テーブルコーディネーターの年収を解説
テーブルコーディネーターに興味がある方のための基礎知識
テーブルコーディネーターの年収を詳しく解説
テーブルコーディネーターの年収の平均は、448万円でした。
平均年収推移は430万円~460万円となっています。
お給料(月収):約28万円
最大年収:600万円程度
テーブルコーディネーターとは結婚式の披露宴やパーティなどで食事を楽しむ、テーブルをプロデュースしたりするコーディネートするのが仕事です。
ただテーブルコーディネーターとしての求人は求人サイトや転職サイトで探して見つからず、ホテルやブライダル関係で働いているウェディングプランナーやブライダルコーディネーターが仕事の幅を広げるために取得しているようです。またテーブルコーディネートを教えることを仕事にして開業する人も多いそうです。
そのためテーブルコーディネーターの年収はウェディングプランナーやブライダルコーディネーターの年収が最も参考になるようで、ウェディングプランナーやブライダルコーディネーターの年収は民間給与実態統計調査結果や求人サイトや転職サイトで調べると平均月給は28万円でした。
ボーナスが年間の4ヵ月分ほど支給されると仮定すると、28万円×16ヵ月=448万円がテーブルコーディネーターの年収と算出しました。
ちなみに上場しているウエディング企業としては「テイクアンドギヴ・ニーズ」・「ワタベウェディング」・「エスクリ」などがありますが、2017年3月時点の有価証券報告書を見てみるとそれぞれの社員の平均年収は436万円・456万円・456万円なので、テーブルコーディネーターの資格を持っているウェディングプランナーやブライダルコーディネーターの年収としては妥当です。
テーブルコーディネーターの職種別年収
テーブルコーディネーターは様々な業種でも活躍します。そこでいくつかの業種でどのくらい年収が違うのか調査してみました。
業種別 | 年収 |
ブライダル企業のテーブルコーディネーター | 420万円~460万円 |
ホテルのテーブルコーディネーター | 280万円~355万円 |
インテリア会社のテーブルコーディネーター | 330万円~350万円 |
フリーランスのテーブルコーディネーター | 100万円~600万円 |
ブライダル企業やウェディング企業の社員でウェディングプランナーやブライダルコーディネーターの有資格がテーブルコーディネーターの資格を取得するケースが多く、ブライダル企業やウェディング企業のテーブルコーディネーターの年収は前述のように420万円~460万円ほどだと推測されます。
ホテルのテーブルコーディネーターの場合は転職サービスが発表しているホテル業界の平均年収は、20代のホテルの従業員の平均年収は約280万円で30代のホテルの従業員の平均年収は約355万円ほどでした。
そのためホテルのテーブルコーディネーターの平均年収は、約280万円~355万円ほどだと推測されます。
インテリア会社のテーブルコーディネーターの平均年収も同様に、インテリア会社の社員の平均年収から約330万円~350万円ほどだと推測されます。
フリーランスのテーブルコーディネーターの年収は仕事の依頼があるかで大きく違ってきますが、年収300万円はないと生活できないのでこの金額が最低ラインです。
テーブルコーディネーターの年齢別年収予想推移と給与ボーナス予想推移
各年齢を5歳刻みで年齢による年収や月額給与・ボーナスを厚労省の統計と照らし合わせてみたところ
最大年収を迎える50代の年収が537.6万円となりました。
またテーブルコーディネーターで働き盛りの30代の年収はおよそ398.72万円あたりと推測されます。
それでは全体の年齢別年収推移をみてみましょう。
年齢 | 年収 | 月額給与 |
20~24歳 | 255万円 | 16万円 |
25~29歳 | 268万円~318万円 | 20万円 |
30~34歳 | 249万円~349万円 | 22万円 |
35~39歳 | 295万円~399万円 | 25万円 |
40~44歳 | 327万円~448万円 | 28万円 |
45~49歳 | 380万円~502万円 | 31万円 |
50~54歳 | 428万円~538万円 | 34万円 |
55~59歳 | 423万円~533万円 | 33万円 |
60~65歳 | 263万円~533万円 | 23万円 |
※平均年収と国税庁の年齢別階層年収との比率で独自で算出した結果になっております。
※ボーナスは夏冬合わせた4か月分で算出してます。
※年俸制は対応していないため年収を12で割った数値が予測数値となります。
テーブルコーディネーターの都道府県別(東京大阪名古屋福岡等)平均年収
年収は地域により変動します。テーブルコーディネーターの平均年収を各都道府県の平均年収と照らし合わせた地域別の年収を算出しました。 上から北海道下は沖縄県までとなっています。ご覧ください。
都道府県 | 平均年収 |
北海道 | 403万円 |
青森 | 358万円 |
岩手 | 403万円 |
宮城 | 448万円 |
秋田 | 358万円 |
山形 | 403万円 |
福島 | 403万円 |
茨城 | 448万円 |
栃木 | 448万円 |
群馬 | 448万円 |
埼玉 | 403万円 |
千葉 | 448万円 |
東京 | 627万円 |
神奈川 | 493万円 |
新潟 | 403万円 |
富山 | 403万円 |
石川 | 448万円 |
福井 | 448万円 |
山梨 | 403万円 |
長野 | 448万円 |
岐阜 | 403万円 |
静岡 | 448万円 |
愛知 | 493万円 |
三重 | 448万円 |
滋賀 | 448万円 |
京都 | 448万円 |
大阪 | 538万円 |
兵庫 | 448万円 |
奈良 | 448万円 |
和歌山 | 403万円 |
鳥取 | 403万円 |
島根 | 403万円 |
岡山 | 448万円 |
広島 | 448万円 |
山口 | 448万円 |
徳島 | 448万円 |
香川 | 403万円 |
愛媛 | 403万円 |
高知 | 403万円 |
福岡 | 448万円 |
佐賀 | 358万円 |
長崎 | 403万円 |
熊本 | 403万円 |
大分 | 403万円 |
宮崎 | 358万円 |
鹿児島 | 403万円 |
沖縄 | 358万円 |
比較してみると、一番年収が高い東京都のテーブルコーディネーターの年収が、およそ627万円。
一番低い沖縄県の年収が358万円 となり0万円の年収差ができています。
テーブルコーディネーターで年収1000万円以上稼ぐには?
結論から言えばテーブルコーディネーターの資格を持っているだけで、年収1000万円以上の高年収を稼ぐには難しいと言えます。
テーブルコーディネーターの資格はブライダル企業やウェディング企業が自社の社員に取得を奨励したり、ウェディングプランナーやブライダルコーディネーターが自分の仕事の幅を広げるために取得しているからです。
しかしテーブルコーディネーターの資格を持っているフリーランスのウェディングプランナーやブライダルコーディネーターが、テーブルコーディネーターの資格を活かしてクライアントから仕事の依頼が後を絶たないほどあればテーブルコーディネーターでも年収1000万円以上を稼ぐ可能性はあります。
テーブルコーディネーターが所属している企業・職場学校法人など
テーブルコーディネーターが所属している、募集していた企業を調べてみました。
・株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ
・ワタベウェディング株式会社
・株式会社エスクリ
・株式会社ベストブライダル
・AOKI HD(アニヴェルセル・ブライダル事業)
・株式会社クラウディア
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テーブルコーディネーターになるには?【資格難易度・倍率・合格率】
テーブルコーディネーターになるには特に学歴や資格などは必要としませんが、テーブルコーディネーターは料理がより美味しそうに見えるのはどんな花なのかや食器やテーブルクロスに関しても専門的な知識が求められます。
また宴会の会場の空間を総合的に演出できるために食空間コーディネート協会の食空間コーディネーターの資格や、日本ホテルスクールのテーブルコーディネートやフラワーアレンジメントやカラーコーディネートなどの資格を取得するのもいいかもしれません。
NPO法人の食空間コーディネート協会はテーブルコーディネーター資格制度を行っていたTALKを引き継ぎ、資格制度の名称をテーブルコーディネーター資格制度から食空間コーディネーター資格制度に変更しています。
テーブルコーディネーターの年収の本音を聞いてみました。
20代 販売
年収280万円
同僚や友達の結婚式や披露宴に参加して、美しいテーブルウェアや会場の演出にとても感動しました。
それがきっかけでテーブルコーディネーターになるための、スクールに通っています。
今は販売の仕事をしていますが、いずれはテーブルコーディネーターの仕事に就きたいと思っています。
20代 ホテルテーブルコーディネート
年収320万円
ホテルで披露宴や宴会を担当していますが、テーブルコーディネートの資格を取得し仕事に活かしています。
披露宴や宴会の会場に入られたお客様の驚く顔を見たり、感謝の声を聞くことがやりがいに繋がっています。
30代 ブライダル企業
年収440万円
ブライダル企業で最初は電話受付をしていましたが、会社からテーブルコーディネーターの資格を取得するように言われました。
もともとテーブルコーディネーターの仕事に興味があったので、テーブルセッティングやインテリアの知識などを学び、今はテーブルコーディネーターの仕事を担当しています。
40代 フリーランスのテーブルコーディネーター
年収570万円
フリーランスのフラワーアレンジメントとして結婚式場などで、披露宴の飾り付けなどの仕事していました。
その関係でテーブルコーディネーターの仕事に興味を持ち、今はテーブルコーディネーターの仕事がメインです。
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平均年収.jp編集部
外資系出身者・職業紹介本原作者、FP資格保有者・専門ライター、キャリアコンサルタント・大手出版編集者などのメンバーが参画
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