国会議員の年収を詳しく解説

国会議員の年収に興味がある方のための役立つ情報を紹介

国会議員の画像

国会議員の年収は、2200万円でした。(国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律調べ)

国会議員の年収(議員報酬)の平均は、2200万円でした。
議員1552万8000万円
期末手当:635万円

※期末手当とは民間企業に勤めるサラリーマンのボーナスに相当するもので、手当として6月1日と12月1日に在職する国家公務員に支給されます。

平均年収推移は2106万円~2200万円となっています。
お給料(月収):約98万円~98.5万円

国会議員の生涯年収を詳しく解説!

国会議員の生涯年収ですが国会議員の場合は衆議院議員の任期は4年で、参議院議員の任期が6年と決まっているので、在籍中の年数がその国会議員の生涯年収に相当します。

【最長任期の議員の生涯年収は?】
94歳まで衆議院議員を務めた尾崎行雄氏で、当選が25回で議員勤続63年はどちらも日本記録です。
尾崎行雄氏の生涯年収を現在の国会議員の平均年収2200万円で計算すると13億8600万円になります。

国会議員の議長・副議長の年収

衆参両議院議長の年収は月額217万円×12ヶ月+635万円=3239万円で、 衆参両議院副議長の年収は月額158万円×12ヶ月+635万円=2531万円になります。

【国際比較】各国の国会議員の年収ランキング

各国の国会議員の年収で年収が高い順にまとめてみました。

アメリカ1570万円
カナダ1260万円
イギリス970万円
ドイツ1130万円
韓国800万円

中国は情報がありませでした。

日本の国会議員の年収はアメリカよりも多いダントツ1位といえそうです。

仕事内容・仕事の面白さ

【【国会議員の仕事内容】
国会議員の仕事は大きく3つ分類され一つは国の法律を作ることと、もう一つは予算を決めることで、最後の一つが内閣総理大臣を選ぶことです。
法律は私たちが生活を営んでいる社会のルールで、例えば島国の日本には尖閣諸島問題や竹島問題など日本の領土や国民の安全を脅かすさまざまな問題が存在します。

そのため憲法9条の改憲が国会で議論されていますが、消費税率の引き上げなども私たちの代表である国会議員が、議論し法律を作ります。
そして日本では国民が内閣総理大臣を選ぶことができないので、私たちの代わりに国会議員が投票で内閣総理大臣を選びます。

また国会が会期中の時は国会に出席をしますが、国会がない時は選挙区の支持者の相談や陳情を聞いたり、選挙区でのイベントなどに参加したりします。
さらに自分が所属する党本部で抱えている問題や課題の対策などを他の国会議員や官僚と相談したり、専門家から話を聞いたりすることも国会議員の仕事の一つです。


【国会議員の仕事の面白さ】
国会議員も地方議員も国民から選ばれ、日本や地域の代表として国民の生活をより良くするという役割があることは変わりません。ただ国会議員の仕事の面白さは日本の将来の発展を考えて日々、活動しているという自覚と責任を持って仕事を行っていることでしょう。

例えば国会議員の大切な職務の一つに立法がありますが、法律をつくることで私たちの生活は大きく変わります。
日本の領土や国民を守るために憲法9条の改憲が、本当に必要かももっと議論されるべきです。

また消費税率の引き上げなどももっともっと議論を行い、本当に私たちの生活が良くなるように行動を起こし、そうすることで国民から喜ばれることが国会議員の仕事の面白さのはずです。

国会議員になるには?(資格や難易度)

国会議員になるには特に資格などは必要ありませんが、選挙に立候補し当選することが前提になります。
被選挙権の要件は衆議院議員の場合は25歳以上ですが参議院議員の場合は30歳以上で、さらに立候補には本人届出と推薦届出と比例代表選出議員の選挙では政党の届出のいずれかの届出と供託金が必要です。

ただ何の地盤もなくいきなり選挙に立候補しても当選することは難しく、市議からスタートし地元に人脈をつくり県議などを経て立候補するか、各政党で立候補者を公募している場合は経歴書や小論文を提出し、面接を行い党が承認すればその党が供託金も用意してくれます。

この他にも国会議員の秘書として働き政治家としてのノウハウを学び、その国会議員が政治家を引退した際に支持基盤を引き継ぐケースや、日本維新の会の政治塾のように候補者養成が目的の政治塾で、政治や政策の勉強を行いその党の支持を得るなどのケースがあります。
いずれにしてもどんなに素晴らしい政策を掲げても、何の実績も地盤もなければ立候補してもまず勝ち目はありません。

国会議員の給料はどこから出てるの?

国会議員の給料はどこから出てるのかですが、国会議員の給料は私たち国民が納める税金から捻出されています。
それだけに私たち納める税金を国会議員が、無駄にしないようにお願いしたいものです。

国会議員の給料は高いの?低いの?低い場合はどんな問題がおきるの?【秘書の年収】

日本の国会議員の年収2200万円は世界の他の国会議員の年収と比べても最も高く、それでも日本の国会議員の口からは政治には金が掛かるとしか聞こえてきません。
ただ国会議員の年収2200万円はサラリーマンのように、全額が自分のためにだけ使えるわけではありません。
例えば最も金がかかるのは実は人件費で、国会議員の場合は国が給料を支払ってくれる公設秘書が3人います。
ただ実際には公設秘書だけでなく私設秘書や事務員やアルバイトなどを雇っていて、国会議員の年収からこれらの人件費が支払われています。
そのため多くの国会議員は政治資金パーティーなどを開催して、お金を集めなければならないというわけです。
自民党に所属する国会議員であれば派閥の会長から夏は氷代と冬は餅代と呼ばれる臨時収入がありますが、少数派の政党にはそんな余裕もありません。
一概には日本の国会議員の年収が高いかは断言できませんが、多くの国民が生活に苦しんでいることを考えると国会議員の年収が議論されてもいいはずです。

国会議員の年収の本音

国会議員に本音を聞いてみました。

不明

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執筆・監修者 平均年収.jp 編集チーム
平均年収.jp編集部

外資系出身者・職業紹介本原作者、FP資格保有者・専門ライター、キャリアコンサルタント・大手出版編集者などのメンバーが参画
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