オートレーサーの年収を詳しく解説!
オートレーサーの年収に興味がある方のための役立つ情報を紹介
オートレーサーの年収まとめ
平均年収 | 1400万円(推定) |
---|---|
最高年収 | 推定5000万円 |
中間の年収 | 800万円前後 ※年功序列ではないため実力主義になります。 |
オートレーサーの年収を詳しく解説
オートレーサーの平均年収は1400万円ほどです。平均年収なのにすごく高いと感じますよね。
誰でもなれるものではなく、選ばれし者たちだけが、つかみとるプロのオートレーサーという称号。
それだけに年収は高いのです。月給としてもらうのではなく、年収のほとんどがレースでの賞金です。
一回のレースでもらえる賞金は数万円から数千万円とかなり開きがあります。
アイミ
ちなみに年間通して一番優勝賞金が高いのは12月に開催されるスーパースター王座決定戦です。
年間のレースの結果がこのレースに繋がっているというまさにお祭りレースです。
その年のSGレースの優勝者や成績上位者など合わせて16名が出場権を得られます。その優勝賞金は何と3000万円!賞金ランキングがこの1レースで入れ替わってしまうほどの高額です。
ヨシコ
オートレーサーの年収レンジを解説
オートレーサーは少なくともサラリーマンの一般的な年収ぐらいは稼ぐことができるようです。120万円〜5000万円ぐらいと考えられます。中間値は約800万円です。しかし、バイクを支給してもらえるわけでなく、自分でバイクのパーツ交換やメンテナンスまで行なわなくてはならないのでかなり経費がかさみます。
数百万円では食べていくのに必死なぐらいでしょう。
また、怪我などでレース自体に出場できなければ当然ながら賞金はゼロという厳しい世界です。
オートレーサーの賞金ランキング(2020年オッズパーク調べ)
1位…青山 周平 5062万7005円
2位…鈴木 圭一郎 4249万6850円
3位…荒尾 聡 4057万6665円
4位…伊藤 信夫 3544万8485円
5位…森 且行 3353万7380円
これは11月3日までの獲得賞金なので年末にどうなるかはまだ分かりません。
今までの賞金ランキング1位の中でも多くの賞金を獲得したベスト3はこちらです。
1位 2004年 高橋 貢 1億4812万4255円
2位 2006年 田中 茂 1億2974万900円
3位 2013年 永井 大介 1億1819万4955円
近年は賞金ランキング1位の獲得賞金は1億前後となっています。
また、生涯獲得賞金ランキングはこちらです。
1位 島田 信廣 15億513万4542円
2位 小林 啓二 13億9625万5274円
3位 片平 巧 13億1425万6477円
ちなみに2020年暫定1位の青山周平は史上最速で10億円を突破していて、今も記録を更新中です。
賞金ランキング上位者はもちろんS級ランクです。
地位の他にA級やB級と何が違うのでしょうか。
レースごとの賞金はランクによって変わることはありません。
ただ、S級ランクであれば賞金の多いレースへのあっせんが多いという利点があります。
レースによって賞金はずいぶん違うため、皆S級目指して日々切磋琢磨しているのです。
元スマップの森且行もオートレーサー
元スマップの森且行がオートレーサーとして活躍していることはある一定の年齢以上の方なら皆知っているのではないでしょうか。
森且行は2000年にはS級ランクにあがり、一度A級に下がったもののあとはずっとS級ランクをキープしていました。
そして2020年11月3日オートレース日本選手権でついに悲願の初優勝を果たしました。
S級に上がってから20年、「日本選手権初優勝」の年齢としては最高齢の46歳での優勝でした。
この時の賞金は1700万円です。
ヨシコ
生涯獲得賞金は5億とも6億とも言われています。
オートレーサーで年収1000万円になる方法
オートレーサーで高年収は、実力があれば十分到達可能です!
オートレーサーの上位96位になればS級ランクです。
S級ランクまでいけば高収入である年収1000万円は確実でしょう。
しかし実力社会であるオートレーサーは半年に一度ランクが見直されますので一度S級ランクになったからと言ってもホッとする間なんてありません。
オートレーサーの主な仕事内容
全国に5箇所あるオートレース会場でバイクに乗ってスピードを競うため走ります。
オートレースは1レースあたり3日から5日開催されます。
レースとレースの間は練習や移動に使います。
体を休めるための休日もとります。ほとんど毎日バイクに乗っているのがオートレーサーです。
オートレーサーはライフワークバランスはどうなの?
常に危険と隣り合わせのオートレーサーは、レース中に殉死してしまうこともあります。
2020年11月現在では15名の選手が怪我のため欠場しています。
約400人中15人が怪我ということで約4%の方が怪我をしていることになります。
まさに命がけの体が資本の仕事であるオートレーサーのライフワークバランスはどうでしょうか。
残業や休日
レースの時間だけが拘束時間であり、その他は自由ですので、休日も言ってみれば取り放題です。
ただ、練習がレース結果に繋がるので皆さん体の調子と相談しながら休みをとっているようです。レースは年中開催されていて、オフシーズンというものはありません。
規則正しい生活を送りやすいか?不規則か?
オートレースは日中行われるため、不規則な生活ではありません。
八百長を避けるためレースを開催している期間は外部との接触もできないので夜遊びなども無縁の世界のようです。
規則正しい生活が送りやすいでしょう。
ヨシコ
オートレーサーになるには?
オートレーサーは選ばれし者たちがなれるプロ集団ですが、オートレーサーになるには何が必要なのでしょう。
必要資格や免許
オートレーサーになるための必要資格はバイクの免許ぐらいで特別な資格は必要ありません。
学歴も中学を卒業していれば何も問題はありません。
他には不安定な乗り物であるバイクに乗るため安全性を重視します。
そのため体重制限があり、60キロ以内とされています。さらに裸眼で0.6以上である必要があります。
このように安全性を重視し、体が健全であることが求められます。
他にも禁固刑以上の刑に処せられた者でない者という定めもあり、成年被後見人又は被保佐人でない者という規定があり、人として健全であることも求められます。
年齢制限
16歳以上であればオートレーサーを目指すことができます。
上限はありませんが、過酷な仕事なのであまり高齢の方にはおすすめできません。
若くしてオートレーサーになった場合、選手生命は30年から40年と言われています。
スポーツ選手の中では長く活躍できるスポーツではないでしょうか。
難易度が高い方?低い?
オートレーサーになるのは難易度はズバリ、かなり高いです!
まず、倍率が50倍と言われる狭き門のオートレース選手養成所の入所試験に合格する必要があります。そして入所試験に合格してからがスタート地点です。
養成所で約9ヶ月、厳しいトレーニングを受けたあと、最後に選手資格検定試験に合格しなければなりません。
試験は一時試験で適性検査、二次試験で面接・体力検査・身体検査・人格素行検査・技能検査が行われます。
中には厳しいトレーニングに根を上げて辞めてしまう人もいるほどの厳しい世界。試験でも身体能力だけでなく人としてのトータル面を見られます。
全部で400人にも満たないオートレーサーの一員になるには難所をいくつも超えていかなくてはいけないのです。
ヨシコ
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