知事の年収を詳しく解説

知事の年収に興味がある方のための役立つ情報を紹介

知事の画像

知事の年収は、2222万円でした。(総務省からの統計調査)

知事の年収(議員報酬)の平均は、2222万円でした。
総務省「地方公務員給与の実態」調べ)

平均年収推移は2200万円~2263万円となっています。
お給料(月収):約116.9万円

知事の生涯年収を詳しく解説!

知事の生涯年収ですが知事の任期は4年間で、再選されればまた4年間は知事の仕事を続けられます。そのためもし知事の任期が4年間の場合は任期中の収入は
知事の平均年収2,222万円×4年間=8,888万円になります。

また最長任期の知事から算出してみると
最長任期の知事は1951年から1980年まで8期29年の長期にわたって奈良県知事だった奥田良三氏。
仮に知事の平均年収を2,222万円で計算すると2,222万円×29年間=6億4,438万円になります。
奥田良三氏は1947年にも1年間ですが、官選で群馬県知事になっているのでこの期間も加算すると2,222万円×30年間=6億6,666万円になります。

都道府県知事の年収ランキング

都道府県知事で年収が高い順に1位~10位までまとめてみました。

1位:神奈川県145万円×16ヶ月(ボーナス4ヶ月)=2320万円
2位:埼玉県142万円×16ヶ月(ボーナス4ヶ月)=2272万円
3位:千葉県139万円×16ヶ月(ボーナス4ヶ月)=2224万円
4位:福岡県135万円×16ヶ月(ボーナス4ヶ月)=2160万円
5位:東京134万円×16ヶ月(ボーナス4ヶ月)=2144万円
6位:静岡県130万円×16ヶ月(ボーナス4ヶ月)=2080万円
7位:長野県128万円×16ヶ月(ボーナス4ヶ月)=2048万円
8位:愛知県126万円×16ヶ月(ボーナス4ヶ月)=2016万円
9位:長崎県126万円×16ヶ月(ボーナス4ヶ月)=2016万円
10位:広島県125万円×16ヶ月(ボーナス4ヶ月)=2000万円

東京都は最高月収ではなく、一番は神奈川県でした。

仕事内容・仕事の面白さ

【知事の仕事内容】
知事の仕事内容ですが県知事と都知事とではその仕事内容も多少は異なりますが、知事の仕事は都民や県民のために地域の行政サービスや公共施設を整備したり、地域の住民が住みやすい環境を作ることです。
県知事の具体的な仕事内容は予算案を決めて県議会に提出したり、条例案を決めて県議会に提出したりすることが主な仕事になります。
県の予算案とは簡単に言うと1年間の県の収入と支出の見積もりのことで、県によって違いがありますがだいたい2月の末に開かれる議会で、県知事が提出する予算案が県議会で議決されると、その予算案がその年度の予算になります。
もう一つの県知事の大事な仕事は県が制定する条例案を県議会に提出することですが、この条例案の提出は知事でなくても議員が議会に提出することもできます。
さらに県民を代表して国に対して陳情を行ったり、大きな地震や津波などの災害が起きた時に関係機関を指揮したり命令したりして県民を助けることも県知事の大事な仕事です。都知事の仕事内容も県知事と同じようなものですが、都知事の場合はオリンピックやサミットの誘致など東京都のアピール活動を行ったり、東京都を訪れる外国の首相などの要人の接待や会談なども都知事の大事な仕事になります。

【知事の仕事の面白さ】
都知事や県知事の海外出張の際の飛行機がファーストクラスとか、ホテル代が一泊約20万円のスイートルームだったとか聞くと知事の仕事の面白さは贅沢三昧ができることなのかと疑ってしまいます。
ただこのような知事はもちろん少数派で、ほとんどの知事は都民や県民のために仕事をしています。
例えば第6代沖縄県知事の仲井眞弘多氏があるインタビューで、知事の仕事は地域を応援したいとか、支援したいという強い気持ちが必要だと答えています。
沖縄県の場合は特に米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設問題などや、沖縄の駐留アメリカ軍兵士による数々の不祥事などさまざまな問題を抱えています。
その仲井眞弘多氏が知事の仕事の苦労を聞かれた時に、苦労をすることが知事の仕事みたいなものだと答えています。
世の中の物事は100のうち99が予想通りや思い通りにいかず、そんな中でもあえて飛び込んでいきそして愚直にも続けていくことで、少しずつ自分の目的や目標に近づいていけると思うと言葉を続けています。
知事の仕事の面白さは仲井眞弘多氏の言葉にあるように派手さはなくても、実直に都民や県民のために仕事をしていくことで皆の生活が少しでも良くなることではないでしょうか。

知事になるには?(資格や難易度)

都道府県の知事選に出馬して、当選すればだれでも知事になれます。

【知事選出馬資格】
都道府県の知事選に当選すれば知事になれますが、知事選に出馬するには供託金300万円が必要になります。
この供託金の300万円は法務局に一時的に預けられ、得票数がある一定数を超えれば選挙の後に候補者に戻されます。
ただもし得票数がその定数に届かない場合は供託金没収され選挙運動費用が別途かかり、最近の知事選での選挙運動費用の平均金額は約600~700万円です。
難易度ですが費用だけでなく政党の公認を取ったり、地元の有力者や支持団体の協力を得る必要があり、誰でも簡単に知事に当選できるものではありません。

【知事選倍率】
立候補者が現知事だけの場合は倍率は0になり、立候補者が多ければそれだけ倍率が高くなります。

知事の最高年収と最低年収の格差は?

知事の最高年収は神奈川県知事の2320万円で(145万円×16ヶ月)で、知事の最低年収は熊本県知事の1392万円(87万円×16ヶ月)でその格差は928万円でした。

知事の給料はどこから出てるの?

知事の給料はどこから出ているかですがズバリ私たちの税金で賄われていて、都知事であれば都民税で賄われていて、県知事であれば県民税で賄われています。
どちらも私たちの税金で知事の給料が支払われいることを考えると、私たちの税金を使って贅沢三昧をするなど、言語道断と言わざるを得ません。

知事の給料は一般的に高いの?低いの?

知事の給料が一般的に高いのか低いかですが、民間のサラリーマンの年収が400万円程度と考えると高いと言えます。
特に財政難の県の知事が高給取りで、その知事の給料が私たちの税金で賄われていることに内心おかしいと思っている都民や県民は多いはずですが、都政や県政を担うのであればそれなりに給料が高くないとおかしいという意見をもつ 国民も多いのが事実です。
実際にはどちらなのかわかりませんが、もし給料をかなり低くした場合は、知事もお金のために動くことが多いため、談合やワイロなども増えると言われています。

知事の年収の本音

知事に本音を聞いてみました。

不明

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執筆・監修者 平均年収.jp 編集チーム
平均年収.jp編集部

外資系出身者・職業紹介本原作者、FP資格保有者・専門ライター、キャリアコンサルタント・大手出版編集者などのメンバーが参画
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