市議会議員の年収を詳しく解説

市議会議員の年収に興味がある方のための役立つ情報を紹介

市議会議員の画像

市議会議員の年収は、758万円でした。(地方公務員給与の実態 特別職関係調べ)

市議会議員の年収(議員報酬)の平均は、758万円でした。(地方公務員給与の実態 特別職関係調べ)
平均年収推移は750万円~791万円となっています。
お給料(月収):約63 万円

【市議会議員の仕事内容】
4年に1度の市会議員選挙で選ばれ、市議会の賛成反対の意思表示、定例会。予算審議、決算等の議会へ出席し、決議に参加します。
市役所などの定例会に出席したり、後援会の会合に出たり、所属するん常任理事委員会などにも出席し、意見交換を行ったりします。

【市議会議員はどのくらいいるの?】
全国でおよそ、3万4,000人ほどがいます。
圧倒的に無所属が多く、共産党が2,900人前後、公明党が次いで2,800人程度、自民1,770人程度、民主1,100人程度です。

市議会議員の生涯年収を詳しく解説!

市会議員としては、任期が4年ですから最低限は4年間、継続して選挙で選ばれ、長くて9回ぐらいが通例です。
史上最多では25回当選の議員もいますが、少数派ですね。
つまり平均3~4回として、758万円×16年とすると1億2,100万円ほどが、議員でいられる間の年収総額になります。

市議会議員の年収ランキング

市で年収が高い順に1位~10位までまとめてみました。
1位:東京都:約1,360万円
2位:愛知県名古屋市:1,180万円
3位:大阪府大阪市:約1,160万円
4位:京都府京都市:約1,150万円
5位:神奈川県横浜市:約1,140万円
6位:兵庫県神戸市:1,116万円
7位:埼玉県さいたま市:約968万円
8位:福岡県北九州市:約1,056万円
9位:広島県広島市:約1,030万円
10位:千葉県千葉市:924万円
東京都が圧倒的に多いですね。

市議会議員になるには?(資格や難易度)

市議会員になるには、後援会をまずはつくって、会報誌やチラシ、家庭訪問などを通じて、自分の立場を表明する事から始めます。
市議会議員立候補の告知日まで法律によって公表できません。
公職選挙法があるため、後援会を通じながら、選挙参謀となるコンサルタントなどを雇い、選挙対策にまずは費用をかけて行き、ひいては、事務所を設立しましょう。
何処かの選挙事務所へ所属すれば、会派の選挙ブローカーも存在しているので、そのアドバイスで、告知日までに選挙の準備を進めて行きます。
選挙で当選すれば、市議会議員誕生です。

市議会議員の供託金(きょうたくきん)って何?

法務省の供託所に保管された選挙用資金で、立候補者が公職選挙に出馬する際に、選挙管理委員会から寄託されます。
当選した場合や、一定以上の結果を残した場合に返還され、有効投票総数に満たない場合は没収されます。
現金か、債権といった形で支給される事が多いです。
指定都市の議会の議員には、約50万円、それ以外の地方都市では30万円が支給がされ、有効投票数をその選挙区の定数で割った10分の1に達しない場合は、没収されます。

市議会議員の年収の本音

実際に現在働いている方に年収の本音を聞いてみました。

40代 業種地方市議 年収756万円

議会だけで、常任委員会などがない議員は、活動もあまり目立たない議員も見かけます。
議員として仕事をやればやるほど、活動範囲に応じて出るべき会議の数は多く、費用はかかるので、かなり実態は苦しいですよ。

30代 業種:地方都市市議 年収700万円

与えられている権利は、議会における決議だけで、市の予算を使う立場じゃないんですよね。
社長が市長で、そこで働く社員みたいな立場です。
外部監査委員でもあるので、市長が予算を使う時など、本当にその使い方は正しいか?とか、職員への指示は妥当か?などを色々と審査するのが、主な仕事ですね。

執筆・監修者 平均年収.jp 編集チーム
平均年収.jp編集部

外資系出身者・職業紹介本原作者、FP資格保有者・専門ライター、キャリアコンサルタント・大手出版編集者などのメンバーが参画
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