競輪選手(プロ、メジャー)の年収を詳しく解説!

競輪選手の年収に興味がある方のための役立つ情報を紹介

競輪選手の画像

競輪選手の年収を詳しく解説!平均は1,300万円でした!

競輪選手の年収の平均は、1,300 万円でした。(口コミ調べ)
平均年収推移は400 万円~7,200 万円となっています。
お給料(月収):約108万円
【競輪選手の仕事内容】
基本的にトラック競技で、新人で最初の稼ぎは400万程度と言われています。
収入の違いはS級とA級と呼ばれるランクづけがあり、新聞社主催の大きな大会には、S級の資格が条件となっているようです。
A級の選手が、3つの競技に参加して、全レース1着となると即時にS級などに昇格できます。
競技は出場さえすれば、9位までは賞金がでるのと(最下級は9万円、多くて500万)入賞関係なく3万円程の手当と交通費、雨や風雪の休場手当、班や級の参加手当などいくつか手当が出るそうで、A級クラスでもサラリーマン程度の収入はあるそうです。
途中棄権は、9着の2割カット、失格は収入なしとなっています。
1回のレースは7人~9人で行われるのと、3種類の周長のバンク(トラックの大きさ)があります。
周回を先導員がペースを作って回ったあと、ドラが鳴り、先頭誘導員が退避し、残り1周半で勝負が決まる競技です。
【競輪選手はどのくらいいるの?】
競輪選手は、全国で2,736名、中には女子も50名弱はいるそうです。
競技場の減少と、既にギャンブル参加者が激減と大半が高齢者のため、年々登録者数は減少傾向にあります。
2010年賞金王は、村上博幸選手で年棒2億4,000万円ほど。
歴代の競輪選手で最多優勝記録を持っているのは、1,321勝の松本勝明選手。
歴代2位は吉田実選手(1,232勝)、3位は古田泰久(1,188勝)。
後の日本競輪学校名誉教官となっています。
脚力が強く、有名だった選手には吉岡稔真(よしおか とみまさ)がおり、現在は競輪開設者となっていますね。

競輪選手の生涯推定年収は?

S級の選手で標準的なのが、年収2,000~3,000万円の間くらいで、A級3班の最低でも年収は800万円ほど。
級と班で年収は大きく変わるようです。
賞金額は過去最高が1億円、最低が過去9着で2万9,000円というのがあります。
昔は現金支給で、今は銀行振込ですから、会社員みたいですよね。
現在では、年間獲得賞金でも、1,000万円を支給される選手は800人以下となってきています。
東日本大震災はかなり影響はあったみたいですね。
20代から競輪選手になったとして、40代が限界と言われていますが、9着までを考えると、最近まで結構年齢がいってる人もいたそうです。
現在、競輪学校の年齢制限が撤廃され、17歳以上から入学はできるそうですが、活躍するまでの期間を20歳からと考え、40歳で引退を考慮し、最初4年間は400~600万、30代で1,000万程になると仮定すると、20年間で約2億円が生涯年収といったところでしょうか。
ただし、10数万円の自転車制作費用と、練習用ロードバイクの購入やスポーツジム、トレーナーなど、諸経費は相当の出費があり、収入も多い代わり出費もかなりの金額になります。
師弟関係というのもあるそうで、優秀な先輩の下でグループとして集団で練習を行うこともあり、付き合いのための交際費も出てくるようですね。

競輪選手になるには?

全体的な流れ:
競輪選手は国家資格のため、17歳以上、高卒以上の学歴が必要で、日本競輪学校へ入学をしなければなりません。
費用は1万数千円程度。
受験は技能試験と適正試験の一般入試と、特別な技術や才能が認められる限りは特別選抜試験を受験することができます。
完全な全寮制で、学校で生活することになります。
公営ギャンブルのため、国家資格を得る必要がありますが、入学と同時に卒業は約束されているそうです。
陸上競技で1,000mを1分10秒程度(合格の基準)の身体能力と、心肺機能が必要です。
高校時代インターハイで2~3度の入賞経験がないと無理みたいですね。
資格検定合格後、都道府県の選手会に所属して競輪選手となります。

競輪学校一覧

日本全国にある競輪学校は、静岡県伊豆にある日本競輪学校たった一つだけです。
公益財団法人の日本自転車協議会などの練習場は、全国各地にかなり多くあります。
入学して、ここで約1年間の訓練を受けます。
国家資格は、競輪学校に入学せずとも受験できますが、合格率は極めて低いので、競輪選手唯一の登竜門がここになります。

競輪選手の引退後はどんな仕事をしているの?

競輪選手の引退後は、芸能人でよくあるように賞金を資金として、飲食店オーナー、不動産業などへの転職など、有名選手なら開設者の道もあるでしょう。
しかし、元々ギャンブルのために手にする賞金が大きい場合は、それだけ出費がかさんで、結局引退後も他の仕事で生計を立てる選手も珍しくないとか。
老後のことを考えて、賞金のほとんどは貯金に回るみたいですね。
常にS級で最前線で優勝ばかり狙うと、選手寿命が短く実入りも少なくなるとかで、適当に入賞を繰り返し、地道に長く選手生活を送る方も多いそうです。

競輪選手のクチコミ年収

20代 業種競輪選手5年目

年収700万円
賞金は9着までは支給されるのと、競技さえ参加すれば日当だけは出ます。
宿泊費も支給されるのと、競技場までの交通費も支給されます。
最低A級3班でも、賞金は十数万で、出走手当で20~30万近くはもらえます。

30代 業種競輪選手6年目

年収1,500万円
競輪の世界も結局スポンサー次第なので、年々賞金額は下がり続けていますね。
結局、周回中に駆け引きで適当に順位を調整する(談合)してるので、息は結構長く続けられます。
1,000万以上の収入でも、そのうち半分は練習やトレーニング、車両代などで消えるので、結果的にサラリーマン平均収入程度の生活レベルです。
最近は女性選手を受け入れているそうですが、女性は「家長」になる必要がないので、その分努力しがいがあるかもしれないですね。

スポーツ選手の年収

▲このページのトップへ戻る