エディトリアルデザイナーの年収を詳しく解説!

エディトリアルデザイナーの年収に興味がある方のための基礎知識

エディトリアルデザイナーの画像

エディトリアルデザイナーの年収

エディトリアルデザイナーの年収の平均は、464万円でした。((求人サイトや転職サイトから算出)
平均年収推移は440万円~485万円となっています。
お給料(月収):約29万円
最大年収:1000万円以上

エディトリアルデザイナーとは雑誌や書籍など本のデザインをパソコンを使って行う仕事でグラフィックデザイナーとよく似ていますが、グラフィックデザイナーが広告などの商業媒体を手がけるのに対して、エディトリアルデザイナーの場合は本に特化したデザインを行う点が大きく異なります。
エディトリアルデザイナーの年収は求人サイトや転職サイトで調べてみると、正社員の場合で月給25万円から33万円で年収だと360万から450万円でした。
月給25万でボーナスが年間に4か月分ほど支給されると仮定すると25万円×16か月=400万円から、33万円×16か月=528万円がエディトリアルデザイナの正社員の年収になります。
そのためエディトリアルデザイナーの正社員の平均年収は400万円+528万円=928万円÷2=464万円と、サラリーマンの平均年収より高いと算出されました。

エディトリアルデザイナーの業種別年収

エディトリアルデザイナーの業種別年収を調べてみました。

正社員のエディトリアルデザイナーの年収:400万円~528万円
見習いのエディトリアルデザイナーの年収:240万円~336万円
年俸制のエディトリアルデザイナーの年収:300万円~420万円
フリーランスのエディトリアルデザイナーの年収:250〜1000万円以上


エディトリアルデザイナーの場合は実務経験がなければこの仕事に就くことは難しく、正社員のエディトリアルデザイナーの求人も即戦力になる中途採用が一般的です。
正社員のエディトリアルデザイナーの年収は求人サイトや転職サイトで調べてみると正社員の場合で月給25万円から33万円で、ボーナスが年間に4か月分ほど支給されると仮定すると25万円×16か月=400万円から、33万円×16か月=528万円がエディトリアルデザイナの正社員の年収になります。
見習いのエディトリアルデザイナーの場合は初任給は月に約15万円で月給15万円から21万円程度で、ボーナスが年間に4か月分ほど支給されると仮定すると15万円×16か月=240万円から、21万円×16か月=336万円がエディトリアルデザイナの正社員の年収になります。
年俸制のエディトリアルデザイナーの場合は月給が25万円から33万円でもボーナスがなかったり残業代が支給されないこともあり、25万円×12か月=300万円から、33万円×16か月=420万円がエディトリアルデザイナの正社員の年収になります。
フリーランスのエディトリアルデザイナーの場合は経験や能力によっても年収は大きく異なり、フリーランスのエディトリアルデザイナーの年収は250〜1000万円以上だと考えられます。

執筆・監修者 
平均年収.jp 編集チーム

外資系出身者・職業紹介本原作者、専門ライター、キャリアコンサルタント・大手出版社などのメンバーが参画
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エディトリアルデザイナーの男性女性別での平均年収

エディトリアルデザイナーの年収の平均を男女それぞれの40代の平均年収基準と統計を掛け合わせて予測算出しました。

性別 平均年収 給与
男性の平均年収 510万円 32万円
女性の平均年収 385万円 24万円

エディトリアルデザイナーの年齢別年収予想推移と給与ボーナス予想推移

各年齢を5歳刻みで年齢による年収や月額給与・ボーナスを厚労省の統計と照らし合わせてみたところ
最大年収を迎える50代の年収が556.8万円となりました。
またエディトリアルデザイナーで働き盛りの30代の年収はおよそ412.96万円あたりと推測されます。
それでは全体の年齢別年収推移をみてみましょう。

年齢 年収 月額給与
20~24歳 373万円 23万円
25~29歳 298万円~348万円 22万円
30~34歳 299万円~399万円 25万円
35~39歳 309万円~413万円 26万円
40~44歳 343万円~464万円 29万円
45~49歳 398万円~520万円 32万円
50~54歳 447万円~557万円 35万円
55~59歳 442万円~552万円 35万円
60~65歳 276万円~552万円 23万円

平均年収と国税庁の年齢別階層年収との比率で独自で算出した結果になっております。
※ボーナスは夏冬合わせた4か月分で算出してます。
※年俸制は対応していないため年収を12で割った数値が予測数値となります。

エディトリアルデザイナーの30代・40代・50代の年代別年収

エディトリアルデザイナーの年代別年収は、年齢別年収推移より
30代の年収が約399万円~(推定)
40代で464万円~(推定)
50代で557万円~(推定)
30代~50代までの年収増加は約158万円以上となっています。

※国税庁・厚労省の賃金推移の比率と、業界ごとによる賃金補正値・税理士が算出した比率から算出した予想になっております。あくまでも予測のためご自身でご判断ください。

エディトリアルデザイナーの都道府県別(東京大阪名古屋福岡等)平均年収

年収は地域により変動します。エディトリアルデザイナーの平均年収を各都道府県の平均年収と照らし合わせた地域別の年収を算出しました。 上から北海道下は沖縄県までとなっています。ご覧ください。

都道府県 平均年収
北海道 418万円
青森 394万円
岩手 432万円
宮城 464万円
秋田 380万円
山形 427万円
福島 418万円
茨城 464万円
栃木 464万円
群馬 464万円
埼玉 418万円
千葉 464万円
東京 650万円
神奈川 510万円
新潟 418万円
富山 418万円
石川 464万円
福井 464万円
山梨 418万円
長野 464万円
岐阜 418万円
静岡 464万円
愛知 510万円
三重 464万円
滋賀 464万円
京都 464万円
大阪 557万円
兵庫 464万円
奈良 464万円
和歌山 418万円
鳥取 418万円
島根 418万円
岡山 464万円
広島 464万円
山口 464万円
徳島 464万円
香川 418万円
愛媛 418万円
高知 418万円
福岡 464万円
佐賀 371万円
長崎 418万円
熊本 418万円
大分 418万円
宮崎 371万円
鹿児島 418万円
沖縄 371万円

比較してみると、一番年収が高い東京都のエディトリアルデザイナーの年収が、およそ650万円。
一番低い沖縄県の年収が371万円 となり278万円の年収差ができています。

エディトリアルデザイナーの仕事内容

エディトリアルデザイナーの仕事内容は出版社の編集担当者と、どんなデザインの誌面にするかを打ち合わせることから始まります。
女性ファッション誌も10代向けと20代向けの女性ファッション誌では、読者層が違うのでデザインの誌面も異なってきます。
雑誌も女性向けの雑誌だけでなく男性けの雑誌や幼児向けの雑誌などさまざまあり、編集担当者の意向をしっかりと聞きデザインや色の基調やフォントや、どんな写真やイラストを使うのか打ち合わせを行います。
出版社の編集担当者と打ち合わせが終われば、エディトリアルデザイナーは大まかなデザインを組み立てます。
それが終われば次にどんな写真やイラストを使うのかによって、カメラマンやイラストレーターを決め仕事の依頼を行います。
写真やイラストなど全ての素材が揃ったならば、エディトリアルデザイナーの仕事は最終的なデザインを仕上げることです。

エディトリアルデザイナーで高年収(年収1000万円以上)を稼ぐには?

エディトリアルデザイナーで年収1000万円以上を稼ぐ高年収を目指すのであれば、エディトリアルデザイナーとして高いスキルや能力を磨くことです。
ただいくらスキルや能力を磨いてもどこかの企業で働いている限りは、年収も1000万円を超えることはまずあり得ません。
ただ独立開業してフリーランスのエディトリアルデザイナーになり高いスキルや能力があれば、年収1000万円以上を稼ぐことも夢ではありません。
ただ近年は雑誌や書籍がなかなか売れず、本の発行部数が大幅に減少しています。
そのため紙の書籍に代わって電子書籍が普及しているので紙の書籍だけでなく、タブレットやスマートフォンで見れる電子書籍にも対応できないと生き残っていけないかもしれません。
さらに年収1000万円以上を稼ぐ高年収を目指すのであれば、デザインだけでなくコミュニケーションスキルも磨かかないと仕事の依頼もありません。

エディトリアルデザイナーになるには?

エディトリアルデザイナーになるには特に資格や免許などは必要ありませんが美術学校や美術系の専門学校で、グラフィックソフトやDTPソフトの使い方を学びアシスタントとしてデザイン事務所や、出版社や編集プロダクションなどに就職するのが一般的です。
一人前のエディトリアルデザイナーになるには雑誌であれば表紙やグラビアページや特集するページや広告ページなどについて精通していないといけませんし、文章の編集を行ったりもするのである程度の文章力も求められます。
そのためデザイン事務所や出版社や編集プロダクションなどに就職したからといって、いきなりエディトリアルデザイナーになれるものではなくアシスタントとしての下積み期間が必要です。

エディトリアルデザイナーの口コミ年収

エディトリアルデザイナーの年収の口コミを取り上げています。

20代 デザイン事務所

年収270万円
デザイン事務所でエディトリアルデザイナーのアシスタントとして働いています。
専門学校でグラフィックソフトやDTPソフトの使い方などは学びましたが、入社してみてディトリアルデザイナーという仕事の難しさを改めて知りました。

20代 出版社

年収340万円
大学を卒業してどうしても出版社で働きたくて、中規模の出版社に最初は営業として書店回りをしていました。
文系でしたがエディトリアルデザイナーの仕事に興味があり、DTPソフトの使い方なども自分で独学で覚えました。

30代 編集プロダクション

年収460万円
編集プロダクションでエディトリアルデザイナーをしていますが、締め切りに追われ定時に帰宅したことなどありません。
1番辛いのは子供の入学式や卒園式や、運動会などに参加できないこともあることです。

40代 フリーランス

年収660万円
大手出版社で長年エディトリアルデザイナーとして勤務した後に、独立して自分のオフィスを構えました。
出版業界も紙の出版物から電子化が進みつつあり、仕事も大きく変わろうとしています。

エンターテイメント、クリエイティブ系職種の年収

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