保健師の年収は、528万円！保健師について詳しく解説します。｜「平均年収.jp」

保健師の年収について詳しく解説！

保健師の年収に興味がある方のための基礎知識

保健師の平均年収は？

保健師という職業の平均年収は厚労省統計調べによると、528.9万円ほどという結果になりました。
平均年収の推移はおよそ536.5万円～528.9万円ほどです。
平均月収はおよそ32万円ほど。

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保健師の年収中央値を比較！【予想値】

つぎは、保健師の年収中央値を計算してみました。
平均年収jpの年収査定で取得したデータと賃金カーブなどを統計し年収中央値の平均を算出しそれを割り当ててみると、保健師の年収中央値はおよそ433万円となりました。 男性女性での中央値の予想値も算出してみたのでごらんください。

保健師の年齢別年収で比較してみよう【予想値】

つぎは、保健師の年齢別年収をみてみましょう。
各年齢を5歳刻みで算出しました。
最大年収を迎える50代の年収が593万円でした。
また保健師で働き盛りの30代の年収はおよそ522万円になります。
それでは全体の年齢別年収を予測してみました。

※平均年収と国税庁の年齢別階層年収との比率で独自で予測算出した結果になっております。

保健師の男性と女性の年齢別年収の違い【予測値】

では平均年収がわかりましたが、次に保健師の年収は性別によってどのくらい変わるのかを比較してみました。男女別の平均年収をみてみましょう。
※企業によっては男女同一賃金になっているところもあるのであくまでも賃金統計とデータからの予測値としてご覧くださいませ。

保健師は平均年収ランキングの順位は○○位でした

では、保健師の平均年収は528万円でしたが上場企業の年収ランキングでは何位にいるのでしょうか。 平均年収jpに掲載されている企業の中で順位をつけてみました。
是非チェックしてみましょう。

企業の平均年収ランキング

保健師の年収ピラミッドで階層を知ろう

男女年齢別の年収をみてみましたが、次は保健師の社員は年代によってどの年収層にいるのかを統計を基準に年収を割り当てて算出予測してみました。 あなたの年代と是非比較してみてください。

保健師の都道府県別（東京大阪名古屋福岡等）平均年収

年収は地域により変動します。保健師の平均年収を各都道府県の平均年収と照らし合わせた地域別の年収を算出しました。 上から北海道下は沖縄県までとなっています。ご覧ください。

比較してみると、一番年収が高い東京都の保健師の年収が、およそ739万円。
一番低い沖縄県の年収が422万円 となり317万円の年収差ができています。

保健師の男性女性別での平均年収

保健師の年収の平均を男女それぞれの40代の平均年収基準と統計を掛け合わせて予測算出しました。

【ランキング】保健師は働く場所で年収が違う！？

保健師の詳しい仕事・業務内容とは？

まず保健師になる方法ですが、【看護師資格】が必須です。

そして保健師にも大きく分けて3つの働き方があります。
・地域保健師
・学校保健師
・産業保健師
エリアや職場によって保健師の呼び方が異なることがありますが、主な業務はほぼ変わりません。

主な保健師の業務はこちら。
【病気予防・心身ともに健康的な生活が送れるよう支援する】
病気にかかる前の段階で、病気予防効率が上がるような生活指導が保健師の仕事になります。
・健康的な不安や問題を抱えている市民の相談対応
・問題や悩みにあったベストなケア、治療の勧め
・予防接種や検診、健康診断や健康相談などの対応

保健師が担当するのは赤ちゃんからお年寄りまで国民全般です。
その為、どの世代にも対応できる幅広い知識と医療知識が必要となります。

3つの保健師はそれぞれ次のような特徴と業務を担います。
【学校保健師】
子供達が通う学校に務める保健師さん。
保健室(養母教諭)の先生ではありません。
保健師に必要なのは看護師資格。
養母教諭に必要なのは教員免許です。

【行政保健師】
公務員の保健師で、勤め先は役所や保健所になります。
保健師の勤め先の割合は、この行政保健師なのです。
行政保健師さんが担当するのは地域に住んでいる住民すべて。
赤ちゃんからお年寄りまで全ての世代の健康管理が対象となります。
育児相談など赤ちゃんや子供の健康に関わる仕事や、お年寄りの家に訪問するなど。
幅広い知識と対応力が求められます。

【産業保健師】
企業に勤め、社員やスタッフの健康管理を主に取り扱う保健師です。
・メンタル面で不安がある社員の相談対応
・うつ病に関する対策
・心身どちらにも関わる社員の健康支援

産業保健師は企業の労務担当者や産業医との連携も必要です。

【年収事情】保健師は一生涯でどれくらいの収入を稼げる？

保健師の平均月収・平均年収を元に計算すると…推定平均年収528.9×キャリア年数35年＝約1億8000万円前後になります。
ただ、保健師は60歳で定年ですが再雇用制度で60歳以降も働き続ける人も多く、長く働き続けられる職業でもあります。
勤続年数やキャリアで生涯推定年収は変動するので、稼ぎたいならキャリアと勤続年数を意識しましょう。
業務内容と年収の釣り合いが取れていない・仕事のわりに年収が低いという体験談もあるようです。

保健師の求人情報から年収をリサーチした結果…
製造業界に関わる保健師が最も年収が高く年収推移は500～600万円でした。
続いて年収が高い傾向にあったのが市役所勤務の行政保健師(公務員)が500万円～でした。
学校勤務の保健師は400万円～
どこで働くかによって平均年収に差が出ます。

産業保健師と一般の保健師の年収比較！

公務員である行政保健師は平均年収が500万円前後ありましたが、最も年収額が高かった産業保健師の場合、平均年収は500万円〜600万円です。
ただ、産業保健師でも勤務先の企業・会社によって給与が変動するので、あくまでも推定平均年収です。
産業保健師であっても年収300万円のケースもあれば、年収1000万円超えのケースもあります。
全体的な平均だと、産業保健師の方が高くなります。

保健師になる方法は？

保健師は国家資格です。
取得する方法は主に2つ。
①看護師になるための基礎教育終了後、保健師になるための専門校などに通う。
②看護師と保健師を同時に目指せる教育機関に通う。
この場合、看護大学に進むのが効率よく学べる方法です。

ただ、看護師と保健師を同時に目指せる総合カリキュラムを取り入れる看護専門学校も増えています。

<保健師を目指す流れ>
①看護大学や看護専門学校で看護師の国家試験を受験、合格し看護師資格を取得
②保健師教育(半年以上)修了
③保健師の国家試験を受験、合格し保健師資格を取得

<保健師の国家試験について>
毎年2月頃、全国で開催されます。
例)H26年度は次の都道府県で開催されました。
・北海道
・青森県
・宮城県
・東京都
・石川県
・愛知県
・大阪府
・香川県
・広島県
・福岡県
・沖縄県

<国家試験の内容>
・公衆衛生看護学
・疫学
・保健統計学
・保健医療福祉行政論

<保健師の受験資格>
文部科学省令と厚生労働省令が定めた基準があります。
詳しい受験資格はこちら。
・文部科学大臣指定校にて必須科目を修了した者
・厚生労働大臣指定の保健師養成所を卒業した者
・平成21年法律第78号にて、平成22年4月1日の法施行の改正法による、改正前の保健師助産師看護師法、第19条第１号に該当する者
※平成21年法律第78号とは「保健師助産師看護師法及び看護師等の人材確保の促進に関する法律の一部を改正する法律」のこと

<受験に必要な手続き>
・願書
・受験に必要な資格証明など
必要書類を揃えて提出します。

<合格発表>
毎年3月後半頃。
厚生労働省や受験地にて、合格者の受験番号のみを発表。

保健師の雇用・求人情報を探す方法は？

ハローワークや求人情報誌などをチェックすると掲載されていることがあります。
ただ効率が良いのは、保健師専門の求人サイトや医療業界に特化した求人サイトに登録することです。
普通の求人と異なり、大々的に求人情報が出にくいのです。
行政保健師の場合、公務員なので公務員試験を受けて合格する必要も出てきます。

中でも学校保健師は特に求人募集の数が少なく、希望していても中々求人に出会えない人の方が多いと言われています。
学校が学校保健師募集を出すケースもあるので、勤務を希望する学校の情報を常にチェックしましょう。

保健師のクチコミ年収

30代　学校保健師

年収はおよそ550万円ほど。
夜勤はなく残業手当も5分ごとにプラスされるので、職場環境と条件はすごく良いです。
有給も積極的に消化して良いですし、仕事の内容も量も安定的で私生活も楽しめます。

20代　産業保健師

年収は300万円くらいです。
産業嫌臨床心理士との合同チームで企業訪問するのは、保健師としてのスキルアップに繋がります。
費用は会社もちなので最高です。
ただ、仕事量に比べて年収が物足りないところはありますね。

40代　行政保健師

年収は500万円ほどです。
公務員で年収も就業も安定性があります。
仕事はやりがいがあるものの、サービス残業は負担ですね。
職場も公務員独特の保守的な部分があるので、モチベーションは上がりにくいです。

30代　産業保健師

年収は600万円になりました。
会社勤めをしながら一般の社会人としてスキルアップできるのはメリットです。
病院勤務だと職場環境が独特だったりしますが、一般社会で社会人としての常識やマナーを重視できるのはありがたい。
夜勤もないので、プライベートや夜は家で疲れを癒せます。

医療系の年収一覧

• 薬剤師の年収
• 歯科医師の年収
• 精神科医の年収
• 麻酔科医の年収
• 病理医の年収
• 眼科医の年収
• 按摩マッサージ師の年収
• 視能訓練士の年収
• 医療事務の年収
• 調剤薬局事務の年収
• 針灸師（鍼灸師）の年収
• 救急救命士の年収
• 看護師の年収
• 理学療法士の年収
• 歯科衛生士の年収
• 歯科技工士の年収
• 柔道整復師・接骨院の先生の年収
• 勤務医師の年収
• 外科医の年収
• 小児科医の年収
• 内科医の年収
• 放射線科医の年収
• 産業医の年収
• 研修医の年収
• 放射線技師の年収
• 助産師の年収
• 獣医師の年収
• 保健師の年収
• 作業療法士の年収
• 臨床工学技士の年収
• 臨床検査技師の年収
• 臨床心理士の年収
• 言語聴覚士の年収
• 治験コーディネーター（CRC）の年収
• 看護助手の年収
• 歯科助手の年収
• 医療ソーシャルワーカーの年収
• 細胞検査士の年収
• 診療情報管理士の年収
• 手話通訳士の年収
• 移植コーディネーターの年収