ファッションコーディネーターの年収を詳しく解説します！410万円が口コミの平均でした

ファッションコーディネーターの年収や給料など詳しく解説します！

ファッションコーディネーターの年収に興味がある方のための役立つ情報を紹介

ファッションコーディネーターの平均年収はどれくらい？

実際にファッションコーディネーターで働いている人の口コミをもとに調査した結果、平均年収はおよそ410万円になることが分かりました。
平均年収の推移は390万円から440万円。
平均年収をもとに算出した平均月収はおよそ26万円～となりました。

ファッションコーディネーターでバリバリ稼いでいる人は、年収が600万円を超えるケースもあります。

ファッションコーディネーターが活躍するのは、主にアパレル業界の現場です。
・お店のディスプレイ
・商品の販売促進戦略の現場

ちなみに、ファッションコーディネーターという職種名での求人は少なく、【アパレルの企画】や【アパレルに関するマーケティング】という内容で求人募集が出ます。
新卒でファッションコーディネーターの仕事についた場合、初任給の相場はおよそ18〜20万円ほど。
年2回4ヶ月分のボーナスと仮定して年収を算出すると288〜320万円ほどとなります。

基本的に新卒でも中途でも正社員求人が多い傾向にあります。
ただ、実際に働いてみたらお店の販売員としての求人だった…というケースもあります。
求人募集の内容はしっかり確認すべきです。

ファッションコーディネーターとして転職する場合、実績や経験をアピールできれば平均年収500〜600万円前後にまでキャリアアップする可能性もあります。

【比較】ファッションコーディネーターは経験でどれくらい年収の差が出るの？

ファッションコーディネーターはファッション業界・アパレル業界のさまざまな場所で仕事があります。
新人か中堅かベテランか、知名度によっても年収の差が出てくるのでキャリアアップすればするほど年収もUPします。

新人・中堅・ベテランの年収差
ファッションコーディネーターとして経験と実績と知名度がUPすると…年収600万円超えのケースも。
中堅ファッションコーディネーターとして活躍すると…380万円～450万円と年収UP。
新人ファッションコーディネーターだと…288万円～320万円


先ほどもご紹介しましたが、ファッションコーディネーターとしての求人募集は滅多になく、ほとんどが
・アパレルやファッション関連の企画
・アパレルやファッション関連のマーケティング
という内容で求人募集が出されます。
新卒や新人でファッションコーディネーターの仕事に就くとなると、初任給18〜20万円ほど、ボーナス込みの平均年収は288〜320万円ほどとなります。
新人から中堅になるまで働き続ければ、年収もUPして380〜450万円達成も実現可能です。

またある程度ファッションコーディネーターとしての経験を積めば年収380万円～450万円達成も可能です。
さらに経験と実績を積んで独立開業し、事業が軌道にのれば年収600万円達成も夢ではありません。

執筆・監修者　
平均年収.jp　編集チーム

外資系出身者・職業紹介本原作者、専門ライター、キャリアコンサルタント・大手出版社などのメンバーが参画
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ファッションコーディネーターの年齢別年収予想推移と給与ボーナス予想推移

各年齢を5歳刻みで年齢による年収や月額給与・ボーナスを厚労省の統計と照らし合わせてみたところ
最大年収を迎える50代の年収が492.984万円となりました。
またファッションコーディネーターで働き盛りの30代の年収はおよそ365.6298万円あたりと推測されます。
それでは全体の年齢別年収推移をみてみましょう。

※平均年収と国税庁の年齢別階層年収との比率で独自で算出した結果になっております。
※ボーナスは夏冬合わせた4か月分で算出してます。
※年俸制は対応していないため年収を12で割った数値が予測数値となります。

ファッションコーディネーターの都道府県別（東京大阪名古屋福岡等）平均年収

年収は地域により変動します。ファッションコーディネーターの平均年収を各都道府県の平均年収と照らし合わせた地域別の年収を算出しました。 上から北海道下は沖縄県までとなっています。ご覧ください。

比較してみると、一番年収が高い東京都のファッションコーディネーターの年収が、およそ574万円。
一番低い沖縄県の年収が328万円 となり246万円の年収差ができています。

ファッションコーディネーターの大卒・短大卒・高卒の年収予測

厚労省が出している賃金統計の学歴差年収を基準として、平均年収や業種の規模間などから一番年収差がつく50歳の時の年収で、大卒 高卒までの年収を予測してみました。※予測値となるため実際のデータとは違う可能性があります。

※厚労省が算出した賃金統計調査から平均的な賃金比率を税理士が割り出し、それを元に計算した予測結果となっております。

ファッションコーディネーターの30代・40代・50代の年代別年収

ファッションコーディネーターの年代別年収は、年齢別年収推移より
30代の年収が約353万円～（推定）
40代で411万円～（推定）
50代で493万円～（推定）
30代～50代までの年収増加は約140万円以上となっています。

※国税庁・厚労省の賃金推移の比率と、業界ごとによる賃金補正値・税理士が算出した比率から算出した予想になっております。あくまでも予測のためご自身でご判断ください。

ファッションコーディネーターの推定生涯年収（生涯賃金）を詳しく解説！

上記の平均から算出してみたところ推定17,665万円となりそうです。
日本の平均生涯賃金が17,881万円なので、平均生涯賃金からの増減は-216万円です。
※新卒から定年まで働いたものとして予測算出しております。

ファッションコーディネーターの男性女性別での平均年収

ファッションコーディネーターの年収の平均を男女それぞれの40代の平均年収基準と統計を掛け合わせて予測算出しました。

ファッションコーディネーターとして年収1000万円を達成する方法・働き方とは？

現在、日本のサラリーマンの平均年収がおよそ400万円。
ファッションコーディネートも中堅レベルになればそのくらいの年収が見込めます。
仕事として販売促進やデザインでの経験と実績、勤続年数が増えれば昇格での年収UP、昇給もあります。
アパレル関連企業のファッションコーディネーターの職に就けば、会社によっては年収1,000万円達成も可能性があるのです。
ただ、現在日本のファッション・アパレル業界は厳しい状況にあります。
年収1,000万円達成も不可能ではないけれど、実際にそこまで到達できる可能性は低めです。

ファッションコーディネーターとして年収をUPさせるために独立・開業というルートもありますが、平均年収が600万円以上ということなので、年収1,000万円はさらに何かをプラスするべきでしょう。

ファッションコーディネーターが活躍する場所の一例

ファッション・アパレル業界で活躍している企業の、ファッションコーディネーター求人の一例をご紹介します。
●A企業
1998年設立、上場企業。
<企業の事業内容>
10〜20代女性をターゲットとした商品を、ECサイトやショッピングモールで展開中。
オリジナル商品販売、雑誌モデルの着用するバッグ・ウェア・シューズ・アクセなどをコーディネート。

<求人内容>
・高卒以上でもOK
・ファッション業界経験ありの方
・月給は17.9万円から(経験・能力を考慮)

B企業は全国のデパートで婦人服を展開する企業で、新卒ファッションコーディネーターの求人を出していました。
企業ブランドの販売促進やマーケティングが主な仕事内容です。

求人募集を出している企業の募集条件をチェックしたところ
・大卒の企画部門なら初任給19万〜
・短大、専門卒の初任給は18万〜
という結果でした。

ファッションコーディネーターの詳しい仕事内容・業務内容は？

ファッションコーディネーターという職業は、実際にどんな仕事・業務をするのかご紹介します。
・働く場所は主にアパレル関連企業やメーカーやブランド、デパートなどに展開している服飾店
・ファッションデザイナーへの企画、提案
・季節ごとに展開するイベントや展示会などの企画
・市場動向や流行調査などのマーケティング
・ブランドイメージUP戦略
・自社店舗のディスプレイ提案や指導
・仕入商品の確認
自社ブランドやアパレル店舗に関連した業務をこなします。

ファッションコーディネーターになる方法！資格や難易度はどれくらい？

ファッションコーディネーターに必須な資格は特にないものの、就職が圧倒的に有利となるポイントをおさえておきましょう。
・専門学校や短大のビジネス科やスタイリスト科、デザイン科などに進み基礎を学ぶ
・大学の家政科で基礎を学ぶ

ファッションコーディネーターが持っていると有利になる資格はこちら。
・カラーコーディネーター検定
・ファッションビジネス能力検定
通信講座でも取得可能です。

ファッションコーディネーターになる方法ですが、そもそもファッションコーディネーターの求人は数がとても少ないのが現状です。
企業のデザイン課で担当する企画や販売促進での求人が多いので、企画や販促で経験や実績を積んで、ファッションコーディネーターを目指すのが定番ルートと言えます。
ファッションコーディネーターになるためには特別な資格やスキルは必要ありませんが大学の家政科や、専門学校のスタイリスト科やビジネス科でファッションやマーケティングなどを学ぶほうが就職する際に有利になります。

ファッションコーディネーターはスタイリストと同じ？年収に差はあるの？

ファッションコーディネーターはスタイリストと同じ仕事だと勘違いしている人もいますが、実際の業務は全く異なります。
<スタイリストの仕事>
・有名人や俳優、モデルなどの着用するものをコーディネートする職業

ファッションコーディネーターが実際に現場で誰かをコーディネートする機会は少なく、主にファッション・アパレルのマーケティングやイベントの企画に携わります。

年収については、どちらも本人のスキルや経験・実績が影響します。

ファッションコーディネーターの年収の本音

実際に現在働いている方に年収の本音を聞いてみました。

20代　勤務先：大手アパレルメーカー

年収は330万円です。
ファッション業界で働きたかったので、今の会社に就職しました。
販売促進部門が求人を出していたので応募し採用。
今担当しているのは、ブランドイメージUPの戦略や市場動向のリサーチです。
うちの会社は10〜20代女性をターゲットにしています。
流行に関して常にアンテナを張っている必要があり、ニーズの変化も敏感に察知しなければなりません。

30代　勤務先：デパート

年収は389万円です。
デパートの企画課で働いています。
ファッションコーディネーターが担当する業務はシーズンごとの企画・イベントの企画運営ですね。
テナントディスプレイに関する相談にも対応しています。
東南アジアや中国からのお客様も多いので、国内だけでなく海外市場も常にチェックしています。

執筆・監修者　平均年収.jp　編集チーム
平均年収.jp編集部

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