時計職人の年収を詳しく解説

時計職人の年収に興味がある方のための役立つ情報を紹介

時計職人の画像

時計職人の年収は(厚生労働省調査賃金構造基本統計調査)

時計職人の年収の平均は、464万円でした。(国税庁の民間給与実態統計調査や厚生労働省の賃金構造基本統計調査調べ)

平均年収推移は440万円~470万円となっています。
お給料(月収):約29万円
最大年収:1000万円以上

時計職人とは時計修理技能士のことで主に時計メーカーや時計の販売店で、取得した技術と豊富な経験で時計の製造やメンテナスなどを行う技術者のことを指します。
なかには高級時計の修理やメンテナスなどを専門に、独立開業して自分の工房を開いている時計職人もいます。
時計職人の平均年収は一般の企業に勤めるサラリーマンの平均年収より少し高く、大手時計メーカーに勤務する30代の時計職人の年収は約400万円前後です。

時計職人の業種別(大手時計メーカー・スイスの時計メーカー)年収

時計職人は様々な業種でも活躍します。そこでいくつかの業種でどのくらい年収が違うのか調査してみました。

大手時計メーカーに勤務する時計職人の年収:500万円~600万円
時計の販売店に勤務する時計職人の年収:300万円~400万円
スイスの時計メーカーに時計職人の年収:400万円~1000万円以上
自分の工房を開いている時計職人の年収:250万円~500万円


CASIO・CITIZEN・SEIKOなどの国内の腕時計大手3社の時計職人の年収は、500万〜600万円程度でボーナスも年間に平均4か月分ほど支給されます。
それに対して時計の販売店に勤務する時計職人の年収は約300万円~400万円程度で、ボーナスの支給金額も大手の時計メーカーと比べると少ないようです。
オメガやロレックスなどの高級時計メーカーがあるスイスの時計職人の初任給は円に換算すると約30万円から40万円ほどで、ベテランのスイスの時計職人の年収は1000万円を超えているようです。
独立開業して自分の工房を開いている時計職人の場合は年収にも差があり、他の自営業者と比べると決して恵まれているとは言えません。

執筆・監修者 
平均年収.jp 編集チーム

外資系出身者・職業紹介本原作者、専門ライター、キャリアコンサルタント・大手出版社などのメンバーが参画
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時計職人の男性女性別での平均年収

時計職人の年収の平均を男女それぞれの40代の平均年収基準と統計を掛け合わせて予測算出しました。

性別 平均年収 給与
男性の平均年収 401万円 20万円
女性の平均年収 303万円 15万円

時計職人の年齢別年収予想推移と給与ボーナス予想推移

各年齢を5歳刻みで年齢による年収や月額給与・ボーナスを厚労省の統計と照らし合わせてみたところ
最大年収を迎える50代の年収が437.6448万円となりました。
また時計職人で働き盛りの30代の年収はおよそ324.58656万円あたりと推測されます。
それでは全体の年齢別年収推移をみてみましょう。

年齢 年収 月額給与
20~24歳 373万円 23万円
25~29歳 224万円~274万円 17万円
30~34歳 214万円~314万円 20万円
35~39歳 221万円~325万円 20万円
40~44歳 244万円~365万円 23万円
45~49歳 286万円~408万円 26万円
50~54歳 328万円~438万円 27万円
55~59歳 324万円~434万円 27万円
60~65歳 195万円~434万円 18万円

平均年収と国税庁の年齢別階層年収との比率で独自で算出した結果になっております。
※ボーナスは夏冬合わせた4か月分で算出してます。
※年俸制は対応していないため年収を12で割った数値が予測数値となります。

時計職人の30代・40代・50代の年代別年収

時計職人の年代別年収は、年齢別年収推移より
30代の年収が約314万円~(推定)
40代で365万円~(推定)
50代で438万円~(推定)
30代~50代までの年収増加は約97万円以上となっています。

※国税庁・厚労省の賃金推移の比率と、業界ごとによる賃金補正値・税理士が算出した比率から算出した予想になっております。あくまでも予測のためご自身でご判断ください。

時計職人の都道府県別(東京大阪名古屋福岡等)平均年収

年収は地域により変動します。時計職人の平均年収を各都道府県の平均年収と照らし合わせた地域別の年収を算出しました。 上から北海道下は沖縄県までとなっています。ご覧ください。

都道府県 平均年収
北海道 418万円
青森 394万円
岩手 432万円
宮城 464万円
秋田 380万円
山形 427万円
福島 418万円
茨城 464万円
栃木 464万円
群馬 464万円
埼玉 418万円
千葉 464万円
東京 650万円
神奈川 510万円
新潟 418万円
富山 418万円
石川 464万円
福井 464万円
山梨 418万円
長野 464万円
岐阜 418万円
静岡 464万円
愛知 510万円
三重 464万円
滋賀 464万円
京都 464万円
大阪 557万円
兵庫 464万円
奈良 464万円
和歌山 418万円
鳥取 418万円
島根 418万円
岡山 464万円
広島 464万円
山口 464万円
徳島 464万円
香川 418万円
愛媛 418万円
高知 418万円
福岡 464万円
佐賀 371万円
長崎 418万円
熊本 418万円
大分 418万円
宮崎 371万円
鹿児島 418万円
沖縄 371万円

比較してみると、一番年収が高い東京都の時計職人の年収が、およそ650万円。
一番低い沖縄県の年収が371万円 となり278万円の年収差ができています。

時計職人の大企業・中企業・小企業それぞれの年収・給与・ボーナス推移

大企業・中企業・小企業で働く時計職人の年収の差を厚生労働省の企業規模比率と掛け合わせ独自の予想を算出してみました。

規模 年収
大企業の時計職人 423万円
中企業の時計職人 350万円
小企業の時計職人 317万円

厚生労働省の企業規模比率から独自で予測算出をした結果が上記となります。

時計職人の仕事内容

時計職人の仕事内容は主に時計メーカーで腕時計の部品を組み立てて、調整して腕時計を完成させていくことです。
腕時計の部品は300個を超えていて高級な腕時計になればなるほど、その内部は複雑で高い腕時計のなかには何千万円もするものもあります。
最近ではクオーツ式の腕時計が主流ですがオメガやロレックスなどの高級時計には、まだまだ昔ながらのゼンマイ式の腕時計も数多く存在していて、時計職人は極小の腕時計の部品を一つ一つ正確に組み込み腕時計を完成させていきます。
時計職人のもう一つの大事な仕事が時計の修理やメンテナスで、今でも街角の一角に自分のお店を構えて故障した時計の修理を行っている時計職人の姿を見かけます。

時計職人で高年収(年収1000万円以上)を稼ぐには?

日本の腕時計の大手メーカーに勤務する時計職人の年収は500万〜600万円程度で、年収が1000万円を超えている時計職人はほとんど存在していません。
販売店に勤務する時計職人の年収も大手メーカーに勤務する時計職人の年収より少なく、独立開業して自分の工房を開いている時計職人の年収も1000万円を超えることはないようです。
しかしスイスの時計職人のなかには年収が、1000万円を超えている時計職人も存在しているようです。
スイスの時計業界は1970年代に中国製の安いクオーツ時計が大量に市場に出回って、多くの優秀な時計職人が解雇されビルの管理人などに転職しました。
しかしその後オメガやロレックスなどの高級時計メーカーに再び人気が出て、一般のスイスの時計職人が実習終了後の初任給は月給3500フランから4000フラン程度です。
円に換算すると約30万円から36万円ですが、熟練のベテランのスイスの時計職人であれば年収は1000万円を超えているようです。

時計職人の初任給

参考例に時計職人の初任給は下記となっておりました。
・セイコーウオッチ株式会社 初任給20万9000円
・シチズン時計株式会社   初任給17万5900円~23万5300円
・カシオ計算機株式会社 初任給21万0500円~23万4500円

時計職人になるには?【資格難易度・倍率・合格率】

時計職人になるには特に学歴や資格などは問われませんが、国家資格である時計修理技能士を取得すると時計メーカーに就職する際に有利なります。
時計修理技能士には1級・2級・3級とあり職業訓練歴や学歴により、実務年数が異なりますが3級の受験資格は実務経験6ヶ月以上を有する者です。

時計修理技能士2級の受験資格は3級合格者か、実務経験2年以上を有する者です。
時計修理技能士1級の受験資格は2級に合格した後に2年の実務経験を有する者か、3級に合格した後に4年の実務経験か実務経験7年以上です。
時計修理技能士3級の試験内容はバッテリー交換・ブレスレットサイズ調整・ラッピング・裏ブタの開閉や、パッキンの交換・電池電圧・消費電流・歩度測定・バンドの取外しや取付けやのコマ詰めなどです。
2級や1級になるとアナログ表示や水晶腕時計の分解など高度な内容になり、時計修理技能士試験の合格率は公開されていません。

時計職人の年収の本音

実際に現在働いている方に年収の本音を聞いてみました。

20代国内の時計メーカー時計職人の口コミ年収

年収325万円
工業高校を卒業して都道府県職業能力開発協会が、実施する時計修理技能士を受験し取得しました。
もともと機械いじりが好きで、特に精密機械に興味があり時計職人の道を選びました。

30代スイスの時計メーカーの時計職人の口コミ年収

年収678万円
大学を卒業してスイスの時計職人の、養成学校で実習生として学びました。
養成学校を卒業してそのまま、スイスの時計メーカーで時計職人として働いています。
スイスでの生活にも慣れ、スイスの女性と結婚しスイスに永住するつもりです。

40代時計販売店の時計職人の口コミ年収

年収472万円
時計販売店で時計職人として、主に時計の修理やメンテナスを行っています。
世界中のほとんどの時計を取扱っているので、なかにはマイクロメカニックな時計が持ち込まれることもあります。

50代個人開業の時計職人の口コミ年収

年収636万円
個人で販売店を経営していますがクオーツ時計が多く、昔のようなゼンマイの時計は少なくなりました。
たまに昔のゼンマイ式の時計の修理の、依頼がありますがそんな時は嬉しくなります。

執筆・監修者 平均年収.jp 編集チーム
平均年収.jp編集部

外資系出身者・職業紹介本原作者、FP資格保有者・専門ライター、キャリアコンサルタント・大手出版編集者などのメンバーが参画
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