不動産営業は年収を解説!

不動産営業の年収を考察しました。

不動産営業の画像

不動産営業の年収推移は200万円~2,000万円!

不動産営業の年収の平均は、600万円~1,800万円でした。(口コミ調べ)
平均年収推移は200万円~2,000万円となっています。
お給料(月収):約25万円~32万円(基本給に歩合がプラスされる形が多いそうです)

【不動産営業の仕事内容】
多くの場合は、不動産営業とは不動産仲介会社の営業のことで、担当エリアで会社から与えられたノルマ達成のために、個人住宅販売から、分譲マンションまで企業、個人向けに営業を行う、俗にいう”外回り”の営業の事です。

【不動産営業はどのくらいいるの?】
不動産仲介業者の全国の総数は、年々増加しており、平成22年で既に30万もの会社が存在しています。
5人未満の会社が最も多く、10人以上は11万人ほど、総数では不動産業全体で37万5,000人ですから、そのうち約45%くらいが営業担当者でしょう。
従って16万人ほど存在している事になりますね。
全従業者(事務担当も含め)だと、不動産業全体では124万人ほど存在します。

不動産営業の年齢別年収を解説

不動産営業の年齢別年収をみてみましょう。
各年齢を5歳刻みで算出しました。
最大年収を迎える50代の年収が960万円でした。
また不動産営業で働き盛りの30代の年収はおよそ712万円になります。
それでは全体の年齢別年収をみてみましょう。

年齢 平均年収 給与
20~24歳 456万円 29万円
25~29歳 568万円 36万円
30~34歳 624万円 39万円
35~39歳 712万円 45万円
40~44歳 800万円 50万円
45~49歳 896万円 56万円
50~54歳 960万円 60万円
55~59歳 952万円 60万円
60~65歳 648万円 41万円


チャット右画像

ヨシコ

平均年収と国税庁の年齢別階層年収、独自に集計している年収査定の結果を総合して算出した算出した結果になっております。

年収査定

不動産営業の年収層をピラミッドで分析

不動産営業はどの年収層にいるのかを年収ピラミッドで予測してみました。あなたの年代と是非比較してみてください。

不動産営業の20代の年収層
不動産営業の20代の年収ピラミッド
不動産営業の30代の年収層
不動産営業の30代の年収ピラミッド
不動産営業の40代の年収層
不動産営業の40代の年収ピラミッド
不動産営業の50代の年収層
不動産営業の50代の年収ピラミッド

不動産営業の男性と女性の年齢別年収の違い

では次に不動産営業は性別によってどのくらい年収が変わるのかを比較してみました。

年齢 男性 女性
20~24歳 642万円 426万円
25~29歳 660万円 518万円
30~34歳 657万円 524万円
35~39歳 679万円 608万円
40~44歳 759万円 679万円
45~49歳 864万円 774万円
50~54歳 946万円 850万円
55~59歳 937万円 842万円
60~65歳 613万円 548万円
チャット左画像

ミナミ

不動産営業の男女差がいちばんつくのは50代といわれています。

不動産営業の主任・係長・課長・部長の役職者の年収

では次に不動産営業の主任・係長・課長・部長の役職者の年収・給与を見てみましょう。

役職 平均年収 平均月額給与
主任 686万円 43万円
係長 854万円 53万円
課長 1,129万円 71万円
部長 1,248万円 78万円

※厚生労働省の賃金統計基本調査と平均年収jpで行っている年収査定のデータ比率から独自で算出した結果になっております。

不動産営業の大企業・中企業・小企業それぞれの年収・給与・ボーナス推移

大企業・中企業・小企業で働く不動産営業の年収の差を厚生労働省の企業規模比率と掛け合わせ算出してみました。

企業規模 平均年収 給与
大企業の不動産営業 928万円 58万円
中企業の不動産営業 768万円 48万円
小企業の不動産営業 696万円 44万円

厚生労働省の企業規模比率から独自で予測算出をした結果が上記となります。

不動産営業の賃貸とマンション売りならどちらが給料高いの?

結論からいうと条件によりけりですが、不動産の営業の給料は、
「マンション売り>賃貸」
というのが多いようです。
不動産仲介業における賃貸物件とは、すなわち「満室割合」や空室率などが関係しています。
当然ですが、立地条件に関する営業は不動産仲介業が行い、実際の経営はオーナーが行い、その中間マージンや、いわゆるフランチャイズのような、「看板貸し」の料金を徴収するのが、賃貸における収支です。
一方、マンション営業の場合、一回の収益は、賃貸より遥かに高く、利益還元率も高いのですが、全室が契約で埋まらない場合、物件のオーナー(ハウスメーカーの場合もある)に対して、信用も失うこともあり、収益性も低い場合があります。
都心部で、交通アクセスの良い物件で、空室率が30%以上にならない物件であれば、賃貸の方が分譲マンションよりは、長い目で見ると収益性があるため、給与も引き上がる事がお多いそうです。
マンションの場合は、新築を売った時点で、次は中古物件となるため、かなりの物件数を保有していなければ、長い収益は上げられないでしょう。

年収をUPするための方法

2,000万円以上の、歩合プラス基本給の高年収を得ている人の話しによれば、まず良い意味で「嘘のテクニック」があることが重要のようです。
転職を若い時に、2~3経験している方も非常に多いのは、やはり地域ごとの接客に慣れていること、交通事情や地域情報に詳しいなど、土地勘があることが大変重要です。
その他、個人住宅では、基本構造以外に、外壁の素材、工法などから、自社に有利な情報を提供し、上手にデメリットを隠すテクニックなど、かなり予備知識を備えていることが決め手のようです。
契約予定のある場合は、ローンの件で調査に動いたり、土日の案件を翌週の月曜に、市役所などで処理したりと、余り休みを取らない人も多いですね。
個人向けの営業では、水曜日が会社の定休日になってる場合が多いのですが、その休みを利用してアポイントを取ったりと、とにかく積極的な行動がメインという感じです。
あまりサラリーマン的な要素はなく、どちらかと言えば、個人で事業を行うような仕事内容が、高給とりになる道のようですね。

不動産営業になるには?

一番よいパターンと言われているのが、中堅辺りの規模で、都心部などから少し離れたベッドタウンなどの、分譲地、あるいは新築マンションなどの近くにある、不動産仲介会社へ就職し、タイミングを計って30代前半に、転職するというのが一般的のようです。
地域における新築物件は、住宅であれば郊外のほうが、これからは高齢化で土地が余る可能性があり、売りやすいのと、営業も比較的ストレスが少なくて済むからなんだそうです。
中堅であれば、研修期間、あるいは見習いで同行しての営業となるので、技術的な事など学んで、更にスキルアップでより物件の多い土地へ転職ありきというのが不動産営業の本音みたいですね。
最初は、営業希望で中堅会社に、大卒以上で雇用を探すということから始めると良いようです。

求人や募集はどこで探せばいい?

近年、一番雇用が多く、そしてハードなのが不動産営業です。
求人は、先ずはネットや、ハローワークなど、表面化している求人が探しやすいです。
一番良いのは、既に不動産関連の企業へ働いている友人や、元同僚の紹介で入社することです。
営業関連は、個人成績に響きますから、新規採用者を同期は歓迎してくれません。
求人広告を積極的に出すということは、要するにそれだけ辞める人が多い会社と言うことになります。
採用枠が2人未満で、学歴条件を付け、基本給と歩合の割合と、福利厚生面、休日は利用しなくても、必ず週休が明記されている会社を選ぶと良いでしょう。
街の不動産業者いわゆる、地元の不動産屋の求人というものは、近年まるでありませんから、とにかく、新築マンションや分譲地の多い場所で、直接、会社で求人を出していないか、積極的に聞いてみるのも、ひとつの手段でしょう。
とにかく、その土地の土地勘があることが大切になりますから、地元で探すのが最も有効です。

不動産営業の口コミ年収

20代 業種:中堅不動産営業入社5年目 年収450万円

同僚には、200万を切るような年収の人もいましたから、当然食べていけないので転職も多いのがこの業界です。
個人行動も多いのですが、出社してから、のぼりを立てにいったり、チラシの分別など、雑務が非常に多いです。

40代 業種某有名大手不動産会社 営業店長代理 年収1,000万円

年収1,000万円 入社年度に関係なく、1,000万を超える営業社員はザラにいます。
基本有給が無いと、自分の意志では休めません。
歩合が非常に高い割合を占めていますが、今後は業界全体で廃止を求める声が上がっているそうですね。

執筆・監修者 平均年収.jp 編集チーム
平均年収.jp編集部

外資系出身者・職業紹介本原作者、FP資格保有者・専門ライター、キャリアコンサルタント・大手出版編集者などのメンバーが参画
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