予備校講師の年収【東進・河合塾・駿台】や20～65歳の年齢別・都道府県別年収推移|平均年収.jp

予備校講師年収を詳しく解説

予備校講師の年収に興味がある方のための役立つ情報を紹介

予備校講師の年収は225万円～1000万円です。

予備校講師の年収の平均は、372万円でした。（年収査定データ統計）
※平均年収jpにある年収査定データの統計より算出しています。
平均年収推移は225万円～1000万円となっています。
お給料（月収）：約27万円

【予備校講師の仕事内容】
予備校講師とは、予備校で専門の科目を教える先生のことです。
一般的に予備校というと、大学入試のために、現役生や浪人生が通学する教育気管です。
また、司法試験など士業資格を取得するために学生や卒業生が通う予備校もあります。

学校教育の補完として通う教育施設には、塾と予備校とがあります。
違いは学校法人であるかどうかです。予備校は学校法人ですので、定期券やソフトウェアの購入の際などに学生割引が適用されるなど、生徒が学生の身分として扱われます。

最近は、塾と予備校との差がなくなる傾向になります。
予備校の先生の講義を、定型している塾で流したり、塾が全国規模の模擬試験を行ったりしています。

【人気予備校講師の年収は？】
予備校講師は、人気商売です。大手予備校には、名物講師が在籍し全国の校舎で教鞭をとります。
また、単科ゼミのような重要なコマを任せられるようになります。授業１コマの単価が上がるとともに、授業数も増えますので年収が跳ね上がります。

大手予備校の人気講師ですと、年収3,000万円を越えるそうです。

【塾別予備校講師の年収】
東進の年収：712.3万円～
※運営会社株式会社ナガセからの算出
河合塾の年収：400万円～
※コマ給3万円～5万円
駿台の年収：340万円～
※非常勤講師が時給3000円～

人気講師になれば確実に年収は1000万円を超えるそうです。

【平均勤続年数】
6.8年間です。

予備校講師の勤務形態別年収

予備校講師は様々な勤務形態で働いています。そこでいくつかの勤務形態でどのくらい年収が違うのか調査してみました。

正社員：380万円～
非常勤：360万円～
アルバイト：320万円～
独立開業：420万円～

予備校講師の年収は塾講師と同じとうに正規雇用や非常勤や、アルバイトなどその勤務形態によっても異なります。
さらに有名な予備校だと必ず名物予備校講師がいて、年収も非常に高いのですが一般的な予備校講師の年収は375万円程度とサラリーマンの平均年収420万円と比べても若干ですが下回っています。

また予備校講師の年収はその講師の能力や人気などで1コマの単価が決まり、それに実際に担当する年間のコマ数を掛けて計算されます。
また最初は単価が安くて人気が出ると単価も上がり、当然のことですが担当するコマ数も増えていき年収もアップします。
予備校講師のキャリアアップは非常勤講師から正社員になり常勤講師を経て科目の責任者から最後は校長と昇進します。
大手予備校の校長であれば、年収が1000万円を超えることも珍しくありません。

予備校講師の男性女性別での平均年収

予備校講師の年収の平均を男女それぞれの40代の平均年収基準と統計を掛け合わせて予測算出しました。

予備校講師の年齢別年収予想推移と給与ボーナス予想推移

各年齢を5歳刻みで年齢による年収や月額給与・ボーナスを厚労省の統計と照らし合わせてみたところ
最大年収を迎える50代の年収が475.2万円となりました。
また予備校講師で働き盛りの30代の年収はおよそ352.44万円あたりと推測されます。
それでは全体の年齢別年収推移をみてみましょう。

※平均年収と国税庁の年齢別階層年収との比率で独自で算出した結果になっております。
※ボーナスは夏冬合わせた4か月分で算出してます。
※年俸制は対応していないため年収を12で割った数値が予測数値となります。

予備校講師の30代・40代・50代の年代別年収

予備校講師の年代別年収は、年齢別年収推移より
30代の年収が約309万円～（推定）
40代で396万円～（推定）
50代で475万円～（推定）
30代～50代までの年収増加は約166万円以上となっています。

※国税庁・厚労省の賃金推移の比率と、業界ごとによる賃金補正値・税理士が算出した比率から算出した予想になっております。あくまでも予測のためご自身でご判断ください。

予備校講師の都道府県別（東京大阪名古屋福岡等）平均年収

年収は地域により変動します。予備校講師の平均年収を各都道府県の平均年収と照らし合わせた地域別の年収を算出しました。 上から北海道下は沖縄県までとなっています。ご覧ください。

比較してみると、一番年収が高い東京都の予備校講師の年収が、およそ554万円。
一番低い沖縄県の年収が317万円 となり0万円の年収差ができています。

予備校講師の大企業・中企業・小企業それぞれの年収・給与・ボーナス推移

大企業・中企業・小企業で働く予備校講師の年収の差を厚生労働省の企業規模比率と掛け合わせ独自の予想を算出してみました。

※厚生労働省の企業規模比率から独自で予測算出をした結果が上記となります。

予備校講師の推定生涯年収（生涯賃金）を詳しく解説！

上記の平均から算出してみたところ推定17,028万円となりそうです。
日本の平均生涯賃金が17,845万円なので、平均生涯賃金からの増減は-817万円です。
※新卒から定年まで働いたものとして予測算出しております。

予備校講師塾講師で年収1000万円以上稼ぐには？

予備校講師の平均年収は約375万円と一般的なサラリーマンの年収420万円と比べても下回っていますが、人気予備校の講師の中にはいくつかの予備校で教えていて、年収1000万円を超える予備校講師も存在しています。

予備校講師の平均年収だけを見ると決して高くはありませんが、実力と人気次第ではいくらでも稼げる仕事だと言ってもいいでしょう。
また塾講師と同様に独立開業をして成功すれば、年収1000万円以上稼ぐことも夢ではありません。

ただそのためには予備校講師としても能力だけでなく、生徒を集める経営者としての能力も問われることになります。

予備校講師になるには？

予備校講師になるには資格は必要ありません。
英語、国語などそれぞれの教科が専門の学部を卒業するか、この教科に関する大学院を修了していると有利になるといいます。

また、教員免許状を取得していると有利ともいわれ、それが採用の条件となっている予備校もあるそうです。
大手予備校を含む多くの予備校で、常時、講師を募集しています。
大学や大学院などで求人の情報を得ることができるほか、予備校講師採用専門のウェブサイトもあります。

採用には、各予備校で実施される採用試験に合格する必要があります。
通常、書類選考、筆記試験、面接、実技試験（模擬授業）などが行われます。
模擬授業はもっとも重視されます。
一般には、授業をした経験がないと難しいともいわれていますので、塾の講師をして授業スタイルを作ってから、予備校講師を受ける人もいます。

予備校講師の求人が出ている予備校ランキング

予備校講師の採用については、講師それぞれによって決定されるのが常で、「経験により優遇」とされていることがほとんどです。

また、基本的には、年収契約ではなく「１コマあたりいくら」という非常勤の契約です。
いくつかの予備校の講師を掛け持ちしている人の話ですと、河合塾、代々木ゼミナールは少し高めの設定のようです。

今でしょ！で有名な林修さんの年収は？

「今でしょ！」のＣＭで一躍有名になった、東進ハイスクールの林修氏の年収は、トヨタなど他社ＣＭ、講演、いくつかの会社の広告キャラクター契約、著書の印税、テレビ出演などによる副収入を合わせて、この１年間については、1億円を越えているといわれています。

予備校講師の年収の本音

実際に現在働いている方に年収の本音を聞いてみました。

30代　英語講師

年収600万円
大手予備校を2つと、地域の中小予備校1つ掛け持ちしています。
1コマあたりの報酬は、15,000円程度ですがコマ数がまとまっていないので非効率です。
寿儀容以外の雑務もありますので、時給にするとそれほどおいしい仕事ではないと思います。夏期、冬期などの集中講座を持てば、もっと稼げるのですが・・・。

30代　古典講師

年収330万円
大学講師採用を目指していますので、それまでのつなぎという位置づけで働いています。
空いている時間は、論文を書いています。受験生を合格に導くことに生きがいを感じることができないと難しい仕事です。
生徒の質問にはすべて答えられなければダメですので、入試問題の傾向や動向の研究には時間を割いています。

執筆・監修者　平均年収.jp　編集チーム
平均年収.jp編集部

外資系出身者・職業紹介本原作者、FP資格保有者・専門ライター、キャリアコンサルタント・大手出版編集者などのメンバーが参画
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