ビリヤードプロの年収を詳しく解説!

ビリヤードプロの年収に興味がある方のための役立つ情報を紹介

ビリヤードプロの年収

ビリヤードプロの年収の平均は、340万円でした。(ビリヤード大会の賞金金額や口コミ情報調べ)
平均年収推移は280万円~360万円となっています。

お給料(月収):約28万円
最大年収:1000万円以上

ビリヤードプロの画像

日本国内の主なビリヤード大会としては全日本選手権大会とジャパンオープンがありますが、全日本選手権大会の男子の優勝賞金が240万円で女子の優勝賞金が80万円です。
そのため日本国内のビリヤード大会で優勝しても賞金だけで生計を立てるのは難しく、多くのビリヤードプロは自分のビリヤードの店舗を経営したり何かの副業を持っています。
日本のトップクラスのビリヤードプロでも国内のビリヤード大会の優勝賞金だけだと、年収が1000万円には届かないのが現状です。そのためビリヤードプロと呼ばれる人の平均年収は、何かの副業収入を合わせて340万円程度と推測されます。

ビリヤードプロの世界選手権賞金ランキング

ビリヤードプロの世界選手権の賞金は
2016年男子ビリヤード世界選手権賞金ランキング
総賞金:200,000ドル(約2200万円)
優勝:40,000ドル(約440万円)
準優勝:20,000ドル(約220万円)
3位タイ:8,000ドル(約88万円)
5位タイ:5,000ドル(約55万円)
9位タイ:3,000ドル(約33万円)
17位タイ:2,000ドル(約22万円)
33位タイ:1,000ドル(約11万円)
65位タイ:500ドル(約5.5万円)


2016年7月25日~8月4日にカタールのドーハで行われた2016年男子ビリヤード世界選手権はWPA9ボールを使用し、スリーポイントルールが採用され7先シングルイリミで交互ブレイクで4日間で3予選が行われました。
参加費は3予選にエントリーする場合は300アメリカドルで、ステージ1通過者は本戦のエントリー費として別に250アメリカドルを支払わなければいけません。
優勝賞金は前年が30,000ドルでしたが2016年は40,000ドルに、準優勝賞金は前年が15,000ドルでしたが2016年は20,000ドルになっています。

ドーハまでの交通費とホテル代と参加費を考えると、優勝か準優勝か3位に入賞しないと赤字になりそうです。

ビリヤードプロの年収1000万円になる方法

ビリヤードプロで大会賞金だけで年収1000万円以上を稼ぐのは容易なことではなく、世界のトップクラスのビリヤードプロの場合でも大会賞金だけだと年収2000万円程度だと言われています。
日本人のビリヤードプロのほとんどがビリヤード場を経営したり、サラリーマンとしてどこかの会社で働いています。

もしビリヤードプロで年収1000万円以上を稼ぎたいのであればビリヤードの世界大会で優勝した、奥村健プロや高橋邦彦プロや赤狩山幸男プロのように世界のビリヤード大会で活躍することです。
そうすればレッスンプロとしての仕事の依頼だけでなくさまざまなイベントや、テレビの出演依頼などもあり年収1000万円以上を稼ぐことも不可能ではないようです。

【ビリヤードプロの仕事内容】
ビリヤードプロの仕事内容は国内外のビリヤードの大会に出場し勝利して賞金を得ることですが、日本人のビリヤードプロでビリヤードの大会の賞金だけで生計を立てている人は少ないのが現状です。
多くの日本人のビリヤードプロはそのほとんどが自分でビリヤード場を経営したり、会社で社員として働いていたりパートやアルバイトをしているビリヤードプロもいます。
大会に出場する以外はビリヤード場でビリヤードを教えたり、トップクラスのビリヤードプロの場合はイベントやテレビに出演したりして収入を得る仕事の依頼もあります。

ビリヤードプロが所属している企業

日本のビリヤードプロのほとんどが所属しているのが日本プロポケットビリヤード連盟で、現在は男子のビリヤードプロが200以上と女子のビリヤードプロが60名以上がプロ登録しています。
創設されたのは1965年で当初は京都府と大阪府のビリヤードプロの11名だけでしたが、その後は東京など関東でもポケットビリヤードが人気になり関東のビリヤードプロ選手の登録も増えています。

1989年にはそれまで各都道府県の連盟に所属しているアマチュア選手しか、ビリヤードプロの受験資格がなかったのをオープン化し、誰でもプロテストを受験できるようになりました。
1996年からは大会の結果をポイントとして加算するランキング制度をスタートさせ、このランキングは日本プロポケットビリヤード連盟のホームページで毎月発表されています。

ビリヤードプロになるには?【資格難易度・倍率・合格率】

日本のビリヤードの競技人口は約4500万人と言われていますが、その中でプロライセンスを取得しているビリヤードプロは270人程度しかいません。
ビリヤードプロになるには日本プロポケットビリヤード連盟が実施しているプロテストを受験し、ボウラードによる実技試験および筆記試験に合格する必要があります。
ボウラードは日本プロポケットビリヤード連盟が考案した対戦相手とスコアを競うポケットビリヤードの競技種目の一つで、300点満点で手球と1〜10番までの的球を使用し合法的に的球1つをポケットすると1点獲得となり、シュートミスするまでを1イニングとして2イニングで1フレームと数えボウリングと同じ方法で得点を付けます。

男子の合格基準点はこのボーラード3ゲームで630点以上で、女子の合格基準点はボーラード3ゲームで420点以上です。
筆記試験はビリヤードの基礎知識た一般常識から出題され100点満点中80点以上が合格で、ボーラードと筆記試験の両方にパスしてビリヤードプロになれます。

プロテストを受験するにはビリヤード歴や現在の勤務するビリヤード場の住所や電話番号を記入した履歴書と、住民票が1通と5cm×5cmの写真が3枚と受験料の20000円がいります。
ただし球聖戦の球聖位・都市対抗MVP・全日本アマローテーションA級優勝選手・国体記念全国大会A級優勝選手・全日本アマチュア9ボールA級優勝選手・JAPAマスターズ優勝選手などは実技試験を免除されます。

ビリヤードプロを目指す人の口コミ年収

20代 女子ビリヤードプロ

年収270万円
父親が趣味でビリヤードをしていて自宅にビリヤード台があり、よく小さい頃からビリヤード台で遊んでいました。
高校生の時に女流球聖で3位入賞したのがきっかけで、ビリヤードプロになれたいと考え始めました。
高校を卒業して短大に進学し、21歳でプロテストを受験し合格し今はバイトをしながら大会に出場しています。

30代 男子ビリヤードプロ

年収320万円
ビリヤードプロになったのは遅く、30歳を過ぎてからです。
それまでは全日本アマチュア大会に出場し優勝経験もありましたが、プロになってもなかなか収入面で厳しいので迷っていました。
今は会社も辞めてビリヤードの大会に出場したり、レッスンプロとして生計を立てています。

40代

年収487万円
ビリヤードプロとして世界ナインボール選手権で優勝するのが夢です。
これまで3人の日本人がナインボール競技の、世界チャンピオンになっていますが4人目を目指しています。

スポーツ選手の年収

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