結婚相手に求める年収と現実の年収格差を解説!

結婚に求める収入について調べてみました。

結婚相手に求める年収の画像

少子化・晩婚化の理由って収入が関係あるの?

近年、晩婚化、少子化、もっては結婚をしない生き方を望む人が増えているようです。
2010年時点で男性が30.5歳、女性が28.8歳となっており、2000年と比べると約2歳も結婚の平均年齢が上昇しています。
理由としては下記があげられるようです。
・女性が社会的地位を確立して収入もアップ
・低所得者が増加した
・男性1人で家族を養うことは難しくなった


などの理由が挙げられています。
特に年収面での影響が多いのではないかと言われていますが、結婚相手の年収は最低条件はどのくらいが理想?なのでしょうか。

子供~家購入まで!かかる費用を計算!

一般的家庭(東京の)から生涯でかかりそうなものを算出してみました。

一番かかるといわれているのが、マイホームを持つことです。
だいたい一般的家庭で2000万~3000万円と言われているようです。
その他教育費が、幼稚園から大学までで
・公立で500万
・私立で1700万(幼稚園から高校まで)
大学は、
・公立が600万
・私立が750万

位と言われてます。

上記から算出すると、
公立の場合は3100万円(2000万+500万+600万)
私立の場合は、4450万円(2000万+1700万円+750万円)
最低でも上記の金額がかかります。

上記合計額を子供が卒業する20年で割ってみると
3100万÷20年=155万円
4450万円÷20年=222.5万円

子供が卒業するまでに必要な最低年収は 150万~250万ぐらいの間で足りる事になります。
マイホーム代などを省き賃貸にすれば年収100万円ぐらいでもいけるようですね。

しかし、上記の年収は、衣食や娯楽費、塾代などすべてを省いて計算した結果となっています。

最低限の上記の費用を参考に計算してみると
衣食:年間30万円(一着1万円のものを月に1着買う計算)
娯楽費:年間36万円
塾代:年80万円

上記を入れて計算してみると
最低の年収は「301万円~370万円」当たりとなりそうです。

結婚相手の年収は30代で年収350万円以上だとOK

結婚した後に必要な年収は上記で計算しました。
それでは、結婚相手の年収はどのくらいがいいのでしょうか。
共働きの時代となり、女性の年収で家計を助けることも出来るという利点があるため、
男性の年収は20代後半~30代にかけて350万円ぐらいであれば結婚には問題がないといえます。
年をとるにつれて年収も上がっていくため20代後半が350万円あれば、40代にはだいたい500万~600万前後の年収になっている人も多いようです。

専業主婦になりたいという願望の人がいれば、その倍ぐらいの年収(約500万~700万)を持っている人じゃないと厳しいことになるでしょう。

ちなみに20代後半で年収500万を稼いでいる人口となると、全体の2~5%となるため、かなりの確率で結婚が難しいということになります。
専業主婦の夢はほぼあきらめた方がいいかもしれないですね。

女性が結婚相手に求める年収統計

結婚は女性の場合では、30代、それも35歳が上限となり、その後既婚率は一気に減少するそうです。
最近は20代後半~30代になるケースが多いというのは現実的に増えています。
それでは女性はどのような考えなのでしょうか。
女性にアンケートを取った結果、
女性が男性に求める年収は、さすがに1,000万円などの数字は出てきませんが、それでも500~600万円と、かなり多いという結果が出ていました。
1位 500~599万円 (19.2%)
2位 600~699万円 (17.7%)
3位 700~799万円 (15.4%)
(@type調べ)



30代の男性の600万円年収を得ている割合は、給与所得者全体で3.5%ぐらいしかいないといわれています。
女性の理想年収が理想と現実から離れるにつれて結婚できない人も増えているという口コミなどもありました。

しかし、実際に結婚した女性に結婚相手の年収を聞いてみると、30代で400万前後という人が多かったです。
やはり現実を知っているのか、妥協する点は出てくるようですね。
地方となると300万円で結婚する人も多くなるようです。

共働きの時代!男性が結婚相手の女性に求める年収ってどのくらいなの?

共働きや専業主夫という言葉が出てくるよう、最近は男性も女性に求める年収というものがあるようです。
統計がありませんが、jcastが集計したアンケートを見てみると、

「基本は気にしないが、ゼロは困る」という男性が約30パーセント
「まったく気にしない」 が25パーセント
「自分と同じぐらい」というのが約20パーセント

となっていました。

男性は女性に具体的な年収を求めない代わりに、自分の年収に加算した世帯年収で計算する人が多いようです。
理想の世帯年収は800万円という男性が多いという口コミもありました。

高年収の男性を狙いたい!40代だけど結婚したい!という方は?

女性ではだいたい20代後半ぐらいから高年収の男性と結婚したいという願望が出てくるようです。
実際に高年収の男性と結婚したいのであれば、方法は
・銀座などのクラブで働く ※相当難しいです
・ハイステータスの人たちがいる交流会や婚活に参加する
・派遣で大企業に受付嬢や事務員などで入り新入社員を狙う

などが戦略としてかかれておりました。
結構上記の3つとも大変ですが一番上記でも可能性が高いのは2番目の交流会や婚活ではないでしょうか。
ハイステータスの男性は、「金!金!」と思ってる女性を見抜く力があります。
なので婚活でもそういう欲に眩んだ人は失敗することが高いそうです。
どれだけ自分が意中の男性に尽くせるのかをあらわさない限り厳しいかつ愛してるのはお金ではなく「貴方」なのと表現しないと難しいでしょう。
またシングルマザーの再婚や40代を超えての結婚はかなりシビアなため、交流会か婚活サイトぐらいしか出会いは無いとも言われています。
ある程度妥協することができないと一生結婚できないかもしれません。

結婚した人に聞いた実際の相手年収

30代女子 業種:メーカー勤務

20代後半で結婚しました。相手の年収は約380万ぐらい。
高年収の相手を探している人は売れ残っていますね。理想と現実を知らないと一生結婚できないなら、ある程度見切りをつけていく方が安心できます。

20代女子 業種:秘書

いわゆる商社で働く勝ち組と結婚できました。でも性格は合わないので離婚危機を迎えそうなので自立できるようにしないとダメだと思っています。
性格が合う人と結婚するほうがいいのかなと思ったりしています。

20代女子 業種:事務

相手の収入は約250万円。一緒に働いているので特に不自由を感じません。

20代男子 業種:IT関連

伴侶も働いています。年収は最低限あればという形です。専業主婦になると社会と関わらないので心配なのである程度までは働いてもらった方が助かりますね。

執筆・監修者 平均年収.jp 編集チーム
平均年収.jp編集部

外資系出身者・職業紹介本原作者、FP資格保有者・専門ライター、キャリアコンサルタント・大手出版編集者などのメンバーが参画
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