リクルートへの転職難易度や求人の探し方、リクルート社についての徹底分析

リクルートへの転職難易度や求人の探し方、リクルート社の概要について解説します

リクルートの就職や転職難易度と転職する近道方法を解説画像

リクルートの基本情報

リクルートは求人情報、人材派遣、販売促進などの様々なサービスを手がけている企業です。正式にはリクルートホールディングスという親会社があり、それぞれ求人情報を扱う会社、販促を行う会社が子会社として存在しているという形態となっています。売上収益は2.3兆円、グループ従業員4.5万人の日本を代表する企業です。

代表的なリクルートのサービスでいうと、「リクナビ」「リクナビ転職」「indeed」などの人材に関するサービスです。新卒、転職、アルバイトなどありとあらゆる求人に対応しています。

そのほかにも旅行サイト「じゃらん」、美容室予約サイトの「ホットペッパービューティー」、賃貸情報「SUUMO」、結婚婚活情報の「ゼクシィ」などもリクルート系列の会社が手がけています。

これらのサービスはどれも1度は聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。リクルートは、誰でも1度は聞いたことがあるくらいどのサービスも成長させ、業界大手にさせる力を持った会社なのです。

・沿革

リクルートは比較的新しい会社だ、というイメージを持っている方がいらっしゃるかもしれませんが、実は結構古くからある会社です。1960年に「大学新聞広告社」として設立し、来年60周年を迎えます。

3年後に事業内容が人材系に変更、社名を株式会社日本リクルートセンターした後は、現在有名なサービスとなっている事業がどんどん設立していきます。

1976年 住宅情報(現SUUMO)
1982年 フロム・エー
1984年 カーセンサー
1993年 ゼクシィ
1998年 タウンワーク
2016年 スタディサプリ

など、これ以外にも様々な事業が開始、成長しています。

・平均年収

リクルートの平均年収は全職種を含めると872万円、総合職だけだと1200万円程度だと言われています。新卒で入社した初年度から2~3年目までは500万円、20代後半あたりで年収1000万円を超えてくるといった増え方が平均のようです。

ただし、リクルートは実力主義の制度を採用しているため、入社1年目でも成果を出しているのであればボーナスが増えるたり、逆に成果を出さなければ年収が減ったりすることもあるようです。

とはいえ、平均年収は非常に高く、同じ人材系の会社と比較しても、パーソルやパソナと比べても100万円から~400万円程度年収が高いです。

リクルートの就職や転職難易度と転職する近道方法を解説画像2

リクルートの部署ってどのくらいあるの?

リクルートは現在、一般的な部署にあたるものが、子会社として存在しています。そのため、ここでは代表的な子会社についてご紹介していきます。

・(株)リクルートキャリア

リクルートキャリアは、社員募集領域における人材採用広告事業です。「リクナビ」「リクナビNEXT」「リクルートエージェント」といった代表的なサービスを利用し、新卒・転職者を人材が欲しい会社に紹介するといった業務を行なっています。

また、ただ単に仕事を探している人と、人材を探している人をマッチングさせるだけでなく、「自分にあった会社にいきたい」「うちの会社にあった人材が欲しい」という本質的なマッチングを心がけています。

近年は転職をすることが珍しいものではなくなり、今後も転職者は増え続けると予想されます。そのためリクルートキャリアは今後も成長していく事業だと予想されます。

・(株)リクルートライフスタイル

リクルートライフスタイルは飲食・美容・旅行・決済などの日常消費の領域に関わる販売促進、課題解決を行なっている会社です。「ホットペッパーグルメ」「ホットペッパービューティー」「じゃらん」などが代表的なサービスで、これらのサービスによりネット予約に革新を起こしました。

例えば飲食業界などは成熟していましたが、ネットで予約できたらなぁという潜在的なニーズを悩みを解決したことにより活性化を促すことができました。このような感じで、成熟しきった生活に関することに解決できる事象はないか、あらたな機会を産むことはできないかを考える事業となります。

・(株)リクルートマーケティングパートナーズ

リクルートマーケティングパートナーズは婚活・結婚・出産・カーライフ・学習に関する領域に関わる会社です。「ゼクシィ」「カーセンサー」「スタディサプリ」などが代表的なサービスとなります。

婚活やカーライフに関する事業を展開している会社と、それを提供される消費者どちらにも寄り添い、一人一人が良い人生となるよう貢献していきます。
先ほどのリクルートライフスタイルでは飲食など毎日起こる事象についての事業でしたが、このリクルートマーケティングパートナーズは人生において数回しかない出来事についてを扱います。そのため、よりお客様のことを考える必要がある事業と言えるでしょう。

・(株)リクルート住まいカンパニー

リクルート住まいカンパニーは住宅に関わる商品、サービスを提供する会社です。「SUUMO」が代表的なサービスとなります。今では当たり前の「駅から徒歩○分」ですが、これはかつては情報が盛られていることが当たり前でした。それを打開したのが、現リクルート住まいカンパニーです。

また、ほかにも不動産に関する情報というのは、どちらかというとわかりにくいというか、閉鎖的なものです。こういった状況を打ち破っていき、より良い住まい選びを行えるようにしていく事業となります。

なお、今では引っ越しにかかる費用を見積もりする「SUUMO引越し見積もりサービス」あども行なっており、住まいに関するありとあらゆるサービスを提供しています。

・(株)リクルートテクノロジーズ

リクルートテクノロジーズは今まで紹介してきたようなリクルートグループのIT・マーケティング部分を担当する会社です。リクルートのサービスは基本的にもうすでいIT化が進んでいますが、リクルートは現状に満足しません。

常にサイトの使いやすさ、見やすさを研究し、より今あるサービスが使いやすくなるように日々改良を行なっています。また、これらを改良することで、利用者や売り上げが伸びることもわかっています。

そういった新しいビジネスを作ることも大事ですが、ITの面でもマーケティングしていく、そういった事業を行う会社です。

リクルートへの転職の難易度はどのくらい

リクルートへの転職難易度は決して簡単とは言えませんが、夢のまた夢というわけではありません。特に、リクルートは社風にあっている人かどうかという基準に重きを置いており、社風に合わなければ東京大学の人でも落とします。

つまり、あまり学歴で左右される会社ではないです。そのため、リクルートで働きたい想いや、過去の経験や実績、なにより人物面や性格が認められれば十分に採用される可能性があります。

また、現在は事業ごとに会社が別れており、それぞれで採用が行われています。そのため、リクルートキャリアは受からなかったけど、リクルートマーケテイングパートナーズは受かったという人も多くいらっしゃいます。

とりあえずリクルートに関連する企業に入りたいと考えているのであれば、21社も子会社があるので、その分チャンスはあります。もちろんそれぞれの会社で年収や待遇は変わってくるでしょうが、あくまでもリクルートなので、年収は高水準です。

リクルートの就職や転職難易度と転職する近道方法を解説画像2

リクルートへの転職方法

リクルートは学歴よりも、社風に合う人材か、人物面を重視しています。そのため、これらを深掘りすることが転職成功への道筋となります。

特に

・自己理解が高い人
・将来やりたいことやなりたい姿が明確な人
・実行力が高い人
・チーム行動が得意である

このあたりに合致するかは見られていると思います。そのため、面接で聞かれる質問等でこれらを満たしている性格であるということをアピールすることが大事です。

他の企業でも、上記のようなことを採用基準としてはあげている企業はありますが、リクルートは本気でこれらを見られます。他の企業はなんだかんだ学歴が良ければ・・・とか、実績があるから・・・で採用しちゃいますが、リクルートは違います。

将来やりたいことにしても、ちょっとでもふわっとした解答をしてしまうと、具体性がない、ビジョンが薄いなと判断されてしまいます。そのため、面接に向けてかなり深掘りしておく必要はあると言えますね。

リクルートの求人を探すには?

最後に、リクルートの求人を探す方法を紹介します。

・転職サイト、エージェントを利用する

リクルートの求人を探すことができるのは、ホームページもありますが転職サイトからでも探すことができます。

転職サイトでおすすめなのは

パソナキャリア

マイナビAGENT

これらのサイトです。

リクルート独自に転職エージェントを持っていますが、一番の近道は各転職サイトに登録してエントリーするのがベストです。
また、これらの転職サイトには転職エージェントサービスがあり、リクルートへの転職を成功させるための履歴書の書き方、面接対策を行ってくれます。

また、たくさんあるリクルート関係の会社で、一番自分があっている会社なども相談することができます。転職エージェントサービスは無料ですので、相談するだけでも申し込んでみてはいかがでしょうか。

転職年収コラム

▲このページのトップへ戻る