年収400万円で住宅購入・マンション購入する際の理想金額と理想スタイル

年収400万円で住宅購入・マンション購入するためにはどうしたらいいのか。年収400万円のライフスタイルから紐を解き、理想の購入額を割り出します。

年収400万円で家を買うの画像

年収400万円のライフスタイルと家賃は?

年収400万円でボーナスが年に4か月分支給される場合、月給が約25万円。しかし年収の手取り額は290万円から330万円程度となります。国税庁が毎年9月に発表している「民間給与実態統計調査」によると、平成27年度の日本のパートを含む民間企業の社員の平均年収は420万円で、前年度より1.3%伸びていました。なお、30~34歳の世代の平均年収が397万円です。この世代の男性の平均年収は451万円で、女性の平均年収は307万円でした。転職サイトのDODAの調査でも年収400万は20代後半から30代前半のサラリーマンの平均的な年収のようです

年収400万円と一口に言っても、独身と既婚者ではライフスタイルは異なります。家賃が高い大都市と地方都市でも差が大きいです。それぞれのライフスタイルを具体的に見ていきましょう。

まずは独身の場合です。6万円程度の家賃の賃貸マンションに住めます。地方都市なら1DKか少し広めのワンルーム、都内なら狭いワンルームか1Kの部屋となるでしょう。1ヶ月の食費は約5万円。朝はパンなどの軽食、昼は600円前後のランチとすれば、夜は近所の安い定食屋などで週3~4回程度の外食はできそうです。光熱費が約2万円、通信費を1万円であれば、月の生活費は14万円。年に100万円以上、お小遣いと貯金に回せます。余裕のある生活だといえますね。

しかし既婚者の場合はそうもいきません。家族がいると生活費の負担が大きくなり、子供の教育費にもお金が必要です。共働きをしない場合、年収400万円であってもライフスタイルはかなり厳しい状況となってしまいます。

参考:年収400万円の手取り・税金額(所得税・住民税)・貯金を完全解説します。

年収400万円で借りられる住宅ローンの最大額はいくら?

年収400万円の場合、住宅ローンの借り入れ額は年収によって決まります。金融機関がいくら貸してくれるかは返済負担率で分かります。返済負担率とは、年収に対する住宅ローンの総額の年収に占める割合という意味です。年収400万円であれば、返済負担率は35%で計算します。

具体的に金額を見ていきましょう。年収400万円であれば400万円×35%=140万円が年間返済額の上限となります。年間返済額が140万円なので、毎月の返済額は約11.6万円です。金利3%で返済期間が20年であれば、年収400万円の人が借りられる最大額の住宅ローンは2103万円となります。また、金利1%で返済期間が35年であれば、年収400万円の人が借りられる最大額の住宅ローンは4900万円になります。住宅ローンの借入額を増やしたい場合、金利や返済期間を工夫して住宅ローンを組みましょう。

年収400万円で家を買うときの理想の住宅金額の概念画像

年収400万円で家を買うときの理想の住宅金額はいくら?

住宅ローンの理想の借入額は、年収の5~6倍が目安です。年収400万円であれば、2000万円から2400万円が理想の住宅金額といえます。ただし、個の目安金額は頭金や住宅ローンの金利が計算されていません。あくまで一つの目安として、他の自動車ローンやキャッシングローンなども考慮して考えましょう。

年収400万円でフラット35を活用した場合、返済期間を最長の35年とし、金利が1%であれば最大で4900万円の住宅ローンが組めます。しかし、返済負担比率より年収の約7倍の2800万円が借入金額の上限になっています。年収400万円で家を買うときの理想の住宅金額は最大でも2800万円と考えておくのがよいでしょう。

子供がいる場合はどのくらいの住宅購入額にすればいい?

年収400万円で子供がいる場合、住宅を購入する際にどのくらいの住宅ローンを組めばいいのか悩むと思います年収の5倍程度で住宅ローンを組めば無理なく返済できると言われていますが、高額の教育費が必要な場合は話が別です。2人以上の子供を大学に通わせたい場合など、頭金がなければ満足するような住宅を購入できない可能性があります。
しかし、フラット35であれば固定金利で返済期間が長いので、年収400万円の人でも希望するような住宅を購入できるかもしれません。毎月の返済額が家賃と同じぐらいであれば大丈夫でしょう。
子供が2人いる家族だとワンルームか1Kというわけにはいかず、家賃もそこそこするはずです。仮に家賃が8万円の賃貸マンションに住んでいるのであれば、頭金無しで2650万円の住宅を購入すれば、毎月の返済額は同程度となります。頭金を350万円ほど用意できれば3000万円の住宅を購入できます。場所にもよりますが家族4人が伸びのび暮らせる住宅が見つかるのではないでしょうか。

年収400万円の無理のない返済年数と返済金額ってどのくらい?

返済負担率は年収300万円以上400万円未満であれば30%以下で、年収が400万円以上700万円未満であれば35%以下となります。年収400万円であれば返済負担率を35%とできますが、無理のない返済を希望するのであれば返済負担率を30%で計算するほうが無難です。

年収400万円の人が返済負担率を30%とすれば、400万円×30%=120万円が年間返済額の上限となります。毎月返済額は約10万円ですね。毎月10万円を返済するのは、年収400万円の人にとっては少し無理があるかもしれません。今の家賃と同程度か、さらに低い返済金額に抑えるのが理想です。

住宅ローンの返済年数は普通は20年か30年ですが、フラット35なら返済年数は最長35年です。毎月の返済金額を無理のない範囲に抑えることが可能です。金利が1.10%で返済期間が35年の住宅ローンを組むとすれば、毎月の返済額は6万円とすることもできます。
フラット35は住宅ローンの完済まで借入金利と返済金額が確定される長期固定金利住宅ローンです。変動金利の住宅ローンと比べると、将来の金利変動リスクがなく安心です。

【まとめ】年収400万円で家を買う金額

年収400万円で家を買う金額は2000万円から2400万円が理想です。月額返済額は、6万円が妥当だと考えられます。現在の家賃と比較し、無理のない範囲で住宅ローンを借りましょう。

参考:マンション購入の理想額

執筆・監修者 平均年収.jp 編集チーム
平均年収.jp編集部

外資系出身者・職業紹介本原作者、FP資格保有者・専門ライター、キャリアコンサルタント・大手出版編集者などのメンバーが参画
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