年収偏差値60超えの企業を発表

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アイミ

年収偏差値という言葉最近出てきたものですね。偏差値とはどんなものなのでしょうか。
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ヨシコ

標準偏差とは分布の偏りのことです。正規分布やガウス分布など聞いたことがある方もいらっしゃると思いますが、統計を取ると多くはこの分布になりこの分布の偏りを標準偏差と呼んでいます。特に、この分布を比較しやすいように平均を50にして標準偏差を10にしたものが偏差値です。 そんな偏差値と年収を組み合わせた言葉が年収偏差値。こちらを徹底的に今回は解説していきます。
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ミナミ

ではさっそく年収偏差値とはなんなのか?定義から解説していきます。

年収偏差値とは

偏差とは分布の偏りのことです。理想的な分布ですと平均で偏差値は50になり、上位15.9%に入っていると偏差値は60、偏差値70だと上位2.3%となります。
逆に偏差値が40だと下位の15.9%であり、偏差値が30だと下位2.3%となります。

つまり、偏差値が大きければ大きい程上位であり、小さければ下位という分かりやすい目安になっていると共に、偏差値は年収だけではなくテストの成績などにも当てはまりますので一般的によく使用される便利な数字です。

年収偏差値とはこの偏差値を年収について算出した数字であり、サラリーマンにとっては非常に気になる数字なのではないでしょうか。
年収偏差値が70と言うと上位2.3%ということですので、
残りの97.7%の人たちよりも年収が多いとなります。年収偏差値に詳しく説明する前に、統計はサンプルの取り方で数字が変わりますのでしっかりした定義が必要であることを付け加えておきます。

日本全体の年収偏差値

始めに日本全体の年収について説明します。国税庁の民間給与実態統計調査(平成30年分)を見てみますと、全国に給与所得者が5026万人いる中で、年収1,000万円以上の人は248万人となっていて、全給与所得者の4.9%となっています。

偏差値としては70以下となる可能性が高いです。

これは個人の年収のデータを統計処理した結果です。一方で、ここで言う年収偏差値とは企業の平均年収で偏差値を出したものですので、数字が若干異なります。

企業には一番給料の安い大多数の平社員から一番給料の高いたった一人の社長までいてピラミッド型の給料となっているところが多く、企業内で年収の平均を出すと大体平社員の上、課長の下程度の金額が企業の平均年収になるのが一般的です。
つまり、企業の平均年収が1,000万円を超えることは非常に稀であり、日本全体で上位50社程度になり偏差値は80を超えます。

同じ年収に対しての偏差値でも、個人と企業の平均などサンプルが異なると偏差値に違いが出てきますので気を付けてください。本記事では上場企業の平均年収に対しての偏差値を記載しています。

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ミナミ

平均年収1,000万円を超えること偏差値は80を超える。東大クラスってことですね。

年収偏差値60超えは年収どのくらい?

上場企業の平均年収は毎年変わりますが直近の上場企業の平均年収は619万円でした。この金額が年収偏差値50に当たります。
(※日本の平均年収は436万円。公務員の平均年収は682万円)
偏差値60は上位15.9%に当たりますので、619万円よりもかなり高い年収になっています。
年収偏差値60の企業に京三製作所があり、こちらの平均年収は790万7532円でした。
京三製作所の気になる業務内容ですが、鉄道の信号システムやプラットホームの安全設備、つまりプラットホームにある電車が来た時に開く扉などを作っている会社で製造業に分類されています。
  それでは年収790万円代の年収の企業はどんな企業があるのか年収ランキングの表からみてみましょう。

順位 企業 年収
272位 東洋ビジネスエンジニアリング 799万円
273位 富士通 年収 799万円
274位 ふくおかフィナンシャルグループ 798万円
275位 日本ペイント 797万円
276位 五洋建設 796万円
277位 花王 796万円
278位 セイコーエプソン 796万円
279位 住友金属鉱山 796万円
280位 日清食品 795万円
281位 三菱電機 年収 795万円
282位 住友電工 795万円
283位 日本触媒 795万円
284位 住友電気工業 795万円
285位 住友電装 ※住友電気工業 795万円
286位 協和エクシオ 794万円
287位 科研製薬 794万円
288位 クリヤマ 793万円
289位 adk(アサツーディ・ケイ) 792万円
290位 大本組 790万円
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ミナミ

年収偏差値60だと平均年収は790万円以上の企業ということになるんですね。上場企業年収ランキングだと280位くらいからの年収になります。
年収偏差値60前後をざっと見渡してみると、医薬品、電気機器、化学、サービス業が多く見られました。その他にも各業種の持ち株会社も見られています。

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年収偏差値を10ずつ区切ってみるとどんな企業があるの?

年収偏差値60のご説明をしましたが、他の偏差値帯ではどうなっているでしょうか、気になるところですね。
そこで、年収偏差値を10ずつ区切ってどのような特徴があるかを説明しながら見てみましょう。

年収偏差値30前後の年収

年収偏差値30.4に株式会社ファンドクリエーショングループがあります。
こちらの企業は不動産業で、平均年収は283万9473円でした。年収偏差値50である619万円に比べると大幅に少ない年収です。
有名企業ですと、中古商品を販売しているブックオフの持ち株会社であるブックオフグループホールディングスの年収偏差値32.3があり、平均年収は317万609円でした。

年収偏差値40前後の年収

年収偏差値40.1に東京を中心に展開している回転ずしチェーン店の銚子丸があります。
平均年収は450万113円でした。日本の平均年収と同じくらいの年収帯が偏差値40ということになります。 同様に回転ずしチェーンのくら寿司株式会社の年収偏差値は39.8で平均年収は444万7333円と銚子丸に非常に近かったです。この辺りは小売の有名企業が固まっている年収帯です。株式会社ビックカメラの年収偏差値41、平均年収466万763円、株式会社ヤマダ電機の年収偏差値39.2、平均年収443万5375円があります。

年収偏差値50前後

年収偏差値50ですが、日本車輌製造が該当しており平均年収は618万5000円でした。先ほどもいいましたが上場企業の平均年収が619万円。そこが基準となっています。
日本車輌製造は新幹線の車両を設計、製造している会社です。
さらに超電導リニアの開発も行っていて日本の鉄道技術の象徴とも呼べる会社です。
この年収偏差値50辺りから有名な製造業の会社が見られるようになります。
例えば、日本製鉄株式会社ですが、年収偏差値は49.6で、平均年収は613万657円です。
さらに、住友精密工業株式会社の年収偏差値は50.2で年収は621万9684円と、大手鉄鋼メーカーや財閥系の製造業の名前が出始めます。
他にも地方銀行の平均年収もこの辺りに多く、株式会社青森銀行の年収偏差値50、平均年収618万7000円及び株式会社四国銀行の年収偏差値49.9、平均年収618万円があり、地方銀行は全体的に年収偏差値40から50の間に集中しています。

年収偏差値70前後

年収偏差値が70の年収が、960万円~になります。
ぴったりあった会社に株式会社西日本フィナンシャルホールディングスがあります。平均年収は960万7000円と1,000万円目前です。
年収偏差値70付近は持ち株会社が多いのでこの持ち株会社を除いた会社を見てみますと、
任天堂の年収偏差値67.2 平均年収912万6281円
日本郵船株式会社の年収偏差値69.8 平均年収958万798円
株式会社ディスコの年収偏差値71.8 平均年収991万4759円
があります。
任天堂はファミリーコンピューターを始めとしてゲームの黎明期の原動力となった会社として有名で、日本郵船の歴史は明治維新に遡り、坂本龍馬や岩崎彌太郎にまで遡る、海運の大手企業です。
ディスコは半導体などの研磨や切断を行う装置メーカーで、世界的に見てもこの分野では無類の強さを誇っています。偏差値70だと年収ランキングでは80位ぐらいの年収となりました。参考に他企業もどうぞ。

順位 企業 年収
81位 マクニカ富士エレ 973万円
82位 大林組 971万円
83位 商船三井 971万円
84位 明治ホールディングス 969万円
85位 三井住友銀行 964万円
86位 竹中工務店 960万円
87位 三和シャッター 957万円
88位 日揮 955万円
89位 ソニー(sony) 953万円
90位 日本証券金融 953万円
91位 大成建設 952万円
92位 東京建物 952万円
93位 950万円
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ミナミ

年収偏差値70でも年収1000万円に届いていないんですね。それだけ平均年収1000万円クラスの企業はすくないということですね。

業種と年収の相関はこのようにして出来ます

年収偏差値と平均年収について10刻みでご紹介してきましたが、平均年収が高い低いが少し見えてきたのではないかと思います。
年収が高くなる仕組みは何なのだろうか?より高い年収を目指す方々にとって大変興味のある話題だと思います。

これまでに見てきた中では、年収偏差値が30から40は小売業が多かったです。
年収偏差値が50になると製造業が出始め、
年収偏差値が60になると化学薬品など製造が難しい産業を行う会社が多くなります。
年収偏差値が70になると飛びぬけて技術力の高い会社が出てきて、それ以上の年収偏差値になると医薬品を作る会社や大手ゼネコン、いわゆる建設業、テレビ局などがあります。

この分布の意味することは、その仕事にどれだけ付加価値をつけられるか、という点に着目してみると見えてきます。
つまり、医薬品の特に新薬などは付加価値が非常に高いのでこのような商品を製造する会社の給料は自然と高くなっていきます。
その好例の会社が株式会社キーエンスです。
キーエンスは計測機器などの開発と販売を行っている会社ですが、世の中にない商品を作り出して高く売ることをビジネスモデルにしています。つまりその商品が世の中に無ければ高くても客はキーエンスから買うしかない、ということです。そのキーエンスの年収偏差値は137.3で、平均年収は2,110万6666円となっていて、年収ランキングトップ3の常連となっています。

逆に飲食業などは参入しようとすると多くの人が参入できてしまいます。
このような産業は参入障壁が低く競争率も激しくなって価格が下がりますので、付加価値が付きにくいのです。
一方でテレビ局は放送法で護られていますので参入障壁が限りなく高く新規参入が無いので既存のテレビ局の独占状態になっています。こういう業界も年収が高いのですが、昨今ではインターネットのコンテンツの充実に伴ってテレビ業界も視聴率の低下に直面していますので、将来的な成長は難しいです。

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マリン

年収を上げようとして転職するならば、会社選びには他の会社が真似できないような付加価値の高い製品を製造している会社が良いということになります。その他に、もともと給料の高い持ち株会社に入社することでも年収は上がりますので、持ち株会社も視野に入れるといいと思います。

年収偏差値が高い企業と優良企業は別物

各企業の平均年収の偏差値を見てみました。
偏差値はテストの点数の分布をみるためによく使用されますが、年収などにも応用でき便利な指標となります。

また、偏差値と業種を考えてみると、世の中の給料が見えてくる点も面白いと思います。様々なことに対して使える偏差値ですが、どんな統計の対象にも共通する点は偏差値が高くなるほどレアだということです。

身長も偏差値が高い場合は滅多にいませんが、平均付近の身長の人はたくさん見つかります。また、偏差値が高い方ばかりに着目しているのをよく見かけますが、逆に偏差値が低くなるほどどうなるかと言うと、こちらもレアケースになります。

つまり、身長が極端に低い人を見つけることは高い人を見つけることと同様に非常に難しいのです。ですので、年収偏差値が極端に低い会社も余り存在しておらず、レアケースとなっています。
なぜ、極端に年収の低い会社がレアケースかと申しますと、年収が低すぎると社員が集まらずに倒産してしまうからです。この点から給料の決め方という興味深い仕組みが見えてきます。

給料の額は社員が退職しない最低額である、ということです。給料が低くて社員が辞めるのであれば給料を上げますが、社員が辞めないのであればそれ以上の給料を出す必要はないと考えるのが経営者の思考なのです。
もちろん、社員のモチベーションを上げてより生産性を向上させようとして給料を上げる場合がありますが、そういう企業は優良企業と呼ばれています。

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マリン

優良企業については下記で紹介しています。 ぜひ優良企業を探してみましょう。
執筆・監修者 平均年収.jp 編集チーム
平均年収.jp編集部

外資系出身者・職業紹介本原作者、FP資格保有者・専門ライター、キャリアコンサルタント・大手出版編集者などのメンバーが参画
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