外資系企業への就職転職に向いてる人・合わない人の特徴

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外資系企業は一般的に1000万円2000万円など日本の企業では貰えないような高年収が期待できる企業も多く存在しています。
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ミナミ

しかし給料は高めですが結果が出なければすぐに解雇される場合もある厳しい世界です。
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マリン

この記事ではそんな外資系企業について、向いている人や合わない人の特徴をご紹介します。

外資系企業とは【定義】

外資系企業には明確な定義はないとされていますが、基本的に日本以外の国籍を持っている投資家による資本金で成り立っている企業のことを指します。

特徴としては、日本企業とは企業の文化が異なっていることが多いです。外国資本の割合は特に決まっていないので、外国の企業が日本で完全子会社を設立する場合や、日系企業と外国企業が共同出資で会社を設立した場合、日系企業が公開している株式を外国企業が取得した場合なども一般的に外資系企業と呼ばれています。

完全子会社を作って設立した外資系企業

例を挙げていくと、外国の企業が日本で完全子会社を作って設立した外資系企業は、検索アルゴリズムなどでおなじみとなったマッキンゼー・アンド・カンパニーやアリエールなどの洗剤で有名なP&G化粧品会社のロレアルなどがあります。

この中でもマッキンゼー・アンド・カンパニーは、外資系コンサルティング会社で世界トップ企業の１つとも言えるでしょう。本社はアメリカで、1926年にシカゴ大学経営学部教授のジェームス・O・マッキンゼーにより設立されました。

産業と呼ばれる業界のほぼ全ての顧客をコンサルティングしており、日本の中では自動車メーカー、消費財メーカー、化学メーカー、エネルギーなど手広くコンサルティングを行なっています。

口コミサイトによると平均年収は2350万円、平均月収は144万円から192万円で、これぞ外資系といった給料形態になっているようです。 平均年収のレンジは600万円から8000万円にもなると言われており、マネージャー職以上の役職を与えられると年収は数千万円からの世界になります。

共同出資で設立した外資系企業

また、日系企業と外国企業が共同出資で設立した外資系企業は外国企業の方が出資率高めの場合外資系企業と認識されることが多いようです。具体的な会社は、日本マクドナルドと味の素ゼネラルフーズが有名です。

日本マクドナルドは誰もが聞いたことのある有名なファストフード店を展開している企業です。この記事を見ている皆さんも1度は口にしているのではないでしょうか。最近では、コロナ禍を背景としたネット注文や配達、カウンターメニューの廃止など様々な場面で話題を呼んでいました。

平均年収は、コンサルティング会社のマッキンゼーには遠く及びませんが603万円と業界内平均よりも74万円ほど高い水準になっています。総合職だけに限ると平均年収は、846万円から946万円とかなり高レベル。 役職がつくと課長なら1,067万円、部長なら1,180万円になるなど流石外資系企業というレベルの年収を稼ぐそうです。

株式を外国企業が取得した外資系企業

日系企業が公開している株式を外国企業が取得した場合の具体的な例は、結構馴染みのあるシャープや中国の大手家電量販店に買収されたラオックスなどがあります。

特にシャープは、世界最高峰の液晶技術を持つと言われておりましたが2016年に台湾の鴻海に買収されてしまいました。買収後は、業績がV字回復し現在は元東芝のパソコン部門であるdynabook株式会社事業を中心に展開しています。

シャープの年収は、口コミサイトによるとおおよそ736万円とも言われています。業界ランキングは69位なっていますが、全国平均を大きく上回っているのでかなり高年収の部類と言えるでしょう。

ちなみに役職がつくと、外資系企業という高いレベルの年収になっていきます。係長で、13万円、課長の平均年収は1,193万円、部長まで上り詰めると平均年収は1,439万円になるため能力があって実績を残せればどんどん出世していきどんどん年収が上がっていくでしょう。

上記のような条件で外資系と呼ばれることがありますが現在の解釈だと、海外の株主や投資家の声に影響を受けやすい企業を外資系と認識することが多いそうです。

外資系企業を取り扱ってる転職エージェント

転職エージェント 運営会社 リンク 対応地域 登録料 ポイント
JACリクルートメント 株式会社 ジェイ エイ シー リクルートメント 公式サイト 全国 無料 約45,000件もの求人案件数。外資系企業に圧倒的に強みを持つエージェント。専門職や管理職の方であっても、1人1人に合った求人のご案内が可能。海外進出企業などハイクラスの転職支援に強みを持っています。
アクシスコンサルティング アクシスコンサルティング株式会社 公式サイト 全国 無料 外資系・コンサルティングファームへの転職には圧倒的な実績があります。ゴールドマンサックス・IBM,デロイトなどの大手総合系ファームへの転職に強いです。
平均年収.jp　編集部
外資系出身者・職業紹介本原作者、専門ライター、
大手出版社などのメンバーが参画。

年収をはじめ様々なキャリアを把握し、読者様にお伝えしています。

外資系に向いてる人

一般的に外資系に向いている人は向上心のある人です。ここでは、そんな向上心のある人の内容を具体的にご紹介していきます。

キャリアアップしたい

実力主義、成果主義の外資系企業でキャリアアップをしたい場合まず必要なのが英語です。
外資系企業では、上司が外国人という可能性も高いので話の内容を正確に理解できるレベルの英語力が必要でしょう。
ただ日本なのでそこまで英語力を必要としない外資系企業も多いです。通常レベルであれば問題ないでしょう。

また、社内には様々な国籍や背景、宗教、信条を持った社員がいます。
そのような人たちと円滑に仕事をしていくために、高いコミニケーション能力も必要とされます。

また、外資系企業でキャリアアップしたいと考えているなら知っておくべきことは、外資系企業＝グローバルな事業を行なっている訳では無いという事です。
日本で事業を展開している外資系企業は、日本で利益を出そうと進出してきています。もし、外資系企業でグローバルな活躍をしキャリアアップしたいと思っているなら考えを改めましょう。

外資系企業では、日経の企業では到底任せてもらえないような責任のある仕事でも年齢や性別に関わらず実力に応じて任せてもらえます。

また、外資系企業は世界でも実績を上げているので確固たるノウハウを会得することも可能です。

このようなキャリアアップを図りたい人は、外資系企業に向いていると言えるでしょう。

スキルを身に着けたい

外資系企業で働くと様々なスキルが身に付きます。

例えば、異文化適応能力です。
外資系企業は、日本企業と比べると会社の雰囲気や、社員一人一人のスタンス、上司や社長などマネージメントをする立場の人との関係性が異なります。

意外にも日系企業よりも、上司との関係は親密かもしれません。
『週末何するの？』や『パーティーあるから来ない？』などプライベートに踏み込んだ会話や家族の写真を上司が見せてきたりと深いコミニケーションを求められる場合があります。

これは、何気ない会話やコミニケーションから新しいアイデアや生産性の高い気づきを得られ、スムーズな業務進行ができると考えられているからです。

他にも身につくスキルは、判断力や自己決定能力でしょう。
外資系企業は、日系企業に比べて意思決定の方法やスピード感が違います。また、自分の仕事と他人の仕事という線引きが大きく違います。手取り足取り手伝ってくれるような同期や先輩はほぼいないものと考えましょう。

そのため、自己決定能力や判断力がバキバキについていきます。責任のある仕事も任される事が多く、挑戦の連続という状況は知らないうちあなたを強化してくれるでしょう。

また、実践的なビジネス英語のスキルや自分を守るために契約書をしっかりと解釈するスキル、コミニケーションスキルなど世界中どんな会社に行っても役立つようなスキルも身に付きます。

このようなスキルを身につけたいと考えている人は、外資系企業に向いていると言えるでしょう。

高年収・好待遇

求人を見ても外資系企業は高年収で高待遇です。もらえる金額も日本の高年収と言われるレベルからは考えられないような金額をもらっている人もちらほらといます。

1,000万円超えることはザラで、中にはマネージャークラスで数千万円というスポーツ選手並みの年収を稼ぎだすプレーヤーもいる世界です。

高年収・高待遇を求めている人はかなり外資系企業に向いているでしょう。

将来の転職を有利にしたい

日本という土地で働く上で、外資系企業に勤めていた経験を持つ人は決して多くありません。
そのため、外資系企業で働いていたという経験は大きなアドバンテージとして扱われる事があります。

外資系企業では、必須だった実践的な英語力も日系企業への転職では有利に働くことも。

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ミナミ

外資系企業で働いていると、様々なスキルや他ではできない大きな経験を習得する事ができます。新しい風を求める企業や、海外展開をしている企業など将来の転職先を広げておきたいという人は向いているでしょう。

外資系に合わない人

ここまでは、外資系に向いている人の特徴を紹介してきました。ここからは、逆に外資系に行くべきでない合わない人の特徴をご紹介します。

仕事熱心じゃない人

外資系企業で働く場合、仕事熱心じゃない人は長続きしません。
日本の大手企業など、特に年功序列、終身雇用が根強い企業では偉くなれば仕事熱心じゃなくてもそこそこ高い給料をもらえます。

会社に来て、デスクでぼーっと一日中ネットサーフィンをしている人もいるくらいです。

外資系企業は、結果を出さなければ給料も上がりませんし最悪の場合解雇になります。責任の大きい仕事も任される事があるので、楽して給料もらいたいという考えの人ではなかなか務まるものではないしょう。

向上心が無い人

向上心が無い人も外資系企業には向きません。外資系企業では、常にチャレンジを求められ責任ある大きな仕事も任され、結果を求められます。

そのため向上心が無いと質の高い仕事は出来ず、期待されている結果を出す事ができません。

年功序列が大好きな人

基本的に外資系企業では、年功序列なんてありません。入社して1年目だろうが、20代前半だろうが大きな成果や確かな実力があれば給料は上がり、どんどん出世していきます。

長く勤めれば何もしなくても出世したり、年収が上がったりすることはありません。
日本はまだまだ年功序列、終身雇用の企業が多く年齢や勤続年数が長いという理由で実力や能力もないのに上に立っている人材が一定数います。

そういった年功序列が性に合っているという人は、外資系企業には不向きでしょう。

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キャリアチェンジが苦手な人

日系企業から外資系企業に転職を考えている場合、キャリアチェンジが苦手な人は外資系企業に向かない可能性があります。

日系企業の働き方と外資系企業の働き方は、異なっている事が多いです。
自分でやる仕事の範囲や責任感も違います。そのため、今までやってきた仕事以外の業務も自ずと増えてくるでしょう。

そのため、キャリアチェンジが苦手な人は外資系企業に向いていないと言えるでしょう。

激務なの？

外資系企業は激務だという事が言われていますが、実際にはどうなのでしょうか。ここでは、本当に激務なのかを考えていきたいと思います。

激務と感じる人と感じない人の差（成長性があるかどうか）

外資系企業が激務とされている理由は、下記の4つです。

・完全な成果主義
・成果主義であるがために、後から入ってきた若年の後輩に追い抜かれるというプレッシャーがある
・日経の企業とは社内の雰囲気や文化が違うため
・高度なビジネス英語を理解する必要がある

成果を出さなくてはいけないので、労働時間が必然的に長くなったり休日も出勤しなくてはならない場合もあるので、そういった部分もキツさを感じるポイントなのかもしれません。

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マリン

逆にこのポイントを辛いと感じなければ外資系企業の仕事は激務とは感じないでしょう。
成果を出せる自信があり、英語もバリバリ使える、異文化コミニケーション能力もあるという人は高い給料も支給されるので天職だと感じられると思います。
激務だとしても将来のキャリアのために年数を割り切ってる人が多い

3年以内に成果を出して、大手の日系企業に転職したり、海外で働くための足がかりにしたいと考えている人は激務と感じていても働いている事が多いです。

修行している期間と考えれば、いくら大変でも目標に向かって走る事ができます。
部活のように終わりがあるのならどれだけキツくてもある程度は、頑張る事ができるでしょう。

インフルエンサーになる人も

外資系企業で働いていたという実績や経験というのは、他人から見ればかなり魅力的なものです。
そういった経験を活かして情報を発信したり、サロンを開いたりしてインフルエンサーになる人もいます。

外資系企業出身の起業家も沢山いますから、インフルエンサーとして自分で稼ぐ人が出てくるのもなんら不思議ではありません。

外資で成功してやめた著名人

外資系企業で成功して起業したり、別の道に進んだ著名人は数多くいます。
ここではそんな著名人を2人紹介します。

お笑い芸人石井てる美さん

石井てる美さんは、東大卒マッキンゼー出身のお笑い芸人という異色の経歴をもつ人です。

エリート街道バリバリという印象ですが、一般の人から見たらなぜそのエリートの道を捨ててまで芸人になったのかは理解し難いですよね。

しかし、外資系企業に勤めていたからこそこういったチャレンジ精神もありやりたいことをやるという向上心もあるのだと思います。

高島宏平さん

オイシックスドット大地株式会社 代表取締役社長の高嶋さんもマッキンゼー出身の方です。

オイシックスは、食材宅配で有名な企業です。
スーパーでは買えないような野菜を農家さんと契約して付加価値を付けているすごい企業です。

マッキンゼー出身の人は高島さんのように退職後すぐに起業する人が多いと言われています。

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マリン

外資系企業で働くのは向上心がある人！向上心が無い人もいると思いますが、気持ちをかえれば自信につながります。
自信が出ればやる気もでる。
迷ってるのであればまずは行動してみてはどうでしょうか。

外資系企業へ就職転職するための外資に強い転職エージェント

外資系企業で働きたい、また年収が高い企業で働くのであれば転職によるキャリアアップしかありません。
ただ実際にどこを利用したらいいのかわからないと悩んでしまうこともあるでしょう。
ここでは、外資系企業の転職におすすめのエージェントを４つ紹介します。

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執筆・監修者　平均年収.jp　編集チーム
平均年収.jp編集部

外資系出身者・職業紹介本原作者、FP資格保有者・専門ライター、キャリアコンサルタント・大手出版編集者などのメンバーが参画
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