メイテックの転職難易度や就職にまつわる情報を分析してみました。

メイテックの転職就職について難易度やと転職する近道について解説します

メイテックの就職や転職難易度と転職する近道方法を解説画像

メイテックとは

国内における人材派遣会社の中でも、エンジニアに特化した人材派遣サービスを展開しているメイテック。
正社員エンジニア7,000名の実績・実力を武器に1200を超える取引先とのビジネスをメインとしています。
メイテックはプロのエンジニア集団と呼ぶにふさわしく、日本のビジネスを支えるエンジニアリングソリューションサービスとして君臨しているのです。
研究開発・設計に携わって40年というメイテック自身の実績も高い信頼に繋がっており、転職分野ではエンジニア・技術職を希望する人材からの人気を集めています。

メイテックへの転職【中途採用】は簡単?難しい?【難易度】

メイテックは日本の人材派遣業界では初となる株式公開企業です。
7,000名のエンジニアを抱え、数々の大企業が取引先ということで、人材派遣業界でもエンジニアに特化したスペシャリスト集団というイメージがあります。
エンジニア派遣会社としては規模が大きく東証一部上場企業、年収も高水準(人材派遣業界内)で福利厚生も充実しています。
エンジニアとして取引先に派遣されますが、無期雇用派遣なので頻繁に派遣先が変わるというより、派遣先で集中して仕事に取り組めるので職人肌なエンジニアにとって仕事をしやすい形態といえます。
メイテックの社員として採用されれば、メイテックの正社員として取引先の現場に派遣されてエンジニアとして働くこととなります。

昇進よりも現場で働きたいという考え方の社員も多く、根っからの職人が集まる傾向にあります。

メイテックの求人募集は数が多いので、企業自体は人気がありますが転職難易度は高い方ではありません。
また、日本国内ではIT系業種の需要がとても多いので、特別倍率が高いという訳でもないようです。

ちなみに、メイテックの顧客として有名なのはこちらです。

・パナソニック
・ニーセミコンダクタソリューションズ
・三菱重工業
・デンソー
・トヨタ自動車
・ニコン
・キャノン
・オムロン
・本田技研研究所
・オリンパス

また、メイテックは中途採用も積極的に行っているので、一生涯エンジニアとして働きたい方にとっては集中してエンジニア職に熱中できるチャンスです。

また、新入社員研修やスキルアップを実現する研修が充実しているのも大きな魅力で、採用した社員をより育て上げるための人材育成スキル・実績もあります。

新入社員・転職希望者にはそこまでハイレベルなものは求められません。

やる気・方向性が認められれば、あとは人材育成で育て上げればOKという会社です。

メイテックへの転職の最新情報

中途採用を積極的に行っているメイテックでは、次のような過去の採用実績があります。

・新入社員採用:300名(理系大学出身)
・中途採用:およそ140名

転職情報で覚えておくべきなのは【対象職務の実務経験1年以上ある方】となっていること。
さらに次のような条件も公式HPにて掲載されていました。

・前職でエンジニア職経験がある場合には学歴不問
・未経験者の場合は大卒以上であること&機械系/数学/物理系学部出身

前職での経験・実績があるなら学歴不問ですが、新卒や未経験の場合には出身大学などの学齢が判断材料となります。

また、職種に関連した資格を所有していればより強みになるので、活用できる資格は積極的にとっておくべきです。

正社員への転職

メイテックでは新卒もキャリア採用も積極的に行っており、スキル・知識・経験などアピールできるものがあれば正社員として働くことも可能です。
ただ、基本的に職業柄理系大学出身者が有利になります。

福利厚生が手厚く社会保険も完備、給与水準も人材派遣業界では高水準なので一生現役で働きたいと考えているエンジニアにとっては魅力的な会社です。

正社員の求人は公式HPにて公開されます。
書類選考を通過すると説明会や座談会などにも参加できるようになるので、面接対策の情報収集も可能です。
また、転職エージェントでも正社員の求人公開がありますので、公式HPだけでなく転職エージェントにも登録しておくことをオススメします。
アンテナは広く張っていた方が、就活・転活では有利になりますよ。

募集要項をしっかり読んで、必要とされるスキル・経験・資格などマッチしているかも確認しましょう。

メイテックグループが行う「キャリア採用個別会社説明会」も、重要な情報が得られる機会なので積極的に参加すべきです。
仕事内容をより詳細に知ることができ、待遇面での質問や個別質問にも対応しているので、リサーチで不明点があるなら説明会でカバー可能です。

「キャリア採用セミナー」では、現役エンジニアによる話も聞けるので、メイテックでの働き方をより詳しく知るチャンスです。

ちなみに、2月以降は転職活動が盛んになります。
春からの転職を目指してライバルたちが動き出しますので、メイテックなど人気求人の倍率が高くなる傾向にあります。
ライバルよりも1手2手先を読んで早めにエントリーしましょう。

契約社員への転職

人材派遣がメイン事業であるメイテック。
メイテックでは正社員だけでなく契約社員として働いているスタッフもいます。
また、グループ会社が数多くあるので契約社員募集の求人数も少なくありません。
正社員という条件にこだわらなければ、働ける可能性は高くなります。
全国各地にグループ会社・支所があるので、求人を探すエリアも広めです。
契約社員は、正社員登用制度で正社員を目指すルートもあります。

ただ、口コミでは正社員登用制度は狭き門といった内容のコメントも見られたので、正社員登用制度の可能性は限りなく低いといえるでしょう。
かなりの忍耐・我慢・アピールが必要かと思われます。

メイテックへの就職難易度は?

難易度:有名大学かつ面接力

メイテックでは新卒採用と同時にキャリア採用(中途採用)も積極的に行われており、キャリア採用求人が掲載される頻度・募集職種も非常に多くあります。
エンジニア職種の専門なので、新卒採用では理系大学出身者という条件が付いてきます。

一生涯エンジニア・管理職を目指すのではなくスキルを磨きたい・様々な企業での仕事を経験したいなど、より自由で己のスキルを磨くスタイルで働きたい人材を求めています。
そんなメイテックの方向性と、自分の方向性がどれほど重なっているのかを十分にアピールすること・前職でのキャリアを数字を踏まえて明確に提示することが大きなポイントとなります。

メイテックでの就職難易度ですが、文系大学・文系学部出身者、また業界未経験だとかなりの高難易度といえます。

メイテックで働く社員のほとんどが、理系大学出身者です。
理系学部の偏差値が高い京都大学・慶応早稲田といった有名大学や工業系大学をメインに採用しています。
応募条件でも、未経験者・イノベーションコースで応募する場合には「大学卒以上」・「機械系/数学/物理系履修者」といった内容が記載されているので、必ず確認しましょう。

ちなみに前職経験がある場合には、「職務内容に関連する経験を1年以上」・「学歴不問」となっています。
入社後にはそれぞれのコースで研修が行われるので、人材育成のバックアップも充実しています。

条件に適合する場合でも、経営理念やメイテックの人材派遣という働き方に合わなければ採用ハードルは高くなります。

ただ、採用された社員の中には次の大学出身者もいます。
・職業能力開発総合大学校
・ものつくり大学
・いわき明星大学
専門性を持っている・分野に特化している人材という点をアピールできると、より採用の確率が上がると思われます。

メイテックの採用フローはどんなフローになってる?

メイテックでの採用フローは、他企業と特に大きな違いはありません。
Webでエントリーし、書類選考→1次面接→2次面接を経て内定となります。
自分が希望する働き方と、メイテックでの人材派遣という働き方が合致しているかどうか、前職のキャリアや実績内容を明確にアピールしましょう。

面接では、志望理由や目指すビジョンを詳しく聞かれるとの口コミがありました。
・エンジニアとしてどこを目指しているのか?
・メイテック(人材派遣)での働き方を希望した理由
・作りたいものとは?
自己分析をしっかりした上でロジカルに返答できるよう準備しておきましょう。

  • 1:Webエントリー
  • 2:書類選考
  • 3:1次面接
  • 4:2次面接
  • 5:内定

応募から書類選考までは、およそ14日ほどの期間を要するとの口コミ情報がありました。

また、書類選考を通過した場合には「キャリア採用個別会社説明会」やセミナーへ参加できるようになるので、よりメイテックでの働き方について知る良い機会です。
積極的に参加することをオススメします。

メイテックの転職での職種はどんなものがある?

時期やタイミングによりますが、次のような職種で募集があります。


・機械設計技術職
設計(構想設計、三次元 CAD 等を用いた製品・設備の機構・筐体設計、冶具設計等)、解析(構造、強度等)、評価等
・電気・電子設計技術職
設計(構想設計、マイコン回路、無線回路、電源回路、LSI、レイアウト、生産設備等)、解析、評価等
・マイコンシステム設計技術職
C、C++、アセンブラ等によるマイコン制御・画像処理・通信制御等のファームウェア開発、評価、解析等
・情報処理技術職
PC・Web・情報端末向け各種アプリケーションの開発、データベース・ネットワーク・サーバー構築・運用・管理等
・化学系技術職
環境・EV・液晶パネル向け工業化学素材等の研究開発、有機合成、分析、評価・試験業務等

この他にも多数の求人情報が上がっています。
最新求人を追うためにも頻繁に求人をチェックすることをオススメします。

メイテックの取引顧客数は4,000社を超えており、国内でも最大手と呼べるエンジニアに特化した人材派遣会社です。
取引顧客の中には大手企業も多数、エンジニアとして携わる案件・プロジェクトも多岐に渡ります。
自動車関連や医療機器メーカー・航空機や産業用ロボット・家電製品メーカーなどあるとあらゆる場面で需要があるエンジニア部門をカバーしているので、専門知識の深さが求められます。

前職で機会設計技術・電気/電子設計技術・マイコンシステム設計技術・情報処理技術に関する仕事で経験を積んでいれば、転職でより有利になります。

メイテックが求めてる人材や能力

メイテックが求めてる人材や能力、人物を過去から分析してみました。

どんな考え方の人をもとめているのか

メイテックでは社員の「技術力」と「人間力」を重要視しています。

メイテックでは次のようなメッセージを発信しているので、共感できれば好相性な企業だと言えるでしょう。

1) エンジニア価値
豊かな「エンジニア人生」を目指すすべてのエンジニアに対して、最適な「機会と場」を提供し続けます

2)社員価値
「自立と支え合い」に共感し、プロフェッショナルとして成長し続ける社員に対して、最適な「機会と場」を提供し続けます
3) 顧客価値
すべてのお客さまから信頼されるベストパートナーを目指し、最適な「人と技術」のサービスを提供し続けます
4) 株主価値
持続的な価値向上に基づく「健全な利益」を創出し、中長期的に株主還元を最大化します
5) 社会価値
生涯プロエンジニアという働き方の確立を通じて、日本に「プロフェッショナルな労働市場」を創り出す先駆者になります】

入社後の研修制度が充実しているのは、社員の技術力と人間力を育成するものであり、社員を育てることが顧客からの信頼を高め、エンジニア業界の成長に繋がると考えているのです。

ということは、社員も成長したいと考え積極的に学ぶ姿勢を持っている方がベスト。
無難に案件をこなすスタンスではなく、スキルを磨くための努力を厭わないという考え方が採用試験において有利になります。

即戦力には何を求めているのか?

メイテックで即戦力となるので、前職でエンジニア経験がある人材です。
多くの取引先・大企業への派遣チャンスがありますが、関わる案件の難易度や量も派遣先によって異なるので、幅広い知識と経験が重要視されます。
豊富な経験と実績があれば、積極的にアピールして即戦力になりうる存在だと知ってもらいましょう。

また、スキルアップのために勉強し続ける姿勢・チームワークを大切にする姿勢など、円滑にスムーズに仕事を勧められるかどうか
学ぶ意欲があるかどうかも判断材料となります。

メイテックという会社を分析

平均年収
年度 年収
平成30年度 600万円
平成29年度 625万円
平成28年度 619万円

メイテックの年収ランキングは平均年収ランキングでは1144位でした。
また年収の傾向をみてみると、30代の平均年収は約560万円で、最大年収を迎える50代では約640万円ほどになると予想されます。

参考:メイテックの年収

社員数【社員の増え方の傾向 離職率の傾向など】

メイテックの社員数は毎年100人ほど増加しています。平均勤続年数は13年ほどで、社員の定着率は非常に高いと思われます。

新卒採用数や中途採用数

メイテックの新卒採用では、毎年300人以上採用しています。新卒採用の男女比は9:1で男性の方が多くなっています。機械系の技術職の採用をしているため、男性の採用がほとんどになっているようです。
中途採用では技術系の職種の募集をしています。中途採用の説明会・セミナーが全国各地で開催されているため、しっかりと話を聞いた上で中途採用の応募をすることができます。

メイテックのライフワークバランス

残業時間について

メイテックの平均残業時間は、月に約24時間です。
メイテックでは、残業時間がかなり厳格に管理されています。そのため、無理して残業をしすぎてしまうということはありません。その一方で、残業をして給与を増やしたいと考えている人にとっては、残業に対する厳しさはあまり良くないかもしれません。

福利厚生はどんなものがあるのか

メイテックの福利厚生には、各種手当ての他に互助会や会員制の福利厚生などがあります。互助会とは社員同士のイベントや親睦会の費用を会社が一部負担する制度です。また、会員制の福利厚生では宿泊施設やレジャー施設、自己啓発に関するメニューなどを割引料金で利用することができます。

人間関係はどう?

人によってかなり雰囲気が違うようですが、どちらかというと人当たりのよい人の方が多いです。社員同士の交流は多く、上下合わせた飲み会が数ヶ月に1度のペースで開かれます。そのような交流が多いため仲間意識が強く、しっかりとしたつながりを築くことができます。

メイテックのスター社員や著名人、有名人

メイテックは、1974年に関口房朗氏によって設立されました。関口氏は非常にユニークな人物で、メイテック退任後に立ち上げた会社の入社式で闘牛を実施したり、格闘家のボブ・サップさんを招待して自ら対戦したりしていました。現在は表舞台にはまったく出ておらず、何をしているのかという詳細はわかっていません。

メイテックの社長(会長)のプロフィール 経営哲学など

メイテックの社長は國分秀世氏が務めています。1982年にメイテックに入社し、2014年に代表取締役社長に就任しました。
メイテックを経営する上での自分自身のミッションは、エンジニアおよび所属メンバーを成長させることのできる組織を作ることだと考えています。エンジニアが新しい技術を身に着けながら新たな価値を身に着け、一本の木のように成長していくことが重要だと考えており、顧客企業の満足度を上げるためにはそれが必要不可欠です。そのためにも、エンジニアが成長できる環境を作ることが重要だということです。 HP:メイテック

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