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CRO年収を詳しく解説

CROの年収に興味がある方のための役立つ情報を紹介

CROの画像

CROの年収は、550万円でした。(口コミ調べ)

CROの年収の平均は、550万円でした。(口コミ調べ)
最大年収:約650万円
平均年収推移は340万円~550万円となっています。
お給料(月収):約45万円

【CROの仕事内容】
臨床開発業務委託として、製薬会社がコスト上の問題で外注にだす臨床試験や、治験を受託するサービス産業がCROです。
以前は、製薬業者向けに、あまり公開しない形で治験を行う業務が一般的でしたが、近年、これを事業化し、必要な人材を派遣する業務を行います。
【CROはどのくらいいるの?】
CROを行う事業者は、国内に16~18事業者程存在しますが、その中で雇用されている人となると、トップ企業で1,700~5,000名前後。
平均的にみても、業界全体では人材は数万人規模で、在籍しているものと思われます。

CROのSMO・DM(統計分析)の年収比較

CROのSMO・DM(統計分析)の年収比較をしてみると、

CRO:550万円~
SMO:500万円~
DM(統計分析):550万円~

全ての業種でそんなに年収差はありません。

執筆・監修者 
平均年収.jp 編集チーム

外資系出身者・職業紹介本原作者、専門ライター、キャリアコンサルタント・大手出版社などのメンバーが参画
執筆者・監修者一覧

CROの男性女性別での平均年収

CROの年収の平均を男女それぞれの40代の平均年収基準と統計を掛け合わせて予測算出しました。

性別 平均年収 給与
男性の平均年収 610万円 38万円
女性の平均年収 460万円 29万円

CROの年齢別年収予想推移と給与ボーナス予想推移

各年齢を5歳刻みで年齢による年収や月額給与・ボーナスを厚労省の統計と照らし合わせてみたところ
最大年収を迎える50代の年収が665.28万円となりました。
またCROで働き盛りの30代の年収はおよそ493.416万円あたりと推測されます。
それでは全体の年齢別年収推移をみてみましょう。

年齢 年収 月額給与
20~24歳 442万円 28万円
25~29歳 366万円~416万円 26万円
30~34歳 377万円~477万円 30万円
35~39歳 389万円~493万円 31万円
40~44歳 433万円~554万円 35万円
45~49歳 499万円~621万円 39万円
50~54歳 555万円~665万円 42万円
55~59歳 550万円~660万円 41万円
60~65歳 349万円~660万円 28万円

平均年収と国税庁の年齢別階層年収との比率で独自で算出した結果になっております。
※ボーナスは夏冬合わせた4か月分で算出してます。
※年俸制は対応していないため年収を12で割った数値が予測数値となります。

CROの30代・40代・50代の年代別年収

CROの年代別年収は、年齢別年収推移より
30代の年収が約477万円~(推定)
40代で554万円~(推定)
50代で665万円~(推定)
30代~50代までの年収増加は約190万円以上となっています。

※国税庁・厚労省の賃金推移の比率と、業界ごとによる賃金補正値・税理士が算出した比率から算出した予想になっております。あくまでも予測のためご自身でご判断ください。

CROの都道府県別(東京大阪名古屋福岡等)平均年収

年収は地域により変動します。CROの平均年収を各都道府県の平均年収と照らし合わせた地域別の年収を算出しました。 上から北海道下は沖縄県までとなっています。ご覧ください。

都道府県 平均年収
北海道 495万円
青森 468万円
岩手 512万円
宮城 550万円
秋田 451万円
山形 506万円
福島 495万円
茨城 550万円
栃木 550万円
群馬 550万円
埼玉 495万円
千葉 550万円
東京 770万円
神奈川 605万円
新潟 495万円
富山 495万円
石川 550万円
福井 550万円
山梨 495万円
長野 550万円
岐阜 495万円
静岡 550万円
愛知 605万円
三重 550万円
滋賀 550万円
京都 550万円
大阪 660万円
兵庫 550万円
奈良 550万円
和歌山 495万円
鳥取 495万円
島根 495万円
岡山 550万円
広島 550万円
山口 550万円
徳島 550万円
香川 495万円
愛媛 495万円
高知 495万円
福岡 550万円
佐賀 440万円
長崎 495万円
熊本 495万円
大分 495万円
宮崎 440万円
鹿児島 495万円
沖縄 440万円

比較してみると、一番年収が高い東京都のCROの年収が、およそ770万円。
一番低い沖縄県の年収が440万円 となり330万円の年収差ができています。

CROの大企業・中企業・小企業それぞれの年収・給与・ボーナス推移

大企業・中企業・小企業で働くCROの年収の差を厚生労働省の企業規模比率と掛け合わせ独自の予想を算出してみました。

規模 年収
大企業のCRO 643万円
中企業のCRO 532万円
小企業のCRO 482万円

厚生労働省の企業規模比率から独自で予測算出をした結果が上記となります。

CROの主任・係長・課長・部長の役職者年収

年収は役職につくだけでも年収の差がついてきます。部長クラスの年収はどのくらいなのでしょうか。一般の部長課長クラスの役職の基準年収に沿って予測値を算出してみました。

役職 平均年収
主任 529万円
係長 597万円
課長 789万円
部長 872万円

※平均年収jp独自に取得しているデータとCROの平均年収と掛け合わせて算出しました。

CROの推定生涯年収(生涯賃金)を詳しく解説!

上記の平均から算出してみたところ推定23,839万円となりそうです。
日本の平均生涯賃金が17,988万円なので、平均生涯賃金からの増減は5,898万円です。
※新卒から定年まで働いたものとして予測算出しております。

CROの国内大手4社別年収

CROは様々な企業でも活躍します。そこでいくつかのCRO企業でどのくらい年収が違うのか調査してみました。

シミック:837万円~
イーピーエス:440万円~
クインタイルズ:430万円~
パレクセル:440万円

CROとは医薬品開発業務受託機関のことで、製薬会社や食品会社やバイオ企業などの研究をサポートする外部機関で、例えば製薬会社が新薬の治験を行いたい場合にCROに治験の代行を依頼します。
新薬が開発されても実際に市販されるには動物で基礎研究を行い、次に人間を対象とした臨床研究を行いますが、これが治験と呼ばれ新薬の安全性や有効性を調べて、そのデータを厚生労働省に提出して承認を受ける必要があります。
シミック・イーピーエス・クインタイルズ・パレクセルの4社が国内のCROの大手企業で、エムスリーグループ・エイツーヘルスケアを入れてこの6社が国内のCROの大手企業と言えます。
この4社のなかではシミックのも上場していて、有価証券によると27年9月30日現在の年収が837万円とダントツでした。

CROの年収ランキング(企業別)

1位 イーピーエス株式会社
2位 シミックホールディングス株式会社
3位 株式会社メディサイエンスプランニング
4位 株式会社アスクレップ
5位 株式会社新日本科学
6位 ACメディカル株式会社

医薬品領域の開発に欠かせない試験をアウトソーシングにより、請け負うCRO業界では、開発支援でトップは、国内売上ナンバーワンのイーピーエス株式会社が、2位以下を大きく引き離して、233億円。
社員年収においてもトップです。
平均的な売上では、30~40億円が普通なのに比べ、一桁違う水準になっています。
業界では、非常に知名度が高く、分析、後発医薬品開発支援意外にも、医療機器開発支援などの業務で、事業の幅も広いです。
2位のシミックホールディングスでは、治験報告書作成、安全性情報処理支援業務など、業界でも先駆けたサービスを提供し、独自の事業展開を得意としています。

CROで年収1000万円以上稼ぐには?【考察】

患者や病院をサポートするのがCRCと呼ばれる治験コーディネーターなのに対して、CROで製薬企業をサポートするのがCRAと呼ばれる臨床開発モニターです。
CRAは経験年数が5年前後であれば年収500~600万円も可能で、管理職経験があれば外資系のCROへ転職すれば、年収1000万円以上稼ぐこともできると言われています。
例えばクインタイルズ・トランスナショナルジャパン株式会社は1993年7月に設立された外資系のCROで、世界の約100カ国で治験のグローバルスタディ(国際共同治験)を展開していて、従業員数は全世界で3万3000人以上いる世界最大級のグローバル企業です。

CROになるには?

一般的な流れは、まずは製薬会社に勤め、社員となって自社開発に従事し、そこでCROとして仕事をするべきでしょう。
それには当然、薬科大学など、4年制専門学科に特化した学歴が必須になります。
次は、受託でCROとして、開発業務の外部委託機関に、派遣、あるいは受託社員となる道があります。

製薬会社から、業務を受託するわけで、それだけ責任は重く、リスクも大きい代わり、中途採用も多く、幅広い試験に関わる経験を積むことが出来ます。
ただし、製薬会社がクライアントの関係になるため、係る医療施設などの関係上、非常に業務が複雑になるデメリットがあります。
製薬会社の新卒採用が少なくなる中、選択肢としては、CROになる可能性は一番高い雇用形態と言えるでしょう。
キャリア採用、新卒採用にも積極的なのが、こうした開発受託支援サービス事業者です。

他には、派遣型のCROで、これは人材派遣業と、ほぼ同じ形態で業務を行う印象と考えて差し支え無いです。
開発プロジェクトに参加し、その終了をもって契約が終わりますが、製薬会社も大小様々な治験や開発に関わることが出来、業務も比較的わかりやすいものが多いです。
当然、どの雇用形態でも薬剤師の資格、看護師の資格所有者など、複数の資格保有者が有利で、その意味では専門学校出身でもチャンスは比較的多いと言えます。
医療機器などの営業経験など、中途採用に有利な条件も満たしていることが必要でしょう。

CROの求人や募集はどこで探せばいい?

製薬会社は、近年の開発競争におけるコストカットのために、治験のスピード向上も兼ねて外部委託が常識化しています。
そのため製薬会社からCROとしての雇用を見つけるのは難しいと思います。
一番の近道は、CRO事業を行う企業の新卒募集要項、中途採用状況を確認することです。
近年では、こうした事業者の求人が非常に増えており、特に薬剤師などの第2の就職先として選ばれているケースが多いそうです。
これも、臨床試験のほとんどが、薬剤に関するものが多いためで、CRO専門の人材派遣もネットで見ることが多くなってきています。
有名なところではリクルートの、「リクナビ薬剤師」、マイナビの「マイナビ薬剤師」などの他、
上記ランキングの企業、公式ホームページでも採用情報が記載され、登録型派遣などの情報も多くありますね。

CROとSMOの違いって?

大きな違いは、治験依頼者となる製薬会社の業務受託を行うのがCROであり、治験実施施設や病院などが、その業務の一部を行うのがSMOです。
わかりやすく言えば、施設の設備や技術を利用し、業務を代行するのがSMO
、企業の下請けのような業務形態がCROです。
SMOは治験施設支援機関で医療機関をサポート、CROは製薬会社をサポートと説明した方がわかりやすいかもしれませんね。

CROの年収の本音

実際に現在働いている方に年収の本音を聞いてみました。

30代 業種 臨床開発 年収470 万円

中途採用でも、未経験から始めて大卒と全く同じ給与ですね。
昇給は固定で、数千円というのが業界では常識みたいです。
ボーナスは、2ヶ月分くらいは支給されます。

20代 業種臨床開発 年収500万円

給与は個人評価と業績で決まる傾向があります。
査定に関しては、それほど厳しい評価も少なく、大幅な変動は他企業に比べ、少ないと感じますね。
サブリーダーくらいになれば、年収600万は確保出来ます。
カジュアルな職場環境で、働きやすいと思いますね。

執筆・監修者 平均年収.jp 編集チーム
平均年収.jp編集部

外資系出身者・職業紹介本原作者、FP資格保有者・専門ライター、キャリアコンサルタント・大手出版編集者などのメンバーが参画
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