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年収300万円の生活から+100万円アップできる副業や節約術

年収300万円の生活から+100万円アップできる副業や節約術について徹底解説します

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年収300万円の実態

「人の価値はお金では測れない」とはいうものの、年収によってその人の信用度が判断される場面が社会には多々あります。
クレジットカードを作ったり、ローンを組んだりするときには、年収によって審査が通ったり通らなかったりします。また、婚活市場でも年収は大きなステータスとなっています。
年収300万円というのは、まだ社会に出て数年の若者に多い年収帯です。初任給は200万円代で、20代の後半くらいで300万円に届く人が多いのではないでしょうか。

しかし、最近では「年収300万円の壁」ともいわれるほど、この年収帯から上に行くことは難しくなっています。国税庁の調査によると、国民の約40パーセントは年収300万円以下です。
かつては年功序列で勤めた年数分だけ給料も上がっていきましたが、今ではそんな制度も保障がなくなり、給料はなかなか上がりません。
年収300万円のまま、30代、そして40代へと突入し、くすぶり続けている人も少なくないでしょう。
あと100万円あれば、日本人の平均年収400万円に到達します。どうしたらそのプラス100万円の収入を得ることができるのでしょうか。その方法を見ていきましょう。

年収300万円の生活スタイル

年収300万円ということは、月給にすると単純計算で25万円となります。
手取りでは約20万円です。
仮に正社員でボーナスが4か月分あるとすると、月給は約18万円となり、手取り額はもっと少なくなります。フリーターとして時給制で働いていたときのほうが月の手取りは多かった、という人もいるかもしれません。
正社員は社会保険料や住民税などが天引きされるため、どうしても手取り額は減ってしまいます。
年齢や扶養家族の人数などによっても違いは出ますが、年収300万円でも実際に自由に使えるお金は240万円程度、ということもあります。
年収300万円の人の一般的な生活を、具体例を挙げて見ていきましょう。

【年収300万円(手取り240万円/月額20万円)】
※都内一人暮らしの場合
・住居費(家賃):7万円
・食費:4万円
・水道光熱費:1万円
・通信費(ネット料金、携帯電話):1万円
・被服費:1万円
・日用品費:3000円
・交際費:2万円
・趣味・娯楽費:1万円
・保険料:1万円
・貯金:1万7000円
合計:20万円


都内の単身者ということで、住居費は地方に比べると高めです。また、自炊をしなければ外食が増えて、月に4万円くらいにはなるでしょう。飲み会があれば、もっと上がってしまう可能性もあります。
人によっては、美容・理容代が毎月かかる人もいるでしょうし、交通費や医療費などがかかることもあります。
上記の例では月に1万7000円の貯蓄ができていますが、それも月によっては赤字になることもあるかもしれません。
家族がいてこの年収では、かなりカツカツの生活になると言わざるを得ません。 参照:年収300万円の手取り、貯金額、税金額(所得税・住民税)、割合・生活

手取り・税金・社会保険料画像

年収300万円~390万円の手取り・税金・社会保険料

正社員の場合、給料からいろいろな税金が天引きされて手取り額となります。
所得税、住民税、社会保険税などがおもな税金です。40歳以上になると介護保険料も天引きされます。
これは自治体や収入によって金額は異なりますが、全国平均は5300円~5500円くらいです。
年収300万円台の人の、天引きされる税金と手取り額は、以下の通りです。


【年収300万円】
  手取り額231万円 所得税7.7万円 住民税16.2万円 社会保険料44.5万円

【年収320万円】
手取り額246万円 所得税8.4万円 住民税17.6万円 社会保険料48.0万円

【年収340万円】
手取り額263万円 所得税9.1万円 住民税 19.0万円 社会保険料48.0万円

【年収360万円】
手取り額278万円 所得税9.85万円 住民税20.4万円 社会保険料51.5万円

【年収380万円】
手取り額291万円 所得税11.45万円 住民税22.0万円 社会保険料54.9万円

社会保険料には年金も含まれます。住んでいる自治体や年齢、扶養家族の人数、また個人によってさまざまな控除があるので金額は多少前後することもあります。

参照:年収別手取り額早見表

年収300万円代の人にとってのおすすめ副業

年収300万円ということは、月額25万円の給料です。
(正社員で4か月分のボーナスがつくとすると、月給は18万7500円です。)
給料バンクの平均給与ランキングの中から、平均給与25万円の職業をいくつかピックアップしてみました。

・テニスコーチ
・パソコンインストラクター
・家具職人
・パチンコライター
・ゲームクリエイター
・カイロプラクター
・フラワーデザイナー(フラワーアレンジメント)
・酪農家
・板前
・タクシードライバー
・型枠大工
・大道芸人
・発破技師


月収25万円の職業というのは、こうして挙げてみると「手に職系」の仕事が多いように思われます。“誰でもできる”という仕事はもっと給料が低い傾向があり、資格や技術を身に着けることで月収25万円を超えるようです。
「年収300万円の壁」というのは、この“誰でもできる”ということから脱却することがカギとなるのかもしれません。

そんな年収300万円の人が、さらにプラス50万円から100万円の年収を得るにはどうしたらよいのでしょうか。
投資をするよりももっと確実な方法が、「副業で稼ぐ」ことです。

まったく専門外の副業に手を出すよりも、自分の仕事を生かした副業ができれば、手間もかかりません。
例えば、テニスコーチの場合は個人レッスンの延長でダイエットアドバイザーなどの副業をしたり、パソコンインストラクターならアプリ開発など自分のスキルを活かした副業をするとよいでしょう。

また、「手に職系」の仕事は自分の裁量で仕事ができるという利点を生かして、空いた時間にその職業や仕事に関するブログをやり、アフィリエイトなどで稼ぐという方法もあります。
大道芸人などはYouTuberを兼業するものいいかもしれません。
発破技師のYouTuberがいれば、きっと話題になることでしょう。
フラワーデザイナーが自分の作品をネットで公開したり、またそのデザインをもとにハンドメイド作品にして販売する、ということも可能かもしれません。
インターネット社会においては、どんな人でもアイディア次第で有名になったり、お金を稼ぐことが可能なのです。

年収300万円代の人におすすめの節約術

いきなり副業をやるもの大変、という人は、まずは節約をすることを考えましょう。
50万円の節約をするには、月に4万1000円程度、経費を削らなければなりません。100万円を節約するとしたら、8万3000円も削らなければなりません。
日々の生活を見直して、倹約するというのがもっとも簡単な方法です。

・白熱電球からLEDにする
・炊飯器の保温機能を使わない
・電気の契約アンペアを下げる
・食品ロスを減らす

などのすぐにでもできる節約を行うのは当然のことですが、それだけでは足りません。
4万円~8万円という額は、スーパーで半額商品を買うくらいでは節約できない金額です。大きく節約するには、住居費など大きなパーセンテージを占めているものを見直す必要があるでしょう。
都内で一人暮らしをしているとしたら、月に6万円~7万円ほどの賃貸料はかかっていると思われます。その額を、下げることを考えてみましょう。一番手っ取り早いのは、実家に住むことです。
そのほか、格安のシェアハウスに住む、誰かと同居するなどして家賃を下げましょう。
家賃が0円になれば最高ですが、3万円くらいと半額になるだけでも大きく節約できます。
また車を処分して、カーシェアリングやカーリースを利用するだけでも、ガソリン代や車検代の維持費から解放されます。

年収300万円の相手と結婚するならどのくらいの貯蓄があればいい?

年収300万円でも、結婚することはできます。ただし、一馬力ではかなり厳しい生活となることでしょう。
共働きならば、お互いに生活費を出し合うことで余裕をもって生活できる可能性はあります。
もし自分自身が無職、もしくは退職して専業主婦(主夫)になる予定で年収300万円の相手と結婚するならば、ある程度の貯蓄が必要です。上記の生活費の具体例で見たように、ひとり暮らしならばなんとか暮らせていても、二人、もしくは子供が生まれて三人以上になれば生活は破綻してしまいます。

女性の場合、どうしても妊娠出産によって働けない期間が出てきてしまうので、その間の生活を補うだけの貯蓄は結婚前から貯めておいた方がよいでしょう。また、男性の場合であっても病気やケガで一時的に働けない期間が出てくる場合もあるので、貯蓄はしておくべきです。
金融広報中央委員会が発表した「家計の金融行動に関する世論調査(単身世帯調査)」(2016年)によると、単身者(ひとり暮らし)の人の平均貯蓄額は822万円、中央値は20万円となっています。
これは、高額な貯蓄をしている人が少数いるので平均額が上がっていますが、大半の人は20万円程度、ということです。
ただし、この調査は全年齢を含めています。結婚適齢期である30歳前後の人を対象にした有名転職サイトのアンケート調査によると、30代男性の平均貯蓄額は約500万円でした。中央値は100万円です。

突発的な事態に備えるためにも、最低でも100万円の貯蓄は必要だと考えている人が多いのでしょう。
もし結婚式を平均並みに挙げようと思うと300万円~400万円は必要になることから、「結婚」という大きなイベントを迎えるにあたっては500万円は貯めておいたほうがよいです。
年収300万円の相手と結婚するならば、最低でも100万円~500万円の貯蓄が必須だと心しておきましょう。

年収300万円ではカツカツになることもある

お金で愛を買うことはできませんが、金の切れ目が縁の切れ目ともいうように、お金=年収は生きていく上で重要なファクターとなっています。
年収300万円未満でも結婚して子供をもうけて慎ましやかに幸せに暮らしている家庭もありますが、カツカツで結婚なんてとんでもないという人や、年収が低いせいで結婚できない、という人もいます。
やはり余裕を持った生活をするにはプラス50万円、100万円があるにこしたことはありません。
節約や副業をすることによって収入を上げて、生活の余裕だけでなく、心の余裕を持つことが、幸せに生きるためには必要なのかもしれません。

執筆・監修者 平均年収.jp 編集チーム
平均年収.jp編集部

外資系出身者・職業紹介本原作者、FP資格保有者・専門ライター、キャリアコンサルタント・大手出版編集者などのメンバーが参画
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