宮城県の平均年収・年収中央値
宮城県の平均年収や中央値はどのくらいなのかを徹底解説します
宮城県の平均年収
厚生労働省や総務省のサイトを参考に宮城県について色々調査しました。
参照:総務省の統計
宮城県は、
平均年収:397万円
年収中央値:351万円
月収:27.9万円
宮城県の賃金は27.9万円で東北地方では他県と比較するかなり高い水準です。
また他県と同様に業種による年収の格差が目立ちますが、特に建築業の年収が高く東北大震災の復旧需要が後押ししているようです。
宮城県の平成27年度の県内総生産は約9兆5148億円で、宮城県の平成27年度の県民所得は約6兆6401億円で共に4年連続のプラス成長でした。
また1人当たりの県民所得は285万7000円で都道府県別ランキングでは20位で、仙台市と他の地域には以前はかなりの所得格差があったようです。
ただ近年では仙台市よりも東京で仕事を探す若者が増えて以前のような、仙台市とその他の地域との所得格差も解消されているようです。
宮城県の産業別の生産額を見ると第1次産業が約1888億円で県内総生産の約2.2%を占めていて、第2次産業が約1兆8753億円で県内総生産の約21.7%を占めています。
第1次産業は農業と漁業が主で農業はササニシキやひとめぼれなどの米作の他に、イチゴのハウス栽培や高冷地でのブルーベリーの栽培も行われています。
漁業は水揚げ高が全国5位の石巻港と7位の気仙沼港があり石巻港はかつお・いか・いわしで知られ、気仙沼港はさんま・かつお・まぐろなどの漁業で知られいます。
石巻港と気仙沼港の他にも塩釜港は近海マグロの漁獲高も多いことで知られいて、松島湾や三陸海岸の入り江はカキ・ホタテ・ホヤなどの養殖漁業も盛んです。
宮城県の第2次産業としては水産加工品などの食料品製造やICなどの電子機械製造や、仙台港周辺には石油石炭製品の工場や石巻市と岩沼市には日本製紙などの紙パルプ工場があります。
産業別の生産額で最も多いのが第3次産業の6兆8098億円で、宮城県の産業別の総生産の約79.6%を占めています。
宮城県の20代の平均年収
宮城県の20代の平均年収をそれぞれ年齢と、男女・産業に分けて算出してみました。
20代の平均年収:306.7万円
【年齢】
20~24歳:279.6万円
25~29歳:333.9万円
【男女別】
20代男性の平均年収:266.35万円
20~24歳:263.0万円
25~29歳:269.7万円
20代女性の平均年収:276.9万円
20~24歳:256.0万円
25~29歳:297.9万円
【産業別】
鉱業,採石業,砂利採取業:算出不能
20~24歳:算出不能
25~29歳:算出不能
建設業:397.5万円
20~24歳:369.6万円
25~29歳:425.4万円
製造:309.1万円
20~24歳:293.4万円
25~29歳:324.9万円
飲料・タバコ・飼料製造業:337.5万円
20~24歳:330.9万円
25~29歳:344.1万円
繊維工業::246.8万円
20~24歳:212.1万円
25~29歳:281.5万円
20代全体の平均年収は306万円なので、宮城県の平均は全体よりかなり低いです。
参考:20代の平均年収を詳しく解説します。
宮城県の30代の平均年収
宮城県の30代の平均年収をそれぞれ年齢と、男女・産業に分けて算出してみました。
30代の平均年収:410万円
【年齢】
30~34歳:387.7万円
35~39歳:434.0万円
【男女別】
30代男性の平均年収:447.0円
30~34歳:421.3万円
35~39歳:472.4万円
30代女性の平均年収:338.3万円
30~34歳:330.6万円
35~39歳:346.0万円
【産業別】
鉱業,採石業,砂利採取業:313.2万円
30~34歳:算出不能
35~39歳:313.2万円
建設業:517.6万円
30~34歳:514.6万円
35~39歳:520.6万円
製造:388.4万円
30~34歳:367.2万円
35~39歳:409.6万円
飲料・タバコ・飼料製造業:426.6万円
30~34歳:403.1万円
35~39歳:450.1万円
繊維工業:319.7万円
30~34歳:325.0万円
35~39歳:314.5万円
30代全体の平均年収は410万円なので、宮城県の30代の平均は低いです。
参考:30代の平均年収を詳しく解説します。
宮城県の40代の平均年収
宮城県の40代の平均年収をそれぞれ年齢と、男女・産業に分けて算出してみました。
40代の平均年収:416.9万円
【年齢】
40~44歳:475.2万円
45~49歳:505.8万円
【男女別】
40代男性の平均年収:554.4万円
40~44歳:539.2万円
45~49歳:569.6万円
40代女性の平均年収:356.3万円
40~44歳:344.0万円
45~49歳:368.7万円
【産業別】
鉱業,採石業,砂利採取業:348.3万円
40~44歳:373.1万円
45~49歳:323.4万円
建設業:525.2万円
40~44歳:485.2万円
45~49歳:565.2万円
製造:444.7万円
40~44歳:442.5万円
45~49歳:447.0万円
飲料・タバコ・飼料製造業:503.9万円
40~44歳:529.4万円
45~49歳:478.5万円
繊維工業:307.0万円
40~44歳:298.1万円
45~49歳:316.0万円
40代全体の平均年収は416万円なので、宮城県の平均は低いです。
参考:40代の平均年収を詳しく解説します。
宮城県の50代の平均年収
宮城県の50代の平均年収をそれぞれ年齢と、男女・産業に分けて算出してみました。
50代の平均年収:515.5万円
【年齢】
50~54歳:514.4万円
55~59歳:516.6万円
【男女別】
男性と女性だと
50代男性の平均年収:554.4万円
50~54歳:539.2万円
55~59歳:569.6万円
50代女性の平均年収:343.8万円
50~54歳:352.7万円
55~59歳:335.0万円
【産業別】
鉱業,採石業,砂利採取業:371.4万円
50~54歳:433.2万円
55~59歳:309.6万円
建設業:624.4万円
50~54歳:606.1万円
55~59歳:642.7万円
製造:460.2万円
50~54歳:459.5万円
55~59歳:460.9万円
飲料・タバコ・飼料製造業:551.9万円
50~54歳:471.1万円
55~59歳:632.7万円
繊維工業:306.35万円
50~54歳:290.8万円
55~59歳:321.9万円
50代全体の平均年収は全体の平均より低いです。
参考:50代の平均年収を詳しく解説します。
宮城県の市町村平均年収ランキング
宮城県にある35の市町村。それぞれ平均所得額を算出しており、そこからランキングにしてみました。
宮城県は仙台市を中心に発展しており、輸送用機械や石油製品の生産などが盛んにおこなわれています。
1位は仙台市で平均年収は347.2万円でした。
仙台の年収は大都市としてはあまり高くはないですが、東北地方は全体的に所得は低いので東北地方の中ではかなり高い部類に入ります。
順位 | 市町村 | 平均年収 |
1位 | 仙台市 | 347.2万円 |
2位 | 富谷市 | 342.9万円 |
3位 | 女川町 | 322.1万円 |
4位 | 名取市 | 319.2万円 |
5位 | 利府町 | 315.2万円 |
6位 | 多賀城市 | 299.1万円 |
7位 | 岩沼市 | 295.2万円 |
8位 | 大和町 | 287.1万円 |
9位 | 石巻市 | 284.3万円 |
10位 | 七ヶ浜町 | 280.1万円 |
11位 | 大河原町 | 278.5万円 |
12位 | 東松島市 | 274.0万円 |
13位 | 大崎市 | 273.8万円 |
14位 | 塩竈市 | 271.0万円 |
15位 | 柴田町 | 268.6万円 |
16位 | 気仙沼市 | 267.1万円 |
17位 | 亘理町 | 266.4万円 |
18位 | 大衡村 | 264.1万円 |
19位 | 南三陸町 | 263.4万円 |
20位 | 松島町 | 263.3万円 |
21位 | 角田市 | 262.5万円 |
22位 | 美里町 | 260.1万円 |
23位 | 加美町 | 257.5万円 |
24位 | 白石市 | 257.4万円 |
25位 | 登米市 | 257.3万円 |
26位 | 栗原市 | 255.7万円 |
27位 | 村田町 | 255.0万円 |
28位 | 蔵王町 | 254.2万円 |
29位 | 山元町 | 250.9万円 |
30位 | 大郷町 | 249.7万円 |
31位 | 色麻町 | 247.8万円 |
32位 | 丸森町 | 244.3万円 |
33位 | 涌谷町 | 241.6万円 |
34位 | 川崎町 | 238.9万円 |
35位 | 七ヶ宿町 | 236.9万円 |
宮城県のアルバイト時給ってだいたいどのくらいなの?
宮城県のアルバイトの平均は、781円でした。
平均時給:900円
最低時給:772円
職種別にみてみると、 全職種:888円 飲食系:887円 営業・オフィス系:834円 販売系:922円、配送:物流系:879円 サービス系:918円
以上が、宮城県の大よその平均になります。
宮城県の有名企業
宮城県にある有名企業は下記となっています。
・東北電力株式会社
業種・電気やガス業
仕事内容:青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県の東北地方6県と新潟県を営業区域とする電力会社
・カメイ株式会社
業種・石油やLP卸し業
仕事内容:仙台に本社がある東北最大の石油やLP卸し業者で、清涼飲料の製造受託などや住宅関連事業なども展開
・株式会社ユアテック
業種・建設業
仕事内容:青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県の東北地方6県と新潟県を営業区域とする東北電力グループの総合設備会社
・株式会社七十七銀行
業種・銀行業
仕事内容:宮城県仙台市に本店がある東北地方6県で最大手の地方銀行で、宮城県内のほとんどの自治体の指定金融機関
宮城県で働くならどのあたりがいい?
2018年3月時点の宮城県の求人倍率は1.46で高水準で推移していますが、最も求人倍率がいい地域は大和町で平成28年で1.67でした。
仙台市は平成28年の求人倍率が1.59でしたが、宮城県で働くならばさまざまな業種が集まっている仙台市がいいと思われます。
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