ゴールドカードを取得できる年収を解説!

「ゴールドカードを作りたいけど、いまいちよくわからない」「そもそも、自分の年収でゴールドカードを作ることができるのかな?」という人も、多いでしょう。 そこで今回は、ゴールドカードについて、徹底的にお話をしていきます。 ゴールドカードを持つことができる年収や、審査合格できる基準を会社別にご紹介をしていきます。ぜひ、参考にしてください。

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この記事は、こんな人におすすめ! ゴールドカードのことを詳しく知りたい
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ミナミ

ゴールドカードを作りたい ゴールドカードに興味がある
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マリン

ゴールドカード、どこで作るべき? 私にも、ゴールドカード作れるの? それでは最初にゴールドカードとは何なのかをみてみましょう。

ゴールドカードとは?

そもそも、ゴールドカードとはどのようなものなのでしょうか?
簡単に言わせて頂ければ、ワンランク上のクレジットカードと覚えておくとよいでしょう。ゴールドカードの起源は、初めて世に出したのがアメリカンエクスプレスでした。さらに付加価値を与えるため、そして顧客の欲求をみたすために金(ゴールド)というネーミングをつかったのがアメックスといわれています。
ゴールドという名前がついているだけあって、審査基準である年収や年会費がやや高めに設定されているのも特徴の1つです。
最高1億円の旅行傷害保険があるものもあれば、空港ラウンジサービスなどがサービスとしてついているのが、ゴールドカードです。
一般的に価値が高いものとされているので、人前で出すときにちょっとした優越感に浸ることもできますよね。
一時期は人気が低迷してよりお得なカードを求められましたが最近では格安のゴールドカードもたくさん出てきました。

ゴールドカードが取得できる年収の目安

最初にお伝えしておきますが、ゴールドカードが取得できる年収の目安は年齢によって変わります。
20代では「約200~300万円」で、30代になると「約300~450万円」
になるので、ゴールドカードを作りたいのなら、できるだけ20代のうちに作っておくのがベストです。
しかしながら、ゴールドカードと言っても、敷居が高すぎるわけではないことが年収の目安からもわかりますよね。

審査合格できる基準をカード会社別でご紹介

それでは、早速「審査合格できる基準をカード会社別」にご紹介していきます。
気軽に手に入れられるゴールドカードから、ちょっと敷居が高いけれども、頑張っちゃえば手の届くカードまでさまざまあります。

20代なら、迷いなく「JCB GOLD EXTAGE」

JCB GOLD EXTAGEは国内唯一の国際ブランドであり、20代向けのゴールドカードです。
20代で収入が安定している方は、ぜひご検討ください。
ちなみに、ゴールドカードを作ってから、最初のカード更新時には審査があるもののJCBゴールドへの切り替えが可能です。
ハッキリと「年収○○円であれば、審査に合格します」との記載はどこにもありません。
しかしながら、公式ホームページの文章には、ゴールドカードが身近な存在になっているとの記述がありますので、確実にハードルが下がっています。
一般的な20代の年収350万円程度あると、おそらく審査には通るかと思います。

年会費が安い!「MUFGカード ゴールド」

ゴールドカードと言えども、年会費が安く、気軽に作れるものがあります。
その代表格と言えるのが、「MUFGカード ゴールド」です。
ちなみに、三菱UFJニコスの発行している格安年会費のゴールドカードであり、なんと年会費1,905円(税別)という破格で利用することができます。
お安いからと言って、サービスが充実していないわけではありません。
カード入会初年度は年会費無料ですし、最大2,000万円の海外旅行傷害保険つきなので、海外旅行時も安心ですね。
銀行系のゴールドカードの中では、比較的作りやすいと言われています。
こちらも明確な記述はないものの、年会費が安いことから、年間200万円以上で正社員であればほぼ作ることができるのではないでしょうか。

楽天カードの上!楽天ゴールドカード

楽天カードは年会費が無料ですが、こちらのゴールドカードは年会費2,200円(税込)がかかります。
ただし、メリットも多いです。
楽天市場で買い物する際、楽天カードの還元率は3%ですが、楽天ゴールドカードなら5%貯まるので還元率は高いです。
ちなみにETCカードも無料なので、ETCを利用される方にはおすすめです。
審査基準に関する明確な記述は見当たりませんが、20歳以上で安定した収入があれば、幾分は審査に通るのではないかと思います。

ドコモユーザーにおすすめ。dカードGOLD

ドコモユーザーにおすすめなのが、dカードGOLDです。
こちらは、ドコモの発行しているゴールドランクの提携クレジットカードです。
年会費は10,000円(税別)となっていますが、ドコモユーザーであれば、携帯電話料金やドコモ光の利用料の支払いで10%のポイントを還元できるというメリットがあります。
そのため、元を取るのは簡単です。

でも、ドコモユーザー以外の方でも、お得であることは間違いありません。
1.0%を超えるポイント還元率を上手に活用すれば、お得に利用できるのがいいですね。
その他にも、3年間最大10万円のケータイ補償付き・最大1億円の海外旅行保険ありなどがあります。
そして気になる年収の基準ですが、明確な数値としては出ていません。
どちらかと言えば、入会条件を満たしているのかが大きなポイントです。
20歳以上で、定期的な収入があることが条件であり、学生は不可です。

30代におすすめのJCBゴールド

ゴールドカードの中でも、知名度が高く一般的なのが、JCBゴールドです。
最大の特徴は、優待サービスと付帯保険のトータルバランスに優れているというところです。有名なので、それなりのステータスが見込める他、ポイントプログラムや空港ラウンジサービスなどもついているので魅力的です。
年会費は初年度は無料、2年目からは11000円(税込)となっています。
JCBゴールドの申し込み条件は、学生を除く20歳以上の方で、毎月安定した収入のある方となっています。
年収ではなく、これまでのクレジットカードの利用実績を重視する傾向があるようですね。

ハイスペック!アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

「ハイスペックなカードが欲しい」という人には、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードをおすすめします。
国内では所有をしているだけで一目置かれるカードでもありますし、提携している高級サービスに特化した特典を付帯しているので、旅行が趣味の方にはとても嬉しいと思います。
ハイスペックなゴールドカードなので、年会費は正直高いです。
年会費は31,900円(税込)となっているので、やはりある程度の年収がなければ、しんどいかもしれません。
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードにおいては、やはり年収も審査のポイントとなってくるようです。
やはり基準として、600~800万円あたりは必要かもしれませんね。
年会費もそれなりに高いですし、ハイスペックなゴールドカードであることが伺えます。

ゴールドカードの中で最高峰かも!ダイナーズクラブカード

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードと比較して、ダイナーズクラブカードは知名度・ステータス・価値などで注目されるカードでもあります。
ダイナーズクラブカードのすごいところ、以下にまとめてみました。
・利用限度額に一律制限はありません。
(これは、会員様を信じてのこととのこと。すごいですね)
・最高一億円の旅行保険が付いている
・国内外1,000ヵ所以上の空港ラウンジが無料!
・年会費は24,200円(税込)


こちらも明確な記述は探せませんでしたが、年収600~800万円程度あり、勤続年数も5年以上あれば、審査に通る可能性が十分にあります。

ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、無期限にANAマイルが貯められるという、なんとも希少なカードです!
何と言っても、ANAグループ便利用で、通常マイル+区間基本マイルの25%分のボーナスマイルが付与されるだけではなく、ANAグループでのカード利用はポイント2倍にもなるというのですから、驚きです。
キャンセル補償もあるので、旅行をよくする人にとっては使い勝手がいいですね。
気になる年収の審査基準ですが、年収の高さよりも、収入の安定性が重視されるようです。

ゴールドカードの種類

上記で紹介した以外にもゴールドカードはたくさんあります。下記がゴールドカード発行会社となります。

・三井住友VISA ゴールドカード
・セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
・MUFG カードゴールドプレステージ
・シティ ゴールドカード
・SBI ゴールドカード
・UCカードゴールド
ゴールドカード一枚持ってても損ではないのかなと思う方もでてくるのではないでしょうか。
それではゴールドカードの審査に落ちてしまった人。そういう人はどんな原因があるのでしょうか。

ゴールドカードの審査に落ちた実例はこれ!

「ゴールドカードの審査に落ちてしまった」という人も少なくありません。
ここでは、ゴールドカードの審査に落ちてしまった人の事例から、考えられる原因を検証していきます。

原因1.そもそもの発行条件を満たしてなかった

ゴールドカードの審査では、まず「年収」が確認されます。
しかしながら、年収と同じくらいに重視されるのが、いわゆる個人の「属性」です。属性とは、ゴールドカードを作ろうと思っている人の職業・年齢・勤続年数などです。
凡ミスとして、20代限定のJCB GOLD EXTAGEに、30代男性が申し込んだところで、属性に合っていないので審査には通りません。
年収だけが全てではなく、申請時には年齢やその他の条件もしっかり確認しておくことが大切だというわけです。

原因2.ほかのところから借り入れが多い

年収が多ければ、お金を借り入れることもないだろうと思うのは、大間違いです。
年収がそれなりの人でも、生活費を借金で何とか工面している人も少なくありません。
ですから、他社からの借り入れが多いと、ゴールドカードを作ることができない場合もあるのです。

原因3.過去のクレジットカードの利用状況

年収は充分にあるのに、ゴールドカードの審査に落ちてしまったという人もいます。
さて、どうしてなのか?それは、過去のクレジットカードの利用状況に問題があったと思われます。
過去の支払い状況が違和感のあるものであったり、ローンの返済が滞ったりなどの何らかの原因があったため、ゴールドカードの審査に通らなかったというわけです。
「定職について、年収が800万円近くあるのに、どうしてゴールドカードが作れないの?」と疑問に感じる人は、自分の過去のクレジットカードの利用履歴を確認する必要があります。

ゴールドカードの審査は厳しくない

ゴールドカードって、なんとなく敷居が高いイメージがあると思いますが、そんなことはありません。審査基準をしっかりと理解すれば、ゴールドカードの審査も難しくはありません。
年収に応じて、作りやすいゴールドカードをまとめてみましたので、参考にしてくださいね。

執筆・監修者 平均年収.jp 編集チーム
平均年収.jp編集部

外資系出身者・職業紹介本原作者、FP資格保有者・専門ライター、キャリアコンサルタント・大手出版編集者などのメンバーが参画
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