ファーウェイ(HUAWEI)の年収

ファーウェイ(HUAWEI)の年収に興味がある方のための基礎知識

ファーウェイ(HUAWEI)の年収の平均は、859万円(海外リサーチ会社調べ)

ファーウェイ(HUAWEI)の年収の平均は、859万円でした。(海外リサーチ会社調べ)
平均給料:53万円~71万円

最大年収:3200万円以上

ここ数年での年収範囲は500万円(最低)~3200万円(最高)と推測されます。
初任給は40万円となっており日本でも破格の初任給がついて話題になっています。またトップエンジニアクラスになると3000万円以上の年収を出すということでも話題になりました。
ファーウェイの社内でもいくつかの職種があり、職種や仕事内容によって平均年収は異なります。

ファーウェイ(HUAWEI)の職種別年収

ファーウェイ(HUAWEI)は様々な職種があります。その中でも有名な役職職種の年収を算出してみました。

【職種】
エンジニア:約800万円~3000万円
通訳・翻訳(契約社員):約450万円
技術職:約700万円
営業職:約550万円
営業アシスタント(女性):約350万円前後

中国本社だと平均年収が1,000万を超える、カナダだと平均年収は850万円程度と国と物価によって違いますが、日本支社は本社と比較すると平均年収が低めです。
それでも日本企業と比較すると平均年収は高め。
現在、IT・通信業界では【海外と比べて日本国内の年収が低め】というのが事実であり、優秀な人材の海外流出が懸念されています。

また、KPI達成率や実績次第では、賞与で1,000万円もらったという口コミも上がっていました。
外資系企業における定番の「実力主義」は、ファーウェイでも変わりません。


ファーウェイのエンジニア職はもっとも年収が高い傾向にありますがいくつかの部門に分かれています。
・通信ネットワークエンジニア
・端末エンジニア
・技術営業
・イメージアルゴリズムエンジニア(研究職)
・イメージクオリティエンジニア (研究職)
・CV/CGエンジニア (研究職)
・カメラハードウェアエンジニア(研究職)etc

新卒エンジニア向け求人で話題になった当時、大学新卒で初任給がおよそ40万円でしたが、修士修了であればプラス3万円ほど。
日本国内企業と比較すると圧倒的な高給です。
しかし、ファーウェイ本社(中国)勤務のエンジニアだと、初任給はおよそ80万円前後
かつては日本より中国の方が人件費が安いと言われていましたが、通信機器業界では日本の方が人件費が安くなっているのも事実です。

ただ、横浜市にあるファーウェイの日本研究所では、過去に光学設計エンジニア部門で年俸1,000〜1,500万円という求人が出されたこともあります。

ファーウェイ(HUAWEI)の年齢別年収予想推移と給与ボーナス予想推移

各年齢を5歳刻みで年齢による年収や月額給与・ボーナスを厚労省の統計と照らし合わせてみたところ
最大年収を迎える50代の年収が1030.8万円となりました。
またファーウェイ(HUAWEI)で働き盛りの30代の年収はおよそ764.51万円あたりと推測されます。
それでは全体の年齢別年収推移をみてみましょう。

年齢 年収 月額給与
20~24歳 490万円 31万円
25~29歳 560万円~610万円 38万円
30~34歳 570万円~670万円 42万円
35~39歳 661万円~765万円 48万円
40~44歳 738万円~859万円 54万円
45~49歳 840万円~962万円 60万円
50~54歳 921万円~1,031万円 64万円
55~59歳 912万円~1,022万円 64万円
60~65歳 596万円~1,022万円 43万円

平均年収と国税庁の年齢別階層年収との比率で独自で算出した結果になっております。
※ボーナスは夏冬合わせた4か月分で算出してます。
※年俸制は対応していないため年収を12で割った数値が予測数値となります。

ファーウェイ(HUAWEI)の主任・係長・課長・部長の役職者年収

年収は役職につくだけでも年収の差がついてきます。部長クラスの年収はどのくらいなのでしょうか。一般の部長課長クラスの役職の基準年収に沿って予測値を算出してみました。

役職 平均年収
主任 737万円
係長 917万円
課長 1,212万円
部長 1,340万円

※平均年収jp独自に取得しているデータとファーウェイ(HUAWEI)の平均年収と掛け合わせて算出しました。

ファーウェイの会社概要

中国に本社を置く大手通信機器メーカー。
スマホやルーターといった通信機器を開発・販売しています。
メイン事業であるスマホは、世界的シェアを誇るアップルやサムソンに次いで第3位であり、日本でもスマホ事業を展開している大手企業です。
アメリカとは事実上の対立関係となっているため、アメリカ市場での展開はできていませんが、アジアやヨーロッパではICTソリューション事業も行なっています。
中国では大手企業がいくつもありますが、世界規模で展開する企業といえばファーウェイがトップに躍り出ているのが現状です。

ファーウェイは設立当初から「エンジニア」獲得に力を入れており、世界170カ国以上での事業展開・総従業員数18万人オーバーですが、その5割近くがエンジニア職です。

本社所在地:深圳市竜崗区坂田華為基地
日本支社:東京都千代田区大手町1-5-1 大手町ファーストスクエアウエストタワー12F

ファーウェイの設立時期や事業内容

中国本社は1987年設立。
当時、中国本土でのインフラ整備を進めるため元・中国人民解放軍所属の軍事技術関係者が集まって誕生したのが始まりです。
中国本土だけでなく世界中に事業を展開し、近年は業績を大きく伸ばしています。
・「最も価値のあるグローバルブランドトップ100」でトップ50入りを連続で果たす
・フォーチュン・グローバル500にてトップ100入り

メイン事業でも勢いは衰えていません。
・世界初となる人工知能内蔵プロセッサ「NPU」の発表
・世界初となる5Gに対応した商用端末「HUAWEI 5G CPE」・チップセット「Balong 5G01」の発表
・世界初となる7nmプロセスチップ「Kirin 980の発表

ファーウェイ日本支社は正式名称「華為技術日本株式会社(日本支社)」
2005年に設立されたので、日本国内ではまだまだ新しい部類に入る企業です。
ファーウェイ日本研究所が横浜市のコンカード横浜19Fにあります。

【仕事内容】
設立当初、ファーウェイは主に中国企業相手とした通信機器・ネットワーク機器・コンピュータ・ソフトウェアの販売をメイン事業としていました。
中国国内で実績を上げ、会社が急成長するにつれてSIMフリースマホを開発し自社で販売するようになります。
今ではスマホの出荷台数とシェアは世界第3位。
ブロードバンド製品・パケットコア製品・光ネットワーク製品といった分野では世界トップシェアです。

【ファーウェイのグループ企業や関連企業】
・HiSilicon Technology Co., Ltd (海思半导体有限公司)
・Huawei Symantec Technologies Co. Ltd
・HexaTier Ltd.

ファーウェイの転職、就職難易度

以前、ファーウェイが出す求人はビジネス経験よりも社内公用語である英語スキルの有無が重視されていました。
しかし、近年は優秀な人材を確保するために給与をUPさせ、求人でもビジネス経験を重視する傾向にあるようです。
「優秀な人材確保のため相応の年収を用意する」という外資系企業ならではのスタンスなので、採用フローで強くアピールできる部分がなければ難しいでしょう。
ただ、IT業界では人材の流動が大きいのも特徴です。
特に外資系企業は実力主義なので、使えなければ肩を叩かれるのも珍しくありません。
ファーウェイの場合、転職率は業界平均では低めですが、口コミでは数年で退職したという例も少なくありません。
就職難易度は高めですが
「実力主義の職場で働きたい」
「スキルアップして稼ぎたい」
という強い意志をアピールできれば、国内企業に努める同年代と比べても稼げる可能性があります。

ファーウェイ(HUAWEI)の募集職種

毎年、求人募集が出される職種は異なります。
モデルケースとして、大卒以上エンジニア職での募集実績が10名前後。
翌年度も10名前後というケースがありました。
転職サイト経由だと、3月に説明会があり面接は6月。
内々定も6月というフローだったので、常にファーウェイの採用情報や転職サイトをチェックしておく必要があります。

求めてるスキル・人物像

最先端技術を取り扱った事業がメインなので、新しい発想・考え方で創意工夫できる人材が求められています。
ファーウェイ日本支社の場合、設立が2005年なのでまだ創業15年ほどの若手企業に入ります。
外資系で実力主義でもあるので、チャレンジ精神や積極性も求められるでしょう。

また、社員の多くは在日中国人や駐在なので文化や言葉の違いも出てきます。
社内の公用語は英語ですが、職場では中国語が飛び交うのも当然なので、英語スキルだけでなく中国語スキルも持ち合わせていると有利です。
近年は英語力よりもビジネススキルを重視する傾向にあるので、入社後に英語スキルを伸ばしたいという人材でも入社可能とのこと。
プロジェクトや案件に対し、部署メンバーやプロジェクトチームでの協力が欠かせません。
言葉の壁だけでなく文化や考え方の壁もあるため、メンバー間での役割や尊重が重要となります。
柔軟性や協調性を備えておくのも重要ポイントと言えるでしょう。

OBなどの口コミ(人間関係や社風)

口コミから分かったことをまとめます。
・中国本社の意向が第一という社風で、上司や役職クラスも中国人が多いので日本人社員は違和感や合わないと感じることもある。
・中国人が多いので中国特有の考え方に柔軟に対応できるかどうかは大きい。
・社内の公用語は基本的に英語だが、社内では中国語が飛び交う状況なので中国語を学ぶ機会にもなる。
・会議や社内資料は英語なので英語スキルは必須
・社内で支給されるPCなど最高スペックで便利だが、英語キーボードなので慣れが必要

公用語が英語だったり支給品のスペックが良いものだったり、外資系企業特有の特徴があります。
ただ、本社が中国ということで管理職に中国人が多かったり、中国語が飛び交う状況もあるので適応力・対応力を磨くのも大切なポイントです。

ファーウェイの採用フロー

最初に行われるのは書類選考です。
書類選考に合格した後は人事面談が行われ、一次面接・二次面接へと進みます。
リクナビ転職など転職サイトでは会社説明会情報も掲載されます。
ファーウェイの公式サイトにも新卒採用・中途採用情報が掲載されるので、こまめにチェックしなければなりません。

ファーウェイ(HUAWEI)のライフワーク【福利厚生、残業時間、給与体制】

給取得率が6割、育休取得率は100%で復職率も90%と高い数値が出ています。
育休取得率と復職率の高さから、女性が働きやすい職場環境であることが分かります。
また女性の非正規(契約・派遣)であっても、営業アシスタント職など年収350万円という口コミがありました。

残業時間は平均で21.5時間となっていますが、部署やチームによって異なります。
外資系企業なので、日本企業よりも残業が少なめな傾向にありますが、プロジェクトやチームによってはマットレスを持ち込んで職場に寝泊まりする「マットレス文化」があったり、研究部門だと労働時間が長いケースもあるのです。

給与体制は年俸制で、毎年6月に決定します。
ベース・賞与・株で年収を上げることが可能であり、不定期なプロジェクトでも報酬がつきます。
KPIや実績・評価が賞与に反映されるので、体制的には完全なる実力主義。
昇給は毎年あるので、日本企業よりも昇給率は高めな傾向です。

福利厚生面では、退職金制度や通勤手当はあるものの、日本企業で定番の住宅手当など各種手当がないため、その点は覚悟して入社する必要があります。
社会保険は完備で土日も休みなのでプライベートを充実させながら働くことも可能でしょう。

ファーフェイでは従業員持株制度があり、条件をクリアすると自社株式を持てるようになります。
これまで8万人近い社員がこの制度を利用して株式を保有しています。
退職金制度もあるので、各種手当がない分はKPI達成など昇給でカバーすることになるでしょう。

ファーウェイ(HUAWEI)の年収の口コミ

元社員の年収の口コミを取り上げています。

40 代 業種:営業年収:およそ1500万円

入社して数年経ちますが、入社当時は750万円くらいだった年収がおよそ倍になりました。
年俸制で毎年6月に決まります。
年2回のボーナスがあり、業績や評価で変わりますが、日本企業では定番の住宅手当などはありません。
通勤手当ぐらいですね。
でも外資系企業の中でも給与水準は高めかと。

30代 業種:開発 年収:900万円前後

中途採用で入社しました。
給与額自体は高いですが、福利厚生は日本企業ほど手厚くありません。
出張手当はなく、手当類はほぼありませんね。
ボーナスに影響する評価ですが、日本人に対しては低めな印象を受けます。

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外資系の年収をまとめています。

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