内科医の年収は、約1350万円！内科医について詳しく解説します。

内科医の年収について詳しく解説！

内科医の年収に興味がある方のための基礎知識

内科医の平均年収はどれくらい？

現在、内科医として働いている医師の平均年収はおよそ1,200万円～1,500万円ほどです。

平均月収を算出すると、およそ112.5万円ほど。

【比較】年代で平均年収・平均月収・ボーナスは変動するの？

5歳毎に年代を分けて、平均年収・平均月収・ボーナス額を出した結果がこちらです。

※あくまでも一例で、年齢と平均年収から割り出した金額になっています。
※ボーナスは年2回、4ヶ月分をもとに出したものです。

内科医の詳しい仕事・業務内容とは？

現状、国内で活躍する医師の1/3は内科医だと言われています。
基本的に病院に来た患者や入院患者の診察がメインですが、勤務先や働き方によっては地域の往診を請け負う内科医もいます。
病気の原因を探るための検査も内科医の大切な仕事です。

医者の中でも手術をするのは外科医というイメージが強いですが、内科医もカテーテル治療を行います。
これはほぼ外科手術といっても過言ではありません。

内科医としての働き方は主に2つ。
・勤務医
・開業医
年収UPを目指すなら開業医を目指すのがベストです。

現在活躍している内科医の数は？

現在、日本国内で医師として活躍している人の数はおよそ30万人。
そのうちおよそ10万人は内科医だとされています。
医療業界では医師不足が深刻化していて、外科医や麻酔科医などにしわ寄せがあるそうですが、内科医は少し多いのが現状とのこと。

昔から医師の中でも非常に人気が高いのが内科医で、現在飽和状態になってしまっているようです。

手術をメインとしなかった内科医の仕事が、人気な理由の1つです。
基本的に診察と投薬治療がメインだったことから、仕事の負担が少なめなのです。
症状と原因を調べて処方箋を書く。
これは現在でも基本的な仕事の流れなので、やはり現在でも内科医は医療業界の中でも安定の人気があります。

内科医が一生涯で稼ぐ推定年収はどれくらい？

平均年収から算出すると、内科医の生涯推定年収はおよそ5億1300万円になります。
医師の中でも高収入ですし、その為職業と比較しても圧倒的に高収入です。

収入は高いものの内科医になるのは簡単ではありません。
大学に進学するのも国家試験に進学するのも、仕事もハードな一面があり責任もあるので、魅力ばかりではないのです。

さらに平均年収や生涯推定年収も、勤務医や開業医など働き方や勤務先で変わります。
ただ、勤務医であっても開業医であっても平均年収や生涯推定年収は、他の職業と比較しても高いのは間違いありません。

内科医にも細かく種類がある？

医師という職業の中の内科医ですが、さらに内科医の中にもいくつかの専門分野があります。
・消化器内科
消化器である胃腸をメインとした分野
・神経内科
筋肉、神経、脊椎などに特化した分野

※精神内科と神経内科は全く別物の分野です。
・精神内科
精神的なことが原因で内臓に不調をきたす病気が専門

内科医を目指すなら、どのような科があってどのような専門分野なのか、細かくリサーチして把握しておかなければなりません。

内科医になる方法とは？

医師免許を取得することが大前提です。
医師免許取得には医学部がある大学に進み、6年間学びます。
大学進学のための受験勉強と、6年間学び続ける努力が必要です。

医師免許取得後も、病院に勤務しながら臨床研修(2年)をこなします。 臨床研修を経てようやく、1人前の医師として勤務します。

勤務医として経験を積んだのち、内科医として開業する方もいます。

医師免許を取得した場合、内科医以外の分野へ進むことも可能です。 臨床研修で様々な科を経験した後、内科医や外科医や歯科医など自分が進む道を選択します。
特定の分野をとことん極めて専門医になるのか・どの分野も実践を積んでオールラウンドを目指すのか。
メリットデメリットを考慮して、自分で進む道を選択しなければならないのです。

勤務先や働くエリアも考慮しましょう。
病院が少ない地方で開業するのか・住宅街で開業するのかなど、様々な選択肢があります。
一方で都市部は病院や医者が多すぎる状況なので、専門性の高さが求められます。

開業医を目指すなら経営戦略を確立させなければなりません。

内科医のの雇用・求人情報と探し方は？

有力求人サイトはこちら。
・医師転職ドットコム
・リクルートドクターズキャリア
・e-doctorなど
大学にも求人募集が出ますし、教授のツテで就職先が紹介されることもあります。
医者を目指すならツテや人脈も有効ですよ。

内科医で開業医となった場合の平均年収相場は？

内科医で独立開業し開業医になった場合、平均年収相場が2,500万円となっています。
この平均年収は勤務医のおよそ1.7倍ほどです。
医療業界の中でも年収が高めの内科医ですが、開業医となればさらに年収UPが見込めます。

ただ、開業医の中でも開業資金で苦しむケースも珍しくありません。
開業資金が5,000万円〜なので、開業資金を用意できるかどうか・借金を返せるかどうかが重要です。
いくら平均年収が高い医者でも、開業資金全てをキャッシュで用意するのは難しいでしょう。

さらに、開業医になっても順調に運営できるとは限りません。
トラブルや何かしらの原因で操業できない時期があると、収入が一気にダウンします。
開業資金の借金返済に苦しむケースも少なくないので、返済計画は緻密に練る必要があります。

年収が最大のメリットである開業医ですが、デメリットやハイリスクであることも考慮しましょう。

内科医のやりがい・面白さ・充実度は？

様々な病院や医療機関で働く内科医。
開業すれば街のお医者さんとしても働けます。
街のお医者さんだと、大規模医療機関と比べて私生活の時間を確保しやすいというメリットがあります。
外科手術が必要な患者さんは、外部病院と連携すればOK。
開業内科医は基本的に診察・検査・処方が業務なので、土日など病院を休みにしてしまえば休日も確保できます。

ただし、開業医には開業資金の確保という重大な問題があります。
開業するレベルでないなら勤務医になりますが、大規模病院は多忙で休みが取りにくいのがデメリットでしょう。

人々の健康に携わる仕事なのでやりがいや面白さがありますが、どこで働くかによって充実度は差が出てきます。

内科医という仕事に将来性はある？

内科医で開業医になった場合、雇用条件が大きく変わります。
定年も特に決まりがないので、自分でいつまで働くのが決められます。

また、周辺に病院が少ないとなれば街の内科として必要性が高くなります。

軽い症状や重くない風邪程度の診察なら収益もそこまで大きくなりません。
ただ、どの時代も患者さんは絶えないので内科医は将来性も見込めます。
仕事が耐えることはないですし、患者数が激減する可能性も低いでしょう。

しかし開業医にもデメリットがあります。
・開業資金、施設設備を整える費用
・看護師などの雇用問題
・患者さんの確保など

地域やエリアの患者さんから求められるのはやりがいもありますし充実度も将来性も見込めますが、デメリットを乗り越える戦略が必要です。

【体験談】現役内科医のリアルな年収事情

50代　内科医

年収はおよそ1,000万円です。
独立して開業医になりましたが、開業資金のローンが残っているので気楽に休めません。
休みが少ない医師業というのもまだまだ現実ですね。
月に1度休めればマシな方。
患者さんに寄り添うというやりがいやモチベーションが消えたら、続けられないと思います。

30代　内科医　

年収は1,000万円くらい。
病院勤務で給与も雇用条件も安定しています。
ただ仕事はめちゃくちゃハードですね。
役職が上がった方がメリットがあるのかと思いきや、平の方がなぜか給料が高いのは謎です。
ただキャリアアップ・昇進を目指す人が多いので、給料が高くて気楽に平でいられる方がいい、という人は少ないですね…

医療系の年収一覧

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