国会図書館職員の年収を詳しく解説
国会図書館職員に興味がある方のための役立つ情報を紹介
国会図書館職員の年収
国会図書館職員の年収の平均は、657万円でした。(国家公務員行政職俸給表(一)調べ)
平均年収の範囲は644万円~665万円となっています。
お給料(月収):約41万円
最大年収:1000万円以上
国立国会図書館に勤務する国会図書館職員は国会議員からの依頼で、国政に関する依頼の調査や調査業務と呼ばれる国会の議題に関する調査などを行います。
国立国会図書館は日本の国内で出版された全ての出版物を保存している唯一の法定納本図書館で、国立国会図書館に勤務する国会図書館職員は国会職員で年収は国家公務員の給与に関する規程に基づいて計算されます。
国会図書館職員は特別職ですが国会図書館職員の給与は、あくまで国家公務員行政職俸給表(一)が基準になっています。
国家公務員行政職俸給表(一)で特別職の国立国会図書館職員の、平成27年度の平均給与を調べると月額41万0984円でした。
内訳は俸給が平均33万1816円で地域手当など各種手当が月額平均4万1583円ほど支給され、他に俸給の特別調整額が1万2316円と扶養手当が1万1387円支給されています。
国会図書館職員の業態別年収
業態別年収は、
常勤職員の国会図書館職員の年収:334万円~657万円
非常勤職員の国会図書館職員の年収:120万円~240万円
期間業務職員の国会図書館職員の年収:80万円~140万円
臨時的任用職員の国会図書館職員の年収:90万円~120万円
国立国会図書館に勤務する国会図書館職員にも常勤職員の国会図書館職員と、常勤職員の国会図書館職員が育児休業などを取得した場合の代替として非常勤職員の国会図書館職員を募集しています。
常勤職員の国会図書館職員は国会職員で大卒程度試験で、採用された場合の初任給は平成27年度で月額20万9156円でした。
内訳は俸給が17万4200円で地域手当など各種手当が月3万1356円ほど支給され、他に本府省業務調整手当が3600円が支給され月額20万9156円でした。
民間企業のボーナスに相当する期末手当・勤勉手当が年間に約4か月分ほど支給されるので、国会図書館職員の新卒採用の初年度の年収は20万9156円×16か月=334万6496円となる計算です。
国家公務員行政職俸給表(一)で常勤職員の国立国会図書館職員の平成27年度の平均給与を調べると、月額41万0984円なので41万0984円×16か月=657万5744円が常勤職員の国立国会図書館職員の平均年収となる計算です。
国会図書館職員の年収中央値を比較!【予想値】
つぎは、国会図書館職員の年収中央値を計算してみました。
平均年収jpの年収査定で取得したデータと賃金カーブなどを統計し年収中央値の平均を算出しそれを割り当ててみると、国会図書館職員の年収中央値はおよそ485万円となりました。
男性女性での中央値の予想値も算出してみたのでごらんください。
性別 | 年収中央値 |
男女計 | 485万円 |
男性 | 539万円 |
女性 | 431万円 |
国会図書館職員の年齢別年収で比較してみよう【予想値】
つぎは、国会図書館職員の年齢別年収をみてみましょう。
各年齢を5歳刻みで算出しました。
最大年収を迎える50代の年収が678万円でした。
また国会図書館職員で働き盛りの30代の年収はおよそ585万円になります。
それでは全体の年齢別年収を予測してみました。
年齢 | 年収 | 月額給与 |
20~24歳 | 306万円 | 21万円 |
25~29歳 | 443万円 | 31万円 |
30~34歳 | 465万円 | 35万円 |
35~39歳 | 481万円 | 37万円 |
40~44歳 | 536万円 | 41万円 |
45~49歳 | 614万円 | 46万円 |
50~54歳 | 678万円 | 49万円 |
55~59歳 | 672万円 | 49万円 |
60~65歳 | 432万円 | 33万円 |
※平均年収と国税庁の年齢別階層年収との比率で独自で予測算出した結果になっております。
国会図書館職員の男性と女性の年齢別年収の違い【予測値】
では平均年収がわかりましたが、次に国会図書館職員の年収は性別によってどのくらい変わるのかを比較してみました。男女別の平均年収をみてみましょう。
※企業によっては男女同一賃金になっているところもあるのであくまでも賃金統計とデータからの予測値としてご覧くださいませ。
年齢 | 男性 | 女性 |
20~24歳 | 306万円 | 306万円 |
25~29歳 | 542万円 | 443万円 |
30~34歳 | 522万円 | 465万円 |
35~39歳 | 539万円 | 481万円 |
40~44歳 | 602万円 | 536万円 |
45~49歳 | 687万円 | 614万円 |
50~54歳 | 757万円 | 678万円 |
55~59歳 | 750万円 | 672万円 |
60~65歳 | 485万円 | 432万円 |
ヨシコ
国会図書館職員は平均年収ランキングの順位は○○位でした
では、国会図書館職員の平均年収は657万円でしたが上場企業の年収ランキングでは何位にいるのでしょうか。
平均年収jpに掲載されている企業の中で順位をつけてみました。
是非チェックしてみましょう。
企業の平均年収ランキング
国会図書館職員の年収ピラミッドで階層を知ろう
男女年齢別の年収をみてみましたが、次は国会図書館職員の社員は年代によってどの年収層にいるのかを統計を基準に年収を割り当てて算出予測してみました。 あなたの年代と是非比較してみてください。
国会図書館職員の20代の年収層
国会図書館職員の30代の年収層
国会図書館職員の40代の年収層
国会図書館職員の50代の年収層
ミナミ
国会図書館職員の推定生涯年収(生涯賃金)を詳しく解説!
上記の平均から算出してみたところ推定28,251万円となりそうです。
日本の平均生涯賃金が17,845万円なので、平均生涯賃金からの増減は10,406万円です。
※新卒から定年まで働いたものとして予測算出しております。
国会図書館職員の仕事内容
国会図書館職員の仕事内容は大きく調査業務・司書業務・一般事務の3つがありますが、調査業務とは国会議員からの依頼で国政に関する調査や開催される国会での質問などに関する予測調査を行います。 司書業務とは国立国会図書館の書誌データには国立国会図書館分類表の番号が作られていて、国内だけでなく海外からの書誌や資料がありそれらを整理するのが仕事です。 また国立国会図書館は国会議員だけでなく一般利用者へのサービスも行っているので、国立国会図書館への来館利用者への書籍の貸し出しなどです。 最後の国会図書館職員が行う一般事務とは国立国会図書館では図書館間での協力や国際協力にも注力しているので、資料の国際間での交換や貸出やコピーやレファレンスサービスなどです。
国会図書館職員で年収1000万円を目指すには?
国会図書館職員は国会職員で給与は、国家公務員の給与に関する規程に定められています。 そのため国家公務員行政職俸給表(一)が基準になっていて、国会図書館職員でも役職が課長職以上であれば年収1000万円を超えると思われます。 ただ国会図書館職員の過去3か年間の受験と採用状況を見ても、平成26年度が大卒程度の一般職で90.6倍で、平成27年度が大卒程度の一般職で61.9倍で、平成28年度が大卒程度の一般職で84.8倍なので国会図書館職員で年収1000万円を超えるのは容易なことではなさそうです。
国会図書館職員になるには?
国会図書館職員になるには受験者の政策立案力を問う総合職試験と事務処理能力を見る一般職試験があり、一般職試験は試験に必要な学力レベルによって大卒程度試験と高卒程度試験に分かれています。 ただ大卒程度試験であっても、大学に行っていない方でも受験できます。 これら3種類の試験のいずれかに合格すれば国会図書館職員として採用されますが、受験資格は基本的に総合職と大卒程度の一般職の場合は、21歳以上で30歳未満と年齢に関する受験資格があります。 また高卒程度の一般職の場合は18歳以上24歳未満で、それぞれ高校・短大・高等専門学校などを卒業しているか卒業見込みの者となっています。
国会図書館職員の年収の本音
国会図書館職員の口コミ年収
20代 国会図書館職員
年収320万円 大学に在学中から国政に興味があり、国会職員になることも考えました。 結局は政策立案力が問われる国会図書館の総合職試験を受験し、試験に合格し国会図書館職員として働いています。
20代 非常勤職員
年収140万円 国会図書館をこれまで何回か利用したことがあり、非常勤職員の募集を見て応募しました。 常勤職員の国会図書館職員の方が育児で、その期間だけの仕事ですがとても興味深いです。
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平均年収.jp編集部
外資系出身者・職業紹介本原作者、FP資格保有者・専門ライター、キャリアコンサルタント・大手出版編集者などのメンバーが参画
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