アカウントプランナー(企画営業)の転職

アカウントプランナー(企画営業)の転職志望動機まとめ

憧れのアカウントプランナー(企画営業)として内定をゲットする

「アカウントプランナー(企画営業)になりたくて転職を考えているけれど、よい志望動機が思い浮かばない」と思ったことはありませんか?
私は大手転職エージェントでキャリアコンサルタントとして、企画営業職の転職支援を数多く経験してきました。

アカウントプランナー(企画営業)になりたい人は多くいても、採用されるための正しい志望動機の作り方を知っている人はほとんどいません。
ここでは、アカウントプランナー(企画営業)として採用される最強の志望動機をご紹介したいと思います。
企業側が求める正しい志望動機さえあれば、憧れのアカウントプランナー(企画営業)として内定をゲットすることも十分可能です。
本記事は、アカウントプランナー(企画営業)の仕事内容について解説をしていますので、就職先で悩む学生の方にも有益な記事となっています。

企画営業とはどんな仕事なの?

企画営業とは、クライアントのニーズにあった企画提案・販促を通じて成果を提供する営業です。
決まりきった商品を販売するのではありません。

たとえば、入会者に悩む結婚相談所にアカウントプランナー(企画営業)として広告営業をするケースを例にとってみましょう。
「競合他社との違いを出したい」「地域のフリーペーパーや新聞広告にはブランドイメージが下がるため出したくない」などと、結婚相談所のニーズが分かったとします。

アカウントプランナー(企画営業)は、「人気女性誌とタイアップしませんか」と、洗練された印象を与える広告媒体を選定して提案を行います。
結婚相談所が提案を了承すれば、キャッチコピーを考えたり対象となる年齢層に響く写真画像を用いたりして、反響の高い広告を制作します。
クライアントごとにカスタマイズするのが企画営業の特徴でもあり、腕の見せ所でもあります。

売れるアカウントプランナー(企画営業)は、顧客の声に耳を傾ける

アカウントプランナー(企画営業)として活躍するためには、クライアントのニーズを聞いて市場分析・販売戦略などを行うことが重要になってきます。
顧客の声に基づいた戦略分析が不十分だと「この商品・サービスが最適です!」、「このプランがおすすめです!」などと、クライアントが納得する商品提案ができないからです。
こうした提案には一定の経験や知識が必要ですが、アカウントプランナー(企画営業)を目指す上で、ニーズを聞き出す情報収集能力は必須と言えます。

有能なアカウントプランナーになると企画営業職から、クライアントの声を反映した商品企画に異動し、商品開発に携わることもあります。

企画営業だと年収はどのくらいになるの?

企画営業職は、いったいどのくらいの年収を手にすることができるのでしょうか?
サラリーマンの平均年収は400万円前後ですが、企画営業の平均年収は490万円と全体の給与水準は高いものとなっています。
下記は、求人募集していた企画営業職の年収です。
営業職の年収

企業分類 業種 年収 入社年数 年齢
東証一部上場企業 不動産企画営業 1156万円 入社5年 47歳
東証一部上場企業 金融企画営業 1111万円 入社7年目 49歳
ベンチャー企業 IT企画営業 809万円 入社3年目 29歳

非常に高収入ですね。

企画営業の募集は、伸びている業界や会社が多いため、成果が出しやすいために年収が高くなる傾向にあります。
結果を出せば、とやかく文句を言われないのが営業の世界。
アカウントプランナー(企画営業)は、高収入が可能でありながら、ワークライフバランスも取りやすいため、プライベートの時間を大切にしたい若い人にも人気の職種です。

企画営業になるための志望動機ポイント3つ

ここでは企画営業になるための志望動機を、志望動機の例文をもとにお伝えしましょう。

1. コミュニケーション力をアピールする
クライアントと良好な関係を構築できなければ、結果は手にすることができません。
メンバーを指導する立場になっても、人間関係を円滑にするコミュニケーション能力は欠かせません。

【志望動機例文】
「私は学習塾の拠点長として、教室全般の運営や講師の育成に従事して参りました。自身も講師出身でございますので、相手の立場を考え〝話す・聞く〟といったコミュニケーションには自信がございます。実際、講師アンケートでも満足度98%と高い数値を残し、責任者へと抜擢された経緯もございます。経験の浅い講師に対する指導も拠点長として行って参りました。貴社のアカウントプランナー(企画営業)職においても、これまでの経験を活かし、クライアントのニーズを決め細やかに拾い上げ、反響の高い広告制作に携わりたいと考えております。」

過去の経験を具体的に語り、コミュニケーションに強い人物だとアピールをしましょう。

2.接点をアピールする
必要業務経験がない場合、個人レベルであっても似た経験を持ち出して接点をアピールしましょう。

【志望動機例文】
「趣味で個人ブログを運営してきました。ここ1年でアクセス数が増加しメールマガジン配信数も2000を超えました。読者へのコメント返信やメールマガジンの配信・アクセス分析を通じて記事作成をしていくうち、大規模なサイト運営に興味を持つようになりました。御社では、ベンチャー企業から上場企業に至るまで多くの企業と取引されておられ、さまざまなクライアントのニーズに応えていく点に大変魅力を感じております。いかにユーザーが興味関心を持つかを考え、提案する力が求められているかと存じます。これまで私が個人レベルで行ってきた経験でも活かせるのではないかと思っております。」

上記以外にも、ユーザーとして利用者の立場から接点をアピールしても効果的です。

3.起業家マインドをアピールする
企画営業は受身ではつとまりません。
自律型人材である点をアピールし、数字を自分で取ってこれるタイプだとアピールしましょう。

【志望動機例文】
「創業から社員の独立起業を応援し、実際に何人もの方が制度を利用されている点に魅力を感じました。私も将来的に起業を考えており、最適な環境だと思い応募をさせて頂きました。御社で圧倒的な成果を残して、起業を応援してもらえるよう精一杯努力したいと考えております。」

企業家精神をアピールすることで、稼ぐ人材という印象を企業側に植え付けます。
ただし、長く勤めてほしいと考えている企業の場合、逆効果になる恐れもありますので、応募前に募集要項を確認しておきましょう。

未経験から企画営業はあり?

企画営業は、やる気や人柄が重視される世界です。

それが証拠に、転職市場では未経験案件が数多くあります。
営業職の求人を検索すると、約1,826件が該当。(2019年7月現在)
求人の中には、入社3ヶ月間は研修制度としてマネージャーが営業に同行してサポートしてくれるなど、充実した研修制度を用意している企業もあります。

前職が飲食店スタッフ・塾講師など、9割以上の社員が未経験の会社も少なくありません。
むしろ未経験者を前提としているため、安心してチャレンジできるでしょう。

自分が好きな商品や、よく利用しているサービスなどが商材であれば、短期間で営業スキルを身につけられるかもしれません。

志望動機作りが面倒なら転職エージェントで転職活動しながら作るのが吉

「どんな志望動機を書いたらよいか分からない」と、悩んでいる人は少なくありません。

志望動機作りに行き詰ったり、面倒に感じたら転職エージェントを頼ってみましょう。
転職エージェントの担当者は、毎日多くの志望動機を見ています。

第三者のプロの目から見て、客観的にアドバイスをもらえば、見違えるようによくなります。
自分では思いつかない切り口で、アピールすることが可能になりますので、ぜひ転職エージェントで転職活動をしながら、志望動機作りを行っていきましょう。

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