スポーツトレーナーの平均年収

スポーツトレーナーの平均年収に興味がある方のための基礎知識

スポーツトレーナーの年収

スポーツトレーナーの年収

平均年収:570万円でした。
平均給料:35万円~47万円

スポーツトレーナーの平均年収の範囲はおよそ300万円~800万円
最大年収:2000万円以上

スポーツトレーナーの業種別年収

スポーツトレーナーは様々な業種でも活躍します。そこでいくつかの業種でどのくらい年収が違うのか調査してみました。

プロスポーツチーム:300万円~1000万円
実業団チーム:300万円~650万円
スポーツジム:340万円
整体院:290万円


プロ野球やサッカーのJリーグやバスケットボールのbjリーグなどプロチームには必ず専属のスポーツトレーナーがいて、主に選手のフィジカルトレーニングやコンディショニングの指導やサポートを行っています。
プロチームでなくても全国クラスの実業団チームや、最近では大学や高校などのチームでも、スポーツトレーナーと契約しているところが増えてきています。
ただプロチームとは違って、ほとんどのアマチュアのチームはスポーツトレーナーと契約する余裕がないので、スポーツトレーナーの活躍する場はスポーツジムなどに所属するなど限られています。 そのためスポーツトレーナーの年収には、かなりの格差が見られるのが現実です。

スポーツトレーナーの年齢別年収を解説

スポーツトレーナーの年齢別年収をみてみましょう。
各年齢を5歳刻みで算出しました。
最大年収を迎える50代の年収が684万円でした。
またスポーツトレーナーで働き盛りの30代の年収はおよそ507万円になります。
それでは全体の年齢別年収をみてみましょう。

年齢 平均年収 給与
20~24歳 325万円 20万円
25~29歳 405万円 25万円
30~34歳 445万円 28万円
35~39歳 507万円 32万円
40~44歳 570万円 36万円
45~49歳 638万円 40万円
50~54歳 684万円 43万円
55~59歳 678万円 42万円
60~65歳 462万円 29万円


チャット右画像

ヨシコ

平均年収と国税庁の年齢別階層年収、独自に集計している年収査定の結果を総合して算出した算出した結果になっております。

年収査定

スポーツトレーナーの年収層をピラミッドで分析

スポーツトレーナーはどの年収層にいるのかを年収ピラミッドで予測してみました。あなたの年代と是非比較してみてください。

スポーツトレーナーの20代の年収層
スポーツトレーナーの20代の年収ピラミッド
スポーツトレーナーの30代の年収層
スポーツトレーナーの30代の年収ピラミッド
スポーツトレーナーの40代の年収層
スポーツトレーナーの40代の年収ピラミッド
スポーツトレーナーの50代の年収層
スポーツトレーナーの50代の年収ピラミッド

スポーツトレーナーの男性と女性の年齢別年収の違い

では次にスポーツトレーナーは性別によってどのくらい年収が変わるのかを比較してみました。

年齢 男性 女性
20~24歳 458万円 295万円
25~29歳 470万円 355万円
30~34歳 439万円 345万円
35~39歳 454万円 403万円
40~44歳 506万円 449万円
45~49歳 580万円 516万円
50~54歳 642万円 574万円
55~59歳 636万円 568万円
60~65歳 408万円 362万円
チャット左画像

ミナミ

スポーツトレーナーの男女差がいちばんつくのは50代といわれています。

スポーツトレーナーの主任・係長・課長・部長の役職者の年収

では次にスポーツトレーナーの主任・係長・課長・部長の役職者の年収・給与を見てみましょう。

役職 平均年収 平均月額給与
主任 489万円 31万円
係長 609万円 38万円
課長 804万円 50万円
部長 889万円 56万円

※厚生労働省の賃金統計基本調査と平均年収jpで行っている年収査定のデータ比率から独自で算出した結果になっております。

スポーツトレーナーの大企業・中企業・小企業それぞれの年収・給与・ボーナス推移

大企業・中企業・小企業で働くスポーツトレーナーの年収の差を厚生労働省の企業規模比率と掛け合わせ算出してみました。

企業規模 平均年収 給与
大企業のスポーツトレーナー 661万円 41万円
中企業のスポーツトレーナー 547万円 34万円
小企業のスポーツトレーナー 496万円 31万円

厚生労働省の企業規模比率から独自で予測算出をした結果が上記となります。

スポーツトレーナーの企業規模別年収

スポーツトレーナーの都道府県別(東京大阪名古屋福岡等)平均年収

県によって物価も違うのですべての都道府県で同じ給与や年収だとは言えません。都道府県別に年収をみてみるとどのくらいになるのでしょうか。 国が出した都道府県の平均給与比率と年収査定結果・各都道府県のスポーツトレーナーの平均年収を掛け合わせて独自に算出しました

チャット右画像

マリン

厚労省の比率と年収査定で取得したビッグデータ、さらには国がだしている平均値を掛け合わせた独自結果になっています。
都道府県 平均年収
北海道 513万円
青森 456万円
岩手 513万円
宮城 570万円
秋田 456万円
山形 513万円
福島 513万円
茨城 570万円
栃木 570万円
群馬 570万円
埼玉 513万円
千葉 570万円
東京 798万円
神奈川 627万円
新潟 513万円
富山 513万円
石川 570万円
福井 570万円
山梨 513万円
長野 570万円
岐阜 513万円
静岡 570万円
愛知 627万円
三重 570万円
滋賀 570万円
京都 570万円
大阪 684万円
兵庫 570万円
奈良 570万円
和歌山 513万円
鳥取 513万円
島根 513万円
岡山 570万円
広島 570万円
山口 570万円
徳島 570万円
香川 513万円
愛媛 513万円
高知 513万円
福岡 570万円
佐賀 456万円
長崎 513万円
熊本 513万円
大分 513万円
宮崎 456万円
鹿児島 513万円
沖縄 456万円
チャット左画像

アイミ

スポーツトレーナーに関しては国内でも東京と沖縄だと差がつくようです。

スポーツトレーナーで年収1000万円以上稼ぐには?

スポーツトレーナーで年収1000万円以上稼ぐにはフリーランスのスポーツトレーナーとして、プロ野球チームやJリーグやbjリーグなどプロチームと契約して実績を積む必要があります。
選手から欠かせない存在と思われるくらい実績を積み、チームからの信頼を得ることが大事です。
またアメリカの大リーグなどでは個人でスポーツトレーナーと契約している選手も多く、日本のプロスポーツ選手もスポーツトレーナーと契約しているケースが増えています。

さらにアメリカのスポーツトレーナーなどは、複数のアマチュアチームと契約して年収1000万円以上を稼いでいます。
日本でも実績があれば複数のチームと契約して、年収1000万円以上を稼ぐことは夢ではありません。

平均年収が高い仕事内容

平均年収が高い仕事内容

プロチームの専属になったりすれば平均年収が1000~2000万となったり、有名選手につくこともできます。

独立、開業してジム経営するのもひとつの手段かもしれませんね。
スポーツトレーナーの種類は、
ライフセーバー
スキー指導員・スキー準指導員
アスレティックトレーナー
スクーバダイビングインストラクター
ダンス教師
スイミングインストラクター
ゴルフインストラクター
スポーツプログラマー
などがあります。
とくにアスレチックトレーナーや野球選手のトレーナーなどが平均年収が高いようです。

仕事内容

スポーツトレーナーとは、水泳、野球、サッカー、陸上競技、その他プロスポーツ全般における競技で、ケガをしないよう、またパフォーマンスをより向上させる、その他精神的なことの指導やケア、育成などを行う専門的な人のことです
また、練習中の事故、病気、ケガなどの予防のためのアフターケアや早期のケガの回復を、食事やマッサージで緩和したりなど、スポーツ選手が最高の力を出せるために最善を尽くす事もスポーツトレーナーの役割です。

雇用状況

アスレティックリハビリセンター、スポーツ施設、スポーツ専門医療機関、トレーナー派遣企業、トレーニングジム、フィットネスクラブ、企業のスポーツチーム、健康増進施設などで雇用があります。
求人情報等によく掲載されているのでチェックしてみるのがいいかもしれません。

利点

体の改善のアドバイスをするために人に喜ばれやすい仕事です。
とくに専属のトレーナーになると、自慢もできるようです。TV出演や、雑誌出演、はたまたネットでの出演もあるそうです。

スポーツトレーナーになるには?

ポーツトレーナーになるためには、医療系の専門学校や大学の体育学部などでスポーツトレーナーとしての専門の知識や技術を学んで資格を取得し、卒業後には接骨院や整骨院、鍼灸院、治療院などに勤めて更に実践的な技術や知識を深めていきます。
具体的なものであれば、健康運動指導士という資格があります。
受験資格は、4年制体育系大学(教育学部体育系学科を含む)の卒業者または卒業見込み者など。
・健康運動指導士の資格取得には、健康運動指導士養成講習会を受講した後、健康運動指導士試験に合格し、さらに健康運動指導士台帳に登録する必要があります。
・健康運動指導士の仕事、アルバイトには、求人・募集もかなりあり、求人情報にはチェックしておきましょう。
この資格は、合格率も8割と相当いいです。

一流のスポーツトレーナーになる為にはより多くのスポーツ選手や患者さんに直接触れて、あらゆる経験を積んでいく努力が必要となります。
スポーツトレーナーとして一人前になるためには多くの選手をトレーニングしたり、身体のケアを日々おこなってコツコツとやり続けていく必要があります。
そのような修行期間は治療院や鍼灸院などに勤務していても待遇の悪いところも多く、給料も思うほどもらえないところが多いでしょう。
ですが、その期間を修行と割り切ってコツコツと頑張っていけば、いずれはスポーツトレーナーとしての自信を持つ事ができるようになるでしょう。
年収もなかなかいいので、プラス柔道整復師や整体師の資格をとっておけば開業もできます。併用できるお仕事なのでスポーツ好きな人は目指してもいいかもしれません。

執筆・監修者 平均年収.jp 編集チーム
平均年収.jp編集部

外資系出身者・職業紹介本原作者、FP資格保有者・専門ライター、キャリアコンサルタント・大手出版編集者などのメンバーが参画
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