ロードレーサーの年収を詳しく解説!
ロードレーサーの年収に興味がある方のための役立つ情報を紹介
ロードレーサーの年収
ロードレーサーの年収の平均は、540万円でした。全日本実業団自転車競技連盟と口コミ情報調べ)
平均年収推移は520万円~560万円となっています。
お給料(月収):約34万円
最大年収:1000万円以上
ロードレーサーとはロードバイクと呼ばれる舗装された道路を高速で走行する目的で設計された自転車で、ツール・ド・フランスなどの自転車ロードレースで順位や所要時間を競い賞金を稼ぐ選手のことです。
ロードレーサーは全日本実業団自転車競技連盟(JBCF)が認定する、競技者ライセンスを取得しJCFが公認するロードレースに出場します。
日本のロードレーサーはJBCFのJプロツアーに出場する、22のチームに所属していますが企業チームとクラブチームとに分かれています。
企業チームのロードレーサーもその企業の社員とプロ契約をしている選手といますが、その企業の社員の場合は他の社員と同じように給料を貰い仕事をします。
企業とプロ契約をしているロードレーサーの場合は、企業の仕事はしませんがもし成績が悪ければ契約を打ち切られます。
企業の社員のロードレーサーの年収は大企業が多いのでサラリーマンの平均年収420万円よりも高く、プロ契約をしているロードレーサーの年収は実力次第です。
ロードレーサーの職種別年収
ロードレーサーの職種別年収は
日本人ロードレーサーの年収:380万円~1000万円以上
海外トップクラス選手の年収:2000万円~1億円以上
日本人ロードレーサーの場合は企業とプロ契約をしているロードレーサーもいますが、多くは企業に所属しているので日本人ロードレーサーの年収はその企業の他の社員と同じレベルです。
ただ元日本チャンピオンでベルギーのリエージュで開幕されたツール・ド・フランスに、日本人としてただ一人だけ出場したロードレーサーの新城幸也選手の年収は1000万円以上と推測されます。
新城幸也選手がプロとしてのデビューした頃の年収は約250万円程度だったようですが、2017年度のツール・ド・フランスへの参戦も決り年収もさらにアップすると考えられます。
さらに新城幸也選手が今年所属しているチームはオイルマネーが豊富な、中東の王室の王子が結成したバーレーンメリダなので年収も期待できそうです。
バーレーンメリダには2016年にグランツールで全て総合優勝をしているヴィンチェンツォ・ニーバリ選手やホアキン選手が移籍していますが、ヴィンチェンツォ・ニーバリ選手やホアキン選手などの海外トップクラス選手の年収は2000万円以上で中には1億円を超える選手も存在しているようです。
ロードレーサーの年収1000万円になる方法
ロードレーサーで年収1000万円以上を稼ぐ高年収を目指すのであれば2009年に13年ぶりに日本選手としてツール・ド・フランスに参戦して完走した、新城幸也選手のようにツール・ド・フランスやジロ・デ・イタリアなどのロードレースで活躍すれば可能性が十分にあります。
ツール・ド・フランスの賞金総額は約3億円でジロ・デ・イタリアの賞金総額は約2億円で、海外トップクラスのロードレーサーの年収は2000万円以上です。
新城幸也選手は日本で初めての独立チームのチーム・バン・サイクリングに所属し、2006年には日本選手権のU-23部門で優勝しています。
新城幸也選手の年収は最初は300万円未満だと言われていますがツール・ド・フランスでの活躍もあり、現在は資金が豊富な中東のツール・ド・フランスに所属し年収も2000万円以上と推測されます。
【ロードレーサーの仕事内容】
ロードレーサーの仕事内容は自転車チームに所属してロードレースに参戦して、チームのメンバーとして順位や所要時間を競うことです。
ロードレースの走行距離はレースによって異なり、走行距離が短いロードレースだと数キロの場合もありますが、長いレースだと1日に300キロも走るロードレースもあります。
さらにその日で終わるロードレースもあればステージレースと呼ばれるツール・ド・フランスのように、2017年度は7月1日から7月23日まで3週間にわたって行なわれるロードレースもあります。
自転車競技は基本的には個人競技ですがロードレーサーはチームのメンバーとして、チームの主力選手が優勝するために他の選手がアシストします。
そのためロードレーサーはチーム内での役割が決まっていて、チームワークやお互いの信頼関係が大事になります。
ロードレーサーが所属している企業
・マトリックス・パワータグ 初任給18万5000円(株式会社マトリックス)
・宇都宮ブリッツェン 初任給20万0000円(サイクルスポーツマネージメント株式会社)
・シマノレーシング 初任給23万6320円(株式会社シマノ)
・那須ブラーゼン 初任給 情報がありません。
マトリックス・パワータグは大阪府の河内長野市に本拠地がある自転車ロードレースチームで、アクティブ型ICタグの開発・製造・販売を行う株式会社マトリックスがメインのスポンサー企業です。
株式会社マトリックスは1994年に設立されたゲームディベロッパーでゲーム開発を行っているのがコンテンツ事業と、パチンコやパチスロの液晶画像の企画・制作・開発を行うアミューズメント事業の2つが主な事業内容です。
宇都宮ブリッツェンは宇都宮市を本拠地とするサイクルスポーツマネージメント株式会社が運営している自転車ロードレースで、サイクルスポーツマネージメント株式会社は2000年に設立され全国各地でサッカースクールの運営などを行っています。
シマノレーシングはアウトドアスポーツ用品メーカーのシマノが運営する自転車ロードレースチームで、1973年に発足し2005年にはオランダのプロチーム「メモリーコープ」と国際自転車競技連合公認のプロフェッショナルコンチネンタルチーム「シマノ・メモリーコープ」を創設しています。
那須ブラーゼンは2012年に設立された栃木県の那須郡那須町を本拠地とする自転車ロードレースのプロチームで、栃木県では宇都宮ブリッツェンに次いで2番目に設立されたプロサイクルロードレースチームです。
ロードレーサーになるには?【資格難易度・倍率・合格率】
ロードレーサーになるには高校や大学の自転車部で、活躍するなどある程度の成績を残す必要があります。
そして実業団やプロチームのロードレーサーになるには日本自転車競技連盟(JCF)の競技者ライセンスを取得する必要があり、この競技者ライセンスを取得すれば日本自転車競技連盟が公認する大会に出場できます。
日本のプロのロードレーサーは全日本実業団自転車競技連盟のJプロツアーに参戦する22チームに所属する必要があり、これらのチームは企業チームとクラブチームに大きく分かれています。
さらに企業チームのロードレーサー選手は社員の場合とプロ契約選手に分かれていて、社員の場合は会社の仕事をしながらトレーニングをします。
クラブチームの選手の場合は全員がプロ契約ですが自転車競技が盛んなヨーロッパとは違い、日本のプロのロードレーサー選手は少なく男性選手と女性選手を合わせても約200人程度と少ないのが現状です。
ロードレーサーを目指す人の口コミ年収
20代 企業チーム
年収320万円
高校生の時に自転車部に入部し、大学でも数々のロードレースに出場してきました。
ロードレーサーは選手寿命が短いのでクラブチームからも誘われましたが、企業で働きながらロードレースに参加しています。
20代 企業チーム
年収350万円
自転車メーカーの社員として働きながら、仕事が終わってから練習やトレーニングを行います。
国内のロードレースがほとんどですが、海外のロードレースにも参加してみたいと思っています。
20代 ワークス・チーム
年収385万円
いくつかの国内レースで入賞し去年からワークス・チームとして、GT500クラスに参戦しています。
レースで勝利することですが家族もいるので、事故には細心の注意を払っています。
30代 クラブチーム
年収480万円
2020年に開催される東京オリンピックに自転車競技の参加が決定してから、多くの選手のモチベーションがアップしています。
ロードレースはヨーロッパではサッカーやテニスと同じように、人気がある競技ですが日本ではまだまだマイナーな競技です。
30代 クラブチーム
年収670万円
今はプロチームもありますがロードレーサーは、競輪選手とは違ってあまり稼げません。
そのため本当に強いロードレーサー選手は海外に行き、ツール・ド・フランスのような大きな大会に参戦するしか稼げないのです。
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