トヨタ自動車への転職難易度や、面接の対策、さらには採用試験のフロー、求人の探し方などについて解説します

トヨタ自動車への転職難易度や、面接の対策、さらには採用試験のフロー、求人の探し方などについて解説します

トヨタ自動車の就職や転職難易度と転職する近道方法を解説画像

トヨタ自動車へ転職をしたいと考えている方も少なくないと思います。
そんな方の中には、トヨタ自動車への転職の難易度や、面接の対策などコツがあれば知りたいと考えている方はいませんか?
そこでこの記事では、トヨタ自動車への転職難易度や、面接の対策、さらには採用試験のフロー、求人の探し方などをお伝えしていこうと思います。

トヨタ自動車への転職の難易度はどのくらい?

トヨタ自動車は、日本はもちろんのこと、世界でも販売台数1位をとったことがあるなど、世界に誇れる日本の車メーカーです。
そんな会社に転職することは、自分には無理だと感じる方もいるかもしれませんが、実は届かない壁ではありません。
他の企業と比べて、知識や経験が必要なのは確かですが、世界一になるくらいの規模の会社ですので、求人数もかなり多いからです。

東洋経済オンラインが発表している「入社難易度が高い有名な企業」ランキングでも、トヨタ自動車は129位にランクインしており、トップ100にも入っていないことからも言えます。
ちなみにそのランキングでの1位は少年ジャンプなどを手がけている「集英社」、9位に「電通」、38位に「ソニー」などがランクインしており、それらの企業よりかは比較的入りやすい企業なんです。

しかし、そうはいっても採用試験で実施される筆記試験(ネットではSPIが実施されるという情報あり)では7割~8割程度はとることができないと厳しいと言われています。
また、TOEICも必須ではありませんが600点以上取れる人材が好ましいとされているようです。

また、トヨタ自動車は主に

・事務系
・技術系

の2職種に別れて募集されています。
公開されている求人だけを見てみても、圧倒的に技術系での求人が多いです。
そのため、技術系の方が母数が多いため、採用難易度は比較的低いです。
技術に素晴らしいものがあるのであれば、積極的に採用しているため、新卒でトヨタ自動車に入るよりも簡単であるという人もいるくらいです。

一方、事務職はかなり募集数が少なく、技術系とは違いかなり幅広い学部からの募集となるため、倍率はかなり高いでしょう。
そのため、どんな形でも良いからトヨタ自動車で働きたいんだという方は、技術職での応募がおすすめですね。

ただし、全体の募集要項に「当該職務及びそれに準ずる職務の実務・研究経験を原則5年以上(もしくは同等の経験を)有する方」という記載があるので、完全未経験という方は少々厳しい戦いとなってしまうかもしれません。

トヨタ自動車の部署ってどのくらいあるの?

トヨタ自動車は現在のところ205の部署が存在しています。
トヨタ自動車は総合的に仕事をこなしてもらうよりかは、技術ごとにエキスパートを採用したいと考えていますので、そこが部署が多い要因となっています。

そのうち、とある日に確認した求人数は

事務系→11件
技術系→63件

でした。

数日間に分けて確認してみましたが、多少の増減はあるものの、平均的にこれくらいの数は求人しているようです。
やはり大きい会社だけあって、求人数はかなり多いですね。

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求人(部署)の一例紹介

トヨタ自動車にある数ある部署の中から、求人のある求人(部署)の一例を紹介したいと思います。

・車両用二次電池の生産プロセス開発・量産技術開発(技術系)

こちらは、電気自動車等に搭載される車両用電池の開発に関する部署の求人です。
電気自動車用の開発から、量産できる向上レーンの開発まで携わることができる仕事のようです。
そのため、電池材料についての技術・知識、電池充放電評価技術などの技術・知識を有している方を探しています。
大学で電池系統について学んでいたという方、現在メーカー等で電池関係に携わっている方なんかはおすすめの求人ではないでしょうか。

・衝突安全性能の開発(技術系)

近年車に採用されることが多くなっている、衝突安全性能についての部署からの求人です。
ニュースなどでも、残念な事故が報道されるていますが、そういった事故が起こったとしても、衝突安全性能が上がればぶつかってしまうことをふせぐことができます。
それに貢献するために、性能解析をして新たな機能を開発する仕事です。
他の車メーカーで衝突安全性能に携わっている、解析するのが得意だという方にはおすすめの求人です。

・法務(事務系)

トヨタ自動車の国内外トラブル/訴訟への対応、法令遵守の徹底、などの業務を主に行う法務の仕事が求人としてあがっています。
海外のトラブルにも対応する必要があるため、この求人においてはTOEIC730点以上が条件として挙げられています。
現在の会社で法務関係の仕事をしていて、英語も喋ることができるという方は、トヨタへ転職を検討してみても良いかもしれません。

・ベンチャービジネス(VB)協業・投資関連業務(事務系)

こちらは、日本や世界に存在する会社の中から、トヨタの車に応用できるような技術をもった会社を探し、投資もしくは買収などをするかどうかを決定したりする仕事です。
技術系の仕事以外ですと、このような仕事があるのですね。
こちらの求人は、経営に関する知識や、投資に関する実務経験があると、第二新卒でも可能と記載があります。
現在投資家であったり、投資関係の仕事に携わっている方などは、経験を活かしてトヨタで働くことができるかもしれません。

トヨタ自動車への転職方法

トヨタ自動車へは、どういった手順を踏めば転職できるのかを紹介します。
また、面接に関する対策なども紹介します。

・トヨタ自動車の面接フロー

トヨタ自動車では基本的には以下のような面接フローで進んでいきます。

応募

書類選考
合否連絡:応募後、約2週間以内

一次面接+筆記試験+適性テスト
書類選考合格後、約2週間以内
なお、筆記試験および適性テストは、面接日前日までにインターネット上で受検

最終面接
一次面接合格後、約3週間以内

最終面接合否連絡
最終面接日から約2週間以内にご連絡いたします。

内定
内定された方は、合格連絡から約3ヶ月後に入社

転職にかかる期間としては、はじめに応募をしてから、約3ヶ月で内定が言い渡され、そこから3ヶ月後に入社するので、最短でも5ヶ月~半年程度の転職活動となります。
なお、面接地は名古屋もしくは東京で行われます。

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トヨタ自動車の面接対策

実際にトヨタ自動車の選考を受けることとなった場合、これをアピールすることで、面接を有利にすることができるアピールポイントがあります。

それは、

・自分で考えて行動できる
・人を巻き込む力

これらの2つです。

・自分で考えて行動できることをアピールする

トヨタがなぜ世界で1番になれたのかというと、社員一人ひとりが自ら考え問題を見つけ、その改善を積み重ねていったからだと言われています。
そのため採用する人材も、上司からもらった仕事を言われるがままやってきたという人よりも、能動的に自分の頭で考えて動いてきた人を採用したいと考えているはずです。

そのため、現在働いている会社で他の社員が気づかなかった問題を見つけ、それを改善し、会社を良い方向に導いた経験などがあると、トヨタ自動車への転職においてかなり強いアピールポイントとなります。
特段大きな改善を行った経験などは必要ありません。
普段からもっと効率的に仕事を行う方法はないのか、これって問題が潜んでいるのではないか?と考えているんだということを面接でうまくアピールしましょう。

・人を巻き込む力をアピールする

トヨタ自動車は日本でも有数の従業員数を抱える会社です。
そして、1つの車を作り上げるのに、いくつもの部署が関係しています。
そのため、車作りをする際には他部署とのすり合わせは欠かせない作業となります。
ということは、人を巻き込んで物事を進めれるスキルが非常に重要です。

現在の会社で周囲を巻き込んでプロジェクトを進行していたり、過去にそういった経験がある場合は、ここを強くアピールすることで面接を優位にすることができます。
特に、技術系の仕事をしているかたで、研究などに力を入れていた方は、1人で黙黙と作業をしてきたという方が多い印象です。
人を巻き込んだ経験談があれば、必ず伝えましょう。

-トヨタ自動車の求人を探すには?

トヨタの求人を探すには

・トヨタ自動車のホームページで探す
・パソナキャリアで探す
・dodaで探す

の主に3つの方法があります。

・トヨタ自動車のホームページで探す

http://www.toyota-careers.com/

上記のトヨタ自動車のキャリア採用情報のホームページから、事務系・技術系の求人へ飛ぶことができます。
募集している職種、詳しい仕事の内容、応募をすることができるサイトとなっています。
かなりの数の求人が載っており、特に技術系の仕事は、かなり細分化されて募集されているため、自分のスキルと合致する仕事が選びやすくなっています。

・転職エージェントを利用して探す

パソナキャリア
https://www.pasonacareer.jp/company/80205792/

doda
https://doda.jp/DodaFront/View/JobSearchList/j_k__/%E3%83%88%E3%83%A8%E3%82%BF%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A/

求人サイト、パソナキャリアやdodaでもトヨタ自動車の求人が掲載されています。
基本的には、トヨタ自動車のホームページに掲載されている求人と変わりはほとんどありませんが、パソナやdodaから応募をすることで転職エージェントを利用することができるというメリットがあります。

転職エージェントを利用すれば、トヨタ自動車との面接を優位に進める方法などを、長年つちかってきたデータを元に教えてくれます。
また、この転職エージェントは全てのサービスを無料で受けることができるので、トヨタ自動車へ転職を考えているという方は、一度問い合わせだけでもしてみてはいかがでしょうか?

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