万円

年収800万円の場合マンション購入おすすめ価格

マンション購入価格:4千万円~5千万円
ローン月々返済:35年ローン 月々13万円~17万円

年収700万円の場合マンション購入おすすめ価格

マンション購入価格:3千5百万円~4千5百万円
ローン月々返済:35年ローン 月々11万円~15万円

年収600万円の場合マンション購入おすすめ価格

マンション購入価格:3千万円~4千万円
ローン月々返済:35年ローン 月々10万円~14万円

年収500万円の場合マンション購入おすすめ価格

マンション購入価格:2千5百万円~3千5百万円
ローン月々返済:35年ローン 月々8万円~10万円

年収400万円の場合マンション購入おすすめ価格

マンション購入価格:1千5百万円~2千5百万円
ローン月々返済:35年ローン 月々5万円~7万円

年収200万円の場合マンション購入おすすめ価格

マンション購入価格:1千万円~2千万円
ローン月々返済:35年ローン 月々4万円~6万円

マンション購入する際の住宅ローンの返済額は年収の何%ぐらいに抑えるのがいいの?

さて、いよいよ住宅購入する場面になって考えるのが、住宅購入費について。
まさか即金で全額払い込むなんて...ふつうの家庭では不可能ですよね?
ということで、住宅購入の際に必ず利用する、住宅ローンについて調べてみましょう。

まず一般的に言われている住宅購入の目安はどれくらいなのかご存知でしょうか?
「年収の5倍までなら大丈夫」と言われるのが、一般的な目安になります。
ただこれには注意して下さい。かなり大雑把な目安にすぎず、考慮されていないものが多いです。
いくら頭金として用意して、いくらを住宅ローンとして借り入れて、住宅ローンの金利と返済年数は...
といった、全体で用意できるお金を計算しないといけません。

これが、「住宅費予算」となります。

最初の年収5倍の式に当てはめると、仮に年収が500万円なら単純計算で2500万円が購入限度額になりますが、上記の事を良く考えた上で、きちんと貸金計画を立てる必要があります。

その上で、無理のない支払計画を立てるためには、これからのライフプランの中で「子どもの教育費」がもっとも膨らむ時期を基準に住宅購入費用を考える必要があります。 そうでないと、その時になって月々の返済がとてもとても出来ません...お母さんがパートに出て一日中働いても賄えない...どうしよう...
と最悪の事態、せっかく購入した夢のマイホームを手放してしまわなければならないという事態にまで発展してしまう恐れがあります。
ですので、家族の生活費や教育費が5年~10年後、15年~20年後にどのくらいかかるか、ライフプランを書き出してみる必要があります。

では、子供の教育費の目安を書き出してみましょう。

幼稚園~高校までの学習費の平均額

○公立の場合:合計502万円
幼稚園3年間:66万円
小学校6年間:180万円
中学校3年間:138万円
 高校3年間:118万円

○私立の場合:合計1700万円
幼稚園3年間:160万円
小学校6年間:880万円
中学校3年間:384万円
 高校3年間:275万円

これらが、高校卒業までに掛かってくるお金になり、考慮していかないといけません。
さらに大学に進学すると、国立で24O万円、私立文系で38O万円、私立理系で52O万円もかかってきます。
いくらお父さんのお給料が上がっていくからと言って、子供の教育費を無現して住宅ローンを組んではいけない事がわかりましたか?
本当に、本当に大変なんです。

無理のない返済計画は年収の20%以下

それでは、住宅ローンの目安に戻りましょう。
これらを考慮した上で、無理のない返済計画を立てるとすると一般的に年収のどれくらいに抑えればよいのか。

それが年収の20%以下と言われています。
住宅を購入する時の目安として、頭金として2割、残り8割を住宅ローンでまかなう。
というのが無理のない購入計画、返済計画といえます。

年収500万円なら2000万円くらい、年収700万円なら350O万円くらい、年収1000万円なら5000万円くらいまでが無理のない住宅ローンとなります。

最後に、住宅購人時は、ついつい舞い上がってしまい、あれも欲しい。これも欲しいで、数百万円の予算オーバーをするケースも少なくありません。
そういった無理を重ねてしまうと、お子さんが大きくなったときに、節約節約のオンパレードで無理した生活をしたり、
もしかすると家庭のせいでお子さんの将来の道を狭めてしまうような選択をとらせなければいけなくなってしまうかもしれません。
お子さんの夢を削ってしまうなんて、絶対嫌ですよね。
かといって妥協するのも、あまり精神的には良くありません。
もう少し頑張ればもっとい い住宅を買えたのに...とあれこれ色々と考えてしまうものです。
ですので、まずは家族で話し合ってどれくらい頑張れるか検討しましょう。
お子さんが大きくなってきたら、お母さんがパートに出かけることも検訂するなど。
年収はあくまで目安に過ぎないことをご理解ください。

そして、その上で無理なく「返せる」住宅ローン計画を立ててましょう。
家族全員で協力し合えば、きっと、理想のマイホームマンションを手に入れることが出来るはずです。

マンション購入する際、年収と賃貸の家賃を参考にするのもいいです。

年収300万~400万辺りの30代の家賃は平均して8万~10万辺りの家賃が最も多いようです。
ローンを家賃と考えていく方法もひとつのマンション購入の手段となります。
共働きをしている夫婦が多いようですが、出産や、育児、家計の安定のため旦那だけの年収を元にマンション購入のローン計算をする人が多い傾向にあります。
ファイナンシャルプランナーや銀行ではローンの相談なども載ってくれるので迷った場合は、相談にのってもらうのもひとつの手ですね。

マンション購入をする年代は30代が多い

最近では30代がマンション購入をすることが多いようです。
年収もこれからどんどんと安定し、結婚による共働き、家族をもつなどそういう事が多いためだそうです。
30代の平均年収は約400万といわれていますので、年収別でいえば、年収400万辺りの方がマンションを購入することが多い傾向にあります。

執筆・監修者 平均年収.jp 編集チーム
平均年収.jp編集部

外資系出身者・職業紹介本原作者、FP資格保有者・専門ライター、キャリアコンサルタント・大手出版編集者などのメンバーが参画
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