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細胞検査士の年収について詳しく解説!

細胞検査士の年収に興味がある方のための基礎知識

細胞検査士の年収

細胞検査士の年収は、平均約430万円!(求人情報や厚生労働省の賃金構造基本統計調査調べ)

細胞検査士の年収の平均は、430万円でした。(求人情報や厚生労働省の賃金構造基本統計調査調べ)
お給料(月収):約25万円~
平均年収範囲は380万円~450万円となっています。
日本の平均年収の400万円代には届きました。

参考:日本人の平均年収

最大年収:600万円~

細胞検査士の主な勤務先は大学病院や総合病院や癌専門病院などの医療機関や、民間の製薬メーカーや臨床検査センターや細胞研究機関などです。
細胞検査士の年収は勤務先や雇用形態によっても大きく異なりますが、病院などの医療機関に勤務する細胞検査士の多くは契約社員やアルバイトやパートやなどの非正規雇用がほとんどです。

そのため非正規雇用で働いている細胞検査士の年収は300万円前後と推定され、医療機関や製薬メーカーなどの民間企業で働いている細胞検査士の年収は440万円程度と推測されます。

職種別細胞検査士の年収

大学病院:400万円~500万円
総合病院:280万円~340万円
臨床検査センター:260万円~320万円
製薬メーカー:380万円~460万円


医師は高年収で知られる職業ですが大学病院の一般職員は以前は身分が国家公務員でしたが、平成16年に日本国内の全ての国立大学は国立大学法人として独立しました。
そのため大学病院に勤務する細胞検査士も、国家公務員の身分ではなくなりました。

ただ国家公務員ではないのですが年収や福利厚生などはほぼ国家公務員と同じ待遇で、大学病院の一般職員の平均年収は400万~500万円前後です。
大学病院に勤務する細胞検査士の年収もだいたい同じ水準と推測されますが、民間の総合病院に勤務する細胞検査士の場合は契約社員やアルバイトやパートやなどが多く年収に格差があります。

臨床検査センターは民間の病院や医療法人などが運営していて、こちらも契約社員やアルバイトやパートやなどががほとんどです。
製薬メーカーなどの民間企業で正規雇用の社員として働いている細胞検査士の年収は、他の一般のサラリーマンの年収とあまり変わらない440万円程度と推測されます。

執筆・監修者 
平均年収.jp 編集チーム

外資系出身者・職業紹介本原作者、専門ライター、キャリアコンサルタント・大手出版社などのメンバーが参画
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細胞検査士の年齢別年収予想推移と給与ボーナス予想推移

各年齢を5歳刻みで年齢による年収や月額給与・ボーナスを厚労省の統計と照らし合わせてみたところ
最大年収を迎える50代の年収が520.128万円となりました。
また細胞検査士で働き盛りの30代の年収はおよそ385.7616万円あたりと推測されます。
それでは全体の年齢別年収推移をみてみましょう。

年齢 年収 月額給与
20~24歳 345万円 22万円
25~29歳 275万円~325万円 20万円
30~34歳 273万円~373万円 23万円
35~39歳 282万円~386万円 24万円
40~44歳 312万円~433万円 27万円
45~49歳 363万円~485万円 30万円
50~54歳 410万円~520万円 33万円
55~59歳 406万円~516万円 32万円
60~65歳 251万円~516万円 22万円

平均年収と国税庁の年齢別階層年収との比率で独自で算出した結果になっております。
※ボーナスは夏冬合わせた4か月分で算出してます。
※年俸制は対応していないため年収を12で割った数値が予測数値となります。

細胞検査士の男女別平均年収

細胞検査士の男性女性別での平均年収

細胞検査士の年収の平均を男女それぞれの40代の平均年収基準と統計を掛け合わせて予測算出しました。

性別 平均年収 給与
男性の平均年収 477万円 30万円
女性の平均年収 360万円 23万円

細胞検査士の都道府県別(東京大阪名古屋福岡等)平均年収

年収は地域により変動します。細胞検査士の平均年収を各都道府県の平均年収と照らし合わせた地域別の年収を算出しました。 上から北海道下は沖縄県までとなっています。ご覧ください。

都道府県 平均年収
北海道 387万円
青森 366万円
岩手 400万円
宮城 430万円
秋田 353万円
山形 396万円
福島 387万円
茨城 430万円
栃木 430万円
群馬 430万円
埼玉 387万円
千葉 430万円
東京 602万円
神奈川 473万円
新潟 387万円
富山 387万円
石川 430万円
福井 430万円
山梨 387万円
長野 430万円
岐阜 387万円
静岡 430万円
愛知 473万円
三重 430万円
滋賀 430万円
京都 430万円
大阪 516万円
兵庫 430万円
奈良 430万円
和歌山 387万円
鳥取 387万円
島根 387万円
岡山 430万円
広島 430万円
山口 430万円
徳島 430万円
香川 387万円
愛媛 387万円
高知 387万円
福岡 430万円
佐賀 344万円
長崎 387万円
熊本 387万円
大分 387万円
宮崎 344万円
鹿児島 387万円
沖縄 344万円

比較してみると、一番年収が高い東京都の細胞検査士の年収が、およそ602万円。
一番低い沖縄県の年収が344万円 となり258万円の年収差ができています。

細胞検査士の主任・係長・課長・部長の役職者年収

年収は役職につくだけでも年収の差がついてきます。部長クラスの年収はどのくらいなのでしょうか。一般の部長課長クラスの役職の基準年収に沿って予測値を算出してみました。

役職 平均年収
主任 413万円
係長 467万円
課長 617万円
部長 682万円

※平均年収jp独自に取得しているデータと細胞検査士の平均年収と掛け合わせて算出しました。

細胞検査士の30代・40代・50代の年代別年収

細胞検査士の年代別年収は、年齢別年収推移より
30代の年収が約373万円~(推定)
40代で433万円~(推定)
50代で520万円~(推定)
30代~50代までの年収増加は約149万円以上となっています。

※国税庁・厚労省の賃金推移の比率と、業界ごとによる賃金補正値・税理士が算出した比率から算出した予想になっております。あくまでも予測のためご自身でご判断ください。

細胞検査士の推定生涯年収

細胞検査士の推定生涯年収(生涯賃金)を詳しく解説!

上記の平均から算出してみたところ推定18,638万円となりそうです。
日本の平均生涯賃金が17,988万円なので、平均生涯賃金からの増減は655万円です。
※新卒から定年まで働いたものとして予測算出しております。

細胞検査士で高年収(年収1000万円以上)を稼ぐには?

細胞検査士の勤務先は大学病院やがん専門病院などの医療機関や、民間の病院や医療法人などが運営している臨床検査センターや製薬メーカーです。
正規雇用の正社員として採用された細胞検査士の初任給は、諸手当込みで20万円前後で年収に換算しても300万円前後です。
専門職なので他の職種のように昇格や昇給も少なく30歳を過ぎても、諸手当込みで40万円を超えることはまずありません。

これは細胞検査士の場合は残業もほとんどなく、定時になれば退社するので残業もほとんどないからです。
さらに細胞検査士の多くが女性で契約社員や、アルバイトやパートやなどの非正規雇用がほとんどです。
そのため正規雇用の正社員と比べると年収も低く正社員の細胞検査士でさえ、年収1000万円以上の高年収を稼ぐのは難しいのが現状です。

細胞検査士の仕事内容

細胞検査士の仕事内容は病院などの医療機関にある病理検査室や臨床検査センターなどで、医師が採取した人体の細胞の検査を専門的に行って良性なのか悪性なのかを判断したりすることです。
仮にその細胞が良性であってもさらにその細胞に少しでも悪性の細胞がないかを検査し癌細胞だけでなく、類似細胞と呼ばれる異型細胞や前癌病変と呼ばれる異形成細胞を発見することも細胞検査士の大事な仕事です。

具体的に細胞検査士の仕事は病理検体の受付や登録などを行ったり、標本の作製・染色・管理・保存や人体の細胞の検査結果の精度管理などを行います。

細胞検査士が所属している企業の実例など

神奈川県鎌倉市にある湘南記念病院では年収300万円~420万円で細胞検査士の求人を行っていて、業務内容は患者から採取された分泌液や穿刺や擦過で得られた検体の中にがん細胞が含まれていないか検査します。
他にも東京都の練馬区にある順天堂大学医学部附属練馬病院でも常勤の細胞検査士の新卒の求人を行っていて、勤務は平日が9:00~17:10で土曜日は9:00~13:00で基本給は19万1000円でボーナスは年2回で年間6.2ヶ月の実績があります。
東京都の板橋区にある株式会社LSIメディエンスでも常勤の細胞検査士の求人を行っていて、細胞診検査の専門医による指導も充実していて勤務は月曜から土曜日の8:00~16:45です。
株式会社ピーシーエルジャパンが運営している埼玉県の川越市にある病理・細胞診センターでも、常勤の細胞検査士の求人を行っていて勤務は月曜から土曜日の9:00~17:30です。

細胞検査士と臨床検査技師はどちらが年収高いのか?

臨床検査技師は医師の指示で血液や尿などの検体検査や、超音波検査や心電図検査や呼吸機能検査などの生理学的検査を行います。
また細胞検査士になるためには国家資格の臨床検査技師か衛生検査技師を取得する必要があるため、細胞検査士は臨床検査技師でもあるので細胞検査士より臨床検査技師のほうが年収は高くなる可能性はあります。

細胞検査士になるには?

細胞検査士の受験資格は国家資格の臨床検査技師か衛生検査技師を受験し、合格した後に細胞診検査の実務経験が1年以上あることです。
ただ衛生検査技師の業務は臨床検査技師と似通っているので、法律が改正され2011年3月からは免許の交付を行っていません。

もう一つの方法は細胞検査士養成所か養成コースがある大学の卒業生か、卒業見込み者であれば細胞検査士の受験資格を得ます。
細胞検査士の試験は10月下旬頃に東京と大阪で行われる筆記試験の一次試験と、12月上旬頃に東京で行われる二次試験の実技試験です。

一次試験と二次試験を受験し合格すれば細胞検査士になれますが、細胞検査士の国家試験の合格率は約20%前後で推移しています。

細胞検査士のクチコミ年収

20代 総合病院

年収365万円
大学を卒業して臨床検査技師の国家資格を取得し、大学病院に就職し臨床病理検査室で実務経験を積みました。
その後に細胞検査士の試験を受験し合格し、今は大学病院で細胞検査士として働いています。
残業があまりないので定時で終わることが多く、仕事が終わればジムで運動したり友達と食事に行ったりしています。

30代 臨床検査センター

年収280万円
病院で細胞検査士として働いていましたが、結婚を機に病院を辞めて退職しました。
子供を保育園に預けることができたので、今年からまた臨床検査センターで契約社員として働き始めました。

30代 製薬会社

年収410万円
病院で働いていましたがアルバイトだったので製薬会社で、細胞検査士の正社員の求人を見て応募し採用されました。
今は土日が休みの完全週休2日制なので、アルバイトの時よりも勤務時間は少ないのですが、収入は増えました。
病院で働いていましたがアルバイトだったので製薬会社で、細胞検査士の正社員の求人を見て応募し採用されました。
今は土日が休みの完全週休2日制なので、アルバイトの時よりも勤務時間は少ないのですが、収入は増えました。

医療系の年収一覧

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