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ワーキングプアの年収の実態を賃金構造基本統計調査を参考に詳しく調べました。

ワーキングプアが実際にどのくらいの年収をもらっているのか解説します

ワーキングプアの画像

ワーキングプアの年収は、200万円以下!

ワーキングプアの年収は、200万円以下と一般的に言われてます。
賃金構造基本統計調査から計算してみたところ収入が200万円以下の人口は約1069万人となってました。
働く貧困層ともいわれるワーキングプアの定義を調べてみたところ、
正社員でもギリギリの生活さえ維持が困難
拘束時間が長い派遣社員
生活保護の水準以下の収入しかもらえない社員、契約社員
などがあてはまるようです。

ワーキングプアの男女別の人口比率と手取りを解説

男女別のワーキングプアの年収を詳しく調べてみると、
年収200万円未満の男性は、全体の約10%、女性は全体約40%が200万円未満となっております。
仮に年収が200万円だった場合の手取り額は月額で約15万円。
150万円だった場合は、手取りで月約11万円。
100万円だった場合は、手取りで月約9万円。
100万円以下の場合は月9万円ですべてをするという過酷な生活になるようです。
口コミを調べてみたところ、その内容としては非正規で働いていても昇進はなく、ボーナスもない、時給も上がらないという場合が多いようです。
パートタイマーの場合は昇給があっても10円程度という話が多いようでした。
上記のような状況では30~50代での年収の上昇率もほぼ無いに等しいというのが予想されます。
ワーキングプアが増えた原因は、
・労働市場の規制緩和・自由化。
・派遣労働、パート、契約社員も含め非正規雇用の全労働者に占める割合が増えた。
・企業の人件費の削減。
・就職氷河期の到来。
上記のような市場要因と経済要因が複合的絡み合った結果といわれています。

ワーキングプアの生活の実態

連合が調査した結果によると、今後の収入アップも見込めないと考える人がワーキングプアの8割弱。
将来に希望が持てないと考える人が6割を超えており悲観的なイメージがあります。
ワーキングプアの生活実態をまとめてみました。
プア層が我慢しているものが、
レジャー、旅行、外食、衣料品、家具インテリアなどで約30~50パーセントの人が購入を避けたりしているようです。
一日の食費は、約700円~800円(3食)。東京のランチ代一回分にも満たないような金額となってます。

高学歴ワーキングプア、高学歴ニートと呼ばれる人たちが増加しています。

最近になって高学歴ワーキングプアや高学歴ニートが増えているそうです。
これは修士課程や博士課程を修了しても、なかなか就職に繋がらないというのが原因だといわれています。
大学院を卒業しても就職できない人は大学や研究機関などの非正規雇用で研究員になる人も多く、そういった人たちはいわゆるパートタイマーとなり、給料によってはワーキングプアの層に分類されてしまう事も少なくないということです。
ポスドクなどは交通費も出ず、相当厳しい収入となっていると一時期テレビでも話題になりました。
その他高学歴ニートという言葉もも増えているようですが、東大出身でもニートなどもいるようです。
原因は多岐に渡りますが、口コミをまとめてみると
・エリート企業を狙い失敗した。
・弁護士など難易度の高い司法試験に失敗し、ニートになった。
などがあるようです。

ワーキングプアの具体的な対策を詳しく解説

ワーキングプアを増やさないためにはどうしたらいいのか。
政府と市場とが一体になって行うことが大事だといいますが、具体的なことはまだ考えられていないようです。
最近は、日雇い派遣が原則禁止と改定されたりなど動いています。
その他の対策として個人で出来ることは
資格を取る。
職業訓練校に行く。
など自分自身の能力を上げることが必要とされています。
市場と政府が複合に絡みあうことが大事だとおもいますが、これからどんどんと減っていくことを望みたいと思っています。

ワーキングプアの年収の本音

ワーキングプアさんの年収の本音を聞いてみました。

女性 30代  

年収は約200万円程度。
昼間は建設会社で事務の仕事をし、夜はコンビニ弁当の生産を各工場にふりわける仕事をしている。

男性 20代 

年収は約100万円程度。
病院の入院食をつくる仕事。はじめは臨時職員だったが、この仕事が民間委託されたあとはパートになった。官から民へということなのだろう。収入は月に8万円。ボーナスはない。

執筆・監修者 平均年収.jp 編集チーム
平均年収.jp編集部

外資系出身者・職業紹介本原作者、FP資格保有者・専門ライター、キャリアコンサルタント・大手出版編集者などのメンバーが参画
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