防衛省専門職員の年収を詳しく解説
防衛省専門職員に興味がある方のための役立つ情報を紹介
防衛省専門職員の年収
防衛省専門職員の年収の平均は、662万円でした。(行政職俸給表調べ)
平均年収の範囲は634万円~687万円となっています。
お給料(月収):約41.8万円
最大年収:1000万円以上
防衛省専門職員は防衛省に所属する特別職の国家公務員ですが、他の国家公務員と同様に行政職俸給表(一)によって給与や年収が支給されます。
国家公務員の平均年齢は43.6歳で行政職俸給表(一)によると平均給与は月額約41万円なので、民間企業のボーナスに相当する期末手当・勤勉手当が年間に約4ヶ月分あるので防衛省専門職員の平均年収は662万円になります。
防衛省専門職員の年齢別年収予想推移と給与ボーナス予想推移
各年齢を5歳刻みで年齢による年収や月額給与・ボーナスを厚労省の統計と照らし合わせてみたところ
最大年収を迎える50代の年収が794.4万円となりました。
また防衛省専門職員で働き盛りの30代の年収はおよそ589.18万円あたりと推測されます。
それでは全体の年齢別年収推移をみてみましょう。
年齢 | 年収 | 月額給与 |
20~24歳 | 532万円 | 33万円 |
25~29歳 | 447万円~497万円 | 31万円 |
30~34歳 | 469万円~569万円 | 36万円 |
35~39歳 | 485万円~589万円 | 37万円 |
40~44歳 | 541万円~662万円 | 41万円 |
45~49歳 | 619万円~741万円 | 46万円 |
50~54歳 | 684万円~794万円 | 50万円 |
55~59歳 | 678万円~788万円 | 49万円 |
60~65歳 | 436万円~788万円 | 34万円 |
※平均年収と国税庁の年齢別階層年収との比率で独自で算出した結果になっております。
※ボーナスは夏冬合わせた4か月分で算出してます。
※年俸制は対応していないため年収を12で割った数値が予測数値となります。
防衛省専門職員の推定生涯年収(生涯賃金)を詳しく解説!
上記の平均から算出してみたところ推定28,466万円となりそうです。
日本の平均生涯賃金が17,845万円なので、平均生涯賃金からの増減は10,621万円です。
※新卒から定年まで働いたものとして予測算出しております。
防衛省専門職員の職種別年収
【職種・役職・企業】
防衛事務次官:2800万円~3000万円
防衛部員:700万円~840万円
防衛事務官:650万円~750万円
防衛省専門職員は自衛官とは異なり戦闘訓練を行わない非戦闘要員で、自衛隊やその機関で資料の翻訳や通訳や在日アメリカ軍との渉外業務や自衛隊員への語学教育を担当する語学区分と、情報分析を担当する国際関係区分に分類されます。
防衛省専門職員は昇進にともなって防衛部員から防衛書記官と官名が変わり、防衛事務官は係員から課長補佐に相当する官職です。
防衛部員は防衛庁時代は防衛庁部員と呼ばれていて、自衛官だと1佐から3佐に相当する官職です。防衛事務次官は防衛省の事務方のトップで防衛庁時代は、警察庁・大蔵省・防衛庁出身の官僚が就任していました。
ただ自衛官の俸給表や各種手当てなどは公開されていますが、具体的な官職の年収などの情報はほとんど公開されていません。
防衛省専門職員の仕事内容
防衛省専門職員は自衛官とは異なり戦闘訓練を行わない非戦闘要員で、自衛隊やその機関で資料の翻訳や通訳や在日アメリカ軍との渉外業務や自衛隊員への語学教育を担当する語学区分と、情報分析を担当する国際関係区分に分類されます。
防衛省専門職員は昇進にともなって防衛部員から防衛書記官と官名が変わり、防衛事務官は係員から課長補佐に相当する官職です。
防衛部員は防衛庁時代は防衛庁部員と呼ばれていて、自衛官だと1佐から3佐に相当する官職です。
防衛事務次官は防衛省の事務方のトップで防衛庁時代は、警察庁・大蔵省・防衛庁出身の官僚が就任していました。
ただ自衛官の俸給表や各種手当てなどは公開されていますが、具体的な官職の年収などの情報はほとんど公開されていません。
防衛省専門職員で高年収(年収1000万円以上)を稼ぐには?
防衛省専門職員は国家公務員法第2条第3項第16号を根拠とする、防衛省に所属する特別職の国家公務員です。
防衛省専門職員の給料は行政職俸給表(一)の俸給表で定められていて、他の国家公務員の平均年収662万円とあまり変わらないようです。
自衛隊員の場合は2士から将官まで階級があり、階級と勤続年数に応じて年収が定められています。
例えば自衛隊には尉官と呼ばれる3尉・2尉・1尉の3つの階級がありますが、防衛大学の卒業すると3尉からで給料も月額23万円から44万円です。
防衛省専門職員は制服組と呼ばれている自衛官とは異なり、背広組と呼ばれていて自動小銃などの武器の訓練も行いません。
防衛省専門職員も課長級以上の官職に相当する防衛書記官クラスになれば、年収1000万円以上の高年収も不可能ではないようです。
防衛省専門職員になるには?
防衛省専門職員になるには防衛省専門職員採用試験の試験区分の、語学職と国際関係職区分のそれぞれを受験し合格する必要があります。
受験資格は21歳以上30歳未満か21歳未満の場合は大学を卒業しているか、試験年度の3月までに大学を卒業する見込みがあるか防衛省がこれらの者と同等の資格があると認める者です。
または短期大学か高等専門学校を卒業しているか試験年度の3月までに卒業する見込の者並びに防衛省がこれらの者と同等の資格があると認める者です。
試験内容は1次試験が基礎能力試験が多肢選択式40題と、専門試験は語学区分も国際関係区分も記述式で英語・ロシア語・中国語・朝鮮語から出題されます。
2次試験は人柄や対人的能力などについての個別面接の口述試験と、胸部エックス線撮影を含む胸部疾患や尿やその他の一般内科系の身体検査が行われます。
近年の合格率は語学区分の英語が24.0%前後で、国際関係区分の英語が4.6%前後で、国際関係区分の中国語が25.8%前後で朝鮮語が12.5%です。
防衛省専門職員の年収の本音
防衛省専門職員の口コミ年収
20代
年収344万円
帰国子女で日本の大学を卒業して語学を活かして商社に就職するか、公務員になるか迷いましたが防衛省専門職員採用試験を受験し合格しました。
現在は語学職として防衛省で中国語に関する翻訳作業や、中国語の通訳を主に担当しています。
語学を活かせる仕事に就きたかったので、防衛省専門職員になれて今の仕事にとても満足しています。
20代
防衛省専門職員として、国際関係の情報収集や分析しています。
尖閣諸島など近年は中国や韓国との関係が悪化している上に、北朝鮮の核開発で緊張状態が続いています。
近隣諸国との衝突を避けるためには情報収集や分析が大事で、この仕事は国を守るという観点からも誇りを持っています。
30代
年収453万円
大学を卒業して防衛省専門職員の、国際関係職区分で採用されました。
現在は防衛省からの出向で幕僚監部調査部で主に中国や、ロシアなどの海外の軍事情報を収集したり分析しています。
陸海空自衛隊の自衛官は毎年のように削減されていますが、防衛省専門職員は逆に毎年増員されています。
30代
年収547万円
防衛省情報本部での主な任務は外国の新聞や書籍や、友好国からの情報だけでなく独自に収集した情報の分析です。
陸上自衛隊中央情報隊など防衛省の情報本部以外の部署からもたらされる情報も貴重で、現代は情報戦と言われるほど情報収集や分析が大事です。
40代
年収688万円
世界にはアメリカの国防情報局(DIA)やイギリスの秘密情報部(SIS、MI6)や、イスラエルのモサドなどの優秀な情報機関が数多く存在しています。
特にアメリカは2001年9月に起きた同時多発テロ以降はテロリストの情報収集に注力していますし、イギリスもアメリカと同様にテロが多発していて情報機関を強化しています。
イスラエルも周辺諸国と常に緊張状態が続いていて、今の日本もイスラエルと同様に周辺諸国の情報収集や分析が最優先事項です。
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平均年収.jp編集部
外資系出身者・職業紹介本原作者、FP資格保有者・専門ライター、キャリアコンサルタント・大手出版編集者などのメンバーが参画
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