航空管制官年収を詳しく解説
航空管制官の平収に興味がある方のための役立つ情報を紹介
航空管制官の年収は586万円が平均です!(専門行政職俸給表調べ)
航空管制官の年収は、586万円。
給料が約43万円。
※専門行政職俸給表
年齢別年収推移と給与ボーナス推移
各年齢を5歳刻みで年齢による年収や月額給与・ボーナスを算出してみました。
年齢 | 年収 | 月額給与 | ボーナス |
20~24歳 | 334.0万円 | 21万円 | 83.5万円 |
25~29歳 | 416.1万円 | 26万円 | 104.0万円 |
30~34歳 | 457.1万円 | 29万円 | 114.3万円 |
35~39歳 | 521.5万円 | 33万円 | 130.4万円 |
40~44歳 | 586.0万円 | 37万円 | 146.5万円 |
45~49歳 | 656.3万円 | 41万円 | 164.1万円 |
50~54歳 | 703.2万円 | 44万円 | 175.8万円 |
55~59歳 | 673.9万円 | 42万円 | 168.5万円 |
60~64歳 | 474.7万円 | 30万円 | 118.7万円 |
※平均年収と年齢での年収による比率から独自で算出した結果になっております。
※ボーナスは夏冬合わせた4か月分で算出してます。
総合職・一般職・技術職の年収・給与・ボーナス
職種 | 年収 | 月額給与 | ボーナス |
総合職 | 820.4万円 | 51万円 | 205.1万円 |
技術職 | 574.3万円 | 36万円 | 143.6万円 |
一般職 | 586.0万円 | 37万円 | 146.5万円 |
※総合職・一般職・技術職の年収は比率から独自で算出した結果になっております。
航空管制官の給与を解説!
給料が約43万円。
扶養手当10,000円。
特別調整額11,000円。
地域手当等45,170円。
住居手当6,130円。
その他10,128円となり
それ以外に臨時報酬などもいれると約586万円となります。
航空管制官は国家公務員になるため、初任給は人事院規則九―八(初任給,昇格,昇給等の基準)によって決定されます。
初任給は総合職(大卒)182,300円。
上記のお給料などは人事院が定めています。
仕事内容は、航空機の離着指示、飛行機が安全に航行できるよう情報をパイロットに伝えるお仕事です。
業務内容は、ターミナル・レーダー管制業務では、レーダー画面を見ながら、航空機の飛行状況を確認。
パイロットにスピード高度などの指示を出す業務。
飛行場管制業務は、空域内にいる航空機を自分の目で見て確認する仕事となります。
総従業員数は約8,174人。
平均年齢は41.5歳。
平均経験年数19.4年。
となっています。
航空管制官の推定生涯年収を解説!
平均年収から推定の生涯年収を割り出しました。
586万円×38年=2億2268円。
最低でも2億2000万円以上の生涯年収をもらうことが出来ると計算されました。
退職金が約2760万円となりますので合計は2億4千万円以上となります。
一般のサラリーマンよりも若干高い水準となっております。
航空管制官の推定年代別年収を詳しく解説!
年齢階層別の給与や、専門行政職俸給表などから算出した結果
30代で約530万円。
40代で約710万円。
50代で約820万円。
となりました。
具体的な数字ではありませんが年代によって推移した結果、年功序列と経験人数による等級の昇給により年収に変化が現れます。
特殊俸給表では最高月収が第8級の557884円となっていました。
航空管制官なるには?
航空管制官になるには、大卒、高卒のものが国土交通省の航空保安大学校に通う必要があります。
受験資格は試験を実施する年度に30歳に達する方までとなっております。
受験内容は、1次、2次試験があり、それぞれ基礎能力試験、適性試験外国語試験。
2次試験においては人物試験、身体検査、身体測定があります。
身体試験では下記に該当するものは不合格となります。
■矯正眼鏡等の使用の有無を問わず、視力が次のいずれかに該当する者
・どちらか一眼でも0.7に満たない者
・両目で1.0に満たない者
・どちらか一眼でも、80センチメートルの視距離で、近距離視力表(30センチメートル視力用)の0.2の視標を判読できない者
・どちらか一眼でも、30~50センチメートルの視距離で、近距離視力表(30センチメートル視力用)の0.5の視標を判読できない者
■色覚に異常のある者
片耳でも、次のいずれかの失聴がある者
・3,000ヘルツで50デシベル以上
・2,000ヘルツで35デシベル以上
・1,000ヘルツで35デシベル以上
・500ヘルツで35デシベル以上
試験会場は札幌市、岩沼市、東京都、新潟市、名古屋市、泉佐野市、広島市、松山市、福岡市、宮崎市、那覇市となっています。
平成23年度では1,609名の申込みがあった中で合格者は76名とかなり倍率が高い試験となっています。
入学後は、1年間の基礎研修後、全国各地の航空交通管制部、空港において、航空機に対し、無線電話・レーダーなどにより、離着陸及び航行の安全に必要な指示を与え、また、情報の提供を行うなどの航空交通管制業務に従事します。
特に官僚のように出身大学で採用などは決めてはいないようなので誰にでもチャンスがある仕事といえるでしょう。
採用を受ける人は○○外語大など英語を得意とする学部が多いようです。
航空管制官で働く面白み
手当の割合が結構多いそうです。
国家公務員であるため、退職金が高く、2,700万円以上。
一般的には航空関係で花形職業として見られがちですが、技量は高いものを求められる代わりに、薄給であるといった声も多いそうです。
責任感が強く、多くの交通運航の中でも危険性が高い任務に就くため、やりがいを感じられれば、それなりに面白さはあるようです。
それに、よほどのミスを犯さなければ定年までは収入は減ることがなく、管制官の仕事は航空機事故とはあまり関与がないことも多いので、その分負担がかなり軽いといった声も多いです。
航空管制官の将来性
将来的にはコスト削減の影響はかなり出てくる可能性がありますが、福利厚生もしっかりしており、窮屈な人間関係とも無縁な部分があるようです。
そうした意味では、悲観的な意見を述べる現役の管制官は少ないといえるかもしれません。
営利目的ではないため、ノルマも無縁で、昔ながらの役所のようなイメージも強いとよくいわれています。
ただ日本以外の外国航空管制官と比較すると、やや待遇面では弱いと感じる人も多いですね。
仕事内容の将来性に関しては、飛行機がある限りかならず存在する職業なのでなくなることはないでしょう。
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航空管制官 30代
年収600万円
仕事内容が一つ間違えば重大な事故につながるのでいつも真剣に仕事をしていました。チームワークなども大切な仕事です。
航空管制官 20代
年収450万円
責任感がすごい多い仕事。やりがいがある。人の命を守る大事な仕事です。