日本の平均年収
日本の平均年収に興味がある方のための基礎知識
アイミ
ヨシコ
日本の平均年収は?
ここ5年の平均年収からさらに平均を算出した結果、
443万円が平均となりました。
年度事の年収は下記となります。
令和2年度:433万円
令和1年度:436万円
平成30年度:441万円
平成29年度:432万円
平成28年度:422万円
平成27年度:420万円
平成26年度:415万円
平成25年度:414万円
平成24年度:409万円
平成23年度:414万円
平成22年度:408万円
平成21年度:409万円
平成20年度:412万円
また給与総額はの総額は225兆4,195億円で2.8%増、6兆2,141億円も多くなりました。
また年収の内訳をみてみると
平均給料・手当は377万円、平均賞与は67万円となっていました。
また男性545万円、女性302万円。
正社員の平均給与についてみると、508万円(同2.6%増、127千円の増加)、正社員以外の平均給与が198万円(同12.1%増、214千円の増加)
となっています。
このあたりは特に参考になります。
では上記資料から今までの日本の年収推移を算出してみました。
アイミ
日本の平均年収は上昇傾向に転じる?
1997年の時代から比べますと、平均年収が1997年のピーク467万円だったのに対して相当さがっています。がコロナが終息してから令和3年は回復傾向にあります。
90年代の年収を調べてみると
1993(平成5年) 452万円
1994(平成6年) 456万円
1995(平成7年) 457万円
1996(平成8年) 461万円
1997(平成9年) 467万円
1998(平成10年)465万円
1999(平成11年)461万円
2010年(平成20年)408万円
と軒並み450万円以上の年収でした。
日本の年収が高い業種ランキング
平均給与を業種別にみると、最も高いのは「電気・ガス・熱供給・水道業」の766万円、次いで「金融業,保険業」の677万円となっており、最も低いのは「宿泊業,飲食サービス業」の260万円となっている
ランキング | 業種 | 年収 |
1位 | 電気・ガス熱供給・水道業・ | 766万円 |
2位 | 金融業,保険業 | 677万円 |
3位 | 情報通信業 | 624万円 |
ワーストランキング | 業種 | 年収 |
1位 | 宿泊業,飲食サービス業 | 260万円 |
2位 | 農林水産・鉱業 | 310万円 |
3位 | 卸売り・小売り | 377万円 |
上記結果となりました。
最も低かったのが宿泊業・飲食サービス業で年収260万円となりました。
※賃金構造基本統計調査調べ
アイミ
日本の20代30代40代の年収
日本の年代別年収の特徴は、男性では 60歳未満までは年齢が高くなるにしたがい平均給与も高くなり、55~59 歳の年収が(687万円)が最も高くなっているが、女性では年齢による較差はあまり顕著ではありません。
年齢 | 男性 | 女性 |
20~24歳 | 152万円 | 133万円 |
25~29歳 | 287万円 | 328万円 |
25~29歳 | 404万円 | 386万円 |
30~34歳 | 472万円 | 322万円 |
35~39歳 | 533万円 | 321万円 |
40~44歳 | 584万円 | 324万円 |
45~49歳 | 630万円 | 328万円 |
50~54歳 | 664万円 | 328万円 |
55~59歳 | 687万円 | 316万円 |
60~64歳 | 537万円 | 262万円 |
65~69歳 | 423万円 | 216万円 |
女性の平均年収が全年代を通じて400万円を超えることがなく年齢が上になればなるほど年収差が開いていくという結果になっています。 ただ勤続年収での年収を見てみると以外にも女性で長く働いている方は年収が高くなる傾向になっています。
女性では勤続年数25年を超えると年収が400万円を超えていました。勤続年数35年未満までは勤続年数が長くなるにしたがい高くなり、勤続年数30~34年の階層(453 万円)が最も高くなっている。
日本の大卒院卒・短大卒・高卒の給料差
厚生労働省が発表した賃金統計から大卒と短大卒高卒だとどのくらいの給料差がでるのか男性女性・年齢別に算出してみました。下記図をみてもらうと、男性年収のピーク時55歳で300万円以上の差がつきます。 また女性の場合は大学院を出ていないと、賃金の伸びは学歴によっても伸びづらい傾向にありました。
日本の職種別平均年収ランキング
令和元年の最新年度の職業年収ランキングベスト50まであげてみました。
ランキング | 職業 | 年収 |
1位 | 航空機操縦士 | 1695万円 |
2位 | 医師 | 1169万円 |
3位 | 大学教授 | 1101万円 |
4位 | 大学准教授 | 872万円 |
5位 | 記者 | 792万円 |
6位 | 不動産鑑定士 | 755万円 |
7位 | 弁護士 | 729万円 |
8位 | 大学講師 | 719万円 |
9位 | 高等学校教員 | 709万円 |
10位 | 一級建築士 | 703万円 |
11位 | 公認会計士、税理士 | 684万円 |
12位 |
自然科学系研究者 |
681万円 |
13位 | 技術士 | 667万円 |
14位 | 電車運転士 | 619万円 |
15位 | 掘削・発破工 | 617万円 |
16位 | 電車車掌 | 572万円 |
17位 | 獣医師 | 572万円 |
18位 | 歯科医師 | 570万円 |
19位 | システム・エンジニア | 569万円 |
20位 | 薬剤師 | 562万円 |
21位 | 港湾荷役作業員 | 533万円 |
22位 | 発電・変電工 | 518万円 |
23位 | 圧延伸張工 | 518万円 |
24位 | 自動車外交販売員 | 514万円 |
25位 | クレーン運転工 | 510万円 |
26位 | 自動車組立工 | 507万円 |
27位 | 旅客掛 | 505万円 |
28位 | 各種学校・専修学校教員 | 504万円 |
29位 | 診療放射線・診療エックス線技師 | 502万円 |
30位 | 航空機客室乗務員 | 496万円 |
31位 | 化学分析員 | 495万円 |
32位 |
製鋼工 |
491万円 |
33位 | 非鉄金属精錬工 | 490万円 |
34位 | 機械修理工 | 489万円 |
35位 | 社会保険労務士 | 486万円 |
36位 | 看護師 | 483万円 |
37位 | 型鍛造工 | 483万円 |
38位 | 機械製図工 | 480万円 |
39位 | 一般化学工 | 476万円 |
40位 | 電気工 | 472万円 |
41位 | 測量技術者 | 469万円 |
42位 | 配管工 | 467万円 |
43位 | 営業用バス運転者 | 466万円 |
44位 | 家庭用品外交販売員 | 465万円 |
45位 | 臨床検査技師 | 461万円 |
46位 | 鉄鋼熱処理工 | 457万円 |
47位 | 営業用大型貨物自動車運転者 | 456万円 |
48位 | 鋳物工 | 454万円 |
49位 | 旋盤工 | 451万円 |
50位 | 鉄筋工 | 445万円 |
1位の航空操縦士が400万円以上も年収がアップ!上位3職業はつねに1,2,3位を争っていますが年ごとによって変わっています。
総合の職業年収ランキング、男女別の職業年収ランキングや50位以降のランキングについては職業別年収ランキングで公開しています。
日本の正社員と契約派遣バイトの年収給料差
厚生労働省が発表した賃金統計から日本の正社員と正社員以外の年収差を算出してみました。
年齢 | 正社員年収 | 契約派遣社員年収 | 年収差 |
全年齢平均 | 513.8万円 | 328.2万円 | 185.6万円 |
20~24歳 | 327.8万円 | 277.4万円 | 50.4万円 |
25~29歳 | 385.0万円 | 307.8万円 | 77.1万円 |
30~34歳 | 443.0万円 | 321.0万円 | 122.1万円 |
35~39歳 | 495.5万円 | 327.7万円 | 167.8万円 |
40~44歳 | 552.0万円 | 322.7万円 | 229.3万円 |
45~49歳 | 611.0万円 | 326.4万円 | 284.6万円 |
50~54歳 | 644.6万円 | 323.4万円 | 321.3万円 |
55~59歳 | 627.5万円 | 331.0万円 | 296.5万円 |
60~64 | 499.8万円 | 362.9万円 | 137.0万円 |
65~69歳 | 460.2万円 | 340.3万円 | 119.8万円 |
上記は男女合わせた数値となっております。 50~54歳の時になると正社員と非正規社員の差はおよそ320万円以上となることがわかりました。 同じ業務を行っていてもこれだけの差がつくとなるともう少し何か待遇を改善しないといけないのかもしれません。
令和2年はコロナの影響もあり全体的に経済が沈みそうです。とくに飲食サービス業は影響をうけ、またそれにともないインフラでとくに運輸関連も大打撃を受けています。
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平均年収.jp 編集チーム
外資系出身者・職業紹介本原作者、専門ライター、キャリアコンサルタント・大手出版社などのメンバーが参画
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